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ブログカテゴリー » 道路環境市民塾

連続講座 交通まちづくりイロイロ(6/29土開講) 

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道路環境市民塾×あおぞら財団環境フロンティア講座

   連続講座 交通まちづくりイロイロ

       ~バス・自転車・LRT~

        チラシ(390KB)
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乗物は単なる移動手段ではなく、まちの顔や環境問題への影響、健康づくりや社会福祉など、人の生活やまちを豊かにする様々な可能性を秘めています。
この連続講座は、路線バス、自転車、路面電車、それぞれの乗り物における最もホットな課題を学び、今後の利活用を会場の参加者で考えます。

■第1回 6月29日(土) 午後1時30分~2時50分 
【総論編】
交通まちづくりイロイロ
講師:松村暢彦(大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 都市再生マネジメント領域 准教授)
内容:交通まちづくりの必要性と現在の課題を学びます。この連続講座の基礎となるお話をして頂きます。

■第2回 6月29日(土) 午後3時~5時10分
【路線バス編】
路線バスから生まれる様々な物語と仕掛けづくり
講師:松村暢彦氏(大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 都市再生マネジメント領域 准教授)

内容:路線バスの再編・廃止は、財政問題だけで判断して本当に良いのでしょうか。
前半は、箕面の『オレンジゆずるバス』などの実践から路線バスの役割と仕組みづくりを学びます。
後半は、参加者の皆さんとワークショップで路線バスの社会的価値やその価値を広める方法を考えます。

→終了しました 開催報告はコチラ

■第3回 7月5日(金) 午後6時30分~9時
【自転車編】
自転車事故~訴訟事例と報道の視点から学ぶ~
講師:西村浩一氏(毎日新聞編集委員)
    中川元氏(弁護士)・針原祥次氏(弁護士)
    
内容:自転車による重大事故が相次ぎ、自転車のマナーやルールが注目されています。
講座の前半は、西村記者より「報道から学ぶ~自転車事故の現状」について、中川弁護士・針原弁護士より「判例から学ぶ~自転車事故訴訟の実態」についてご報告頂きます。
後半はワークショップ「そこが知りたい!防ぎたい!自転車事故」により、会場の皆さんで意見交換します。

→終了しました 開催報告はコチラ

■第4回 8月24日(土) 午後を予定
【LRT(低床型路面電車)編】
市民はLRTをつかってまちをどう変えてゆくのか
講師:松原光也氏(京都大学大学院都市社会工学専攻特定助教)

内容:欧米では、LRT(新型路面電車)を、人と環境に優しいまちをつくるためのツールとして、住民参加でつくられています。本講座では、LRTによってまちを良く出来ること、住民がLRT導入に主体的に参加することで住みよいまちをつくることができる、ということを学びます。前半では、国内外の住民参加のLRTを使ったまちづくりの事例を紹介、後半で実際のまちづくりの参加の体験ワークショップを行います。

<対象>
・市民参加のまちづくりにとりくむ人
・各地で交通まちづくりにとりくむ人
・交通問題を学ぶ学生
・各種乗物の愛好家
・小中高校の教員の方、教員志望の学生さん
・「ESD(持続可能な開発のための教育)」や「シティズンシップ(市民性教育)」に興味のある方
・環境NPONGOの関係者 など
*この講座を通じて、様々な立場の人と様々な角度から、『交通』を考えたいと思います。幅広い皆さまのご参加をお待ちしています。

<場所>
あおぞらビル3階 会議室
JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 ⑪出口よりスグ
      https://aozora.or.jp/accesscontact

<参加費>
各回500円

<申込方法>
①お名前、②連絡先メールアドレス(あれば)、③電話番号、④所属(あれば)、⑤参加希望回を書いて事務局あおぞら財団まで事前にご連絡下さい。
各回とも参加の受付は前日の正午とさせて頂きます。

連絡先:あおぞら財団(担当:藤江、小平)
E-mail= webmaster@aozora.or.jp
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

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この講座は、第9期道路環境市民塾 第7期あおぞら財団環境フロンティアとして開催します

<道路環境市民塾とは>
道路・交通環境に関する政策づくりや各地域でのまちづくりを担う人材育成のための参加型の講座です。ワークショップを用いて、気づきや参加者同士の意見交 換を重視した運営を行っています。2003年に
開講し、その時々に応じた交通環境問題に関する様々な課題の学びの場をつくってきました。

<あおぞら財団環境フロンティア講座とは>
環境問題にたいしてもっと学びたい人などを対象に、「環境フロンティア講座」を行なっています。公害問題、参加とまちづくり、都市における“みどり“、原発事故とこれからのエネルギー、関西発の被災地応援ツアーなど、多岐に渡るテーマで、開催しています。

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<主催> あおぞら財団
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
URL: http://www.aozora.or.jp/

<協力> 道路環境市民塾運営委員会
URL: https://aozora.or.jp/katsudou/machi_dukuri/shiminjyuku
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Filed under: イベント案内,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2013年6月5日1:22 PM

