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【2/11】地域の“おもろいわ”を掘り起こす「おもろいわ西淀川 大集合!」

あおぞら財団では、西淀川の“おもろいわ”を掘り起こして楽しむ試みを、
地域で、ウェブ上で、企画してきました。
ウェブサイト  https://aozora.or.jp/omoroiwa/
Facebookページ https://www.facebook.com/omoroiwa
それは西淀川の大気汚染公害の経験を「なかったこと」にするのではなく、
西淀川のまるごとを受けとめて誇りを持って暮らしたい、
そのために西淀川の良さや面白さを共有したいという思いからです。
「おもろいわ西淀川」をはじめて3年。
西淀川の“これまで”をどう受け止め、
“これから”をどうつくっていくことができるか?
改めて考える機会を持ちたいと思います。
ゲストに(一社)あがのがわ環境学舎の山崎陽さんをお迎えし、
新潟水俣病を経験した阿賀野川流域各地で地域の方々と一緒に
実情や本音を語り合う小さな寄り合い「ロバダン!」を積み重ねてこられた、
経験について伺います。
みなさんのご参加、お待ちしています!
大和田止まり木押しボタン大和田黒字看板御幣島激安自販西淀病院ツンデレガール

あおぞら財団では、西淀川の“おもろいわ”を掘り起こして楽しむ試みを、
地域で、ウェブ上で、企画してきました。

ウェブサイト  https://aozora.or.jp/omoroiwa/

それは西淀川の大気汚染公害の経験を「なかったこと」にするのではなく、
西淀川のまるごとを受けとめて誇りを持って暮らしたい、
そのために西淀川の良さや面白さを共有したいという思いからです。

「おもろいわ西淀川」をはじめて3年。

西淀川の“これまで”をどう受け止め、
“これから”をどうつくっていくことができるか?
改めて考える機会を持ちたいと思います。

ゲストに(一社)あがのがわ環境学舎の山崎陽さんをお迎えし、
新潟水俣病を経験した阿賀野川流域各地で地域の方々と一緒に
実情や本音を語り合う小さな寄り合い「ロバダン!」を積み重ねてこられた、
経験について伺います。

みなさんのご参加、お待ちしています!

日 時:2015年2月11日(祝・水)11:00~15:00
会 場:大阪市立西淀川区民ホール 2階 会議室3・4
http://nishiyodogawa.net/hall/access.html

参加費:無料
*昼食申込み可(要予約。大阪ハラールレストランのお弁当をご用意します。600円)
*託児あり(要予約、無料。1階和室で託児を行います)

【内容】
○午前(11:00~12:30)
・Facebookページ「おもろいわ西淀川 アワード2014」発表!
・「おもろいわ西淀川」の楽しみ方 など

○昼食交流会(12:30~13:15)
*ハラール弁当をご希望の方は事前にお申込みください(一個600円)

○午後(13:15~15:00)
・お話「『ロバダン!』ってなにしてる? 本音を語る小さな寄り合い」
ゲスト:山崎陽さん(一般社団法人あがのがわ環境学舎)

・これからの西淀川をどう楽しむ? など

主 催:あおぞら財団
申 込:あおぞら財団までご連絡下さい
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

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企画運営委員(敬称略)
小田康徳(大阪電気通信大学)
高田研(都留文科大学)
西村仁志(広島修道大学)
清水万由子(龍谷大学)

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 | 地域づくり | おもろいわ西淀川 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2015/01/23(金) 20:15

「西淀川公害と私たちの環境」の授業を実施しました(12/18)

あおぞら財団では西淀川公害の授業のお手伝いをしています。

2014年12月18日には、西淀川高校の3年生を対象に、「西淀川公害と私たちの環境」と題し、授業をしました。3時間の授業です。

1時間目は西淀川公害についてのお話です。1
まずは、公害病の苦しみとして、ぜんそく発作に苦しむ患者さんの映像や、若くして亡くなった南竹照代さんのお話を紹介しました。その辛さを想像したのでしょうか‐より真剣な表情で聞き入る生徒もいました。
続いて、西淀川大気汚染公害を説明。裁判が20年続いた話や、「手渡したいのは青い空」という願いを実現するために公害裁判の和解金であおぞら財団を設立したことなどを伝えました。
その上で、現在の公害問題としてアスベストによる公害問題や、中国の大気汚染公害等を提示。協力して公害や環境問題の解決にあたることの大切さの事例として、西淀川高校からはじめた取り組みが地域にひろがった、「菜の花プロジェクト」による市民の人たちの環境まちづくりの取り組みや、同じく西淀川高校のエコ部と中国NGOの交流などを交えながら、を紹介しました。

