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ブログカテゴリー » 地域づくり

公共交通って何?『人にやさしい公共交通』第1回開講

5月10日(日)、連続講座『人にやさしい公共交通』 がスタート、22人の参加者が集まりました。
第1回は総論編として大阪大学大学院工学研究科助の猪井博登先生にご講演頂きました。(企画運営:道路環境市民塾の企画運営)
*第8期環境フロンティア講座、第10期道路環境市民塾として開催しています。
*この事業は土木学会市民普請支援事業の助成をうけて運営しています。

P1380352

まずは第1回なのでどうして参加をしたのか出しあいました。公共交通は何なのか?日々の生活やの中で感じる解をもとめて参加している方が多いようです。

コピー ~ P1380340

猪井先生のお話は大きく2本立て。
まずは考え方の整理として、それぞれ地域の課題にあった交通を地域でつくっていくことの必要性を確認。
その上で、地域の住民からなる運行協議会でルート案、ダイヤ案、収支シュミレーションをつくった兵庫県西宮市生瀬地区の社会実験の事例をお話して頂きました。

詳しくは先生の発表資料をご覧下さい。 140510人にやさしい公共交通第1回コピー ~ P1380351

講演後はグループで議論し、発表。地域での悩みや公共交通などの意見が出ました。
地域のブランドは自治会がつくるという意見や、参加といっても生活に追われているという意見に対し、猪井先生からは会議に出るだけではなく様々な参加の形があるという紹介も。

P1380355

コピー ~ P1380373

終了後、書いてもらった受講生からの感想に対しても様々な意見が集まりましたので紹介します。

【受講生の感想】
■『公共交通』とは何か・・・
・公共という言葉でこのレベルの交通をはなすことは危険ではないか。地域の選択という側面が多いので「地域交通」が良い。
・公共の捉え方、住民参加の捉え方についてはそれぞれの人で異なっている。「共感を戦略的に」というのはまさしくそうだなぁと思った。
・バスの運営方法を「公」→「民」に切り替えることについての話がおもしろかった。海外は「公」主体が普通であり、成り立っていることにびっくりした。日本では大きい都市でも公営バスの大半の路線が赤字で黒字が赤字をカバーしているときいている。地方に新しく導入することも大変だが、見直し再構築していくこと、既存のものに市民が参画していくことも大変そう。事例があれば学びたい。
・公共交通については税金などの補助でおぎなっていくのが当たり前と思っていましたが、人口減=利用者減でむずかしくなっていることもあり、やはり採算がとれることが必要であることを学びました。
■市民がつくる交通
・交通を住民が作り上げる必要が出てきた背景がわかった。交通を作り上げるための手順がイメージできました。
・社会実験いろいろみてきましたが、一発で終わりが多かったのですが、持続性が大事というのがわかりました。
・バスの実験のことを事前に地域住民に周知させることで苦労されたことがあればききたかったです。運行スケジュールとか、ルートとか、皆に知ってもらって来てもらう為にはそれなりに労力が必要ではと思ったからです。
・市民自ら生活環境の1つとして交通を考えることの重要性を感じた。
■その他
・市民塾の雰囲気が良かった。
・分かりやすく説明してもらって良かった。
・公共交通『行政(やる気なし)、市民(問題意識なし)、利用者(弱者)金なし』社会全体として意思疎通するシステムがないのはなぜなのか。
■すすめ方について
・一方的な講師の話は理解が難しい。テーマを小分けにして第一クール10分(問題の投げかけ)、第2クール10分参加者の反応(意見)、第3クール20分(相互のやりとり)、これを繰り返すのが良いのでは。
・グループにわかれて話をしたが、自己紹介くらいで会話をする時間がとれなかった。

【今後の企画案について】
■地域交通について
・地域の成功事例とその詳細(問題解決の手段)
・事例から学ぶことも重要(自治会レベル)ニーズと解決策は個々に異なる。
・公共と個別がどう違うのか。
・市民、住民の議論の場
・「自治体が行う議会、説明会にみんなでききにいこう」というイベント
■交通についての考え方
・交通だけを考える→生活環境の1つとして考える。
■その他
・交通政策基本法
・大都市の交通についてのパークアンドライド

