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歌島中学校 職場体験学習


9月8,9日の2日間、歌島中学校2年生の男子生徒3人、女子生徒2人の計5人があおぞら財団に職場体験実習に来ました。

*1日目*
午前中は、せっけん作り教室の準備のお手伝いとパソコンでブログ用の文章を打ち込む作業の二手に分かれました。
せっけん作り教室の準備では、主に材料を量る作業をしてもらいました。
パソコンの作業では、大阪経済大学ボランティア実習論の学生の手書きの感想文をブログにアップするためにパソコンに打ち込む作業をしてもらいました。

午後からは、広報用のチラシ類を組む作業をしてもらいました。
チラシがバラバラにならないようにクリップでしっかり留めます。
それと同時進行で、廃油キャンドルの燃焼実験も行いました。
※“廃油キャンドル”については*2日目*に詳しく載っています。

そのあとは手分けして、自転車の点検、キャンドル作り用のクレヨン削り、パネル作りをやってもらいました。

みんな初めて体験することばかりで、最初は要領をつかむのが難しかったようですが、徐々にコツをつかんで無事1日目を終えました。

*2日目*
職場体験実習2日目の午前は、せっけん作り教室本番のお手伝いとパソコンでのアンケート結果打ち込み作業を二手に分かれてやりました。

パソコンを今まであまり使ったことのない生徒は苦戦していましたが一生懸命がんばっていました。

せっけん作り教室では、主に用具をきれいに洗って片付けたり、せっけん作りの過程でペットボトルを振る作業をしたり、参加費の徴収など重要な業務も任されました。



午後からは、廃油キャンドル作りをみんなでしました。
“廃油キャンドル”というのは、家庭での使用済み天ぷら油を使って作るキャンドルのことで、来る12月22日に大野川緑陰道路で行われる「キャンドルナイト」で使うものです。

キャンドルの芯の部分になるタコ糸を三つ編みにする作業。
芯を太くすると火が大きくなります。

廃油を熱しながら刻んだクレヨンを入れて、色をつけます。


色のついた廃油を空きビンに流し込みます。
※油は熱いので慎重に

キャンドルも完成し、これで2日間の職場体験実習が終了となりました。
カラフルなかわいいキャンドルができました。

2日間という短い間でしたが、いろんな業務を体験してもらって、働くことの大変さややりがいを実感してもらえていたら幸いです。

今回、私達インターン生が指導をするということで、こちらもたくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
歌島中学校のみなさん本当にお疲れ様でした。

あおぞら財団インターン生 近畿大学3年 岡松成美


「淀川親子ハゼ釣り大会」の下見に行ってきました!


9月2日(木)に、今年で4回目となる「淀川親子ハゼ釣り大会」の下見に行ってきました。
あおぞら財団2名、緑陰道路サロン2名、ガールスカウト26団1名、インターン生4名の計9名が参加しました。

今年は去年の開催場所のJR神戸線下の釣り場ではなく、2号線淀川大橋北詰付近のグラウンド横の釣り場で行うことになりました。

まずは釣竿の点検をして、竿の先端に釣り糸をくくりつけます。
これがなかなか難しく、みんな苦戦していました。

釣竿の準備が出来たら、「ハゼ釣り」のスタートです!
緑陰道路サロンの天野憲一郎先生、西口勲先生に指導していただきました。

9月になってもまだまだ暑いですが、
曇り空だったので釣りには最適なお天気でした。

大きいのと小さいのを合わせて全部で8匹釣れました。

獲れたてのハゼをその場で天ぷらにします。
ハゼが釣り針を飲んでいては大変なので、頭と内臓を取ってきれいに洗いました。

天ぷらもきれいに揚がってみんなでハイチーズ!

