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» 2011 » 8月

セミが教えてくれること展 開催中

あおぞら財団インターン生 近畿大学 内田 朋大

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8月10日(水)~8月31日(水)まで(8月22日と8月23日はお休み)あおぞらビル1階のあおぞらイコバで午前10時~午後5時まで”セミが教えてくれること展”を行っています。セミが教えてくれること展では、セミの一生やセミの種類の見分け方、オスメスの区別の仕方などを紙芝居風に展示しています。その他にも、セミのぬけがら調べの役割や、毎年夏に大野川緑陰道路で行っているセミのぬけがら調べの結果も展示しています。ぬけがら調べより、クマゼミがよく発見されていた大野川緑陰道路ですが、数年前からアブラゼミが発見できるようになり環境が少し変化ているのかもしれません。また、セミの標本も展示しているのでより身近に感じると思います。小学生にもわかってもらえるようにインターン生で話し合い、難しい言葉の表現を苦戦しながら柔らかい言葉の表現に代え、理解してもらえるように工夫しています。セミに興味がある方やセミが好きな子供たちなどお気軽にあおぞらイコバにお越し下さい。

  • 日時: 8月10日(水)~8月31日(水)まで (8月22日・8月23日は除く)
  • 時間: 午前10時~午後5時まで
  • 場所: あおぞらビル1階 あおぞらイコバ〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
    最寄駅JR東西線 御幣島駅 ⑪番出口すぐ   地図のURLはこちら
  • 展示内容

☆セミの一生とセミの見分け方
☆セミのぬけがら調べの役割
☆毎年のセミ調べの結果 など

  • 主催: あおぞら財団
  • 入場無料

震災支援金、7月は31,022円を頂きました

aoitori

あおぞら財団で受付けている「東日本大震災支援金」に対し、7月は31,022円の支援金を頂きました。

合計は、377,379円の支援金が集まりました。(受付開始3/23~7/31現在)

3月23日~31日 149,607円
4月1日~30日 9,700円
5月1日~31日 26,000円
6月1日~30日 161,050円
7月1日~31日 31,022円
合計 377,379円


ありがとうございます。

なお、頂いた支援金は、被災地(岩手県・遠野)に寄贈した、廃食油BDFで走るワゴン車等の購入代金等に充てさせて頂きます。

目標額は100万円です。

引き続き、ご協力下さいますよう、よろしくお願いします。

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:kuwasiku:

<あおぞら財団「東日本大震災活動支援金」の受付>
現金でも受け付けています。あおぞら財団の事務所にお越しください

■銀行
三菱東京UFJ銀行 歌島橋支店(ウタジマバシシテン) 店番:006 種別:普通預金
口座名:(財)公害地域再生センター ザイ)コウガイチイキサイセイセンター
口座番号:0013203

■郵便局
加入者名:あおぞら財団 口座記号・番号:00960-9-124893
※通信欄に「東日本大震災活動支援金」とお書きください。

【ステッカーデザイン協力】バードデザインハウス

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 東日本大震災支援 — aozorafoundation 公開日 2011/08/04(木) 07:25

ハンダー油機株式会社での搾油機見学とECOまち定例会議

8月3日午前中にECOまちネットワーク・よどがわのニュースレターの取材のため、計7名が集まり大阪市東淀川区大桐にあるハンダー油機株式会社の中西孝継様のもとを訪れ、搾油機の見学をさせていただきました。

ハンダー油機株式会社は、搾油機や精油機等をつくる工場です。
ECOまちネットワーク・よどがわでも菜の花プロジェクトの活動にとりくんでいますが、油を絞る機械をつくる工場が、身近な場所にあることがわかり見学をさせてもらうことになりました。

工場内へ案内されると、中型の搾油機がありました。

この搾油機は植物の種子から化学物質を一切使わずに油をとることができます。

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驚いたことにこの機械は1952年に作られ、約60年間も同じ型のものが作られています。

故障も少なく、メンテナンスも主に部品交換のみということで、搾油機の頑丈さと性能の良さが伺えました。

名前も1952年に作られたので「S-52型」です。

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中に内蔵されているこのドリルの先端で原料を潰します。

原料は菜種・椿・ひまわり・ゴマなどの種子が固いものであれば搾油することができます。

1時間に50kgの原料を搾ることができ、そのうちの約30%~40%を油分として搾ることができます。

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原料を搾ったあとの搾りカスです!

搾りカスもただ捨てるのではなく、肥料として利用できます。

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現在は主に自治体・農協・油屋の依頼を受けており実際に滋賀県の愛東町や兵庫県の淡路島など、菜の花プロジェクトに取り組んでいる団体でも使われているそうです。

また海外からもたびたび注文が入り、世界各地に輸出している実績があります。

大阪市の製品が世界の国々で活躍していることをはじめて知り、改めて発達した技術のすばらしさを感じました!