さて、2回目以降は各論編。

第2回5月31日(土)は『子育てと移動環境 ベビーカーと交通安全』、第3回 6/14土『元気でいきいき 高齢者の足 ~免許返還後の交通施策~』、第4回 7/5土『交通バリアフリーの到達点と課題』です。 詳しくはコチラ
皆さんのご参加お待ちしています。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2014年5月16日10:37 AM

【連載】タンデム自転車体験記「初めての海外旅行 台湾サイクリングに参加して」その6 8月23日旅行2日目 新北投「シンペイトウ」から剣潭(ケンタン)から基隆(キールン)後半 阿佐 和幸

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

【連載】タンデム自転車体験記
「初めての海外旅行 台湾サイクリングに参加して」
阿佐 和幸
その6  8月23日旅行2日目 新北投「シンペイトウ」から剣潭(ケンタン)から基隆(キールン)後半

最初は広い道路の横に併設されている自転車道を走る。近くで激しく車の音はしているが、自転車の近くを車が走ることは無く、良い道で会った。台湾は車社会ではあるが、日本よりも自転車を活用することについては進んでいるようで、最近では自転車道を併設した道も増え始めているようである。日本の都会にはこのような自転車道が無いので、日本にもこのようなものがあればもっとタンデムに乗れるところも増えるかも知れないなあなどと考えていた。
信号で停止するが、やはり音の出る信号機は発見できなかった。
最初はOさんも、現地の自転車には慣れていないので、比較的ゆっくりと走る。やがて広い道路から住宅地のようなところに入っていった。道は狭くなり、やはり日本と同じように路上駐車もかなりあった。交通量はそんなに多くないので、ここも比較的走りやすい。皆さん仕事や学校に行き、人の動きが少ない時間帯なのか、すごく静かである。

暑いが自転車で走ると風が心地よい。 そのうちにいきなりかなりきつい上り坂となった。現地スタッフが、「low change low change」と大きな声を出す。こちらもギアを軽くする。かなり広い範囲でチェンジができるので、日本のタンデムよりは坂でも何とかなりそうである。タンデムは車体が重いのと、チェーンが長いのとでどうしても上り坂は不利である。また下り坂では、ブレーキをうまく操作しないとスピードが出すぎて危険である。
パイロットいわく、「あなたは背も高いし、力もあるので、私はだいぶ楽ができる。坂道は心強いなあ。」
私いわく「私は自転車は全くの素人なので、ただ指示に任されて漕ぐだけですよ。」
などと話をしながら走る。なんと言ってもタンデムは、こうして話をしながらそれなりのスピードで走れるのが良い。

そのうちに、道はかなり狭いが、車はほとんど通らない少し寂しそうな道に出た。住宅は近くには無いようで、左は樹木が植わっているようなところ、右は畑かなにか開けたようなところであった。時々建築工事をしているようで、機械のエンジン音がするところを通り抜けていく。また変なにおいがするようになってきた。パイロットに尋ねると、「これは貯まっているドブのにおいだなあ。日本みたいに下水道がまだ発達していないので、ドブが多い。」と言うことであった。下水についてはまだまだこれから整備するというところなのかも知れない。

その内に飛行機の大きな音が聞こえてきた。
パイロットいわく「ここは松山[しょうざん]空港だ。台湾の国内線が使っている空港だ。それから遠くに台湾で一番高い「101タワー」が見える。」と教えてくれた。

しばらく片側は、川のようなところ。片側は畑のようなところで、車が全く走らないところを快調に飛ばす。そろそろ自転車にもお互い慣れてきたようである。

しばらく走り、少し涼しい橋の下で休憩。だいぶ走ったようであるが、まだ15kmも走っていないとのことであった。もう疲れてきた。暑さも益々増してきている。これで後30kmも走れるのか心配になってきた。生水が飲めないので、バッグの中の水やお茶を残す量も考えて、大事そうに少し気を使って飲む。

再び出発。しばらく走り、ガソリンスタンドで休憩。ここにはトイレがある。ここで現地スタッフから水をもらう。またバナナを差し入れてくれる。私は正直言って果物はあまり好きでは無いが、なにか食べないとおなかが空いてきたし、喉を潤すには果物でも食べないといけない。がんばってバナナを食べる。本場の台湾バナナなのだろうか?