このあと、お昼ご飯としていただきましたが、
カラッと揚がっていてとても美味しかったです。

下見をして気づいたことは、
トイレまで歩いて行くときに道路の交通量が多いので
車に気をつける必要があるということです。

そのほかにも、釣れるポイントとあまり釣れないポイントがあるので
本番の運も重要と言ったところでしょうか。

今回の下見で学んだことを活かして、
10月16日の本番も楽しくハゼ釣りに挑みたいと思います。

あおぞら財団インターン生 近畿大学3年 岡松成美





Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010/09/09(木) 16:42

西淀川交通まちづくりプロジェクト「西淀川の交通・移動について考えてみよう!」 参加者第2次募集


■2010年7月〜2011年3月まで、土曜日の午後、月に1回程度、あおぞら財団に集まっていただき、会議を開催します。
■第3回で、西淀川交通まちづくりプロジェクトの活動内容が決まりました。1つは視覚障害者の模擬体験会、もう1つは放置駐輪対策です。
■今回は、第4回〜第6回の参加希望者を募集します。
■第1回〜第3回に参加していない方も、興味のある方はぜひご参加ください。
■第7回以降については、日程が決定しましたら、再度募集いたします。
ちらしはこちら
http://www.aozora.jpn.org/pdf/10transportation_2.pdf

【プロジェクトの流れ】
※1〜3回は終了しました。
第1回:「お話&疑似体験! 車いすの視点でまちをチェックしよう」(7/17)
第2回:「お話&疑似体験! 視覚障害と高齢者の視点でまちをチェックしよう」(7/24)
第3回:「話合い:西淀川区の移動・外出について話し合おう」(8/21)
第4〜6回:「西淀川区内の移動・外出の現状について調べよう」
 ・視覚障害者の模擬体験会、放置駐輪対策について検討します。
 ・第4回 10月23日(土)13:30〜15:30
 ・第5回 11月13日(土)13:30〜15:30
 ・第6回 12月11日(土)13:30〜15:30
第7〜9回:「話合い:調べた内容の使い方について話し合おう」
 ・調べた内容、話し合った内容をどのように活かしていくのかを話し合います。
 ・2011年1 月〜 3 月に開催予定(計3回)

【対象者】西淀川区に在住、または西淀川区内に通勤・通学しておられる方で、
     交通まちづくりに取り組む意欲のある人
【主催】あおぞら財団(財団法人公害地域再生センター)

【申込み方法・締め切り】
・氏名、連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)、所属を記入の上、
 あおぞら財団に連絡をお願いします。
・締め切り:10月15日(金)

【連絡・問い合わせ先】
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
あおぞら財団(財団法人公害地域再生センター)
TEL: 06-6475-8885 FAX: 06-6478-5885  
http://www.aozora.or.jp/  Eメール: webmaster@aozora.or.jp

=======以下、申込事項=======
参加希望(  )内に○をしてください
 (  ) 10/23(土) 第4回
 (  ) 11/13(土) 第5回
 (  ) 12/11(土) 第6回

氏名(ふりがな)

職業・所属

電話番号

FAX

e-mail

ご要望など

======================




Filed under: 地域づくり | 西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/09/09(木) 12:11

中国調査視察 環境NGO、公害被害者・支援団体と交流「大気汚染経験情報発信事業」


平成22年度大気汚染経験情報発信事業として
2010年8月28日から9月2日までの間、中国環境NGOとの交流、中国における公害被害地域の視察のため中国に訪問しました。
この事業は我が国における公害経験やそれに関連する資料を中国側と共有するため、情報発信・人的交流を行なうものです。

8月28日
上海市宝山区月浦鎮鋼集団公司(以下、宝鋼公司)による汚染の被害者
許太生氏


昨年からの変化の内容について伺いました。
汚染の状況は変化していないこと、
汚染と被害の因果関係の証明が難しいために、
国の環境保護局が工場の運転をきちんと管理しているかどうかという視点で
裁判を起こすことにしたということを聞きました。

昨年の聞き取りの様子
http://aozorabsw.exblog.jp/11145923/

8月29日
上海根与芽青少年活動中心
http://www.jgi-shanghai.org/
鐘朕璽氏


国際的なNGO団体であるRoot&Shootの上海支部です。
内モンゴルでの植林や、
ボランティアを育成して、学校で環境教育の授業をしてもらっているそうです。
規模がすごくて、年間600人のボランティアを育成して
200校で環境教育の授業を実施しているとのこと。
1学期の間(中国は2学期制なので半年になります)週1回45分の授業を14回程度行うそうです。
他にも緑色評価といって、学生が企業に行って、紙の資源、空調、割り箸、ストローの無駄つかいなどを見て、評価をして報告書を書く活動もあります。
これらのプログラムはスタッフが独自に考えたそうです。

