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ブログカテゴリー » 環境アセスメント

エネルギー問題と環境アセスメント(10/27、11/11)

開催決定!
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平成24年度環境保全戦略講座(環境アセスメント分野)

エネルギー問題と環境アセスメント

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社会的関心の高まるエネルギー問題。
『環境アセスメント』という切口から、何ができるかを学び考えます。
講義内容等の詳細は近日公開!乞うご期待!

◎日時 平成24年10月27日(土)9:30~17:30、11月11日(日)11:00~16:30

◎会場 新大阪丸ビル別館会議室(最寄駅:新大阪駅すぐ)

◎講師・協力(見学先)
傘木宏夫さん(NPO地域づくり工房/環境アセスメント学会理事)
関西電力株式会社
倉阪秀史さん(千葉大学大学院教授/環境アセスメント学会理事)
原科幸彦さん(千葉商科大学教授/環境アセスメント学会理事/工学博士)
柳 憲一郎さん(明治大学教授/環境アセスメント学会会長/博士(法学))

◎参加費 1,000円(全回通し)
事前申込された方のみ参加可能。定員になり次第、締切。

◎募集人数 30人
2日間参加できる方を優先させて頂きます。

◎参加対象
・エネルギー問題、どうにかしたいと思っている人。
・環境保全活動に取り組む人。
・企業や自治体で環境アセスメントに関わる人。
・環境問題に関心がある人

◎その他
当日の詳細、チラシは近日公開予定!
講座の最新情報はコチラ→ https://aozora.or.jp/archives/category/chiiki/asesu

◎主催  
独立行政法人環境再生保全機構

◎協力
あおぞら財団(公益財団法人 公害地域再生センター)

◎申込・お問い合わせ先
あおぞら財団(公益財団法人 公害地域再生センター) 担当 小平、相澤
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2012年9月21日7:27 PM

第4期環境フロンティア講座「東日本大震災~原発問題とこれからのエネルギー問題」開催します!(7月1、15、22、29日)


あおぞら財団でこれまで3期に渡り開講してきました環境フロンティア講座、
7月に第4期を開催します。

今回のテーマは
東日本大震災~原発事故とこれからのエネルギー問題」です。
3月11日の東日本大震災によって、これまで安全とされてきた原子力発電の問題が浮き彫りになり、その影響は日本全土にとどまらず世界にまで及んでいます。
原発によって生み出されるエネルギーに頼って生活してきた私たちも、この問題としっかり向き合う必要があります。
今回の第四期のフロンティア講座では、福島原発事故を受けて原子力政策はどう変わるのか?、関西はどうなのか?、これからのエネルギー政策はどのように進めていくべきなのか?どのような具体的な実践例があるのか?などのテーマについて専門家の講義・参加者同士の意見交換を通じて学びたいと思います。

■日程と内容

第一回(7/1金)19:00~21:00
福島原発事故:原子力政策はどう変わるのか?
・講師)速水二郎氏(電力労働運動近畿センター)
・福島原発事故、そして放射能の危険性、これまでの原子力政策が目指してきたものは何だったのか?これからのエネルギー政策は?、について伺う。

第二回(7/15金)19:00~21:00
原発事故からみた技術利用の安全問題
・講師)西川榮一氏(神戸商船大学名誉教授)
・これまでの歴史や海外との比較を通じて、「原子力」という巨大技術に対する安全政策の理念や仕組み、今後の展望について伺う。

第三回(7/22金)19:00~21:00
エネルギー政策はこれからどうなるのか、その選択肢は?
・講師)大島堅一氏(立命館大学国際関係学部教授)
・福島原発事故を受け、我が国、及び、関西におけるエネルギー政策の展望を伺う。

第四回(7/29金)19:00~21:00
実践事例から学ぶ、再生可能エネルギーの普及
・講師)和田武氏(自然エネルギー市民の会代表、元立命館大学教授)
・再生可能エネルギーの実践例から、市民が何ができるのか?具体的に学ぶ。

