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大阪経済大学ボランティア実習生 感想文


9月2日、3日、大阪経済大学ボランティア実習論受講生が3人、あおぞら財団にボランティアに来ました。
1階の回収作業や、機関誌リベラの発送等、様々なボランティアを体験しました。

ボランティア実習論の学生さんには感想文(手書き)をかいてもらったのですが、パソコンへのうちこみ作業は、歌島中学校職場体験実習の生徒さんがしました。中学生のみなさん、ありがとう。

◆ボランティア実習論 学生の感想文

大阪経済大学2回生  徳満 勇太
1日目の活動
ボランティア実習一日目は、まず午前に5階でLibellaを発行するにあたってのラベル張りを浅井さんに教えていただき、させてもらいました。午後からは1階の改修工事のお手伝いをさせてもらいました。手伝いは主に、いらないものの解体やそうじをさせていただきました。

感想
私は最初、失敗したりしないか不安でした。しかし職員の鎗山さんやボランティアの浅井さんに最初とても親切にしてもらい、その不安がなくなりました。ラベル張りや改修工事の手伝いは暑い中での作業でしたので、なかなか大変でしたが、その分やり甲斐も感じました。2日目は他のボランティアの方との作業でした。その中で私はこんなに多くのボランティアの人がいるんだと、驚きました。また、あおぞら財団の発行するLibellaが、とても多くの人に届けられていることにたいしても、大変驚きました。最後に2日という短い期間でしたがボランティアという形であおぞら財団さんに参加させてもらい、とても勉強になりました。2日間、本当にお世話になりましたし、ありがとうございました。

大阪経済大学2回生  萩原 公恭
2日目の活動内容
ボランティア実習2日目は、まず午前中に、あおぞらビル1階で進められている改修工事がスムーズに行えるように整理などをしました。昼食をとった後は、さまざまな団体などに送付する郵便物を、きちんと封筒に入れ、送れる状態にする作業を行いました。この作業はこの日来られていた、たくさんのインターン生の方やボランティアの方々とご一緒にやらせて頂きました。その後は、午前中の続きで、改修工事現場の環境を整える作業を行いました。そして最後に、近くの図書館に展示されている、最近行われたセミのぬけがら調べを子ども達がまとめたものをカメラで撮りに行き、あおぞら財団のブログに載せるために写真を取り込み、2日間の感想をまとめ、活動を終えました。

感想
2日間、あおぞら財団さんでボランティアとして活動させて頂きました。主に、全国の団体や施設などに送付する郵便物の整理と、改修工事のお手伝いをメインにやらせてもらいましたが、郵便物は、とても量が多く大変でした。ですが、これだけの数の人にあおぞら財団さんの活動などを知らせることはすごいことだと思ったし、また作業中もたくさんのボランティアなどで来られている方々とご一緒にやらせて頂き、人数の多さに驚きました。また、改修工事も、多くのボランティアの方々が集まり、進められていると知り、作業は暑い中で行い大変でしたが、私も多くのボランティアの方々がやってこられた活動に携わることができ、嬉しく思いました。
2日間、本当にお世話になりました。

大阪経済大学2回生  三宅 直樹

8月17日に行われた「セミの抜け殻調査」をまとめたセミの抜け殻新聞が、西淀川図書館で展示されました。一つ一つの新聞には、自分の考えと違った発見・珍しい発見、真剣に調査に取り組む子供たちの写真が載ってあったので読み手にしっかりと伝わる内容でした。興味深かったのは地域毎にセミの抜け殻の種類が変わっていることと、抜け殻が集合した形の写真でした。それは、初めて知ったので驚きました。大阪は、自然が少ないのに、このような活動をすることは、子供たちが自然や命について考えさせられるいい機会だと思う。だから、ほかの子供たちも、野外調査などをした方がいいし、僕も、子供たちと一緒に参加し、子供たちのサポートをしたいと思いました。

感想
ボランティア実習を通して、最初は不安と緊張でいっぱいでした。あおぞら財団の方々が、実習についての説明を丁寧に話してくださったのですぐに取り組むことができました。途中で分からないことがあったときでも、対応してくださいました。ボランティア実習の内容は封筒に書類を入れる作業と小屋作りとそうじでした。実習生3人とは話し合い、作業分担をし、早く終わった人は、他の人の手助けをすることができたので指示された作業全部終えることができました。ボランティアをやり終えたとき、積極的な自分になれたと思う。また、実習生3人のチームワークもさらに良くなったと思う。今まで、いろいろなボランティアをやってきたが、これからも、地域に貢献できるようなボランティアに参加したいです。


