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ブログカテゴリー » 地域づくり

太陽の光で発電してくれました!(2024年分)

今年も一年、太陽の光で発電してくれました!

~西淀川あおぞら発電プロジェクト~

あおぞら財団では、「環境再生のまち」を目指して、大阪市西淀川区の未利用空間を活用して太陽光発電設備を設置する「西淀川あおぞら発電プロジェクト」を実施し、再生可能エネルギーによるエネルギーの地産地消をすすめています。

その一環として、2019年1月に、社会福祉法人あゆみ福祉会の協力の下、看護小規模多機能型居宅介護施設「ソラエ」の屋上をお借りし、設備容量5.5kWの太陽光発電を設置しました。

設置から6年が経過し、2024年も1月から12月まで太陽の光を浴びたソーラーパネルは毎日休まず発電してくれたので、発電量は、6,898kWh(2023年は7,072kWh、2022年は7,114kWh、2021年は6,825kWh、2020年は6,951kWh、2019年は6,705kWh)となりました。
これらの電気は全て同施設にて使用しました。

2024年度の発電量を電力会社が発電した場合は2,994kg-CO2の二酸化炭素が排出※1されます。

これは214本の杉の木(50年杉で高さが20~30m)が1年間に吸収・固定する二酸化炭素の量に相当※2します。

本設備設置にあたり、寄付や建設協力金をいただいた皆様、ご協力、誠にありがとうございました。引き続き、同施設を通じて、太陽の恵みを地産地消のエネルギーとして活かし、また、本施設を再生可能エネルギーの学びの場としていきます。
2025年5月

※1 関西電力2022年度のCO2 排出係数(調整後)0.434㎏‐CO2/kWhを参照
※2 出典・林野庁 杉一本で平均14㎏/年のCO2を吸収・固定するとして試算

協力団体
ECOまちネットワークよどがわ
自然エネルギー市民の会

※本取り組みは「平成30年度大阪府地域環境活動を広げる府民共同発電事業」による助成金を活用しています。

過去のブログはコチラ

https://aozora.or.jp/archives/40793
https://aozora.or.jp/archives/37728
https://aozora.or.jp/archives/31948
https://aozora.or.jp/archives/34509
https://aozora.or.jp/archives/36609
https://aozora.or.jp/archives/39043

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,にしよどnote,環境再生・まちづくり — aozorafoundation 公開日 2025年5月23日11:31 AM

ソラダス2025(空気調べ) 健康アンケートへの協力のお願い

空気のこと、からだのこと、ちょっと気にしてみませんか?
みなさん、ふだん吸っている空気のこと、気にしたことはありますか?

この5月、大阪府内いっせいに、私たち住民の手で空気の汚れ(二酸化窒素=NO₂)を測る「ソラダス2025」が実施されます。
この取り組みは4年ごとに行われ、今年で10回目!
私たちあおぞら財団も、西淀川公害患者と家族の会と一緒に、西淀川区での測定をします。

西淀川では、地域の様々な団体にご協力いただき、区内全域をくまなく測定予定!
小さなカプセルを道路に取りつけ、24時間後に回収して、NO₂の濃度を調べます。

ソラダスは専門家だけじゃなく、私たち住民が自分たちで空気を測ることで、環境を見える化し、暮らしを守る力に変えていく運動です。

空気は見えないけれど、私たちのからだに毎日入ってきます。
だからこそ、一緒に考えてみませんか?

💡もし「うちの団体でも手伝いたい!」という方がいらっしゃれば、ぜひあおぞら財団までご連絡ください!(Tel) 06-6475-8885 担当:谷内

 

【健康アンケート ご協力のお願い】

健康アンケートにご協力ください!
NO₂の測定と合わせて、健康アンケートも実施しています。
このアンケートで集まったデータは、大気汚染とぜんそくなどの呼吸器の症状との関係を明らかにする大切な手がかりになります。

回答は1人1回。大阪府内にお住まいの方なら、どなたでもOK!
記名は不要、数分で終わる簡単な内容ですので、ぜひご協力ください!

▼アンケートはこちらから(大阪府内の方のみ)
📋 https://forms.gle/wyH45LHwujqdJerj6


■ソラダス2025 西淀川実行委員会 測定概要

  • 測定日時:2025年5月15日(木)17:00~16日(金)17:00

  • 測定方法:大気中のNO2濃度を測定できる「天谷式カプセル」を用います。24時間暴露したカプセルにザルツマン試薬を入れ、NO2を化学反応、発色させ比色分析により濃度を測ります。

  • 西淀川の測定メッシュ数:44メッシュ

  • カプセルの設置数:132個(予定)

  • 健康アンケートもあわせて実施!

参加団体には、西淀川区内の保育園、医療機関、労働組合、市民団体など、多くの地域の力が集まっています。


ソラダス2025って何?

