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第6回公害資料館連携フォーラムin東京 2018年12月14-16日

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【12/14,15,16開催】

みんなSDGsに繋がっているよ!公害資料館の”わ”

「第6回公害資料館連携フォーラムin東京」
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公害を伝える取組を学び、
各地の公害地域再生の取組を共有することで、
公害教育と公害資料館の可能性につい て議論する
公害資料館連携フォーラムを年1回開催しています。
新潟・富山・四日市・水俣・大阪で開催し、今年度は東京で開催します。

SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにして、東京や川崎の公害の今を共有しつつ、これからの公害教育と公害資料館の可能性について議論を深めたいと願っています。

公害資料館連携フォーラムin東京ちらし表 0906_ページ_2
WEBサイト:http://kougai.info/forum
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【日程】:2018年12月14-16日(金-日)
【会場】:法政大学 多摩キャンパス ほか
(アクセス:http://www.hosei.ac.jp/access/tama.html
京王線 めじろ台駅下車、バスで約10分「法政大学」下車
JR線 西八王子駅下車、バスで約22分 または、相原駅下車、バスで約13分「法政大学」下車)

【内容】:
12/14(金) 13-17時
*フィールドワーク (先着30名)
東京の大気汚染公害の現場を回る
12/15(土) 13時~
*基調講演
「市民の力でSDGsを活用する~ハードコア編」
今田 克司さん
*フォーラム 分科会1
*交流会
12/16(日) 9時30分~
*フォーラム 分科会2
*フォーラム 全体会
[チラシやWEB(http://kougai.info/forum
メール後半に詳細な内容を記載しています。あわせてご覧下さい。]

【参加費】:
*フィールドワーク:4,000円
*フォーラム(2日とおし): 会員4,000円 非会員5,000円 学生1,000円
*交流会:4,000円

【参加申込】
以下の申込フォームからお申込ください。
https://goo.gl/forms/yE1vcymSBhs4m03p2
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または、メール後半の詳細やチラシ等をご覧の上
必要項目[氏名/所属/連絡先(電話・メール・住所等)/
参加希望内容(フィールドワーク・基調講演・交流会の参加の有無・希望分科会)]についてFAX・メール・電話にてお知らせ下さい。

メール:kougaishiryoukan+forum@gmail.com
TEL 06-6475-8885  FAX 06-6478-5885
WEBサイト:http://kougai.info/forum

■□■□内容詳細■□■□■□■□■□■□■□

「第6回公害資料館連携フォーラムin東京」

【12/14(金) 13-17時 フィールドワーク】 (先着30名)
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★東京の大気汚染公害の現場を回る
大和町交差点(大気汚染激甚交差点)-自転車道改善の現場-被害者のお話-立教大学共生社会研究センター(千葉川崎公害裁判、東京大気汚染公害裁判資料)

【12/15(土) 13時~20時 基調講演/分科会/交流会】
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★13:00-15:00 基調講演
「市民の力でSDGsを活用する~ハードコア編」
今田 克司さん
[講師プロフィール]
一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク業務執行理事
現職ほかに(一財)CSOネットワーク代表理事、(特活)日本NPOセンター副代表理事。米国(6年半)、南アフリカ(5年半)含め、国内外でNPOマネジメント歴24年。2008-13年、市民社会の強化を推進するCSOのグローバルな連合体であるCIVICUS(南アフリカ)にて事務局次長。この間、SDGs(持続可能な開発目標)策定過程に市民社会の声を反映させる各種提言活動に関わった。

★15:15-17:45 分科会
○15-1[資料]展示キャプションの作成を通じて資料整理の方法を学ぶ
資料をじっくり分析して、展示キャプションを書いてみるというワークショップを行います。展示キャプションの作成と資料整理のプロセスには実は共通する点があります。資料の読み方や目録の作り方等、グループワークを通して理解を深めます。
担当委員:清水 善仁(法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズ)、平野 泉(立教大学共生社会研究センター)、小田
康徳(西淀川・公害と環境資料館)、蜂谷 紀之(国立水俣病総合研究センター)

