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明日(9/28)は、あおぞら市です。

日 時=2016年9月28日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact
オーガニックランチ、新鮮な有機野菜・可愛い雑貨の販売etc・・・
9/28の参加予定店

■みやこ菜園
綾部で収穫したとれたてのお野菜をご用意します。
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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■足つぼマッサージ 楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■cura pane(クーラ・パンネ)
からだに優しい天然酵母のパン

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白神こだま酵母、天然酵母を使用した小麦パンと米粉パンを作っています。
オーガニック・無農薬・無添加の素材にこだわり、体に優しいものを作っています。
手作り市への出店、パン教室の講師などの活動の場を通じ、食育や環境への取り組みをしています。https://m.facebook.com/curapane
【ランチ】(クーラ・パンネ)
オーガニック・ランチ(600円、予約優先)※プラス200円でコーヒー付

■松茶商店(食べるお茶!)

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台湾客家民族の間で1,800年飲まれ続けている健康茶!客家擂茶(はっかれいちゃ)!!
22種類以上の豆・雑穀類を低温で焙煎してすり潰したお茶です。大豆が主成分のため、
きな粉風味で香ばしく大変飲みやすいスープのような飲み物です。
ご愛飲のお客様で多い声は、1位便通が良くなった。2位代謝が良くなった。
特に冷え症の方が擂茶を飲むと巡っている感じがするとよく言われます。
靴下を履かなくて寝れるようになったという方もいらっしゃいます。
3位腹持ちが良く食事やおやつの代役になったなどです。
http://matcha-syouten.jp/ (ブログなどの情報発信サイト)
http://www.matcha-store.jp/ (HP)
http://www.facebook.com/matcha.store.jp (facebookページ)
https://www.youtube.com/watch?v=-ydKhv5IUMg(youtube)

■あおぞら財団
【被災地支援商品】魚の缶詰(岩手県釜石)250円/個
その他、ハートブローチ、お箸などあります。
※売上の一部はあおぞら財団による被災地への支援金にあてさせていただきます。
詳しくはコチラ https://aozora.or.jp/aboutkifu/tokuteikifu
※商品は変更になることがございます。

今後の予定
<2016年>10/12、10/26、11/9、12/14、
<2017年>1/11、1/25、2/8、2/22、3/8、3/22
※<2016年>11/23、12/28はお休みです。
※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください
★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース500円
★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円
■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2016/09/27(火) 08:36

資料館10周年企画の研究会、第3回目を開きました(9/1)

あおぞら財団付属の西淀川・公害と環境資料館エコミューズが10周年記念企画の研究会が、9月1日(木)に行われました。

今回はあおぞら財団職員・スタッフ、エコミューズ館長小田さん、大阪市立大学除本教授とそのゼミ生、また西淀川公害患者と家族の会会長森脇さんの7名での会議が行われました。
今回の会議では研究会をどのような方向へと持っていくかという話し合いが行われました。
「西淀川の特長ってなんだろう?」といった疑問から、森脇さんの経歴は一体どうなっていたのだろう!ということで年表を見てみたりもしました。
また、今後どのようなことについて調べていこうかという話でも盛り上がっていきました。

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今回もあおぞら財団5階、エコミューズにて行われました。

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西淀川公害患者と家族の会会長、森脇さんが今回も来てくれました!

 

また、西淀川公害裁判の頃に取った古いテープ(実際に1980年のもの!)も文字起こしする必要があるだろうといった話もしました。
古い古いテープなので、一度何か違うものに焼かないといけませんねといった話も話題に上がっていました。
他にもエコミューズで所蔵している資料の一部を見ながら相談をすることで、6階の書庫に保存されている資料を見る良いきっかけにもなりました。

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あおぞら財団6階の書庫にある資料の一部もみんなで確認をしています。

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真剣な様子で所蔵資料を読んでいます。

 

いろいろと話が盛り上がってしまいましたが、次の研究会の予定を立ててこの日は終わりになりました。
森脇さんからも裁判当時の聞いたことがない話や、いろいろな意見で盛り上がった研究会でした。
西淀川を、公害を通してではなく、また少し違った視点で見えてくるのはとても楽しかったです。

(松ヶ平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2016/09/23(金) 10:06

西淀川社会福祉協議会で研修を実施しました(8/31)

8月31日(水)に西淀川区社会福祉協議会で、研修を行いました。

 

