さる9月29日(木)に、西淀川・公害と環境資料館では、定例会議と資料勉強会を行いました。定例会議と資料勉強会は月に一度の頻度で実施しています。
今回の資料勉強会では、西淀川公害裁判の節目となった3・18府民大集会(1988年)の資料について検証しました。当時、会場である中之島公会堂が満員となる程の大集会でした。資料からはその熱気が伝わってきます。
西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)HP
http://www.aozora.or.jp/ecomuse/
さる9月29日(木)に、西淀川・公害と環境資料館では、定例会議と資料勉強会を行いました。定例会議と資料勉強会は月に一度の頻度で実施しています。
今回の資料勉強会では、西淀川公害裁判の節目となった3・18府民大集会(1988年)の資料について検証しました。当時、会場である中之島公会堂が満員となる程の大集会でした。資料からはその熱気が伝わってきます。
西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)HP
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さる10月13日(木)に第14回エコミューズ運営協議会を開催しました。
西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、資料館の活動を発展的におこなっていくために、その運営について多様な意見や助言を得る場として運営協議会を年に一回、開催しています。
今回、7名の委員の方が全員オンラインでの参加、小田館長と事務局スタッフは資料館からの参加となりました。
画面越しですが、貴重な意見交換の場となりました。
西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)HP
http://www.aozora.or.jp/ecomuse/
龍谷大政策学部清水ゼミと西淀川在住の映画監督・岸本景子さんチームに協力してもらって、大気汚染公害についてより深く学ぶための動画を作ることになりました。10月9日に、のその動画づくりのために、西淀川公害患者の家族と会の方にインタビューを行いました。
朝9:30、講師班が集合し撮影機材整備完了。動画を撮る臨場感が感じられました。
講師陣は監督:岸本さん、脚本:堤さん、カメラ:坂さん、音響:平川さんの4人です。また、あおぞら財団の藤江、公害資料館ネットワークの白神さんも参加しました。
10時過ぎてから、清水ゼミ学生が相次いで到着。
簡単な自己紹介を終えて、早速作業を始めました。
本日の目的は、西淀川公害患者と家族の会の事務局長を務めている上田敏幸さんと、公害患者である岡崎久女さんにインタビューを行うことです。
撮影、照明や録音器具、さらに撮影の流れを事前に理解しておかないといけないので、講師陣の指導の下で、学生の皆さんがコツコツ頑張っています。
カメラok、照明ok、録音okとなり、試し録画を始めました。
動画を編集する際に、画面と音声を一致させる為に、特別な合図が必要です。それがこの「かちんこ」です(格好つけているわけではない)。
学生さん一人一人に意気込みを話してもらい、撮影を行いました。カメラを前に緊張が見られましたが、順調に進んでいるのは何よりです。
昼ご飯は、歌島にあるインド料理屋さん「ジャムナ」のカレー2種、ナン、ご飯とサラダです。ナンの量は驚くほど多いので、カレーと計算しながらバランス良く食べないとおみやげとして持って帰ることになってしまいますよ。
そして午後になって、上田さんと岡崎さんが来られました。いよいよ本番インタビューに入ります。
いきなり本題に突っ込むのはさすがにストレート過ぎるので、やはり雑談を皮切りに始めたの方が良いのでは?ということで、上田さんの昔の職場の話や岡崎さんのセロリ嫌いの話を和気あいあいと伺いながら、公害に関する話題に進みました。
お二方の話によれば、公害訴訟を起こした患者さんたちは、ほぼ「怒り」に駆使され、公害反対運動を始めたようです。自分は何の間違いもないのに工場や自動車からの排気ガスに苦しまされ、公害病になってしまった。この工場や車への「怒り」が出発点となって、公害訴訟が行われました。
しかし、歳月は公害との闘いの中で過ぎ去り、この冷たい思いには、温かい何かが芽生えました。彼らを支えたのはもはや「怒り」ではなく、いつの間にか「次世代にこの苦しみを味わせない」ことになりました。確かに自分の経験に対してはすごく悔しいが、子どもや孫のことを考えて、自分が体験した公害は、決してもう一回彼らに体験させるわけにはいかないという思いで、公害に関する情報を知らない人に知ってもらいたいとお二方は語りました。
また、「患者さんの笑顔」を見ることが一番の喜びだと上田さんが話していました。お互いの気持ちを知り、支え合いながら、より遠く所まで歩んで来られたのだと思いました。
公害患者の生の声を聞いた学生たちは、公害に関する認識はより一層深くなり、これから動画作り、さらに公害防止や環境保全活動の担い手のたまごとして、期待されます。
(あおぞら財団アルバイト・インターン、龍谷大博士後期課程学生 王)
※この動画作成は、 2022年度地球環境基金事業「誰ひとり取り残さない! 気候変動を構造的にとらえ未来につなげる教育プログラムづくり」の一環として、龍谷大清水ゼミの協力、岸本景子映画監督チームの協力を得ながら実施しています。
※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。
10月16日(日)に開催した第2回にしよど防災さんぽ(たださんぽ)の報告です。
10月にしては暑すぎる天気の中、
第2回にしよど防災さんぽ(たださんぽ)が開催されました!
今回は防災士の多田さんをはじめ、西淀川区に関係のある方が子どもを含め20名以上の参加でした
最初にまち歩きアプリの紹介があり
場所をマッピングしながら歩きました。
「災害との戦いの歴史に消えた幻の川のナゾにせまる‼︎」という事で
あおぞら財団をスタート!
野里から姫島へと、「消えた川」中津川の右岸から左岸を歩き淀川か出来た経緯を聞きながら2時間を超える散歩を楽しみました。
防災カルタでもお馴染みの野里住吉神社【一夜官女祭】のお話や中津川の右岸と左岸の石垣や石碑を見ながら、普段何気なく通っている所にも歴史があるんだ…と感心させられたさんぽでした。
もうひとつの「消えた川」は緑陰道路でもお馴染みの「大野川」でした。
昔、川だった大野川緑陰道路
半年に一度という事で、次回は春ごろに開催する予定です。
10月22日(土)、秋の探鳥会を開催しました。参加者は、13人(リーダー、スタッフ含)でした。
福駅に集合し、大野川緑陰道路を歩いて矢倉緑地を目指します。
今年は気候が暖かいため、渡鳥の南下が遅く、いつもなら観察できるカモがほとんどいませんでした。
気候変動の影響が自然界に出ているのを感じた探鳥会でした。
観察種数 27種
カルガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、オオムシクイ、メジロ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト
(記:谷内)*写真撮影:浜口洋文さん
次回 2023年3月4日(土)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30 矢倉緑地公園愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんふるってご参加ください。
■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885 電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/
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■協力
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16https://wbsjosaka.com/
※2022年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。