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ブログカテゴリー » 防災教育・にしよど親子防災部

【インターン】かるたで防災学習会!防災勉強会の参加報告(8/31)

8月31日(火)に淀協友の会姫島支部の防災学習会が行われ、あおぞら財団の谷内が講師として招かれました。参加者は10人(講師等含む)です。
最初に西淀川の災害や災害の基礎知識、生活の中に防災を取り入れるコツについてお話した後、にしよど親子防災部で作成した「にしよどおやこぼうさいかるた」体験とマイかるたづくりを行いました。
一緒に参加したインターン生のレポートです。

—–
インターン生の田中です。
8月31日(火)に、淀協友の会姫島支部の防災学習会に私も参加しました。
西淀川が向き合わなければならない災害問題や、だれでも行うことが出来る災害に向けた対策について学びました。

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学習会の様子。みなさん真剣に話を聞いていました。

学習会では、この数年で日本が数多くの災害に見舞われたこと、地球温暖化によってかつてなかったような大規模な災害が発生していることを学びました。

そのうえで、今後自分たちの地域で災害が発生した際どのように行動するのか、災害は生活の一部にあるものとして日頃から考えていく必要があるものだということを知ることが出来ました。防災については大学で少しばかり勉強する機会があり、多少の知識を持っているつもりでしたが、今回の話を聞いて、防災に関する知識を得るだけではなく実際にアウトプットして、自分の住んでいる地域に照らし合わせていく必要があると痛感しました…!

また、「にしよどおやこぼうさいかるた」で実際に遊んでみたり、自分でかるたを作ったりすることによって、今まで知らなかった防災に関する知識を楽しく学ぶことが出来ました。
「楽しく学ぶ」ことによって普段防災にあまり関心がない方でも、防災を身近なものとして捉えることができるのではないでしょうか。

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にしよどおやこぼうさいかるたで遊んでいる様子。皆さん楽しく遊んでいました!

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私もひとつ作ってみました!絵が上手くないのは目をつぶってください…!

新型コロナウイルスの感染が拡大している日本において、今までのような災害対策、避難所生活が通用しなくなってきています。災害時にすぐ避難所に行くのではなく、家で安全確保ができる場合は在宅避難を検討するということを学びました。
そして、次に来る災害に向けて一度家庭内で話し合いを行い、地域でどのような災害が起こり得るのかということや、災害時にどのように連絡を取り合うのかといったことを決める必要があると感じました。
(記・あおぞら財団インターン生 田中)

参考

「にしよどおやこぼうさいかるた」はにしよど親子防災部が作成したものです。
子ども・子育て支援施設などには無償で配布をしているほか、30セットまでは貸し出しをしています。子どもだけでなく大人も楽しく防災を学べますので、あおぞら財団までお気軽にお声がけください。
こちら↓のページからダウンロードできます。
http://aozora.or.jp/archives/36301

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2021年9月3日2:59 PM

【防災部】ポリ袋を使った防災クッキング!

※あおぞら財団はにしよど親子防災部の事務局をしています。

あおぞら財団に研究のために見学に来ている王子常さん(龍谷大学大学院)が、にしよど親子防災部の防災クッキングに参加し、その報告を書いてくれました。
王さんによると、中国では、個人で行う防災活動はあまり活発ではなく、防災は国が行うべきものという意識が強いそうです。王さんは今回の防災クッキングをとても興味深く感じてくれたようです。

—-
2021.08.05(木)、相変わらず平和かつ賑やかな日に、災害など非常時でも温かい料理を食べられるようにするために、あおぞらイコバで防災クッキングが行われました。新型コロナ感染症の非常事態宣言が発令されたため、今回の防災クッキングはZOOMを通して開催することになりました。あおぞらイコバの現場にいる5人のほか、にしよど親子防災部+αの9人はZOOMの向こうで参加してもらいました。
今回の講師は、防災料理の達人であり、あべの親子防災部の益田紗希子親子です。益田さんは自分が作った防災レシピやコツをシェアしてくださり、防災料理を一緒に作りました。

防災クッキング講師の益田さん親子

講師の益田さん親子。zoomを使って防災クッキング勉強会をしました!

まずは料理する必要な道具、カセットコンロ、ポリ袋及び深い鍋を紹介してくれました。特に、食品を入れるポリ袋は、長時間ゆでるに堪えられる高密度ポリエチレン袋でなければならないと、益田さんが注意してくれました。

防災クッキングの準備物

防災クッキングの準備物。アイラップは耐熱性のポリ袋です。

ポリ袋に入れたお米と水

ポリ袋にお米と水を入れます。空気を入れないようにして、袋をねじって結ぶのが上手に作るコツです。

 

お米を水に30分浸透させる間、潰した寒天とジュースを一緒に耐熱袋でゆでました。災害時には野菜がうまくとれないので、胃腸の状態が良くない可能性が高い。寒天は便秘改善の効果があり、寒天ジュースゼリーは胃腸に良いものと、益田さんが紹介してくれました。今回は固形の寒天を使いましたが、粒状になっているものを使えばもっと簡単に溶けるとのことです。

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手前にあるのが寒天ジュースゼリー。ガスボンベ1本の燃焼時間は強火で約1時間だそうです。

寒天ジュースゼリーの準備ができたら、コップに入れて凝固を待つだけ。お米をお鍋に入れ、次は食事の主役、野菜ミックスカレーの番です。冷凍野菜ミックス、ツナ缶およびカレーのかたまりを一緒に袋に入れて、空気を抜いたら、一生懸命シェークするのが上手に作るコツです。うまく混ざったらゆでます。その後、益田さんの娘さんのこまっすーさんが区役所HPで記載されるガスボンベの廃棄方法を読み上げてくれました。各自治体によって廃棄方法は違いますが、穴をあけずに透明・半透明袋に入れる廃棄するのは共通かもしれません。