8月30日
ハルピンの現地調査

中国の黒竜江省にあるハルピン市の大気汚染の現場を見るために
セメント工場と化学工場を見学しました。



セメント工場まで行く道がドロドロでがたがた。
大型車も多く、何台かのタクシーに乗車拒否されたのですが
納得しました。
工場の周りに住宅が密集し、工場から粉じん被害があるだろうと推察されました。
また、何人かの住民にも聞き取りすることができました。

化学工場は近くまで寄ることができず、
被害の実態が見えませんでした。

ハルピンを横切る松花江の汚染も見てきました。




透明度が3センチ程度しかないように見えました。
それでも、水着を着て泳ぐ人たちもいました。

8月31日
北京に移動しました。
馬軍さん
公衆と環境研究中心

中国水汚染地図
http://www.ipe.org.cn/
中国大気汚染地図
http://air.ipe.org.cn/en/qyInfoEn.do
について伺いました。
各地方自治体のホームページで発表された汚染工場の情報を集めて
マップに落としているそうです。


中国はとても広いので、一つ一つ情報を集めるのはとても大変だと思いますし、
一つにまとまっていることでわかりやすくなっています。
また、サプライチェーンのネットワークを使って、
大企業に汚染企業との取引をやめるように呼びかけて汚染を改善させたりしています。
ぜひ皆さんもホームページをご覧ください。

中国政法大学公害被害者法律援助センター(CLAPV)
王燦発先生
戴仁輝先生
http://clapv.org/
中国でのアスベスト被害について質問したところ、
じん肺裁判として、炭鉱近くの住民の裁判を行ったという話を聞きました。


9月1日
環境科学技術研究中心
(環境友好公益協会から改名しました)
http://www.envirofriends.ngo.cn/
楊緯和氏

環境教育の漫才やプラスティック袋の軽減について活動をしている話を聞きました。

緑色龍江
http://www.greenlj.ngo.cn/
張亜東氏


環境教育の取り組みについて説明を受けました。
この写真はハルピンで使っているテキストです。

あおぞら財団で行っているフードマイレージと菜の花プロジェクトのことを説明し
中国でも取り組みませんかと呼びかけました。

日中友好環境保全センター
http://www.zhb.gov.cn/japan/
立場正夫氏
岡田美和氏
JICA中国事務所
http://www.jica.go.jp/china/office/index.html
坂元芳匡氏


日中友好環境保全センターとJICA中国で行っている「日中環境技術情報プラザ」設立の事業についてヒアリングしました。
また、あおぞら財団でこれまで翻訳した中国語資料を使ってもらえないかとお願いをしました。
__________________________

中国に行って個人的(林)に感じたことです。
中国のNGOはアイデア豊富で、活動している内容がとても面白かったです。
日本と中国で活動交流をすることで、両国の環境活動が活発になるのではないかと思います。
馬軍さんが「中国には資金も技術もある」とおっしゃっていたのが印象的です。
日本でも公害はなぜ起こったのかというと、技術がなかったわけではなくて
使わなかっただけの話です。
市民が環境を監視することで、公害を防止することが求められているのだと思います。
交流する中で市民力をお互いが高めていけるといいなと感じています。

上海でとった写真です。
2時間しかなかったのですが、上海万博にも行ってきました。
目の前にある中国館がかすんでいます。


頭上は青空ですが、下のほうがスモッグがかっているのはわかりますか?

地下鉄は乗車マナーを徹底していました。
片側は止まって、片側は歩くのが「文明的乗り方」なのだそうです。




北京のレンタサイクルと駐輪場です




最後に、北京にいた馬車です。

昔と今が混じっていますね。
(林美帆)




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2010/09/08(水) 18:03

西淀中学校の生徒40人がエコミューズ見学に来ました


 9月7日、大阪市立西淀中学校2年3組の生徒40人が、西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)を見学に来ました。事前に、6月24日に西淀川公害の授業を実施し、7月8日には西淀川公害の患者さんによる語り部授業が行われています。そして今回、あおぞら財団の資料館見学となりました。
30分という短い間でしたが、皆さん熱心に話を聞き、パネルや資料を見ていました。




自分たちの住んでいるまちに昔どんなことがあったかを知る良い機会になったのではないでしょうか。これを機会に環境に興味を持ってもらえたらと思います。

インターン生 京都府立大学 池田玲菜




Filed under: 事務局 | インターン生 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2010/09/08(水) 16:29
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