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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

小山仁示先生 ご逝去されました。ご冥福をお祈りします。

小山仁示先生が、2012年5月26日にお亡くなりになりました。81歳でした。
小山先生は、『西淀川公害』をまとめ、西淀川公害裁判を歴史的に検証する証人となってくれた学者です。

その後、あおぞら財団設立時に資料館構想を考えるときに中心となって下さり、
「一番大切なことは、資料を保存することだ」と主張されました。
この言葉があって、あおぞら財団では資料の保存に力を入れ、
各地の公害地域の資料保存状況を確認したり、
ネットワークを作る取り組みを行うことになりました。
公害問題と歴史学–公害問題資料保存をめぐって」という一文を寄せて下さっているので、
よかったら、読んでみて下さい。

公害の資料館というと、展示施設のみになる場合が多いのですが、
西淀川ではまずは資料保存を掲げた事もあって、
公害資料の整理、活用について取り組む事ができました。

小山先生あっての西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)だったと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2012年6月4日5:50 PM

大阪民医連医学生 視察受け入れ

日時:2012年6月3日(日) 10:00~15:00

大阪民医連の職員さんと学生さん、合わせて14人でフィールドワークを行いました。

テーマは「公害」と「エネルギー問題」です。

午前中は資料やパワーポイント、ビデオを用いて、西淀川公害及び自然エネルギーについて学んでもらいました。

P1190058

続いて、公害患者の岡崎久女さんにお越しいただきました。

ぜんそくの苦しさ、当時の周りの目や、それでも原告となったいきさつなどをお話していただきました。

P1190062

最後に学生たちに「患者の声を聴く医師になってほしい」と願っておられました。

質疑などの後、学生たちで感じたこと、学んだことを討論、発表しました。

P1190066

P1190070

「公害=死につながる、とはイメージしていなかった」

「(医師になったら)患者さんを機械的に診るのではなく、一人一人の背景まで含めて診れれば」

「講義やニュースで情報を得るだけでなく、現地へ行くなど自分で見聞きすることが重要」

など、患者さんの声を聴いたことにより、多くのことを得られたようでした。

午後からは車で移動し、東淀川区の特別養護老人ホーム「さわやか苑」さんの太陽光発電の見学に向かいました。

さわやか苑の屋根についている太陽光パネルは、独立行政法人NEDOと自治体の補助金及び地域住民の方々の寄付を募って設置した「市民発電」です。おそらく大阪市で唯一と思われます。

P1190086

こうした施設への太陽光パネルの設置に、皆さん感心しておられました。

短い時間ではありましたが、

医学生のみなさんが医者になったとき、何を思い、どう患者さんと向き合うか、

また一人の人間として社会(エネルギー問題等)とどう関わるかのヒントを得てもらえたかなと思います。

将来、患者さんのことを第一に考えてくれるお医者さんになってくれるといいですね。

(インターン 平田)

矢倉海岸定例探鳥会(6/2 第127回)

6月2日(土)午前9時半から12時に、矢倉海岸定例探鳥会がありました。
参加者は7人でした。
シギ・チドリが渡りを終えて、見られる鳥の数が減りました。
最近はスズメや、ムクドリなどの小鳥の巣立ったばかりの雛が、
エサをねだって、親の後を追いかけるようすがよく見られるということです。
あたたかくなって、淀川堤防には多くの人がいました。
アオサギが優雅に食事をしています。
草が刈られた堤防斜面には、多くの小鳥がいました。
写真はたぶんカワラヒワ
干潟ではこの日、子どもの水辺調査のイベントが催されていました。
シギ・チドリが渡りを終え、鳥が少ない分、その寂しさを埋めてくれるようなにぎわいでした。
この日確認できたのは、
カワウ、アオサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミサゴ、チョウゲンポウ、コアジサシ、ヒバリ、
ツバメ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト
(19種類)
次回は、2012年7月7日(土)に開催されます(AM9:30福駅集合)
※次回は清掃活動も行います。
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

6月2日(土)午前9時半から12時に、矢倉海岸定例探鳥会がありました。
参加者は7人でした。

シギ・チドリが渡りを終えて、見られる鳥の数が減りました。
最近はスズメや、ムクドリなどの小鳥の巣立ったばかりの雛が、

エサをねだって、親の後を追いかけるようすがよく見られるということです。

あたたかくなって、淀川堤防には多くの人がいました。
カヌーを楽しむ人の姿も

同じ場所からアオサギが優雅に食事をしている姿も見れました。

草が刈られた堤防斜面には、多くの小鳥がいました。
下の写真はたぶんカワラヒワ

こっちはカワウか?