次は昼食のレストランまで15km走る。今度は今までとは打って変わって交通量の相当に多い道路の端を走る。専用の自転車道は無いので、自転車のすぐ横を車がどんどんと通り抜けて行く。大型トラックやバスも多い。バスが横を通る時は、どうしてもかなりの恐怖感を感じる。ドブのにおいで無く、排気ガスの匂がかなりきつい。信号で停車していて、すぐ横に車が近づいて止まった時も、かなり恐怖に感じるし、青になればうまく発進しないと怖いなあとも想ってきた。やはり交通量の多いところでのタンデムは相当に恐怖の克服とそれなりの熟練が必要なのかなあとも想えてきた。
交通量は多いものの路上駐車が少なかったので、助かった。これで路上駐車が多いと、一体どうなっていたことやら。

昼過ぎとなり、あちこちの食堂が営業していたようで、例の台湾独特の香辛料のにおいと、中華鍋をカチャカチャと動かす音が聞こえる。また、商店が建ち並んでいるところでは、音楽や人の話し声も聞こえていた。このように周囲の様子が少しではあるが感じ取れるのも自転車ならではである。車やバスではなかなかこういう感覚は感じることはできない。
相当に疲れた頃、やっと昼食のレストランに到着。館内は涼しかったが、想ったほどの冷房は効いていなかった。私が聞いたところによると、南の国ではものすごく寒いくらい冷房しているのが普通という話だったのではあるが、台湾はこれには当てはまらないのか。それとも、日本と同じように省エネを心がけているのか。

レストランは海鮮料理であった。刺身やイカやエビを煮込んだものや魚や焼きそばなど想ったよりもたくさんの量であった。ご飯は昼は普通に炊いたものであった。
また、テーブルには薄いビニールがかけられている。これはたとえば魚の骨やエビの皮などはこのテーブルの上にそのまま置いておくと、ビニールごとそれを一緒に棄てれば、テーブルを汚すこと無く使えるし、専用の皿などもいらないという合理的な考えからのようである。これからの食事をしたほとんどのレストランでこのようにしていた。
おいしい昼食でエネルギーを補給し、後10km走る。

右を列車が走って行った。パイロットに尋ねると「たぶん台湾の国鉄だろう。」と言っていた。台北から基隆「キールン」に向かう国鉄の本線なのだろう。比較的長い列車が頻繁に走っていた。

そして、台湾国鉄の古い駅舎が残っているところで休憩。まずは駅舎の見学。これぞサイクリングをしながら観光すると言うことの第1弾である。やはり、日本の植民地にもなっていたという経緯もあり、駅舎は何となく日本のものに似ていた。ここでテレビ局の取材が行われた。わたしもなにを話したか忘れてしまったが、なにか話した。
いよいよ基隆「キールン」に向けて最後の行程。しかし、遠くで雷が聞こえてきて、雲行きが怪しくなってきた。皆ペダルを速めた。そして、道が狭くなるとともに、店が増えてきた。どうやら基隆「キールン」の街に入ったようである。そして、本日最後の名所の海が見える展望台に上る相当にきつくて長い坂を上るという試練が待っていた。私も頑張ったが、最後は降りて押して歩いた。女性のペアはかなり早くからあきらめて押していた。
しかし、必死の思いで展望台にたどり着いたところで、大雨が降ってきた。また、責任者のOさんが、なんとなんと足を痛めるというアクシデントも発生。いやいやこれからどうなるのか心配になってきた。

雨の間少し休憩。休憩の時に今回我々と一緒に走っている、台湾の下肢の身体障害者の方が乗っている電動アシスト付きのハンドサイクルというものを見せていただいた。今回台湾の4名の方が、この電動アシスト付きハンドサイクルで参加している。これは前輪からのチェーンが前のハンドルまで伸びていて、ハンドルのレバーを手でおもいっきり回すことで、前輪を動かして前に進むというもので、後ろの車輪にはモーターが付いていて、これで後ろの車輪も回すという乗り物である。普通の自転車とほぼ同じくらいのスピードを出すことができ、坂もかなり上ることができるらしい。
私は、このハンドサイクルを運転している女性と握手したが、男性の手以上にがっしりとしていて、たくましかった。相当に鍛えていると想う。
そうこうしているうちに、雨が小降りになったので、雨具を着て、宿舎に戻ることとなった。帰りは下り坂なので、楽ではあったが、地面がかなり濡れていたので、スリップしないように慎重に下って行った。