第11回全国路面電車サミット2012 大阪・堺大会の報告

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住吉大社の前を走る阪堺電車

11月16日~18日、第11回全国路面電車サミット 2012大阪・堺大会がありした。
あおぞら財団が事務局をしている道路環境市民塾も実行委員会として参加しました。
サミット公式サイトはコチラ

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第1日目、16日(金)の講演会会場 大阪、住吉大社・吉祥殿

1日目は、大阪、住吉大社・吉祥殿で講演会が行われ、260人が参加しました。

国交省や、浪速区役所、堺市役所など行政からの報告が続きました。
途中、弦楽三重奏や、電車で旅することが好きという住吉大社の高井宮司の話が場を和ませていました。

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インターミッションでは、弦楽三重奏が振る舞われました

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住吉大社の高井宮司も講演しました

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2日目、17日は場所をかえ堺市総合福祉会館ホールで講演会を開催。500人もの参加者が集まりました。
大阪住みます芸人のspan!による特別トークや、通天閣株式会社代表取締役の通天閣株式会社 代表取締役 西上雅章氏、『ストラスブールのまちづくり』著者 ヴァンソン藤井由実氏、鉄道ジャーナリスト 史絵.氏による講演など多彩なメンバーが登壇しました。

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二日目・パネルディスカッションの光景

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路面電車サミットでは、多数サイドイベントも開催されました。堺市内の伝統産業会館では、主に子どもや家族連れ向けの路面電車フェアが開催され、阪堺電車のイラストの展示や、鉄道模型の体験運転が行われました。
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チンチン電車が走る堺の街を再現したNゲージレイアウト。3mに渡る大通りは圧巻です。

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会場となった伝統産業会館の模型もありました。

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堺と言えば、前方後円墳。

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細かく作り込まれた、綾ノ町駅・神明町駅のセクション

その他、ちん電バルやミニライブ、まちを紹介するツアー等、様々なサイドイベントが組まれており、まちをあげて全国からの参加者をもてなしていました。

記:南、小平

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2012年11月21日6:33 PM

第11回 全国路面電車サミット2012 大阪・堺(11/16~18)

 2012年11月16日(金)から18日(日)まで、大阪市内・および堺市内にて第11回路面電車サミットが開催されます。テーマは、「電車でまちを元気にしたい~公共交通の活性化はみんなの幸せ~」。シンポジウムをはじめとして、チン電バル(食べ歩き・飲み歩き)など各種イベントが行われ、盛りだくさんの内容です。近年、路面電車は環境にやさしい乗り物として見直しが進んでおり、フランスやアメリカでは路面電車の復活が相次いでいます。

 大阪内部と堺市内を結ぶ阪堺電車は、大阪府下唯一の路面電車として親しまれています。一次は堺市内区間の廃線危機にありましたが、堺市が存続・再生のための支援をすることを決定し、その後阪堺電車や市民運動の努力もあり乗客数が増加に転じて見事によみがえり、バリアフリーに対応した新型電車の投入も決まっています。

 あおぞら財団が事務局をしている『道路環境市民塾』が、サミット実行委員会の一員として参加します。みなさまふるってご参加下さい。

 詳しい大会プログラムは路面電車サミット公式サイトをご覧下さい。

http://www.tramsummit2012.info/

http://www.tramsummit2012.info/

 参加申し込みが始まりました。上記、公式サイトから申し込みが出来ます。

◆全国路面電車サミットとは
全国路面電車サミットは、1993年札幌で第1回が開催されました。当時は札幌市中央区が主催し “市電愛好団体サミット”という呼称でしたが、その後全国路面電車愛好・支援団体が主催し、事業者団体(全国路面軌道連絡協議会)や自治体に支援いただいて、おおむね2年ごとに開催してきました。
第11回となる大阪・堺大会は、地元で活動するまちづくり市民団体をはじめ自治体・各種団体にもご参画いただいた実行委員会を設置し、2012年11月16日から18日の3日間開催いたします。

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(記:南)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,他団体,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2012年10月9日3:06 PM

第4期環境フロンティア講座「東日本大震災~原発問題とこれからのエネルギー問題」開催します!(7月1、15、22、29日)


あおぞら財団でこれまで3期に渡り開講してきました環境フロンティア講座、
7月に第4期を開催します。

今回のテーマは
東日本大震災~原発事故とこれからのエネルギー問題」です。
3月11日の東日本大震災によって、これまで安全とされてきた原子力発電の問題が浮き彫りになり、その影響は日本全土にとどまらず世界にまで及んでいます。
原発によって生み出されるエネルギーに頼って生活してきた私たちも、この問題としっかり向き合う必要があります。
今回の第四期のフロンティア講座では、福島原発事故を受けて原子力政策はどう変わるのか?、関西はどうなのか?、これからのエネルギー政策はどのように進めていくべきなのか?どのような具体的な実践例があるのか?などのテーマについて専門家の講義・参加者同士の意見交換を通じて学びたいと思います。

■日程と内容

第一回(7/1金)19:00~21:00
福島原発事故:原子力政策はどう変わるのか?
・講師)速水二郎氏(電力労働運動近畿センター)
・福島原発事故、そして放射能の危険性、これまでの原子力政策が目指してきたものは何だったのか?これからのエネルギー政策は?、について伺う。