干潟ではこの日、子どもの水辺調査のイベントが催されていました。
シギ・チドリが渡りを終え、鳥が少ない分、その寂しさを埋めてくれるようなにぎわいでした。

この日確認できたのは、

カワウ、アオサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミサゴ、チョウゲンポウ、コアジサシ、ヒバリ、
ツバメ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト
(19種類)

次回は、2012年7月7日(土)に開催されます(AM9:30福駅集合)

※次回は清掃活動も行います。
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

(相澤)

自然環境功労賞環境大臣賞を受賞しました

あおぞら財団は、平成24年度(自然ふれあい部門)自然環境功労賞環境大臣賞を受賞しました。

財団の西淀川の様々な自然とのふれあい活動や自然調査活動が評価されたためです。

今日はボランティアの日でしたので、ボランティアの方に

コルクボードを使って活動をまとめていただきました(写真参照)。

(今日のボランティアの方は、小学校の先生をされていた方なので、

こうしたコラージュが得意みたいです!)

財団の建物の1階に掲示しましたので、ぜひのぞきに来てください!

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,にしよどnote,ボランティア,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2012年6月1日5:10 PM

5/26自転車文化タウンづくりの会総会2012とまちなか自転車空間コンクール表彰式

2012年5月26日(土)にあおぞら財団が事務局をしている「自転車文化タウンづくりの会」の第5回総会を開催しました。

総会には24名の方にご参加いただきました。

総会は井上副代表の挨拶で開会し、

・2011年度活動報告

・2011年度会計報告

・2012年度活動方針

・2012年度予算(案)が議案として出され、

報告、説明の後すべて承認されました。

また報告事案では、2012年度役員が報告され、新役員5名のうち、

その場にいた相澤幹事、藤本幹事より自己紹介がありました。

その後、新家工業株式会社の内藤常美氏に自転車にまつわる

ミニ講演会を行っていただきました。

「日本の自転車の変遷」と題し、戦後のイギリスから入ってきた軽快車の原型

ロードスターから、現在の自転車(ママチャリ、スポーツバイクなど)に至るまでの

歴史を、写真や手書きの図を交えてお話ししていただきました。

そして今後の日本の自転車の未来予想として、女性でも気軽に乗れるスポーツバイク

の展開や、日本の豊かなバリエーションのスポーツバイクを、その文化とともに世界に

発信できたらと、参加者とともに楽しく話し合いました。

またその他にも、重量の軽い自転車について、便利ではありますが、

その分ホイールやタイヤなどのアルミ、ゴムの厚みが薄い可能性があり、

結果故障やパンクにつながりやすいという落とし穴なども教えていただきました。

内藤のお話について、くわしく下のページをご覧ください。
ラレージャパンHP http://www.raleigh.jp/
小径車(ミニベロ)への賛歌 http://www.raleigh.jp/InfoFAQ/100424_minivelo.htm

続いて、「第2回まちなか自転車空間コンクール」の表彰式を行いました。
(コンクールの詳細はこちら

今回は協賛いただいている「キャットアイ」さん、「FIRST IMPRESSIONS」さん、「ワークルーム」さんより、

自転車に関する便利なグッズを提供いただき、受賞者にお渡しすることができました。

「キャットアイ」さん・・・ライト、GPSとカメラ機能搭載の小型装置など

「FIRST IMPRESSIONS」さん・・・(自転車走行時)靴ひもを留めるアイテム

「ワークルーム」さん・・・自転車手帳

受賞の様子

グランプリ受賞者の岡田由佳子さん

受賞者のみなさん

その後、会場を喫茶サザンカに移して懇親会を開催しました。

懇親会では、おいしい料理を食べながら会員の普段の活動や考えていることを交換して、

楽しく交流を深めることができました。

今年度も活動を展開していきますので、よろしくお願いします。

なお、新年度がスタートしましたので、会員の皆さまには継続手続きをお願いします。

また、ご関心のある方、趣旨に賛同していただける方など、ぜひご参加ください。

年会費は一般会員2000円、学生会員1000円、賛助会員1口5000円です。

お問い合わせは事務局まで。

自転車文化タウンづくりの会HP http://sky.geocities.jp/cycletown_osaka/

あおぞら財団 インターン 平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,その他の事業,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2012年5月31日4:45 PM
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