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» 2006 » 10月

まくわ瓜生育期 Part1



6月19日の月曜日、西淀川高校の生物の授業の一環で、まくわ瓜の種まきが行われました。
 
西淀川区は明治、大正時代は豊かな自然を持つ農漁村地帯。
大阪の急速な市街地や工業化の拡大に伴って西淀川区も大きく変化し、現在のように農地はまったく見られなくなりました。

まくわ瓜は、農村だった時代の西淀川区の特産物。マックァと呼ばれていました。
あおぞら財団で行われた西淀川区の原風景の調査の中で、
「マックァゆうて、あんなおいしいのは、今はもうないわな」と、
昭和初期の様子を知る方が当時の思い出を語っています。
西淀川高校の畑は、農村西淀川区の時代の思い出を、伝えていく役割も果たしているんですね。

昨年は、甘くおいしい瓜が実り、新聞にも紹介されました。
復活!西淀川の十六まくわ
果たして今年の生育は・・・?

◆生育記 PartⅡへ 続く・・・




Filed under: 環境学習 | まくわ瓜 — aozorafoundation 公開日 2006/10/13(金) 10:24

ウォーキングマップの事務局としてローソン佃二丁目店が表彰されました!


2004年に日本市民スポーツ連盟・大阪府歩け歩け協会・あおぞら財団が協力して
ウォーキングマップ作成しました。
西淀川区の史跡探訪」と
「公害の歴史と環境再生の足跡を訪ねて」
の二種類があります
このマップは日本市民スポーツ連盟のイヤーラウンド認定コースになっており、
ローソン佃2丁目店が基地(出発点)となっています。

このローソン佃二丁目店が
全国のコンビニの中で表彰されたとのこと。

内容は、「目指せ!まちのセーフティーステーション」
ということで、
健康づくり(ウォーキングマップの拠点)となっていることが表彰のポイントなんだとか。
店長さん、とても喜んでいました。

62番です
http://jfa.jfa-fc.or.jp/ss/hyosho.html

あおぞら財団の取り組みが、地域の人々のささやかながら役に立っていること
とてもうれしく思います。

ウォーキングマップはあおぞら財団とローソン佃二丁目店で絶賛発売中です。
(一部 200円 解説つきです)


Filed under: 地域づくり — aozorafoundation 公開日 2006/10/12(木) 09:37

せみしんぶん(こどもエコクラブ)



あおぞら財団では、設立から10年間こどもたちとセミの抜けがら調べを続けてきました。
クマゼミが多いほど、自然度が低く
ミンミンゼミやヒグラシ、ツクツクボウシなどが多ければ、里山の環境に近い
というように、セミの抜けがらの種類で、西淀川の自然度がわかっちゃうのが
セミの抜けがらしらべなのです。

今年は柏里のなかよし学童保育所のメンバーが調べてくれました。
結果はどうだったのか・・・といわれると、クマゼミばかりだったのですが、
自然に対する目がやしなわれてきていて
産卵をしたと思われる枯れ枝を沢山見つけました。

今年の成果を模造紙にまとめて「せみしんぶん」にしてみました。
11月11日の西淀川高校の文化祭にてご披露します!




Filed under: 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2006/10/12(木) 07:55

道路市民塾 第四回講座 「クルマをめぐるメディア論〜クルマ広告の秘密が知りたい!〜」


あおぞら財団 インターン 宮本弥生 龍谷大学

10月1日(日)、道路市民塾第四回講座「クルマをめぐるメディア論 〜クル広告の秘密が知りたい〜」が行われました。当日はあいにくの雨にもかかわらず、行政職員や学生など、21名の方が参加してくださいました。

前半は、関西大学 社会学部教授 水野由多加先生の講義を受け、後半は、グループワークを行いました。

講義では、広告についてや、クルママーケティングの歴史、クルマ広告についてなど、内容がぎゅっと詰まった講義でした。

グループワークでは、まずクルマ広告と電車広告について各自意見交換をおこない、クルマ広告と電車広告の違いなどを各グループでまとめました。
次に、環境にやさしい社会にするための交通広告をそれぞれ考えました。

最後に各グループの発表と、一人一人が考えた交通広告の発表を行い、みんなで交通広告の投票をして「こんな広告あったらいいな!」コンテストを行いました。


みなさんの考えた交通広告は、環境を良くしようという熱い思いが込められた広告ばかりでした。
普段いろんなところで目につくクルマ広告ですが、同時に環境にやさしい交通広告も、今後もっと増えていったらいいなと思います。

講座に参加して、自分の意見をまとめて発言することの大切さ、難しさを実感しました。また、たくさんの人の意見を聞くことは、新たな発見があり、とても良い機会になったと思います。

《今回は事前に行われた運営会議にも出席させてもらいました。運営会議では、講座に出席してくれた方達が積極的に参加できるようなグループワークなどの企画が行われ、楽しかったです。みなさんも是非参加してみてください。》




Filed under: 地域づくり | 道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2006/10/11(水) 05:00

外島保養院慰霊祭


外島保養院慰霊祭
あおぞら財団インターン 稲嶺愛子(奈良女子大学)

 9月26日、外島保養院慰霊祭で、出席しました。外島保養院とは、大阪にあったハンセン病の療養所です。1907年に隔離収容施設として開設されました。1934年の室戸台風により施設が破壊され、187人の人が犠牲になったそうです。あおぞら財団から自転車をとばして30分弱、現在の中島工業団地の端の外島保養院跡に、慰霊碑がありました。
慰霊祭には、外島保養院の後身である岡山の邑久光明園の方々をはじめ、府や市の職員の方など、関係者の方々が参加されていました。


正直、私は、ハンセン病の歴史についてほとんど、というか全く知りませんでした。慰霊祭に参加したことをきっかけに、このような無知や無関心が病気に対する偏見や差別につながるということを自覚しました。ハンセン病の歴史から学ぶことは、ハンセン病のことだけではなく人権問題にも及びます。今は、80代や90代の元入所者の方々の笑顔を見て、私たちの世代の「責任」について考えさせられました。






Filed under: にしよどnote | 事務局 | インターン生 — aozorafoundation 公開日 2006/10/05(木) 07:49
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