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10/27(水)はあおぞら市です。

10/27のあおぞら市は

流れる千年さんの韓国雑貨・食品の販売、
谷口ファームさんのオーガニック野菜の販売、
手しごと工房「MOKU」さんによる
『マイお箸づくり』のワークショップ、
楽成体さんのワンコインマッサージがあります。

・・・・・・・・・・・・
新型コロナウィルスの影響に以下の点で対応いたします。

・お店とお店の間隔を十分に確保します。
・半屋外空間ですので、換気を十分にいたします。
・テイクアウトのみの販売にします。
・手指消毒液を設置します。

日 時=2021年10月27日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

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●10/27日の出店予定

■流れる千年
大阪コリアタウンにある韓茶カフェ
「流れる千年」の出張販売です。

◎砂糖不使用のヘルシーなナッツ菓子「カンジョン」
◎さらに美味しくなった新バージョンの「薬菓」
◎ふわふわ不思議食感の「油菓」
◎濃厚な味わい!「徳山純正ごま油」

その他、コリアタウンで見つけたオススメのアイテムなどを数量限定でお持ちします。

月に一度のペースで出店中!
商品のお取り置き依頼やお問い合わせは
ns_aozoraichi@icloud.comまで♫

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■足つぼマッサージ楽成体体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■あおぞら財団販売コーナー
・客家擂茶(はっかれいちゃ)
・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなど

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今後の予定

<2021年>11/10、11/24
※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

 

 

 

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2021/10/21(木) 13:11

【イベントお知らせ】みてアート2021~にしよどがアートになる日~ 

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みてアート2021~にしよどがアートのまちになる日~ を開催します!

かつて大気汚染などが深刻化し「公害のまち」とも呼ばれた西淀川区で、アートをきっかけにみんなで交流するイベントです。

みてアート2021

11/6(土)-11/7(日)※先行展示あり
11:00-16:00
雨天決行・荒天中止/入場無料(一部有料)

アート展示、ワークショップなど、区内で連携イベントが同時開催。
区内の店舗、事務所などをまわって、アートを体感しよう。
拠点を回ってシールを集めると素敵な景品がもらえます。

 

●参加方法

総合受付(もと歌島橋バスターミナル内)で受付をしてください。
マスク着用、検温、健康アンケート、連絡先の記載等にご協力ください。
「みてアート2021・ガイドマップ」を手に、拠点を回ってください。
一部の拠点にはシールを置いています。シールを集めると素敵な景品をお渡しします。
景品交換はもと歌島橋バスターミナル内です。最終受付は16:00です。

総合受付に来られず、直接、各拠点に行かれる方は、各拠点にて、検温、健康アンケート、連絡先の記載等にご協力ください。

その他、拠点情報は随時アップしていきます!

2020年の様子
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主催/みてアート実行委員会

共催/西淀川区地域振興会

協力/西淀川区役所、アトリエヤマダ、大阪市高速電気軌道株式会社、株式会社ダンボる、西淀川アートターミナル運営会議、西淀川区社会福祉協議会、西淀川区商店振興協議会、にしよど現代図工室

助成/大阪市助成事業、共同募金配分金助成事業

問合せ/あおぞら財団

電話6475-8885

新型コロナウィルス感染症対策について

ご来場の際、手指消毒、マスク着用にご協力ください。イベント前に体温計測させていただき、37.5度以上の発熱がある場合、また、咳や全身倦怠感等の風邪の症状がある場合は、参加をご遠慮いただきますのでご了承ください。会場によっては入場制限をさせていただく場合があります。また、感染症の状況の応じて、内容・日程の変更や中止の可能性があります。

みてアートHP
http://miteart.blogspot.com/

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。

Filed under: イベント案内 | 地域づくり | みてアート — aozorafoundation 公開日 2021/10/21(木) 13:11

西淀川公害=資料の紹介(2) 中津コーポ高速道路反対ニュースビラ 

※機関誌りべらで連載をしている所蔵資料紹介コーナーの転載記事です。

写真は、大阪市大淀区(現在北区)中津コーポ住民による高速道路反対のニュースビラの一部です。1971年5月から72年8月31日まで全95号がまとめられています。書き手は、のちに大阪空襲の研究やその被災者運動で知られる故小山仁示関西大学教授。当時40歳になったばかりで、B4版の紙面いっぱいを使い、大量の字数になることもしばしばでした。