そして、午後4時過ぎに無事に本日のサイクリングを終えて、宿舎に入った。
宿舎は普通のビジネスホテルで、浴衣は無いものの風呂もシャワーもあり、ベッドもごく普通のもので、今夜は安心して風呂にも入れるし、良く眠れそうである。

そうこうしているうちにOさんが帰ってきた。病院に行ったが、特に重傷では無いと言うことで一安心した。しかし、明日からはパイロットをするのは止めて、普通の自転車で集団を見守る方に回ることとなった。また、明日は、坂もあるし、パイロットとストーカーの変更もあるので、コースなどについて、現地スタッフと再度検討し直すこととなった。

ホテルには、今や懐かしいブラウン管のテレビがあった。つけてみると、日本と同じように、いろいろなチャンネルで番組をやっていた。CMもにぎやかなものが多かったし、日本のアニメを中国語吹き替えでやっていた。テレビの事情は日本と変わらないようである。

雨も小降りになり、今夜は夜市で食事をするために出かけた。もちろん、現地のスタッフも同行していただいた。 夜市というのは簡単に言えば祭りの時の縁日の規模の大きいもののようなもので、台湾の各町では毎日夜に行われているようである。

ホテルから会場まで歩いたが、歩道はあちこちに荷物が出されていたり、店のテントがあったり、段差も非常に多いなど、我々にとっては歩くのに相当に神経を使わないといけない感じであった。一人で歩くのは難しい。やはり台湾でのバリアフリーという考えはまだまだこれからのようである。
市場では、現地スタッフがなにか揚げ物のお菓子のようなものをおごっていただいた。
私は焼きそばか餃子など、おなかの起きるものを早く食べたかったのであるが、OOさんは、「せっかく台湾に来たのだから、現地のスタッフの方がお勧めという台湾ならではのものが食べたい。」と言うことをずっと言っていて、なかなか食べようとしない。スタッフに質問しようとしてはいるが、そんなに英語が得意で無いので、なかなか伝わらないようだったし、スタッフの方も改めて台湾らしいものと言われても、なかなか難しいようで、なにを勧めて良いか困っていたようであった。

結局なにか肉団子と野菜のようなものが入ったスープのようなものを食べた。後は、マンゴー入りのアイスクリームとちまきを買って食べたくらいであった。ああ、ちまきは買ったので無く、これもスタッフの方がごちそうしてくれた。台湾のスタッフの方は、本当に優しくて、こちらが気を使うくらいいろいろ気付いてやってくださった。本当に感謝である。

というような感じで、夜市を楽しみホテルで風呂に入り寝ることとした。

明日も早いし、なにせ坂が多いらしい。そしてタンデムはまだほとんど乗ったことが無いというわたしよりも背も体重もずっとずっと小さくて軽い女性の方にパイロットが変更される。またまた心配である。と思いながら、いつの間にか深い眠りに落ちていた。やはり、初めての海外でしかも40kmも自転車に乗るというこれまた初めてのことをしたのである。相当に体と心も疲れていたのかも知れない。

・・・次号に続く
寄稿者:阿佐和幸(大阪でタンデム自転車を楽しむ会会員/視覚障がい者)
ウィズ東淀川のブログ」より転載(掲載日:2013年11月29日)

その1 旅行に行くことを決心するまで
その2 出発までの苦労と不安
その3 8月22日旅行1日目 日本から台北・新北投「シンペイトウ」前半
その4 8月22日旅行1日目 日本から台北・新北投「シンペイトウ」後半
その5 8月23日旅行2日目 新北投「シンペイトウ」から剣潭(ケンタン)から基隆(キールン)前半

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月15日4:49 PM

【パイロット募集】6/8大視会タンデム自転車走行会

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

【パイロット募集】6/8大視会タンデム自転車走行会

6月8日(日)に、大阪視覚障害者の生活を守る会さん主催でタンデム自転車の走行会があります。
そこで、前の席を運転するパイロットさんを募集しています。ぜひ、お願いいたします!
パイロットさんは、当日、午前9時にあおぞら財団にお集まりください。
学生さんには、交通費補助500円をお渡しします。

以下、会の内容です。

大阪視覚障害者の生活を守る会
タンデム自転車走行会

日時=2014年6月8日(日)午前9時30分~午後2時
主催=大阪視覚障害者の生活を守る会
集合場所=あおぞらビル1階(大阪市西淀川区千舟1-1-1)
https://aozora.or.jp/accesscontact
走行場所=大野川緑陰道路
自転車10台、パイロット10人、ストーカー20人