○15-2[地域づくり]公害地域再生のまちづくり戦略:患者会と自治体の効果的な連携を目指して
東京と川崎にある「公害患者と家族の会」は、被害補償を求めて運動を展開していく一方、公害を起こさない地域づくりに取り組んできました。本分科会では、二つの会の実践を報告していただき、自治体へのアプローチの仕方、パートナーシップの築き方、計画や施策への提言の方法などについて共有し、具体的な議論を行います。
ゲスト:大越 稔秋さん(東京公害患者と家族の会副代表)
大場 泉太郎さん(川崎公害患者と家族の会事務局長)
担当委員: 川中 大輔(龍谷大学)、原田 利恵(国立水俣病総合研究センター)、尾崎 寛直(東京経済大学)

○15-3[展示]巡回20年の水俣展に学ぶ
水俣フォーラムは、1996年の水俣・東京展をもとに翌年設立されました。これまで全国で25回開催してきた水俣展は何をめざしてどのように作り、何を伝えてきたのかうかがいます。それを元に公害資料館の存在理由と展示の意義を考えます。
ゲスト: 実川 悠太さん(認定NPO法人水俣フォーラム理事長)
担当委員 :林 浩二(千葉県立中央博物館学芸員)

○15-4[教育1]「公害資料館」の教育力を考える
時代が流れ世代も替わる中で、公害資料館の社会的装置としての意味は変わってきています。その変化にどう対応するか。これまで水俣病を伝える活動に取り組んできた吉永さんの問題提起を踏まえ、皆さんと共に考えたいと思います。
ゲスト: 吉永 利夫さん(株式会社ミナコレ)
担当委員: 高田 研(都留文科大学)、安藤 聡彦(埼玉大学)

★18:15-20:00 交流会(会場 :法政大学多摩キャンパス内)

【12/16(日) 9時30分~15時 分科会/全体会】
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★9:30-12:00 分科会
○16-1[公害入門]公害と環境、アジアへの広がり
日本では1960年代から、公害環境問題を学際的に分析し、政策提言を行う研究者のグループが生まれ、活動が積み重ねられてきました。そして90年代以降は公害地域の「環境再生」に取り組むとともに、その経験を活かし、深刻な公害が頻発するアジアへと活動のネットワークを広げています。このような取り組みの意義をお話ししていただきます。
ゲスト:寺西 俊一さん(一橋大学名誉教授・特任教授)
担当委員: 尾崎 寛直(東京経済大学)

○16-2[企業]SDGsの視点で、イタイイタイ病の経験から学ぶ
イタイイタイ病の原因企業、三井金属の子会社である神岡鉱業の元社長の渋江隆雄さんに、被害者との信頼関係構築について、当時どのように考え行動されたか、お話しいただきます。公害経験からの学びが、企業のSDGs(持続可能な開発目標)達成にどのようにつながるのかを考えます。
ゲスト:渋江 隆雄さん(元三井金属鉱業株式会社執行役員、北海道大学新渡戸カレッジフェロー)
担当委員:五十嵐 実(日本自然環境専門学校、あがのがわ環境学舎)、藤原 園子(公益財団法人水島地域環境再生財団)、清水
万由子(龍谷大学)、髙木 勲寛(神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会)

○16-3[教育2]私たちはなぜ「公害に抗する教育」に取り組んだか?:未来に向けて過去を語り合う
半世紀あまり前、公害問題が激発した時代に、公害に抗する教育運動が展開されました。その中心におられたおふたりにおいでいただき、語り合っていただくなかで、これからの公害教育に向けて継承すべきものを考え合っていきたいと思います。
ゲスト: 藤岡 貞彦さん(一橋大学名誉教授)
福島 達夫さん(元和光大学教授)
担当委員:安藤 聡彦(埼玉大学)、高田 研(都留文科大学)

★13:00-15:00 フォーラム 全体会

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●主催:第6回公害資料館連携フォーラムin東京実行委員会(順不同)
新潟県立環境と人間のふれあい館-新潟水俣病資料館-
一般社団法人あがのがわ環境学舎
一般財団法人 神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会、
富山県立イタイイタイ病資料館
四日市公害と環境未来館
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)付属西淀川・公害と環境資料館
尼崎南部再生研究室(あまけん)
公益財団法人 水島地域環境再生財団
全国公害被害者総行動実行委員会
法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズ
立教大学共生社会研究センター
国立水俣病総合研究センター
水俣市立水俣病資料館
一般財団法人 水俣病センター相思社
株式会社ミナコレ
東京公害患者と家族の会
川崎公害患者と家族の会
地球環境パートナーシッププラザ
公害資料館ネットワーク
(2018年8月31日現在)