今回は西淀川区の歴史がテーマの研修となりました。13:30からの研修には23人、15:30からの研修には8人、参加者は合計31人となりました。
1時間半の研修を今回は2回行うという形です。
研修として使用した会議室には、あおぞら財団5階にあるエコミューズに展示してあるパネルと同じものを展示していただきました。ずらりと並ぶパネルを参加者の方々は研修の始まる前や、終わった後に読んでいました。パネルは研修が終わった後も、しばらく西淀川区社会福祉協議会で展示をしてくださるそうです。

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エコミューズにあるものと同じパネルです。

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パネルがずらりと並んでいます。

 

講師であるあおぞら財団の林さんの自己紹介が終わると、クイズが行われました。
「江戸時代、西淀川区には「村」はいくつあったでしょうか?ただし、新田は除きます!」

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グループで村の数を検討している様子です。

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正解は10村でした。

テーブルごとにグループになってみんなでいくつ村があったのか書き出し始めました。各グループに数とどんな村があったか名前を上げていってもらうと、他の参加者から「そんな村はないわ~」や「あ、その地名は忘れてた!」と声が上がりました。
実は新田だったと思われる村を含め、10つの村があったのだと林さんから説明をされると驚いたり、納得の声が上がったりしました。

 

古代から戦国時代までの西淀川の話には、全く知らなかった西淀川の歴史に驚いた表情を浮かべている方が多かったです。中には、歴史のことに詳しい人もおり、楽しそうな雰囲気でした。また、その直後に再度行われたクイズ、
「御堂筋線には「西中島南方」と呼ばれる駅があります。その「中島」とはどこでしょう?」
地図を配られ、みなさん相談をしながら赤線で丸をしていました。これもまた難しかったようで、あちこちで悩んでいる様子が見てとれました。実際に私も地図を見てみましたが、確かに中島はどこまでかは判断が難しかったです。

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地図を眺めながらグループごとに線で丸をしたりと悩んでいる様子がうかがえました。

 

近代の話になると、中島大水道を幕府ではなく農民が自分たちでお金を出して土木工事をしたという話から実際に中島大水道を知っている人がいるか参加者に問いました。そうすると数名の方が「碑が建っているから知ってる!」と言った声も聞こえました。中島大水道は農業用排水路を作ることで、江戸時代にお金になる綿を作っていたそうです。当時は農業不振だったようです。

また、新淀川の改修が1909年に行われた理由については
1.水害のため
2.大阪港のため
3.工業地帯をつくるため

3つの選択肢には大多数の人が「3.工業地帯をつくるため」に手を上げていました。ですが、実は「1.水害のため」と「2.大阪港のため」の二つが正解だと林さんが言うと、「ええ!!二つも?!」と会議室の中で笑い声が漏れました。

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圧倒的に3.工業地帯をつくるためが多かったです。

 

 

そして、最後の公害と水害についての話になると、参加者のみなさんは先ほどの盛り上がりから一転してとても静かな様子で話を聞き入っていました。
西淀川は川や水の堆積物で出来あがった弱い土地があり、また戦前からの工業化で地下水を利用したためにとても地盤が低いです。西淀川は歩いていると電柱に海抜何メートルか書いてあります。よく見ると実はほとんどがマイナスだったりするので、もし街中を歩く時はよく眺めてみてください。
台風での水害や大気汚染公害については、西淀川に住んでいても知らなかった人も多く、「西淀川についてまた一つ知れたなぁ」という反応がありました。
後半の部は参加者の数が少なかったのですが、みなさんは前半の部の参加者のみなさんのように楽しそうにクイズの答えを考えたり真剣な様子で話を聞いてくれました。

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後半の参加者から出た村の名前を書き出していきます。

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西淀川区は工場が多くあったからこそ、戦争でも大きな被害にあっています。

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スクリーンに写されているのは水害で水に浸かっている様子です。

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西淀川区や大阪の大気汚染が酷かったころの写真は、まるで今の中国のようです。

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阪神淡路大震災では西淀川も大きな影響を受けました。

参加者のみなさんが少しでも西淀川について学んでもらえて、とても嬉しかったです。
また、私も西淀川区にあるあおぞら財団のスタッフとして、西淀川のことをまた一つと学べた研修になりました。こうしてもっと西淀川についても知っていこうと思っています。

(松ヶ平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2016/09/23(金) 10:06

10/7(金)「日中環境問題サロン~重金属汚染とその被害―現地視察報告を中心に」を開催します。

日中環境問題サロン2016
第三回「重金属汚染とその被害―現地視察報告を中心に」

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■日 時:2016年10月7日(金)18:30~20:30 (受付18:00~)
■場 所::公益財団法人 公害地域再生センター(通称:あおぞら財団)3F
(アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact
■参加費:500円
■主 催:あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)