Filed under: あおぞらイコバ — aozorafoundation 公開日 2010/09/08(水) 11:29

猛暑続く中、秋を感じる 探鳥会


9月4日、矢倉海岸定例探鳥会がありました。
暑さの続く中でしたが、7名の参加者が集まりました。

まずは、大野川緑陰道路。木陰が強烈な日差しを和らげてくれます。

メタセコイアの木にセミのぬけがらがたくさんついていました。
アブラゼミのぬけがらも数個、ありました。緑陰道路はほとんどクマゼミばかりなので、かなり貴重です。メタセコイアにはアブラゼミが多いと、セミに詳しい参加者が教えてくれました。

淀川河川敷に出ると川の上をふく風が、涼しさを運んでくれました。
緑陰道路の木陰といい、川の風といい、自然が暑さを優しくやわらげてくれますね。

猛暑のせいでしょうか。川べりの雑草が一面枯れかかっていました。
そんな中、力強く咲いていたのが秋の七草のひとつ、ハギ。いくつも咲いていました。

土手にはトンボがたくさんとんでいました。ほとんどがアキアカネでしたが、大きなギンヤンマも見かけました。

今年は9月になっても猛暑が続いていますが、季節の移ろいを実感しました。
鳥以外の話が続いてしまいましたが、探鳥会は鳥だけではなく季節毎の生物の営みを感じることができます。

神崎川河口の干潟で、野鳥の観察。
ここでは望遠鏡をのぞきながらじっくり野鳥の観察タイムです。
約30分観察を続けましたが、その間、干潟にいたアオサギがずっと同じ場所に立ち水面をにらんでいました。
野鳥の会の方に理由を聞くとアオサギは、じっと同じ場所に立ち、近づいてきた獲物を捕まえるそうです。ちなみにコサギは、あちこち動いて獲物を探すとか。
同じサギでも種類によって猟の仕方が違うのですね。

≪この日見られた鳥 25種≫
カワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コチドリ、シロチドリ、トウネン、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

お知らせ:矢倉干潟定例探鳥会は毎月第一土曜日に開催しますが、
2011年1月は第一土曜日が元旦の為、1月8日(土)に変更します。

(記 小平)




Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010/09/06(月) 21:24

大阪ええ庭探訪!上町台地 ガーデンサイクリング



【大阪ええ庭探訪!  上町台地 ガーデンサイクリング】

9月4日(土)【大阪ええ庭探訪! 上町台地 ガーデンサイクリング】を行いました。
上町台地とは北は大阪城から南は天王寺まである大阪市内の台地です。
ここには、さまざまな文化遺産が町並みと調和し数多く残っています。
今回のガーデンサイクリングツアーでは、緑の多い上町台地の5つの癒しスポットを自転車で巡り、
知らなかった上町台地の魅力と自転車の素晴らしさを実感していただきたいという想いから自転車文化タウンづくりの会・NPO後悔しない家造りネットワーク<いい家塾>の共催によって実施されました。

※この事業は上町台地マイルドHOPEゾーン協議会「まちづくり提案事業助成」を受けています。

コースは、集合場所の「川の駅」“はちけんや“から出発し、OMMビルスカイガーデン、難波宮史跡公園、NEXT21、高津宮 仁徳庭園を巡り、最終地点の四天王寺 極楽浄土の庭を自転車で目指します。
 
レンタサイクルが必要な人たちは松屋町駅をでてすぐの「うえまち貸自転車」で自転車を借りてはちけんやに向かいます。

長屋を再生した複合ショップ「練」の中にうえまち貸自転車があります。
昔ながらの長屋がきれいに改装されていて、良い雰囲気を漂わせています

「川の駅」はちけんやでコースの説明を受けABC班に別れて出発です。



最初の目的地のOMMビル屋上の21階の東側にあるスカイガーデンに到着しました。


日本庭園風のきれいな屋上庭園です。
眺めがとてもよく開放感があります

大阪城が良く見えます

続いて大阪の真ん中に残る広大な緑地、難波宮史跡公園です。
古い歴史を持つ古代都市時代の大阪の象徴です。
今では市民の憩いの場となっているようで、当日はラグビーの練習をしている人たちがいました。

