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» 2010 » 11月

中国からの手紙・好


Temaca滞在記

張 亜東(緑色龍江総幹事)

10月2日から7日まで、International Riversの招待を受け、私はメキシコの小さな町Temacaで開催される第3回命の河国際会議に出席した。その間、私は世界60数カ国の300数名の河川保護運送家と一緒に忘れられない5日間を過ごした。


(美しいメキシコの町Temaca。撮影:張亜東)

Temacaは600数年の歴史を有するが、近所のVerde川にElzapotilloダムを建設することにより、近い将来街全体が水の下に沈むこととなる。自由な河川と美しい故郷を守るため、Temacaの人々は自ら立ち上げり闘ってきた。それゆえ、今回の会議はTemacaの人に対する支持活動でもあった。


(各国の人々がTemacaの住民と一緒にElZapotilloダム工事現場でデモ活動を行う。撮影:張亜東)

会議においては、各国からの参加者がダムが生態環境、社会文化およびコミュニティ住民に与える影響について討議し、河川保護に関する行動経験を分かち合った。今大会は次のような7つの主要議題を設置した。すなわち、効率的な社会運送家、気候変化と水の管理、有効なコミュニケーション、ダムの基準と財務計画、権利と補償、エネルギーの解決方案および政策と実践から河川を保護・回復することなどである。個々の議題はさらにおおよそ5つのテーマに分かれ、参加者は自分の需要に応じて選択的に会議に参加することができた。そのほか、大会はまた地域別会議を設け、地域間の協力を深める場となった。


(メイン会場内で行われているテーマ演説。撮影:張亜東)

(東アジア、東南アジアからの参加者が、区域間の交流・協力のあり方について討議する。撮影:汪永晨)

私を含めて中国からは7人が参加した。私たちは、東南アジアの参加者と云南省の河川水利開発が下流国家に与えた影響について、アフリカの参加者と中国の会社がアフリカでダムを建設する状況について、またインドの参加者とヒマラヤ山脈の水源の保護について、さらにロシア、モンゴルの参加者と国境を越える黒竜江の保護についてそれぞれ意見を交換した・・・・・・。


(各国の方々が石膏板に絵を描いて美しい願いを寄託する。撮影:張亜東)


(メキシコの一般家庭を訪問,左一が張亜東。)

張亜東
黒竜江流域内において活動するNPO「緑色龍江」の総幹事で、自然保護と環境教育を行っています。
11月27日の「日中環境問題サロン2010 対話から築く日中の環境教育の協働」に招待しで報告をしていただきます。

(翻訳:金 玲)




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2010/11/15(月) 05:28

大野川緑陰道路で「タンデム自転車を楽しむ会」を開催します


定員に達しましたので、キャンセル待ちとなっています。
たくさんのお問合せ、お申込みありがとうございます。

サイクリングが好きな方は勿論、視覚に障害のある方や脚力の弱い方でも誰でも楽しめる、
二人でペダルを漕いで走れるタンデム自転車を体験してみませんか?
この度、タンデム自転車の体験会を実施いたしますので是非、ご参加ください。

◎開催日時:2010年12月12日(日)10:00〜13:00
◎集合場所:あおぞら財団ビル1階前(大野川緑陰道路横)
参照:JR東西線「御幣島(みてじま)」駅より徒歩5分
改札を左へ出て直進 地下道⑪番出口、国道2号線沿い・UFJ銀行の左手2軒隣
当日は案内スタッフが誘導します。

◎走行場所:大野川緑陰道路〜淀川堤防〜矢倉海岸
・Aコース:国道2号〜淀の水橋跡(往復4km程度、往復20分位)
・Bコース:国道2号〜淀の水橋跡〜矢倉緑地まで(往復8km程度、往復40分程度)
◎募集人数: 20名(先着順、障害のある方を優先します)
◎タンデム自転車:10台(自転車台数が限られていますので、交代で乗車いただきます)
◎参加費:500円(保険代他)

◎当日スケジュール:
9:30受付開始(御幣島駅での案内スタッフは9時20分頃より配置につきます)
10:00イベント開始
13:00イベント終了

◎注意事項
・寒さ対策をお願いします。なお、あおぞらビル内に休憩室を設け、室内で待機いただく予定です。
・帽子や飲み物など、各自でご持参ください。なお、あおぞらビル休憩室や矢倉緑地での休憩時に昼食をとっていただくことも可能です(昼食は各自でご準備ください)。
・自転車に乗りやすい、動きやすい服装でお越しください。
(軍手/ズボンの裾を止めるバンドなどあると便利です。)
・雨天中止の判断:前日の17時の時点で当日の降水確率が70%以上の場合は中止

◎共催:大阪でタンデム自転車を楽しむ会
サイクルボランティア・ジャパン
自転車文化タウンづくりの会
社会福祉法人日本ライトハウス
/日本サイクルスポーツ発展協力者会
あおぞら財団