ニュースでは、号を追って道路公害に関する認識を深め、解決すべき課題を明確にしています。当局や府・市議会、そしてマスコミ等との交渉を通じ問題の所在を明らかにし、その解決の社会的意味を論じていきます。また、道路で結ばれる関係地域の住民運動に何度も連帯のエールを送っています。そのなかには西淀川公害反対運動を進める人びとも含まれていました。運動を点から線へ、線から面へと広げる意義が何度も語られています。

今回見つけ出された資料は、その運動の実際を再現する根本資料です。西淀川公害反対運動も、こうした広い背景を持って展開したことが確認できます。

エコミューズ館長 小田康徳

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井上善雄弁護士資料No.118

りべらVol.157(2021年10月発行)より抜粋

西淀川公害=資料の紹介(1) 第1回公害問題講座のポスター

※機関誌りべらで連載をしている所蔵資料紹介コーナーの転載記事です。

– – – – –

1970年10月、日本科学者会議大阪支部・新日本医師協会大阪支部・大阪民主医療機関連合会はそろって公害問題講座を開きました。これはそのときのポスターです(エコミューズ保管)。参加者は4日間で延べ1,000人以上。うち384人に上ったアンケートのまとめもガリ版刷りで残っています。公害問題を知りたい、理解したいという願望は大阪でも広がっていたのです。

講座の主催者たちも知らない多様な人びとがこの講座を聴講しました。10歳代34人、20歳代243人、30歳代50人と圧倒的に若い人が多く、参加のきっかけは、8割以上がポスターやビラを見てと答え、もっと早く知りたかったとも語っています。公害問題は日本を揺るがす大問題で、自分にも関わると広く認識されていたのです。翌年1月には第2回の講座が実施されています。

公害をなくそうとの声を一つにまとめ、公害を押し付ける大阪府や市などの行政と渡り合おうとする永続的な組織「大阪から公害をなくす会」が結成されるのは、1971年2月17日のことでした。

エコミューズ館長 小田康徳

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大阪から公害をなくす会資料No.318-2

西淀川公害がわかる資料集をつくろう

あおぞら財団付属の西淀川公害と環境資料館エコミューズでは、資料集編集の取り組みをしています。機関誌りべらで連載をしている所蔵資料紹介コーナーをブログでも紹介していきます。

– – – –

1970年2月「公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法」が制定されたとき、西淀川区でこの年末までの公害病認定数は1,241人。1978年4月の西淀川公害裁判提訴の直前、救済法を引き継いだ公害健康被害補償法による累計の認定患者数は5,621人。死亡者を除くと4,242人が認定患者でした。この激烈な健康被害は、1970年11月公害国会後の公害対策の進展下に起きていたのです。裁判は住民の健康無視の工場操業から出るSOx、道路政策の中で新たな公害源として猛威を振るっていたNOxとSPMの環境基準以下までの排出差し止めを求めました。西淀川公害訴訟は同じ大気汚染に苦しむ千葉・川崎・倉敷・尼崎・名古屋南部・東京の裁判と連携してたたかわれました。

いまエコミューズの資料調査活動が進み、裁判の記録はもちろん、公害患者たちのくらしから裁判後の活動に至るまで、無数の資料の中から歴史に残る活動の跡を選び出す条件はようやく整い始めています。過去の事実が意図的に消されないため、記録を、それも第一級の記録をもれなく集めた資料集を編集することになりました。

エコミューズ館長 小田康徳

No.7308 検甲第14号証の29 昭和39年2月7日 西淀川区出来島付近上空から大阪製鋼の方向を撮影

西淀川の空を覆う工場排煙―1963年2月7日大阪気象台撮影。裁判の証拠として提出

 

No.1270

合同製鐵との交渉。1991年3月29日の第一次判決後被告側が控訴。白紙に患者の願いが

 

 

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