以前の環境フロンティア講座の様子はこちらhttps://aozora.or.jp/archives/category/frontier

■参加費等
* どなたでもご参加いただけます。
* 末尾の参加申込事項をメールまたはFAXにて事務局までお申し込み下さい。
[定員] 50名
* 1期4回通しの受講が基本ですが各回毎にも若干名募集します。
[受講料] 1期4回:5,000円(1回:1,500円)学生1期4回:3,000円(1回:1,000円)
[会場] ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
アクセス→ http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
※備考欄に参加する回数をご記入ください。

* お申し込みいただいた方には受付完了のご連絡を差し上げますので、
連絡先も忘れずにご記入下さい。また、申し込み後、変更がありました
らご連絡下さい。


■主催/申込・問合わせ先
(財)公害地域再生センター(愛称:あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
e-mail: webmaster@aozora.or.jp



市民活動のための環境アセスメント講座in川崎


3日目「アセスを活かす」

1月24日(日)はアセス講座3日目、アセスをどのように「活かす」かを勉強しました。3日目は皆さんお疲れになって、来られる方が減るのでは…との心配もありましたが、いざ始まってみるとスタッフを含めて16人の受講者が集まりました。みなさん、最終日も変わらず熱心に取り組んでいました!

3時間の講座のうち、初めの半分は傘木宏夫先生(NPO地域づくり工房)に、参加型アセスメントについて御講演いただきました。受講者から「この人は信頼できそうだと思った」とのコメントが出ましたが、本当に優しそうな先生で、理論だけでなくご自身が実際に関わってきた参加事例を交えつつ丁寧でわかりやすい説明をしていただきました。意見書の提出だけではなく、行政との協働でアセスに取り組んでいくという発想が新鮮でした。

傘木先生の話を聞く受講生

グループワークでアセスの方法書を読みました

中身の濃い講義を受けた後は、いよいよ頭と一緒に手を動かすワークショップで、参加型アセスメントのエッセンスを体験しました。アセスの知識、地元川崎についての知識でばらつきが出ないよう2つのグループに分け、グループごとに模造紙を囲んでアセスの方法書をじっくり読みました。短い時間の議論にも関わらず多くの意見が出され、多くの気づきがあったように思います。注意深く読まないと、ことばのあやに気づかないものですね!また、アセス書は難しいだけの役に立たない文書ではなく、実に多くの情報を含んだ文書であることも知ることができました。まさに、これからもいろいろな意味でアセスを「活かす」ことができることを実感できました!

傘木先生、スタッフの皆様、そして受講者の皆様、ありがとうございました!

多島 良(東京工業大学大学院総合理工学研究科)




Filed under: 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2010年1月28日3:35 PM

市民活動のための環境アセスメント講座in川崎


2日目「アセスを見る」

「市民活動のための環境アセスメント講座」2日目、川崎市臨海部の現地見学が天候にも恵まれ実施されました。

1月23日(土)9:45頃、スタッフも含め14人で川崎駅西口をバスで出発。
川崎のアセス対象事業である川崎天然ガス発電所に向かいました。

川崎天然ガス発電所に到着すると、まず、会議室で技術部部長の中島秀明さんと業務部部長の原田益至さんに施設概要と会社設立から事業開始までの諸手続きなど、環境アセス関連の内容を中心にお話を伺いました。
その後、屋上からの見学とバスでの構内巡回で施設を案内していただきました。

アセスを通じて営巣が確認されたコチドリ。コチドリに配慮しつくった砂礫地を見学。

バスで再び産業道路を通り、川崎市内でも大気汚染がひどい(二酸化窒素濃度が高い)とされる池上新田交差点を通過。車中からその付近の環境を確認しました。

次に訪れたのは多摩川河口に近い大師河原干潟館。はじめに、ボランティアの運営委員の方々に干潟を案内していただきました。干潟がはっきり現れる時間には少し早かったものの、干潟にも色んな砂質があることを確認し、小さなケフサイソガニなども見ることができました。

干潟館内部。多摩川の自然を愛するボランティアの方々が運営をしています。

同じ干潟でも場所によって泥が違い生物にも違いが。左は砂質、右は泥質。

川崎市在住で電車の車窓などから多摩川を日常的に見ている私ですが、多摩川の河口付近に来たのははじめてで、海浜に近い砂質と水の予想以上の透明度に驚くとともに、臨海部にこんな自然が残っていたことに感激しました。