スケジュール
9時15分 JR御幣島駅改札前集合
9時30分 受付・移動
10時分 体験会開始
12時頃昼食・交流会
14時 終了

以上です。

前回のようす http://www.tandem-osaka.com/diary.cgi?no=13

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
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TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント案内,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月10日7:59 PM

タンデム自転車あれこれ勉強会~第1回安全性~

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車あれこれ勉強会~第1回安全性~

日 時=2014年4月24日(木) 18:30~20:30
会 場=あおぞらビル3F
講 師=吉田長裕氏(大阪市立大学大学院工学研究科准教授)
パネラー=大島政廣氏(NPO法人サイクルボランティア・ジャパン)
大西健夫氏(大阪でタンデム自転車を楽しむ会スポーツ部、TRI6West)
横井昌市氏(NPO法人兵庫県障害者タンデムサイクリング協会事務局)
主 催=大阪でタンデム自転車を楽しむ会

はじめての勉強会にもかかわらず、当日は26名+講師・パネラー4名の30名のご参加を頂きました。
ありがとうございました。

まず、大阪でタンデム自転車を楽しむ会 鈴木昭二 会長から挨拶。
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そして、吉田先生(大阪市大)から、自転車の中におけるタンデム自転車の位置付け、
走行時の安全性に関する研究データ、などをご紹介頂きました。
一番、印象に残ったのは「海外では、自転車はみなのニーズに合わせて進化・発展して形状が変わり、今も新しいものがどんどん生まれている」とのこと。
普通の自転車とは違うタンデム自転車が公道を走れるということは、こうした今後どんどん生まれてくる新しいモノを受け入れられる社会になっていく試金石だろうなと。
社会がこうした選択肢をたくさん持つことは幸せな社会に一歩近づくことかなと思います。
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視覚障がい者が参加できるタンデム自転車ツアーを国内外で実施している大島氏、
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リオのパラリンピックのパラトライアスロンをめざす大西氏、はやくからタンデム自転車の普及に取り組んでいる
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兵庫県障害者タンデムサイクリング協会の横井氏をまじえて活発な議論がありました。
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タンデム自転車は単に人・モノを運ぶ移動手段としての「機能」だけではなく、
視覚障がい者の方などの健康増進や当たり前の社会生活、人と人とのつながりを生む「効果」も持っている乗り物です。
(tashiro)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月9日3:10 PM

5/18自転車文化タウンづくりの会・ミニ講演会「自転車文化」@OVE中之島店

自転車文化タウンづくりの会・ミニ講演会
テーマ:自転車文化

■日にち:2014年5月18日(日)
■場所:OVE中之島
大阪府大阪市北区中之島2-3-18
中之島フェスティバルタワー フェスティバルプラザ1F
http://www.ove-web.com/nakanoshima/
地下鉄四つ橋線肥後橋駅、京阪中之島線渡辺橋駅から直結
■参加費=無料
■定員=20人(なるべく事前にお申し込みください)
■時間:PM4:00~   受付
PM4:30~6:00 自転車ミニ講演会 「自転車文化」
・白石博昭さん(OVE中之島店長)「OVEからの発信」(散走・イベント・読本)
・小島裕樹さん「フランスの自転車文化について」
・聞き手:塚村真美さん((株)ワークルーム/フリーペーパー季刊紙cycle発行人)
PM6:30~   懇親会 (OVE周辺にて)

※PM4:00~は自転車文化タウンづくりの会総会を同会場にて開催しています。
この機会にぜひご入会いただけると幸いです。

■関連情報
【小島裕樹さん】
・1990年~1991年渡仏、Cote de Baute cyclisteおよびUS Creteilに所属し、フランス第3級カテゴリーで50レースに出場(Gironde Sudre, Conseil Val de Marneなど)
・1992年~日本において自転車学校(ecole de cyclisme)を実践

【OVE中之島店】
自転車文化を発信するコンセプトショップ
http://www.ove-web.com/nakanoshima

【フリーペーパー季刊紙cycle】
自転車の初心者と文化系自転車乗りのためのフリーペーパー
http://www.cycleweb.jp/

■主催・申込
自転車文化タウンづくりの会
大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F あおぞら財団内
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp
http://cycletownosaka.jimdo.com/

Filed under: イベント案内,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2014年5月2日8:12 PM
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