NPO後悔しない家造りネットワーク<いい家塾>の釜中悠至さんの解説を聞いている様子です。


続いてNEXT21です。


NEXT21は大阪ガスの未来型実験集合住宅で、屋上だけでなく中庭、テラス、外構などにも1012平米の緑地が確保されています、屋上にはもともと植栽されていない植物が21種類育っています。この日は天気が良くてとても暑かったのですがNEXT21にはいるとひんやりと涼しかったので、緑地による日射遮蔽や水分蒸発効果の大きさを肌で感じることができました。


NEXT21では持続可能な社会に対応した集合住宅を目指し、構造躯体と住戸を分離することにより改修することが容易になっています。


屋上のように見えないですけど屋上です。


1階エコロジカルガーデン

屋上には鳥が運んできた桐がたくましく育っています。


屋上にある小さな畑、80cmの深さのある屋上の土の中でサツマイモを育てているそうです。


みかんも栽培しているようです。


都市ガスから高純度水素を製造しています。
住棟緑化だけでなくより環境性の高いエネルギーシステムを追求しています

続いて高津宮 仁徳庭園に向かいます。


高津宮 宮司の小谷真功さんが案内をしてくださいました。
古くから上方落語や文化の発信地として知られる高津宮は、親しみをこめて高津さんと呼ばれているようで、楽しいイベントなども数多くここで主催されています。


すごく丁寧に高津宮の歴史や文化などを教えてくださったので、
今回のサイクリングツアーの内容が濃いものになりました。


このかまどはお清めのお湯を沸かすときに使うそうです


上方落語の四天王の五代目桂文枝さんをしのんで作られた碑。
高津宮が舞台の「高津の富」が得意だったそうで、
碑は生前よく遊んでいたミナミの方向を向いているそうです


神輿までみせていただきました


サルスベリの木がきれいに花を咲かせています。


笹の葉がきれいです。
笹には昔から魔よけの効果があるといわれているそうです。

最終地の四天王寺 極楽浄土の庭です。

とても緑が綺麗で静かなところです。


鴨が餌を食べています


亀が日向ぼっこ


ここが極楽浄土です。蓮の花が綺麗に咲いています。


湯屋方丈でしばらく休憩。1617年 徳川二代目将軍 秀忠によって建てられたそうです。
畳のいいにおいが心を落ち着かせてくれます。
暑い中、お疲れ様でした。

ご関心のある方は各団体のホームページをご覧ください。
共催団体
自転車文化タウンづくりの会
NPO後悔しない家造りネットワーク<いい家塾>
助成団体
上町台地マイルドHOPEゾーン協議会
貸自転車
うえまち貸自転車

あおぞら財団インターン生 近畿大学3回生 中森 洋介




Filed under: 事務局 | インターン生 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/09/06(月) 17:50

「菜の花プロジェクト」ツアーin京丹後


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「菜の花プロジェクト」ツアーin京丹後
—現場に学ぶ・つながる・交流する—
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地球温暖化対策の一つとして各地で地域に根ざした「菜の花プロジェクト」が取り組まれています。
先進地・京丹後での活動を見学し、交流を深めませんか?
ツアーを通して、お互いに学びあい、つながりを深めあうことをめざします。

■日時:9月23日(木・祝)8:20〜19:00 (申込締切9/20)

■訪問先:NPO法人エコネット丹後(京都府京丹後市網野町網野2824)
集合・解散場所:洋服の青山 西淀川歌島橋店前(大阪府大阪市西淀川区千舟一丁目3番25号)
※お車でお越しの場合は、コインパーキング等の駐車場をご利用下さい。
(あおぞら財団までご相談下さい。)

■内容:8:20 集合(洋服の青山西淀川歌島店)
8:30 バス移動
お昼頃 丹後到着・昼食を囲んで交流
    エコネット丹後の活動現場見学
夕方頃 感想や意見の交換
    丹後出発・解散(洋服の青山西淀川歌島店)

■案内:NPO法人エコネット丹後 http://www.eco-tango.net/
■定員:40名
■参加費:大人1,500円(昼食代含む) ※中高校生は無料

■申込方法:氏名、連絡先(住所/電話番号(当日連絡がつくもの)/FAX/メールアドレス)、所属団体、質問・要望等を記入の上、FAX・Mailのどちらかであおぞら財団宛に申し込みください。