第二回(7/15金)19:00~21:00
原発事故からみた技術利用の安全問題
・講師)西川榮一氏(神戸商船大学名誉教授)
・これまでの歴史や海外との比較を通じて、「原子力」という巨大技術に対する安全政策の理念や仕組み、今後の展望について伺う。

第三回(7/22金)19:00~21:00
エネルギー政策はこれからどうなるのか、その選択肢は?
・講師)大島堅一氏(立命館大学国際関係学部教授)
・福島原発事故を受け、我が国、及び、関西におけるエネルギー政策の展望を伺う。

第四回(7/29金)19:00~21:00
実践事例から学ぶ、再生可能エネルギーの普及
・講師)和田武氏(自然エネルギー市民の会代表、元立命館大学教授)
・再生可能エネルギーの実践例から、市民が何ができるのか?具体的に学ぶ。

以前の環境フロンティア講座の様子はこちらhttps://aozora.or.jp/archives/category/frontier

■参加費等
* どなたでもご参加いただけます。
* 末尾の参加申込事項をメールまたはFAXにて事務局までお申し込み下さい。
[定員] 50名
* 1期4回通しの受講が基本ですが各回毎にも若干名募集します。
[受講料] 1期4回:5,000円(1回:1,500円)学生1期4回:3,000円(1回:1,000円)
[会場] ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
アクセス→ http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
※備考欄に参加する回数をご記入ください。

* お申し込みいただいた方には受付完了のご連絡を差し上げますので、
連絡先も忘れずにご記入下さい。また、申し込み後、変更がありました
らご連絡下さい。


■主催/申込・問合わせ先
(財)公害地域再生センター(愛称:あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
e-mail: webmaster@aozora.or.jp



辻元清美衆議院議員を迎えて交通基本法を学ぶ会(12/25)


12月25日(土)、「道路環境市民塾・セミナー  交通基本法をみんなで学ぼう
〜 辻元清美衆議院議員を迎えて 〜」を開催しました。
会場いっぱい40名の参加者が集まりました。(12/25土 P1半〜3時@あおぞらビル3階)

国土交通委員会筆頭理事で市民派の辻元代議士をお招きし、交通基本法の理念、期待すること、制定後どのように地域に影響があるのか等をお話頂きました。

8月に市民塾運営委員が企画・話題提供をした「交通基本法をみんなで学ぼう!」が盛況だったことを受け、市民塾以外のメンバーにも声をかけ実行委員会をつくり、今回のセミナーを企画しました。

 市民塾側からは、より効果的に学び・意見交換を行うために、事前に実行委員メンバーらで質問や意見を整理して辻元代議士に提出、辻元氏はの質問に沿って丁寧にお話をして下さいました。

冒頭早々に一言「女性が少ないですね」(女性の参加は2名でした。)
交通は生活に身近なテーマなので、女性が参加した方が良いのでは、とのご意見。

さらに、全国に点在する空港、新幹線や道路整備などから話題はスタートし、
毎年バス路線が2000km廃止になっている、予算の状況等、具体的な体験と数字を使って、
交通基本法の背景となる問題がどのようなものなのか、説明いただきました。

次いで、現在の基本法の考え方について、他の基本法(環境基本法、男女共同参画社会基本法など)を例に、基本法は枠組みを決めるものであり、制定後は条例・協議会など、地域での仕組みづくりが重要になることなどをお話しいただきました。

併せて、現在の検討状況に関しても、移動権や協議会、予算など、議論されている事柄に触れ、市民やNGOも生活者の視点から交通を見直し、各政党にも働きかけてほしいとの提案もありました。

質疑の時間では、多くの参加者から質問が出されましたが、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
質問は、「移動権」について、法案成立の可能性、観光面や交通管理者との連携、インフラづくりにおける経営の発想導入、自転車の位置づけ強化、国民的コンセンサスを得るための情報発信、など。

印象的だった言葉は、「法案をつくる過程も住民参加」、「全ての人にとって完璧な法律はできないかも知れないが、制定後、点検・修正をすることで良いものにできる骨格をつくりたい」、「無駄なものをつくらないためには、改めて日本のグランドデザインが必要。」、「交通のテーマは、新しい公共とも大いに関係しているので、自分達でやろう!という気持ちを大切に」、「情報発信はみんなでやっていきましょう」などです。

テレビでみるよりさらに、若々しくパワフルな辻元氏のお話に、参加者は皆、引き寄せられていました。

道路環境市民塾では今後も「交通基本法」に注目していきたいと思います。

<参考>
◆市民塾から事前に送った質問事項
Q1:我が国の交通政策のめざすところは?
Q2:「移動権」とは何か?
Q3:財源と予算について
Q4:市民やNGOの役割について
Q5:自治体の役割について

当日の配布資料
前日(12/24)に開催された第四回交通基本法案検討小委員会 
・資料として交通基本法案の立案における基本的な論点について(案)がHPにアップされています。

(小平・藤江 記)




Filed under: 道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2010年12月29日3:28 PM
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