◎イベントの申込み、お問合せ
事務局:あおぞら財団内(担当:藤江、北中)
電話:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
メール:webmaster@aozora.or.jp


Filed under: イベント案内 | 地域づくり | タンデム自転車 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/11/15(月) 10:38

第14回道路連絡会が行われました


日時:2010年11月2日(火)14:00-16:00
場所:西淀川区民ホール
参加人数:98名 11月2日に、西淀川地区道路沿道環境に関する連絡会(第14回)が行われました。道路連絡会は、大阪・西淀川公害裁判において、原告(公害病患者ら)・国・公団との間に交わされた和解条項に基づいて設置されました。原告である公害病患者らは地裁判決で勝訴した際の損害賠償金を放棄しました。その代わりに、国は西淀川区の道路環境対策を約束し、道路連絡会はその具体的な意見交換の場として設置されました。西淀川地域の道路における環境施策の円滑かつ効率的な実施に資することを目的とし、国土交通省近畿地方整備局、阪神高速道路公団、原告団との間で開催されています。

写真 道路連絡会の様子

 まず、国土交通省近畿地方整備局から、国土交通省および阪神高速道路株式会社が西淀川区において取り組んでいる環境対策について資料説明がありました。

次に、あおぞら財団の藤江から、原告からの提案として、「大型車と交通量の削減」、「歩行者・自転車にやさしい沿道対策・交通環境対策」、「PM2.5の環境基準設定の早期達成に向けた対策」、「歌島橋交差点の提案 歩車分離型のスクランブル交差点など」を説明しました。

また、患者会の岡崎さん、酒井さんから、ぜん息患者の苦痛や未認定患者の困難な現状を訴え、交通量・大型車混入率の改善やPM2.5 の削減、歌島橋交差点の横断歩道の再設置など西淀川の環境改善を要求しました。

その後の意見交換では、国土交通省側からは、現状の対策を継続していくとの返答のみで、環境ロードプライシングのさらなる拡充や歌島橋交差点のスクランブル交差点化などに対する具体的な返答はもらえませんでした。

あおぞら財団および患者会は、この意見交換を連絡会の場だけで終わらすのではなく、西淀川地域の道路沿道環境の改善に具体的につなげるために、国土交通省との交渉を継続して行く予定です。

参考:
道路連絡会 資料(あおぞら財団ホームページ)
歌島橋交差点の横断歩道が消えた!(あおぞら財団blog 2009年5月8日)


Filed under: 地域づくり | 西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/11/09(火) 05:41

2010 サイクル&エコカーニバルにてチャリンコチャンピオン


2010 サイクル&エコカーニバルin池田(会場:宣真高校)において、
チャリンコチャンピオンを行いました。

チャリンコチャンピオンとは、交通ルールを知ってもらい、
自転車の正しい乗り方を知ってもらおうという催しです。
(2009年 チャリンコチャンピオン)

実施した競技内容は・・・
①間隔判断
②スラローム走行
③8の字走行

以上の3つの競技を実施しました。

間隔判断とスラローム走行は、多くの方がスムーズにクリアしましたが、
8の字は、「難しい!!」「こんなん通られへんで〜!!」と言われてしまいました。
きちんと測って作ったのですが・・・

そんな中でも、ペットボトルを1本も倒さずにクリアする人が今年も居ました。
昨年は自転車競技をしているという小学生の男の子2人でしたが、今年はクリアが6人に!!
大人が3人、小学生3人(うち女の子1人)がクリアしました。
また、幼稚園に通っているという男の子が3本で最高記録!!
お父さんもびっくりなぐらい、自転車をうまく操作できていました。


最近は、子どもが加害者になる自転車事故が社会問題になりつつあります。
チャリンコチャンピオンでは、自転車の操作だけでなく、自転車が関る交通ルールについてもクイズ形式で出題し、正しい交通ルールの普及にも努めています。

チャリンコチャンピオンを通じて、自転車事故が一つでも減ることを願っています。

あおぞら財団スタッフ
山本 元




Filed under: 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/11/08(月) 03:14

滋賀県立大学授業


2010年10月28日(木)
毎年恒例になりました、滋賀県立大学での授業です。

フードマイレージ買物ゲーム    ↓
ダイヤモンドランキング    ↓
あおぞら財団説明

という流れを3時間で行いました。







今年はダイヤモンドランキングが非常に面白く
「雇用を生み出すために農業の人材育成をしていきたい」
というような理由を述べてくれました。
やはり、大学生となると
個人的な行動について考える買物ゲームだけではなく
社会システムについて考えるダイヤモンドランキングまでやらないと
環境教育としては物足りないなぁと感じています。

レポートで、環境学習について考えるとなっているのですが
どのようなレポートが上がってくるか
とても楽しみです。
(林美帆)




Filed under: 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2010/11/08(月) 12:07
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