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ブログカテゴリー » 資料館(エコミューズ)

京都精華大学で授業をしました

2011年6月13日

京都精華大学の井上有一先生と板倉豊先生の授業で西淀川公害のお話をさせてもらいました。

総勢70人以上の大きな教室です。

そんな中、聞いてくれるのかなぁと不安に思ったり。

しかし、聞きなじみのない「大気汚染公害」が現在も課題を残しているということが分かってくると

学生さんたちの目が真剣になってきました。

公害は自分に関係することなので、身近に感じやすいのかもしれません。

また、スタディツアーで学生が公害地域にできることを伝えると、学生たちが身を乗り出して聞いてくれました。

私は「コミュニケーション能力が養われる」という話をしたのですが

井上先生からは「歴史が変わる場に立ち会える、とってもエキサイティングな経験」

と評してくれ、なるほど!と納得しました。

学生さんの感想には「林さんの熱さが伝わってきました」という意見がちらほら。

私って、そんなに熱いのか?自分ではよくわかりませんが、公害の問題が伝わったのであればとてもよかったなぁと思います。

その後、井上ゼミの学生さんと希望者の人たちと話し合う機会を持ちました。

NPOで働いている人に会う機会ってほとんどないに等しい。

NPOで働いているからこそ、いろんな人に出会えて、社会を知ることができる話をしました。

最近、ラジオでも自分のことを語り、授業でも自分のことを語り、恥ずかしいというか、面映ゆいというか・・・

スタディツアーはそんないろんな人に出会える場となります。

あと残席10を切りました。

迷っている方、ぜひお申し込みください。

(林美帆)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川公害授業 — aozorafoundation 公開日 2011年6月15日7:55 PM

同志社大学で西淀川公害の話をしました

2011年6月11日

同志社大学の西村仁志先生の授業で西淀川公害の話をさせてもらいました。

公害のこと、裁判のこと、制度(公害健康被害補償法)のこと、裁判後の街づくりのこと

現在取り組んでいるスタディツアーのこと、最近結果発表があった道路沿道のぜん息疫学調査(SORAプロジェクト)についてお話ししました。

公害の話を真剣に聞いてくれて、とてもうれしかったとともに、公害の話を機会があればドンドンしていきたいなぁと思いました。

お話しした場所は京町屋さいりん館室町二条です。

SN3J0704

夜遅い時間にとってので、暗い写真になっていますが、とってもいいところです。
こういう場所でお話しすると、聞いてくれる人ととても近い感じがして心地よかったです。

SN3J0702

こんな感じて、レンタルスペースもあります。可愛い雑貨や情報が手に入ります。

SN3J0705さいりん館の前で、西村先生をぱちり。暗くってごめんなさい。

(林美帆)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011年6月10日4:30 PM

自治体文書館が目ざすべき道―公文書管理法施行をうけて―(7/18)

3月に予定していて震災の影響で開催できなかった地域資料拡大研究会(通算第2回)を下記のように、7月18日に開催することになりました。

■地域資料拡大研究会(通算第2回)■
「自治体文書館が目ざすべき道―公文書管理法施行をうけて―」

日時 2011年7月18日(月・休) 13:30~16:30ごろ
場所 大阪市総合生涯学習センター 第一研修室
(電話:06-6345-5000)(URL:http://osakademanabu.com/umeda/
(地下鉄梅田駅またはJR北新地駅下車、大阪駅前第2ビル5階)
内容
・問題提起:地域資料シンポ実行委員会事務局
「大阪府市公文書館問題の到達点と課題」
・メイン報告:石原一則氏
(神奈川県立公文書館・公文書管理委員会委員)
「公文書管理法と自治体アーカイブズ」
201107地域資料拡大研究会案内00
*終了後、ささやかな懇親の場をもちます。

主催 地域資料シンポ実行委員会
(構成団体:あおぞら財団、大阪歴史科学協議会、大阪歴史学会、
西山夘三記念すまい・まちづくり文庫、地域資料研究会、
歴史資料ネットワーク)

