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ブログカテゴリー » 資料館(エコミューズ)

大阪ミュージアム構想に登録(エコミューズ、大野川緑陰道路)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

大阪ミュージアム構想ってご存知ですか?
まち全体を「ミュージアム」に見立て、魅力的な地域資源を発掘・再発見し、磨き・際立たせ、結びつけることにより、大阪のまちの魅力を内外に発信する大阪府の取り組みです。

そこで、エコミューズと大野川緑陰道路をぜひ登録してもらおうとお願いをしたところ、ついに登録されました。
エコミューズ
大野川緑陰道路
大野川緑陰道路の説明では、タンデム自転車をあおぞら財団で貸し出しができることを記載しました。
ぜひ、ご覧ください。

そして、スマートフォンを使っているみなさま
ふらっと案内」というアプリを使えば
大阪ミュージアム構想に登録されている場所が表示されて、楽しく街歩きができるそうです。
こちらも試してみて下さいね。
(林)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

ベトナムの留学生が西淀川公害裁判を学ぶ

2012年4月25日
IMG_8562
今日は神戸大学の国際協力研究科から、斉藤先生とハインさんが資料館に来て下さいました。
公害裁判と公益訴訟について質問がありました。
国際協力研究科は英語でしゃべるのが基本なので、日本語はあまりしゃべれないそうです。
斉藤先生が通訳をして下さり、西淀川公害裁判について説明しましたが、
世論を高めて裁判を勝つとことがベトナムではなかなか理解できないようでした。
あと、健康被害で道路の差止めの判決が出たことも理解できないようでした。
最近、英語での翻訳が少なく、中国語の翻訳が多いのですが、
英語の資料も必要だなぁと痛感したところです。
あおぞら財団の英語サイトはこちらです。
英語の翻訳ボランティアとかも募集していますので、我こそはと言う方がいらっしゃったら、ぜひ声を掛けて下さいね。(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2012年4月25日5:53 PM

四日市公害資料整理 裁判資料&ニューフェイス

2012年4月23日
四日市公害資料の整理を、
環境再生保全機構「記録で見る大気汚染と裁判」の事業で行っていますが、
ついに、裁判資料の整理に取り掛かりました。
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野呂汎法律事務所に四日市公害裁判の資料があります。
そこで、事務局にて
裁判の事務局長であった野呂汎先生と
四日市公害反対運動をずっと支え続けている記録人澤井余志郎さんのお二人に
資料の説明をしてもらいながら、整理する段取りを進めました。
資料を整理していると乙号証(被告企業側が提出した証拠)の中に貴重な写真が!!(ピンボケですみません)
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こういう写真は、台紙と一緒にコピーしたものが残っている場合が多いので、
写真がはりつけてあるのは、大変貴重です。
他にも、監視施設の写真がありましたが、時代を感じると言うか、昔のウルトラマンのような設備でした。
これらの資料を整理してくれるのが、名古屋大学大学院生の鄭さんです。
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さて、場所が変わって、四日市なのですが、
四日市公害再生市民塾が澤井余志郎さんの資料を持っているので
こちらでも資料目録を作成しています。
新しく整理してくれている、大学生の松田くんです。
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実は、先行して、違う大学生の松田くんが資料整理をしてくれています。
四日市では、ダブル松田体制で資料整理を行います。
120423_1727~03
二人は同級生です。
「四日市公害の事知ってる??」と聞いたところ
「小学校のときに習った」との返事。
実は、資料整理を始めるときに、澤井さんも事務所に入ってこられていて顔合わせをしていたのですが
二人は澤井さんのことがあまり分かっていませんでした。
「君たちが整理している資料は、澤井さんが持っていた資料なんやで」
と言ったところ、ビックリしてしまった様子。
澤井さんは、東海テレビの「記録人澤井余志郎」と昨年公開した映画「青空どろぼう」に出ている人で、四日市公害反対運動を支えてきた人なんだよと説明したところ、大変ビックリしておりました。
資料整理していると、出てきたのが、裁判の傍聴券
120423_1727~01
二人とも、「すげー!」「感動する!」と歴史に触れて、少し興奮したようでした。
資料を整理することで、四日市公害の情報に市民がアクセスしやすくなり、
澤井さんや弁護団が行ってきた事が広く伝わればいいなぁと思います。

記録人澤井余志郎は今も記録を続けているんだなぁと感動したのがこの写真
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3月に四日市で資料整理の指導をしていた時の写真です。もらって嬉しかったです。
______
余談ですが、「青空どろぼう」の自主上映会は6万円かかるのですが、
市民塾が3万円の補助をしてくれるそうです。(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 10:56 AM

もりもとまきのアーキビストの目 No.26

西淀川と阪神・淡路大震災
-写真が伝える、大きな被害-
紹介資料:西淀川区における阪神・淡路大震災被害状況写真資料(北山良三氏資料)
(資料館だよりNo.40、2012/04)

道路上の地割れ 道路上の地割れ 

1995(平成7)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、西淀川にも大きな被害をもたらしました。エコミューズでは、そのようすを伝える写真資料を約500点所蔵しています(北山良三氏資料)。

福港堤防の地割れ 福港堤防の地割れ 

西淀川の被害の存在は、神戸市や阪神間の壊滅的な被害に隠れ、忘れられた被災地となり、1月25日にようやく大阪市に災害復旧本部が設置されるなど、行政の対応も立ち遅れました。

軒先に積まれた瓦礫 軒先に積まれた瓦礫 

まちの日常、ひとびとの暮らしを一変させた阪神・淡路大震災。1枚1枚の写真が、忘れてはならない記憶を伝えています。

住宅地の液状化 住宅地の液状化 

資料館だよりNo.40はコチラ

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

資料館だより第40号発行です

エコミューズの資料館だよりの第40号(2012年4月号)を発行いたしました。PDF版は、資料館のページでも閲覧可能です。

エコミューズサイト・資料館だよりのページ

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2012年4月11日2:14 PM
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