午後からはECOまちネットワーク・よどがわたよりのニュースレターの編集会議を行いました。

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編集会議の後は月に1度のECOまちネットワーク・よどがわの定例会議です。ECOまちの役員の方や、大阪経済大学柏原ゼミの学生など計13人が集まり、約2時間打合せを行いました。

今後の予定やイベントについての詳細を決定しました。

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私はこういった地域の市民活動の場に参加することが初めてだったのでイベントや企画が進められていく場に参加できたことは良い経験になりました!

ECOまちネットワークよどがわは太陽光の市民共同発電所「さわやか発電所」を設置するなど、自然エネルギーの普及も積極的に行っています。

私は太陽光の市民共同発電所が大阪市内で1箇所しかないという事実を知って、自然エネルギーの良さをもっと多くの人に知ってもらい、自然エネルギーの活用がもっと増えることが必要だと感じました。

* さわやか発電所についてはこちらです

あおぞら財団インターン生 京都女子大学 古味那津実

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011/08/04(木) 04:45

セミ調べ事前勉強会と羽化の観察会

インターン生 近畿大学3年 坂根慎哉

2011年7月29日にセミのぬけがら調べの事前勉強会と羽化の観察会を行いました。

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8月23日のセミ調べ本番に向けて、セミ調べに参加するインターン生7名が参加し、講師として社団法人大阪自然環境保全協会の高畠耕一郎さん、山本智子さんに来て頂きました。

まず、高畠耕一郎さんからセミの実態や、種類、抜け殻の見分け方などについて教えて頂きました。

アブラゼミとクマゼミのオスとメスの抜け殻を並べて見分け方を説明していただきました。

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最初はどこに違いがあるのかまったく分かりませんでしたが、説明を受けるとそれぞれに違いがあるのが分かりました。

クマゼミとアブラゼミでは色や大きさに違いがあり、産卵管があればメス、なければオスだそうです。

次に、山本智子さんからセミの紙芝居を見せて頂きました。

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紙芝居を見るのはいつ以来か覚えていませんが、小さい頃に戻ったような感じがしてとても楽しく見ることが出来ました。紙芝居の後には、セミについてのクイズを出して頂きました。すごく楽しくセミについて学ぶことができて、子供たちもこの紙芝居やクイズをしてもらうと喜ぶだろうなと思いました。

19時からはセミの羽化の観察をしに、大野川緑陰道路を通って西淀公園へ向かいました。

みんなで懐中電灯を照らして木に羽化しているセミがいないか探し回りましたが、数時間前に降った大雨のせいか、なかなか見つかりません…

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抜け殻はたくさんあり、中にはこんな面白い抜け殻がありました!

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抜け殻の下に抜け殻があって、そのまた下に抜け殻、となんと3つも抜け殻が連なっています!

セミは羽化中は無防備になるため、外敵が来にくい安全な場所で羽化するそうですが、ここはよっぽど安全な場所だったのかなぁと思いました。

西淀公園に着いたところで羽化するために木の枝へと向かうセミの幼虫を発見しました!

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ゆっくりと木の枝に向かって歩いていました。

ここから羽化するには何時間もかかるため、その後も羽化中のセミを探し続けましたが、解散時刻の20時になってしまい、残念ながら見つけることはできませんでした。

セミについて知らないことだらけでしたが、今回の事前勉強会で楽しく学ぶことができました。セミのぬけがら調べの本番では、自分たちが子供に教える立場になるので、今回教えてもらったことを活かして、ぬけがら調べの準備と本番を頑張りたいと思います!

スタディツアー事前勉強会(大阪)7月17日

2011年7月17日 13:00~ あおぞら財団3F

8月に開催されるスタディツアーの事前勉強会(大阪)を開催しました。参加者は18人。
講師は前回(7月9日)の都留文科大学に引き続き、小田康徳先生(大阪電気通信大学教授、エコミューズ館長)です。
大阪の都市化と工業化のせめぎあいについてお話しいただきました。

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小田先生と大阪との出会いは、中学生時の修学旅行だったそうです。

次に大学受験のため訪れた時、大阪港を航行する船から月を見た際、工業都市「大阪」の姿を目の当たりにします。
夜空に浮かぶ月が大気汚染の影響で、赤茶けて見えたことをハッキリと覚えているとのことでした。

・工業の発展、工業化は、必ずしも都市の発展につながるか?
・工業化は都市化とつながるか?
という2点が投げかけられました。

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参加者からは、

「地盤沈下の規制はあったのか?」
「工場を中心としたコミュニティ形成はどうなっていたのか?」
「住に特化したまち、千里ニュータウンとの比較」
「公害を社会倫理学から見ると、どう見えてくるのか」といった質問が出ました。

小田先生曰く、「長時間の講義?になりますが、おもしろいのできっと聞き入るよ」とのこと。
その通りの勉強会になりました。

続いて、西村先生からスタディツアーの心得をお話いただきました。

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テキスト、ガイドブックにはない。今、そこになる自分自身への気付きを共有する。
時にはカルチャーショックを受けたり、過剰に感情移入してしまったり、体験から学ぶことがたくさんあるということでした。

当日は、両先生方のお話を念頭におき、実りあるスタディツアーにしましょう!!

あおぞら財団スタッフ

山本 元

Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011/08/02(火) 10:03
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