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中国からの手紙・好2


中秋節に繰り広げられた月餅の箱の過剰包装問題についての調査
旧暦の八月十五日は中国伝統の祝日の中秋節である。この日には、どの家でも月餅を食べ、人々は月餅を贈りあって付き合いを深める。しかし近年、伝統的な月餅文化に変化がみられる。自分の送る月餅をより見栄えよくするために、人々は小さな月餅に巨大な包装をまとわせた。これでは資源、エネルギー源を浪費するだけではなく、環境を汚染し、さらには人々の誤った消費観念を培うようにもなる。このため、中国政府は特別に国家規格を設定し、食品及び化粧品の過剰包装を制限したのである。


                       極めて豪華な包装

                      月餅箱:氷山の一角

規格実施後に初めて迎える中秋節、北京朝陽区にある環友科学技術研究中心は月餅の箱三百個を回収し検査した。結果によると、すべての月餅の包装は三重以内で、国家規格の定める規定に則していた。しかし、大部分の箱の隙間の比率が60%を超えている。この点に関して、政府は厳しく規制すべきである。さらに、月餅の箱による自然資源の浪費は大変深刻で、包装の重さがひと箱の月餅の重量の半分以上を占めており、月餅を食べた後、包装材が大変複雑且つ分解し難いために、包装の回収利用が非常に困難である。政府は今後、包装材の重量及び種類を制限して、単一の包装材の使用及びリサイクルしやすい包装方法を推奨すべきである。


北京市朝陽区環友科学技術研究中心 楊緯和
(包装と環境プログラムの担当者)

翻訳:巫(ウ・リャン)




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2011/01/19(水) 18:07

2011初探鳥会


2011年1月8日(土)

明けましておめでとうございます。2011年最初の探鳥会。
冬は、渡り鳥がたくさん居て、見ごたえアリ。

今年も正月ボケの頭で、福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
天気もよく、8名の方が参加です。
今回から、リーダーの丸橋さんに、前回の記録を用意していただいています。

出発前に、「足環」の話。


これは鳥の足に付けられた識別用の金属製のもので、一つ一つに異なった刻印がされているそうです。世界中の国々で調査のために、取り付け、放鳥されており、発見して、標識センターに問い合わせると、どこから飛んできたのかがわかるそうな。
はるか遠く海を越えて来る渡り鳥たち。ロマンやね〜、ようこそ淀川へ。
詳しくはこちら(鳥類標識センターHP)

そんな話の後には、鳥インフルエンザのお話も伺う。なるほど、世界はつながってるんやね。被害が拡がらないことを祈ります。
緑陰道路では、セミの抜け殻観察会も。クマゼミは「出ベソ」。


写真はヘラオオバコで、冬の間は、寒さに耐えられるように地表に張り付き、しかも光を受けられるように広く葉を広げます。この形をロゼットと言うそうです。

昆虫から植物まで、鳥以外の話もいろいろ勉強になります。

矢倉干潟まで来ましたが、例年であれば、たくさんの渡り鳥がいるのですが、今日はあまり居ません。
風が強く、波が荒いからでしょうか。


ヒドリカモやスズカモが休憩中です(撮影:橋本正弘さん)。

空にはミサゴが舞っております(撮影:橋本正弘さん)。

撮影に来られていた中山昌之さんからは、魚を捕まえて飛行するミサゴの写真をいただきました。

魚(スズキ?)をキャッチする時は横向きだそうですが、飛ぶ時は両足を前後に出して写真のように風の抵抗が少ない形で持つそうです。空を飛んだ魚はどんな気分なんでしょうか?
これもこの神崎川河口部で撮影されたそうです。

本日、観察した野鳥の種類は、30種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

探鳥会の後は、昼食の後、ガン・カモ調査でした。私は所用のため参加できませんでした。スイマセン。
皆さま、おつかれさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が2月5日(土)に開催されます(9:30福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011/01/18(火) 17:18

日中の公害・環境問題を考える学生セミナー 参加者募集


参加者募集中!
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日中の公害・環境問題を考える学生セミナー
—大阪・西淀川 大気汚染公害フィールドワーク—
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日時:平成23年2月27日(日)10:00〜15:30
場所:財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
   http://www.aozora.or.jp/access.html
対象者:環境問題に関心がある学生(中国からの留学生など) 約20名

近年、中国をはじめとするアジア諸国での環境汚染、公害問題が数多く報告されています。
グローバルな経済活動が展開される中で、今日の公害・環境問題は地域や国をこえた形で発生し、
原因が複雑でますます見えにくいものになっています。