連絡・問い合わせ先:
地域資料シンポ実行委員会事務局
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学大学院文学研究科日本史学教室
(大阪歴科協 研究委員、佐賀 朝、06-6605-2398)

Filed under: イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011年6月9日10:41 AM

都留文科大学で公害地域の今を伝えるスタディツアー2011 ~大阪 西淀川・大気汚染の地を訪ねて~の説明会を行いました

6月2日18時10分より、山梨にあります都留文科大学にて、公害地域の今を伝えるスタディツアー2011~大阪 西淀川・大気汚染の地を訪ねて~の説明会を実施しました。

今回の説明会には社会学科の学生、2年生から大学院生まで、20名の方が来てくれました。

一昨年は富山のイタイイタイ病、去年は新潟で新潟水俣病の現場をフィールドにスタディツアーを実施しました。

今年は大阪西淀川大気汚染の地をフィールドに実施します。

まず研究員の林がスライドを使って「なぜ西淀川大気汚染が重要なのか」についてや、あおぞら財団のできた経緯、活動などについて紹介しました。

そしてスタディツアーに参加することで得られる経験について知ってもらいました。

実は都留文科大学は私の母校であり、私も学生の前で少し話をさせていただきました。

P1110897

しかし、うまく話したいことがまとまらず、準備不足を痛感しましたが、いい経験をさせていただきました。

伝えたかったことはたくさんありましたが、スタディツアーについていえば、学生生活全般にいえることですが、

学生のうちでないとこのような機会に参加することは難しいということです。私自身もそうだったのですが、今だからできる目の前のことに飛びつくことで世界が広がる可能性もぐっと大きくなるので、この機会をぜひ活かしてほしい!!と伝えたかった…

あのとき説明会に来てくれた学生さんが読んでくれていることを祈って。

スタディツアーの参加者募集の記事はこちら→https://aozora.or.jp/archives/3621
スタディツアーHPはこちら→http://www.studytour.jpn.org/

記:相澤

日中共同SD人材育成事業の研修の受け入れ

5月27日(金)、日中共同SD人材育成事業の研修を受け入れました。
この研修は京都大学経済学研究科東アジア経済研究センターが、中国国家発展改革委員会訓練センター・中国国際青年交流センターと協力し、中国の国家発展戦略や経済政策に影響する立場にいる行政や企業の若手幹部が、日本の省エネ・汚染削減・循環経済などの経験を踏まえながら持続的発展(SD)の理念・理論・政策・事例を勉強するというものです。そのプログラムの中で公害の現場で学ぶことを目的に今回あおぞら財団へ中国の方々に加え、日本の行政、企業の方々も合わせて18名の人が来ました。

まずオリエンテーションを行い、自己紹介やスケジュールの説明をした後に、スタッフの林から西淀川区や西淀川大気汚染公害、そしてあおぞら財団についての説明がありました。

そのあと、公害患者の語り部の方のお話を聞くと言う事で、患者会の永野千代子さんと財団の森脇理事から、公害の被害についてと、先日環境省が発表した自動車の排ガスとぜん息の関係に関する疫学調査の結果の話や公害患者の運動の話を聞きました。

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屋上から西淀川のまちの位置関係などを見た後、昼食をとり、そのあとで西淀川、尼崎をバスや徒歩で回りました。

帰って来てからグループに分かれ、感想の共有と、現在ある環境問題、公害問題解決に向けて何が必要かについて考え、各グル―プで発表しました。

私も最後のグループワークに入って、参加者のみなさんとお話をしたのですが、中国が抱える問題は、日本の抱える問題と重なるところもあれば(縦割り行政の弊害など)、全く違うところもあり(法律で上で主体や対象を具体的に明記している点など)、私自身も勉強させられた時間でした。

(記:相澤)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011年5月30日3:58 PM
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