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主 催 西淀川ESD http://nanohanany.blogspot.com/
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申込・問合せ (財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885  Email:webmaster@aozora.or.jp
担当:林・上田
この活動は大阪府環境保全活動補助金の助成を得て活動しています。
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Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/09/06(月) 15:27

西淀川交通まちづくりプロジェクト「西淀川の交通・移動について考えてみよう!」第3回を行いました


2010年8月21日(土)13:30-15:30
場所:あおぞらビル3階 会議室
参加者 8名(+スタッフ5名、講師1名、インターンシップの学生2名)

8月21日に、西淀川交通まちづくりプロジェクト「西淀川の交通・移動について考えてみよう!」第3回 「話合い:西淀川区の移動・外出について話し合おう」を行いました。
今回は、大阪大学大学院ビジネスエンジニアリング専攻准教授の松村暢彦先生を講師としてお招きしました。松村先生専門は交通計画、都市計画で、「モビリティ・マネジメントによる態度・行動変容に関する実証研究」や「まちづくり・都市計画の公共受容に関する研究」をなさっています。(松村先生の略歴はこちら

 まず、松村先生から「市民まちづくり活動をはじめるためには」と題して、お話をしていただきました。

(松村先生のお話)
 こういう場に市民の方が集まると、「勉強しに来た」とおっしゃる方が多いのですが、まちづくりに必要なのは勉強ではなくて、実践です。
 知識には、専門知、実践知、地域知の3つがあります。行政や交通事業者は実践知を多く持っていますが、地域知を多く持っているのは住民しかいません。住民が自分たちの住んでいる地域のことを知らなくなっては、まちは元気がなくなってしまいます。住民は、専門知や実践知を深めるよりも、他のどの主体も深めることができない「地域知」を深めるべきです。
 それぞれの人が持っている「知」を蓄積する方法として、マップは有効です。マップには、「情報をためる」、「情報を共有する」、「情報を発信する」という機能があると思っています。いろいろな情報はそのままだと消えてしまいますので(個人で)書き留めておく、個人ベースの情報を共有することによって情報がリッチになって、次の活動へのモチベーションがわきます。

 また、最後に市民が作ったマップの例として、NPO法人ひらかた環境ネットワークが作っているバスマップ、門真市車イスMAPつくり隊が作っている車いすマップを紹介していただきました。


写真:松村先生のお話の様子

 その後、松村先生のお話と、1回目、2回目の内容を受けて、2つのグループに分かれて、西淀川の交通問題および、それに対する解決策について話合いました。解決策は、行政等に提案する内容ではなく、参加者のみなさんが、大切にしていきたい、調べたい、発信したいという視点で考えました。
 1つ目のグループは、自分たちが体験した視覚障害者体験会を、学校などでもぜひ実施していきたいという提案が出ました。他にまちのことを考えてもらうきっかけになるポスターを作ってはどうか、障害者の方をお祭りに連れていくイベントをしてはどうか、自転車でまちなかのバリアフリーチェックをしてはどうかという意見が出ました。
 これらの企画の中から、まずは、視覚障害者の体験会を実現することになりました。そこで、企画をたてるために、2回目に講師として来て下さった山本美恵子さんに、視覚障害者体験会の実施状況、実施する際の留意点などについて、お話をうかがうことになりました。
 2つ目のグループは、自転車の機能を活かすために自転車道と駐輪場を整備すること、歩行者の妨げになっている放置駐輪について調べたいという提案が出ました。今後は、特に、西淀川区内で放置駐輪が多いと思われるJR塚本駅から柏里について調べることになりました。そのためには、まず、西淀川区自転車対策検討連絡会議に、放置駐輪の実態、現在どのような対策を行っているのかについてお話をうかがうことになりました。


写真: グループの提案内容について話し合いをしている様子

 今回のプロジェクトで、今後、具体的に何を行っていくのかが決まりました。今後は、参加者のみなさんと一緒に、西淀川の交通が少しでもよい方向に向かう事を目指して、活動していきたいと思います。

– – – – –
参加者の小坂さんが、第3回の感想をblogにまとめておられます。
 「西淀川交通まちづくりプロジェクト」茂爺の日常と呟き

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第1回目の報告はこちら:「お話&疑似体験! 車いすの視点でまちをチェックしよう」
第2回目の報告はこちら:「お話&疑似体験! 視覚障害と高齢者の視点でまちをチェックしよう」
(谷内)





Filed under: 地域づくり | 西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/09/06(月) 09:50
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