2時間目は、公害患者さんの語り部です。
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西淀川公害患者と家族の会より、語り部として平田和子さんにお話頂きました。同会の上田敏幸事務局長もあわせて説明などをしてくださいました。
平田さんは1948年生まれ。淀川区の塚本に住む気管支ぜん息の公害患者さんです。
子供の頃から発作が出ていたのですが、病気があっても、男の子にも負けない活発で元気な子どもだったそうです。
一時は落ち着きましたが、27歳頃から再びひどくなり薬がないと生活できない程になったそうです。
麻酔薬にぜんそく患者が発作を引き起こす物質を含んでいるため、一般の人では問題なくできる手術が命がけになってしまうといったぜんそく患者のご苦労も、ご紹介頂きました。
グループごとに平田さんへの質問を考え、2時間目が終了しました。
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とても辛い体験談を、持ち前の明るいキャラクターで語る平田さん。
終了後の休み時間も生徒が平田さんの周りをとりかこみ、話がはずんでいました。
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エコ部の部員と握手で記念撮影。

=====
3時間目は、「環境問題と私たち」と題したワークショップです。進行はあおぞら財団、栗本です。
まずは、各グループごと平田さんへの質問を紙に書き、ホワイトボードに張り出しました。

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2 (1)

いくつか紹介します。
ぜんそくは遺伝するのか?という質問には、
・公害病は遺伝するわけではなく環境による原因ということを財団から伝えました。
今と昔の環境の違いについては、
・「今はずいぶんきれいになった。」と平田さん。

平田さんの明るい性格に触発されたのか、楽しく生きるコツは?、元気の秘訣は?といった質問や、好きな芸能人や動物は何か?といった質問も。すっかり人気者ですね。

つづいて、「西淀川再生プラン」を説明。この地図は1991年3月、西淀川公害患者と家族の会が、裁判闘争の成果を公害のないまちづくりとして発展させようと作成、発表したものです。 「手渡したいのは青い空」というスローガンで裁判を闘ってきた患者さんたちの未来への願いがこめられた1枚です。

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P1070622

①環境、②福祉、③まちの歴史の観点で何が書かれているのかをよみとります。どんな願いが込められていると思うか、興味を持ったのはどこかグループで、話し合いました。
グループごとの発表では、様々な気づきが寄せられました。
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今回授業にあたり、「西淀川公害」を伝えることはもちろんですが、これから社会に出る高校生に、社会の課題とどう向き合うかを考えてほしいという願いをこめて企画しました。
後日、担当の先生から生徒たちの感想を全部おこしたものを送ってくださいました。
西淀川公害に対する驚きや発見、平田さんを思いやるものや、環境を良くするための意見などもあり、高校生のみずみずしい感性でしっかり受け止めてくれていたことを伺わせるものでした。学んだことから他者や地域を思うその態度に、これから社会に出る西淀川高校の生徒たちをとても頼もしく感じました。

(小平)

Filed under: 環境学習 | あおぞらプラン | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2015/01/21(水) 18:32

1/15(木)楽らく呼吸会(千北診療所)で禁煙の勉強をおこないました!

2015年1月15日(木)、千北診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回は西淀病院から薬剤師の森さんを講師に迎え、禁煙についての勉強を行ないました。参加者は13人(内、患者さん9名(家族の方を含む)、薬剤師1名、スタッフ3名)でした。

雨模様のお天気で、足を運びにくいかな…と心配していましたが、いつもお馴染みのメンバーが揃い、また、初参加の方や久しぶりの方もおられ、みんなで元気に集えたことを喜びあいました。

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講師の森さんは、西淀病院やのざと診療所の職員さんが集まり禁煙対策に取り組んでいるグループ・通称「ATB(あかん! たばこ! ぼくめつ!)」のメンバー。ATBでは、学校へ禁煙についての話をしにいったり、病院の周りの溝にタバコの吸い殻がどれくらい落ちているかチェックするなどの取り組みをされているそうです。自分は喫煙していないけど周りで吸っている人がいて喫煙をやめてほしいな、と感じている人も、今日勉強したことを伝えていってもらえたら…ということで、お話してくださいました。

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【タバコに含まれる3大有害物質】
・ニコチン→中毒を引き起こす、血流を悪化させる
・タール→強力な発がん物質
・一酸化炭素→酸素不足や息切れを引き起こす