ポリ袋に入れたご飯とカレーの材料をお湯をはった鍋にいれます

お鍋の底にはアルミホイルを敷き、その上にポリ袋に入れたお米とカレーを置いて茹でていきます

 

30分弱火で湯煎すると、ご飯と料理ができました。現代的なキッチンで作られた料理と比べればやや不足しているように感じますが、災害で電気、ガスや水の供給不足の状況を想像して、このような温かい料理を食べられるのは、体にのみならず精神にも安らげることではないでしょうか。

ポリ袋カレー

ポリ袋カレーができました!

 

経済や技術の発展とともに、我々の生活は想像以上豊かになりました。その技術がもたらした便利を享受する一方、地球温暖化など近現代技術によって顕在化した環境問題を直面しなければなりません。地球温暖化が起こした気候変動の影響で、台風や豪雨の頻度は昔より高まりました。このような背景で、防災に関する事業はさらに重視しないといけません。

自分は自分の命をちゃんと守ったら、大切な人を守ることができます。これが防災クッキングの核だと思いました。

王子常さん(龍谷大学大学院)

関連ページ
ミラクルウィッシュ:今回の講師の益田紗希子が代表を務めています。
youtube ミラクルウィッシュ:ポリ袋クッキングをはじめたくさんの防災動画が掲載されています。
cookpad あべの親子防災部のキッチン:たくさんのポリ袋クッキングレシピが掲載。益田さんのおすすめは「西京焼き」とのこと。にしよど親子防災部のメンバーも家で試しています。

※この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

【防災部】ぼうさいかるた作品展

※あおぞら財団が事務局をしているにしよど親子防災部の活動報告です。

にしよど親子防災部では、みなさまのご協力のもと、「にしよど おやこ ぼうさい かるた」が完成しました。
つきましては、下記の日程、場所で作品展を行います。
・日時:7月3日(土)、4日(日) 10時〜16時
・場所:あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス http://aozora.or.jp/accesscontact

この防災かるたは、市販のものとは違って、西淀川区民が作った西淀川区ならではのかるたです。2020年8月~11月に作品を募集して、未就学児から高齢者まで59人から100点を超える応募をいただきました。
「にしよどおやこぼうさいかるた」には、遊びながら西淀川ならではの防災について学び、防災を自分ごととして感じてもらいたい、そして災害が起きた時にみんなの命が助かってほしいという思いがこめられています。かるたには、生活の中で防災を取り入れるコツ、西淀川の災害の特徴、過去の災害の歴史といった内容が盛り込まれています。

なお、かるたに採用された方には賞状と賞品、応募された方には参加賞をお渡しします。
個別にご連絡をさしあげていますが、届いておられない方は会場まで直接お越しください。

かるたは30セットまで貸し出しをしています。
【貸出申込み】
あおぞら財団(担当:谷内)
住所 〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885  (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

かるたのダウンロードもできるます。
こちら↓のページからダウンロードしてください。
http://aozora.or.jp/archives/36301

おやこぼうさいかるた
読み札あ

絵札あ

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※この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

Filed under: イベント案内,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2021年6月23日10:02 AM

図書館展示「防災かるた」

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今回の図書館展示は「にしよど おやこ ぼうさいかるた」です。
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このかるたは、にしよど親子防災部(事務局:あおぞら財団)で作成したものです。

市販のものとは違って、西淀川区民が作った西淀川区ならではのかるたです。このかるたには、生活の中で防災を取り入れるコツ、西淀川の災害の特徴、過去の災害の歴史といった内容が盛り込まれています。

※展示場所の都合により、すべてのかるたは展示できていません。

皆様是非ご覧ください。

展示期間:2021年6月22日(火)~2021年9月中旬まで(予定)
展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=149

【にしよど親子防災部について】

活動一覧

にしよど親子防災部facebookページ

・かるたのダウンロードはこちらから

・にしよど おやこ ぼうさいかるた 後援:大阪市西淀川区役所

・にしよど親子防災部 協力団体: NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる

※「にしよど おやこ ぼうさいかるた」は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成で作成しました。

Filed under: イベント案内,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2021年6月21日12:19 PM

【防災部】防災かるたダウンロードできます

※あおぞら財団が事務局をしているにしよど親子防災部の活動報告です。

おうちで遊びながら防災を学べる「にしよどおやこぼうさいかるた」を作りました。「にしよどおやこぼうさいかるた」には、遊びながら西淀川ならではの防災について学び、防災を自分ごととして感じてもらいたい、そして災害が起きた時にみんなの命が助かってほしいという思いがこめられています。

webページからダウンロードできるようにしました。ぜひご自宅でプリントアウトして、切り取って遊んでみてください。

【絵札】
・絵札すべて(A4, 11MB)
分割版
・絵札(あ~し)・絵札(す~ね)・絵札(の~や)・絵札(ゆ~ん)
【読み札】

・読み札すべて(A4, 5MB)

分割版

・読み札(あ~し)・読み札(す~ね)・読み札(の~や)・読み札(ゆ~ん)

【解説版】

解説版(A3)(かるたをする際にあわせてこちらもお読みください)

おやこぼうさいかるた

【後援】大阪市西淀川区役所

【協力】 NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる

※この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

Filed under: イベント案内,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2021年6月15日6:21 PM
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