●  共催
一般社団法人 日本環境教育学会
公益社団法人 日本環境教育フォーラム

●  後援(順不同)
環境省
ESD活動支援センター
関東地方ESD活動支援センター
全日本博物館学会
日本展示学会
日本アーカイブズ学会
東京都人権啓発センター
認定NPO法人 開発教育協会
認定NPO法人 水俣フォーラム

●  協力
関東EPO

●2018年度地球環境基金助成事業

【東京大気汚染公害裁判について 】
1960年ごろから、東京は自動車の排気ガスによる大気汚染に悩まされていきます。ディーゼル車は、ガソリン車からはほとんど排出されない浮遊粒子状物質を大量に排出し、酸化窒素もガソリン車の十数倍排出します。自動車排ガス汚染により、ぜん息などの呼吸器系の病気になる人が増えていきました。東京大気汚染公害裁判は1996年~2007年に行われました。裁判和解後も原告と被告は話し合いを続けて、公害地域再生に取り組んでいます。

★お問い合わせ等
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「第6回公害資料館連携フォーラムin東京」 実行委員会事務局/公害資料館ネットワーク事務局

公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)担当:林、栗
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
kougaishiryoukan+forum@gmail.com

公害資料館連携フォーラムin東京

Filed under: イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2018年10月4日4:55 PM

中国NGOリーダーの研修をおこないました。

9月21日(金)中国で様々な市民活動をしているNGOリーダーの方19名があおぞら財団に研修に来られました。中国銀杏基金会による研修で、コーディネーターの朱惠文さん(日中市民社会ネットワーク事務局長)は、以前にもあおぞら財団と交流のあった方です。

午前中はあおぞらビル3階のグリーンルームで、あおぞら財団研究員の林が研修の流れ、西淀川公害の歴史と今、あおぞら財団の活動を、映像を写しながら紹介しました。参加された方々は、60年代工場からの煤煙で七色に煙る空の写真に、大気汚染のひどい北京と重ねて見ておられました。

工場からの煤煙は繁栄の証だったとの説明にみなさん大きく頷いていました

工場からの煤煙は繁栄の証だったとの説明にみなさん大きく頷いていました。

熱心にメモされています。

熱心にメモされています。

後の質問では「大気汚染のひどい北京との交流はありますか?」「中国語の教材はありますか?」「公害を起こした工場、働いていた人は今どのような状況ですか?」といったものがあり、参加者の方々の環境問題に対する想いの大きさを感じました。他にもあおぞら財団の活動についても「西淀川の状況やイメージが良い方向へ変わってきて、事業も変わってきますか?」「個々のプロジェクトはずっと続くものですか?」等いくつか質問があり、1時間と短い時間の中でも大変興味を持たれた様子でした。

積極的に質問してくださいました。

積極的に質問してくださいました。

あおぞら財団藤江事務局長よりご挨拶

あおぞら財団藤江事務局長よりご挨拶

 

素敵なお土産を頂きました!

基金の名前にちなんだ銀杏の葉っぱアートのプレゼントです。

基金の名前にちなんだ銀杏の葉っぱアート

手作りの可愛いキーホルダーを頂きました。

手作りの可愛いキーホルダー

自主制作のDVD

自主制作のDVD

 

その後、5階のあおぞら財団附属「西淀川・公害と環境資料館」(エコミューズ)へ移動して「公害みんなで力をあわせてー大阪・西淀川地域の記録と証言―」のパネルを見学しました。

イラストからも伝わっているようです。大きく頷きながら見られていました。

パネルは日本語表記ですが、イラストからも伝わっていました。

喘息患者の気道、発作時の気道、正常な気道、の模型。触ると硬さの違いが分かります。

喘息患者の気道、発作時の気道、正常な気道、の模型。触ると硬さの違いが分かります。

 