■プログラム

・「湖南省の視察調査報告」

(知足章宏:京都大学学際融合教育研究推進センター・アジア研究教育ユニット研究員、あおぞら財団特別研究員)
・「広東省及び湖北省の視察調査報告」

(櫻井次郎:公立大学法人神戸市外国語大学中国学科准教授)

など

■申込
氏名、電話番号、所属をあおぞら財団までお知らせください。
当日参加も可です。(定員40名)
※いただいた個人情報は本事業の目的以外には使用しません。
■問い合わせ・申込先
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0033 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885
e-mail webmaster@aozora.or.jp
HP http://www.aozora.or.jp/

■日中環境問題サロン
あおぞら財団の国際交流事業の一環として、中国の公害・環境問題に関する研究者、中国で活躍する専門家・環境NGOメンバー等を講師に迎え、中国の公害・環境問題についての報告や参加者との意見交換を行う日中環境問題サロンを2009年から開催しています。
本年度(2016年度)は、様々なテーマで4回程度の開催を予定しており、興味を持って頂ける方々に、ご参加いただければと思います。
•よびかけ人代表:櫻井次郎(公立大学法人神戸市外国語大学中国学科准教授)
•担当スタッフ:知足章宏(京都大学学際融合教育研究推進センター・アジア研究教育ユニット研究員、あおぞら財団特別研究員)

↓2016年度・第一回(6/10)のサロン
https://aozora.or.jp/archives/25666

↓2016年度・第二回(8/5)のサロン
https://aozora.or.jp/archives/26745

↓中国青空新聞vol.1発行しました

https://aozora.or.jp/archives/26782

(今後の予定)

【第四回】中国の公害・環境問題と環境NGOの取り組み(日程未定)
・中国で活躍する専門家、または、環境NGOメンバーを講師に迎え、中国の公害・環境問題の現状について

Filed under: イベント案内 | 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2016/09/20(火) 08:43

9/15(木)、9/16(金) 楽らく呼吸会(千北・姫島診療所)で栄養について勉強しました

2016年9月15日(木)に千北診療所で、9月16日(金)には姫島診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回は西淀病院から管理栄養士の大島千佳さんを講師に迎え、①良好な栄養状態、②COPDと栄養について勉強しました。参加者は千北診療所で11人(内、患者さん8名、管理栄養士1名、スタッフ2名)、姫島診療所で9人(内、患者さん6名、管理栄養士1名、看護師1名、スタッフ1名)でした。

千北診療所での楽らく呼吸会の様子

千北診療所での楽らく呼吸会の様子

2016年9月16日楽らく呼吸会@姫島診療所

姫島診療所での楽らく呼吸会の様子

COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者は、低下した肺機能をカバーするために呼吸筋を最大限に使って呼吸しており、たくさんのエネルギーを消費します。ですが、多くのCOPD患者は息切れなどにより、食事を充分に摂取しにくいため、ますます体力や筋力が落ちて息切れが強くなるという悪循環に陥りやすいそうです。ですから、COPDの患者さんは、多くの栄養を摂取しなければなりません。

copdと栄養

COPD患者には栄養が大切

栄養士の先生からは、少量しか食べられない時の工夫の仕方、低栄養予防のための食生活指針を教えてもらいました。少量しか食べられない時は、こまめにご飯を食べたり、捕食に少量で高カロリーな物を選ぶと栄養が充分にとれます。また、野菜をたくさん食べるためには、茹でて嵩を減らしたり、酢や香辛料などを上手に活用するといいそうです。

和食は野菜をたくさん食べれますが、和食ばかりにすればよいというわけではないそうです。洋食や中華料理は油っこく味も濃く感じますが、和食の方が塩分を多く含みます。一番よいのは、和食、中華、洋風といろんな食事を摂ることだそうです。

COPDの患者さんの中には、糖尿病など他の疾患がある方もいます。そうした方は、他の疾患との兼ね合いで栄養の取り方が異なるそうです。この日は糖尿病の疾患がある方が2人おり、カリウムを多量摂取しないために野菜を茹でこぼしするなどの苦労があるというお話をされていました。

少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…10月14日(金) 14:00~15:30(運動、体力測定)
・千北診療所……11月17日(木) 14:00~15:30(運動、体力測定)
・姫島診療所……11月18日(金) 14:30~16:00(運動、体力測定)

谷内

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進事業(NPO法人等との協働事業)」の一環です。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2016/09/20(火) 07:44
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