ハゼやカニなど様々な生き物を観察。

大師河原干潟館の会議室で昼食を取りながら、運営委員の方に干潟に生きている生物のお話を伺いました。干潟とそこに生きる生物たちを大切に思い、その活動を子どもたちなど、人々へ伝えていこうという熱意を感じました。

館内の展示を見てから再びバスで出発。午後の講義・ワークショップの会場である川崎マリエンへ向かいました。

川崎マリエン展望台に登り、臨海部工業地帯を一望してから会場の研修室へ。

はじめに、除本理史先生(東京経済大学教授・日本環境会議常務理事・日本環境学会幹事)より「川崎市の開発と公害市民運動の歴史」の講義があり、江戸時代末から現在までの川崎の臨海部の環境の変化と公害との関係をわかりやすく解説していただきました。

講師の除本先生。

その後、川崎公害病患者と家族の会の相沢きく枝さん、鈴木八重子さんのお二方から、川崎区に住み始めてから公害病を発症するまでの経緯とそれからの闘病の様子など、生々しいお話を伺いました。

大気汚染公害の患者さん。

実際に長年公害病で苦しんでこられた方々からのお話で、環境を守り、あるいは改善することが、人やその他の生物の命を守るために必要なことだということを実感できたと思います。

最後に、参画はぐくみ工房の竹迫和代さんのファシリテートにより、1日のプログラムを振り返るまとめのワークショップが2グループに分かれて行われました。
一人ひとりが「今日の見学で感じたこと」「私にとって大切な環境」をカードに書き出し、発表することで、参加者の皆さんの環境に関するいろんな視点・関心事を確認することができました。

コーディネーターの竹迫さん。

グループに分かれて感想を共有。

グループで出た意見を発表。

ワークショップ終了後、川崎公害病患者と家族の会の方々、除本先生もご一緒にバスで川崎駅戻り、解散しました。

長い1日でしたが、実際に五感で体感することもでき、とても充実した内容だったと思います。
皆さん、お疲れさまでした!

斎藤 千恵 (コミュニティ サポート ネット)




Filed under: 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 3:04 PM

環境アセスメント講座


市民活動のための環境アセスメント講座in川崎
1日目「アセスを知る」

「市民活動のための環境アセスメント講座」が、神奈川県川崎市で開催されました。
1月16日土曜、晴天!
20名が集まりました。(スタッフ込)
男性が多かったのですが、大学生など若手の参加者もちらほらいらっしゃって、会場は熱気ムンムン。

午前は、柳 憲一郎先生(明治大学法科大学院法務研究科教授)より、「参加型アセスへの道」と題してお話がありました。
事業者、行政、NPO各主体の、環境アセスメントについての「勘違い」が、とてもわかりやすく聞けました。
また、環境アセスメントを実際に活かしていこうということで、
環境アセスの実施のポイントを、非常に細やかにステップをふんでお話いただきました。
柳先生の穏やかな語り口もあって、質疑応答も活発に手が挙がっていました。

午後は、沖山文敏氏((株)オオバ環境本部本部長)より、「アセスを牽引した自治体の役割」と題して、川崎市アセス条例の誕生秘話とその特徴についてお話がありました。
沖山氏は、元川崎市環境局公害部部長として長年、川崎市の公害問題の第一線にいらした方ですので、当時の住民とのやりとりも生々しく教えてくだいました。
昭和40年代の川崎市の臨海部の写真は衝撃的で、大きな煙突からモクモクと立ちこめる煙が写っており、当時は住宅の中も煙で真っ白だったそうです。
日本初のアセス条例制定へむけての御苦労と、立場は変わられてもなお、情熱を傾けて環境アセスメントの普及に努めていらっしゃる様子が伝わってくる時間でした。

両先生、ありがとうございました!

環境アセス講座、今週の土日も続きます。
23日(土)は、川崎市臨海部の現地見学を行います。晴天でありますように!!

竹迫 和代(参画はぐくみ工房)




Filed under: 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2010年1月21日2:13 PM
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