次は、昼食会場である、あおぞら財団が運営するくじらカフェへ徒歩で向かいます。道中は、住工混在や地盤沈下の状況などを説明しながら、ミニフィールドワークです。

大野川緑陰道路ではかつては工場排水によって汚濁された川だったことを写真と共に説明しています。

大野川緑陰道路ではかつては工場排水によって汚濁された川だったことを写真と共に説明しています。

住宅の真横に工場がある様子を撮影されています。

住宅の真横に工場がある様子を撮影されています。

お昼休憩。カフェ特製カレーをいただきました。

お昼休憩。カフェ特製カレーをいただきました。

和室で皆さんリラックスされていました。

和室で皆さんリラックスされていました。

 

最後に、車の排気ガスをはじめとした道路公害の問題とその対策を学ぶために、バスで国道43号線まで移動しました。中国でも道路公害は深刻な問題です。日本の行政の立場での対策について学びたいというご要望を受けて、国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所にお願いしたところ、環境対策の説明のためにお二人の方が来てくださいました。

ご用意いただいたパネルと詳しい環境対策のパンフを使って解説していただきました

ご用意いただいたパネルと詳しい環境対策のパンフを使って解説していただきました

場所を移動して防音壁等の説明です

場所を移動して防音壁等の説明です

国道事務所のみなさんにもお土産をプレゼントしていただきました

国道事務所のみなさんにもお土産をプレゼントしていただきました

国道43号線を背に記念撮影

国道43号線を背に記念撮影

今回の視察は、日本の各地を回られるツアーの途中ということで、通訳を挟みながら4時間程度という短い滞在でしたが、少しでもみなさんの今後の活動に活かしていただけると嬉しいです。(記=佐々木・栗本)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2018年9月28日3:54 PM

資料館だよりNo.65(2018年8月号)が発行されました。サイトでご覧になれます。

資料館だよりNo.65(2018年8月号)が発行されました。

エコミューズやあおぞら財団に配架しています。

No.65omoteNo.65ura

PDF版はこちらからどうぞ

・資料館だよりNo.65

・資料館だよりNo.65

発行:西淀川・公害と環境資料館(エコミュー ズ) 資料館の活動をより広く知らせるために、「資料館だより」を2005年7月に創刊しました。A4版1枚のお便りで、3ヶ月 に1回発行しています。 資料館に まつわるニュースや所蔵資料の紹介、他の機関への訪問記、お知らせなどです。ご希望の方は事務局までご一報ください。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2018年8月27日1:17 PM

新潟水俣病・公害スタディツアー ユース参加者募集(2018/8/30~9/2)

環境省平成30 年度ユース世代による公害体験の聞き書き調査業務
新潟水俣病・公害スタディツアー

日時:2018年8月30日(木)~9月2日(日)
場所:新潟県立環境と人間のふれあい館、菱風荘ほか
対象:ユース世代(若者世代)*20代まで
募集:20名
参加費:無料(宿泊・食費。新宿から送迎バスを運行)*新潟現地集合の場合は交通費をご負担ください。
応募要件:
原則、スタディツアー全日程参加、事前勉強会参加、事前レポート・事後レポート提出が条件。
応募者多数の場合は、応募動機を考慮に入れて選考。

ちらし

申し込みフォーム
https://goo.gl/bRYjRc

2015年5月31日は、新潟水俣病公式確認から50年でした。
汚染された環境は改善されて、
公害は過去の出来事とみなされつつありますが、
公害被害者の補償の問題など、未だに継続している問題があります。
公害の被害を受けた当事者は高齢化しており、当時を知る人が少なくなっています。

公害の被害とは何か、地域ではどんな葛藤が起きたのか。
過去の経験と記憶を、ユース世代の視点で聞き取り、未来に向けて発信する試みに参加しませんか?

ユース世代の感性で、公害被害地域のこれまでの歩みを再評価し、発信することで、
地域再生に関わる人々が、これから歩むべき道について、新たな視点を得ることができるかもしれません。

そして、参加したユース世代のみなさんには、
この聞き書きから学んだこと、公害地域から学んだことを生かして、
日本のまた世界の地域の持続可能性について考え、
SDGsの達成に向けて、様々な領域で行動を始めてほしいと考えています。