このようなタバコを吸うことによって、さまざまな病気のリスクが高まります。呼吸器の病気であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)はもちろんですが、一見関係がなさそうな病気の発症にも影響する可能性が高まる、ということです。「白内障のリスクがあるなんて意外だった」と話す人も。また、低出生体重や乳幼児突然死症候群など、子どもへの影響のリスクもあります。

そして、受動喫煙についても学びました。タバコは、吸っている人だけではなく周りにいる人にも影響を与えます。驚いたのは、副流煙(タバコの先端が燃えて立ち上がる煙)は、主流煙(喫煙者が口から直接吸う煙)よりも有害物質が多く含まれている、ということです。例えば、酸素不足を招く一酸化炭素は、主流煙の5倍近くにあたる量が副流煙に含まれているそうです。

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その他に、禁煙補助剤(タバコをやめやすくする薬)の紹介もありました。

参加している患者さんたちからもいろいろなお話が出ました。

体の異変をきっかけに禁煙して40年たつという人や、(非喫煙者で)自分の体調が悪い時、タバコからの煙は絶えることができても部屋に残ったタバコのにおいをしんどく感じることがある、という患者さん。

また、タバコを吸う人が減るとタバコ農家の生活が立ち行かなくなるのでは…という声や、タバコの歴史についての話、「タバコの葉を乾燥させる仕事を手伝っていたことがある」「昔はタバコの葉の畑もいっぱいあったなあ」「戦後は、タバコも配給制だった」という話まで、健康という面からだけではなくいろいろな角度からタバコについて考える時間にもなり、興味深かったです!みなさん活発に発言されていました。

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禁煙は、呼吸器疾患の患者さんにとって非常に重要で、治療の第一歩。禁煙したいけどなかなかできない…という人は、禁煙外来のある医療機関に相談するのも一つの方法ですね。森さんより、「禁煙は、何度でも挑戦できるのがいいところ」という言葉もありました。家族や友人など、周囲の人からの声かけも有効な方法といえます。

喫煙する人もしない人も、呼吸器の疾患をかかえる人もそうでない人も、みんなで一緒に禁煙について考えていくことは大切だと感じました。

開催後のアンケートでは、9人中7人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、9人中4人が呼吸リハビリなどの運動を【毎日している】、2人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に「とてもわかりやすくて、禁煙外来に行ってみようか…と思いました」といった感想がありました。

少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

 ■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…2月13日(金) 14:00~15:30(薬について)
・千北診療所……3月19日(木) 14:00~15:30(薬について)
・姫島診療所……3月20日(金) 14:30~16:00(薬について)

 
吉田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2015/01/16(金) 17:11

【開催中止のお知らせ】1/16(金)楽らく呼吸会

姫島診療所にて、1月16日(金)に開催を予定していた楽らく呼吸会は急遽中止となりました。
次回、姫島診療所での楽らく呼吸会は、3月20日(金)14:30~16:00になります。

どうぞよろしくお願いいたします。

Filed under: イベント案内 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2015/01/15(木) 10:18

タンデム自転車を購入しました!(大阪でタンデム自転車を楽しむ会)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車を購入しました!

昨年、取り組んだクラウドファンディング「FAAVO大阪」では、おかげさまで多くの方々のご支援をいただき、目標額30万円を達成することができました。その節は、みなさま、ありがとうございました。

■プロジェクト名=視覚に障害のある方が気軽に乗れる自転車!「タンデム自転車」を広めたい!
■期間=2014年7月4日~8月7日
■サイト=http://faavo.jp/osaka/project/278

当初計画どおり、支援金にて、このたびタンデム自転車を購入いたしました。
ホールショットバイシクルTDM720といいます。

(写真)サザンカの木の前でタンデム自転車を撮影

(写真)サザンカの木の前でタンデム自転車を撮影。ちょっと下からのアングル

↑大野川緑陰道路で、うれしはずかし、お披露目の写真会(!?)

(写真)フレームに大阪でタンデム自転車を楽しむ会とFAAVO大阪の名前をシールで貼りました。

↑フレームにシールを貼りました。

これからは、タンデム自転車の走行会や、視覚障がい者の方々のパラスポーツなど、いろんな場面で活用していきます!

記・鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)
※あおぞら財団は大阪でタンデム自転車を楽しむ会の事務局です。

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | タンデム自転車 | 地域づくり — aozorafoundation 公開日 2015/01/09(金) 17:07
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