今回のセミナーは、大気汚染公害があった大阪・西淀川地域でのフィールドワークから、
日本の公害経験が学べます。そして、今後のアジアの公害・環境問題の解決に向けて、
お互いに何ができるかを考えます。公害・環境問題に関心を持つ学生へリアルな情報提供を行い、
理解を深めあうことができればと思います。ふるってご参加ください。

■プログラム(案)
自己紹介、グループ分け
【解説】西淀川公害、あおぞら財団活動、大気汚染対策
【ビデオ視聴】「西淀川公害裁判を闘う」
【語り部】大気汚染による被害と住民運動(公害病患者)
【現場見学】(バス乗車)
グループワーク・発表

■持ち物  弁当、お茶、歩きやすい靴、筆記用具
■参加費  無料
■参加申し込みフォーム
http://bit.ly/dUEkNg

2009年学生セミナーの様子
http://aozorabsw.exblog.jp/10193487/
2010年学生セミナーの様子
http://aozorabsw.exblog.jp/12407256/
あおぞら財団の国際交流の取り組み
http://www.aozora.or.jp/tsutaeru/koryu.htm

ちらしはこちら

■主催 財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0033 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885 
URL http://www.aozora.or.jp/
E-mail= webmaster@aozora.or.jp

※平成22年度大気汚染経験情報発信事業の一環です。




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2011/01/14(金) 15:34

廃油キャンドルナイト 空気調べ 結果をあおぞらイコバで展示します


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キャンドルナイトin西淀川〜廃油キャンドルで緑道を灯そう〜
空気の汚れを調べてみよう 結果と感想はがき

あおぞらイコバで展示します

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◆日にち 1月11日(火)〜1月21日(金)の平日
→会期延長決定!1/31迄

◆時間  午前10時〜午後5時
◆場所  あおぞらイコバ
       大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル1階
       http://www.aozora.or.jp/access.html

「キャンドルナイトin西淀川〜廃油キャンドルで緑道を灯そう」は今年初めての取組です。
西淀川ESDが、菜の花プロジェクトによる廃油回収の輪を拡げるために企画しました。
たくさんの人の協力を経て、廃油キャンドルを1300個作成し、緑陰道路を彩りました。
開催の様子を納めた写真等を展示します。
また、キャンドルナイト企画のひとつ「ほしぞら写真館」で撮影した写真は、
1枚100円(運営経費に充てます)でお分けしています。

毎年恒例となった子供たちの「空気の汚れ調べ」
調べた結果をまとめた地図と、子供たちが実施の感想を書いた巨大年賀状も展示しています。

ブログでも当日の様子を掲載してます
○あおぞら財団ブログ
キャンドルナイト
http://aozorabsw.exblog.jp/13884909/
空気の汚れ調べ
http://aozorabsw.exblog.jp/13884731/

◆キャンドルナイト 写真展 〜星空写真館〜
キャンドルナイトin西淀川で、あおぞら財団が撮影した写真を展示しています。
その他、3人の写真愛好家の方から、頂いた写真も展示しています。
販売もしていますので、みなさんぜひ見に来てください。

○西山俊夫さん 
HP http://ciko.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-4fbd.html

○藤井克己さん
HP http://www.eonet.ne.jp/~fu-sanrockwave/

○太田靖雄さん
HP http://yasusan.sakura.ne.jp/index.html

みなさんぜひ見に来てください。




Filed under: あおぞらイコバ — aozorafoundation 公開日 2011/01/07(金) 20:36

来館者が1,800人を突破しました


エコミューズの来館者が2010年12月17日現在、1,814人となりました (2006年3月18日開館以降)。

今回は1,800人目の当館の利用者・生駒和也さん(大阪大学工学部4回生)にインタビューさせていただきました。生駒さんは当館の資料を活用して、卒業論文に取り組んでいます。

Q.卒業論文はどんなテーマですか?
—西淀川公害を解決するために、住民・行政・企業が、それぞれどんな思いで何をしたか、また、どのように連携したか、ということに関心があります。

Q.当館の、どんな資料を利用していますか?
—西淀川地域の歴史、患者会の活動や裁判の記録などです。エコミューズには資料が山ほどあって、しかも全部卒論のテーマに関係したものなので、読むのは大変ですが、順調に完成に近づいています。

Q.これからの抱負をお願いします。
—卒論提出まで残り1ヶ月、寒さに負けず頑張ります。

生駒さん、ありがとうございました。卒業論文、楽しみです!

エコミューズでは、所蔵資料の閲覧利用はもちろんのこと、さまざまな見学・研修プログラムも提供しています。大気汚染公害の歴史、西淀川地域の歴史や文化、自然環境など、さまざまなテーマを学ぶことが出来ます。

当館の見学・研修プログラムの例はこちら

ぜひエコミューズに足をお運び下さい。

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011/01/06(木) 10:58
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