ぜひ、ご参加ください。

■事前レポート
下記3冊の課題図書のうち1冊を読み、その感想と「新潟の現場で何を学びたいか」をA4判2枚程度にまとめて、8月24日までに事務局に提出してください。
<課題図書>
関礼子 『阿賀の記憶、阿賀からの語り―語り部たちの新潟水俣病』新泉社
斉藤恒 『新潟のメチル水銀中毒症 その教訓と今後の課題』文芸社
坂東克彦 『新潟水俣病の三十年―ある弁護士の回想』日本放送出版協会

■事前学習会
1)日時 2018年8月28日(火)10:00~15:30
2)場所 立教大学 5号館 5210教室
3)講師 関礼子先生(立教大学)、高田研先生(都留文科大学)
4)内容 新潟水俣病に関する講義と、参加者の問題意識の共有(グループわけ)

■公害スタディツアー
1)集合・解散場所:JR新宿駅 西口工学院大学前(予定)8:00
*八王子からの乗車・下車も可(希望者には後日、集合場所・時間を連絡)
*会場の「新潟県立人間と環境のふれあい館」現地集合・解散も可能。その交通費はご負担ください。
2)費用:無料(宿泊・食費込み。新宿から送迎バスを運行)
3)主な研修会場:
・新潟県立環境と人間のふれあい館(新潟水俣病資料館)1階研修室
・菱風荘「体験蔵」
4)宿泊場所:菱風荘(新潟市北区前新田乙364-1)*ふれあい館の隣
・基本的に相部屋です。ご了承ください。
・各コテージに、バス・トイレと簡単なキッチンあり。
・菱風荘は「体験蔵」「宿泊蔵」共にFree Wi-Fi

5)スケジュール(予定)
<1日目>
8:00 新宿駅西口集合
14:00 開会
・新潟県立人間と環境のふれあい館 見学
・公害被害者のお話
・新潟水俣病を診察してきた医師のお話
夜:交流会

<2日目>
午前:フィールドワーク(鹿瀬周辺)
午後:グループに分かれて聞き書き
(患者宅、医師・支援者、弁護士、ケア施設)
夜:グループごとに聞き書き内容のまとめ作業

<3日目>
午前:グループに分かれて聞き書き
(医師、弁護士、行政)
午後:ミニフィールドワーク
夜:グループごとに発表準備

<4日目>
午前:発表会、振り返り
14:00 閉会、現地解散
19:30 新宿駅解散

■事後レポート
グループ毎に聞き書きの内容を文字起こしし、まとめて提出していただきます。
(11月頃締め切り予定)

<参考>

公害スタディツアー2010
2010年の公害スタディツアーの様子はこちら
http://www.studytour.jpn.org/niigata0_menu.html

<問合せ先、事務局>
あおぞら財団 (公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885  webmaster@aozora.or.jp
担当:林、栗本

Filed under: イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2018年7月18日4:19 PM

「公害資料館ネットワーク共通パネル」図書館展示が始まりました。

あおぞら財団が事務局を務める*公害資料館ネットワーク の共通展示パネルが完成しました。
写真とイラストのフルカラーB2版(515mm×728mm)サイズで6枚です。
今回の図書館展示ではA3サイズのパネルに仕立てお披露目します。ぜひご覧ください。

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公害は日本全国で生じ、問題になっています。
公害発生から社会問題へ、被害を受けた方が自ら立ち上がり解決を求めたことや市民の動き。豊かな社会の未来へ。「公害から学ぶ」きっかけになる内容です。

展示期間:6月22日(金)~
展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日(国民の祝日と休日にあたる場合、および7月21日から8月31日の期間の月曜日は開館)・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=149

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*公害資料館ネットワークとは

公害教育を実施している組織の交流を図ることを目的として、2013年度から環境省「地域活性化を担う環境保全活動の協働取組推進事業」(2014年度から「地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」)を活用して、新潟県立環境と人間のふれあい館の塚田眞弘館長とあおぞら財団から、公害資料館ネットワーク結成の呼びかけを各機関・団体に行いました。そして、2013年12月7日に公害資料館ネットワークが結成されました。

 

あおぞら財団発行のりべら、資料館だより、安全親子自転車冊子等、配置変えしました。ぜひお手に取ってご覧ください。

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◆ 公害資料館ネットワーク の共通展示パネルは貸出可能です。お問い合わせ、お申込みは下記までご連絡ください。

(財)公害地域再生センター(あおぞら財団) 付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ) TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail:webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2018年7月9日3:12 PM
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