「ソラダス2025」とは、大阪のNO2(二酸化窒素)濃度を、面的に、私たち住民の手で直接測定して、大気汚染を確かめる運動です。
空気中のNO2濃度を、日時を決めて大阪府域全体でいっせいに測ります(大阪府域を1kmメッシュ(大阪市内は500mメッシュ)で3個づつカプセルを設置)。ソラダスは4年おきに実施しています。

主催/ソラダス2025(大阪NO2簡易測定運動)実行委員会 事務局/大阪から公害をなくす会

NO2カプセルを柵に取り付けています

NO2カプセルの取り付けの様子

Filed under: イベント案内,地域づくり,環境保健,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2025年5月1日5:08 PM

【防災部】Let’s にしよど防災さんぽVol.5報告(4/12)

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

4/12(土)に、5回目のLet’s にしよど防災さんぽを開催しました。

晴天に恵まれ、10時ににっこりルーム川北前を、大人9人、中学生1人、小学生1人、総勢11人で出発。
桜吹雪が舞う中、川北小学校通用門前を通り、五社神社へ。
偶然にも、中島の町会長さん、宮司さんが居られ、さんぼに参加していたにこネット代表の福田さんがお声かけすると、五社神社の歴史を、貴重な牛の藪入り祭のお写真を見せていただきながらお話しを聞くことができました。
防災さんぽは、なんと言っても、防災士ただりんの明快説と引率が最大の魅力!
それに加えての宮司さんのお話しですからなんかとても得した気分?になりました。

五社神社

牛の藪入り祭の写真

続いて神崎川にかかる城島小橋の上で、出来島の水門を眺めながら、何度も台風で水没し、その度に堤防や地盤を強化しよみがえってきた中島地区の災害の歴史も学びました。

出来島水門

川北・中島地域を守る高い堤防

合わせて、海抜と標高のことを詳しく教えてもらったり、防災標示のピストグラムを見つけたりしながらさんぽを続け、ゴールの中島公園へ。古い街並みから、新しい街並みへ歩いて行くと、高台へと整備されてきたことが良くわかりました。
最後に参加者の感想を共有し、ピクトグラムをいっぱい見つけた小学生にただりんからの賞品をプレゼント。そして満開は終えたけどまだまだ美しい桜の木の下で集合写真を撮り、12時に解散しました。
悲しい歴史のある外島保養院記念碑まで歩くことはできませんでしたが、解散後に撮影班だけ向かいました。
楽しかったので。あっという間の2時間の防災さんぽでした。災害時には避難できる体力をつけておくこと、避難経路や避難場所を日頃から確認しておくとが大事で、防災さんぽは最適な方法です!1人でも家族とでも、
日常に取り入れていきましょう!
(文:I)

図書館展示「西淀川芸術祭・みてアート2024~報告~」2025.4.18~

西淀川図書館のあおぞら財団コーナーで、「西淀川芸術祭・みてアート2024~報告~」の展示をしています。

図書館に入ってすぐのところです。

昨年2024年11/2(土)・11/3(日・祝)に開催された「みてアート2024」。
今回の展示では、【みてみて】(みてアートサテライト企画)をご紹介します。

出展アーティスト:トラン・ミン・ドゥック/中谷大知/ピー ポー マン エックス/福井美憂/mizutama/村田のぞみ/村岡亮/モリン児/力武拓也

みてアートは今年2025年度も11月に開催予定ですのでお楽しみに!

みてアートHP https://miteart.blogspot.com/

【図書館展示】
展示期間:2025年4月18日(金)~2025年6月中旬まで(予定)
展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=149

Filed under: イベント案内,みてアート,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2025年4月17日4:26 PM

大阪公立大学「都市基盤計画特論」発表会を開催!(3/25)

3月25日、あおぞら財団にて、大阪公立大学大学院の「都市基盤計画特論」の成果発表会が開催されました。
この講義は、11月から1月にかけて西淀川区を舞台に行われたもので、学生たちは現地調査やヒアリングなどを通じて地域課題を学び、その学びをもとにグループごとの提案をまとめました。

発表会当日は、あおぞら財団の職員に加え、西淀川公害患者と家族の会 事務局の上田さん、西淀川区役所政策共創課の西尾課長、中村さんにもご参加いただき、学生たちの提案に対する率直な意見交換が行われました。

◆ 提案①「水とともに在る暮らしを考える」
1つ目のグループからは、西淀川区が抱える水害リスクをテーマに、「防災」と「水辺の魅力づくり」の両立を目指す提案がなされました。

特に印象的だったのは、防災チャットボットを活用した情報発信や、河川空間を活かした親水エリアの整備、さらに夜間のにぎわい創出を目指すナイトタイムエコノミーの導入といった、アイデアに富んだ内容です。

質疑応答では、矢倉緑地公園への交通アクセスの課題や、水辺空間の利活用にあたってのハードル(治水上の制度上の問題)についての質問があり、学生たちも真剣に応答していました。

発表の様子

◆ 提案②「若者の地域参加に向けた提案」
2つ目のグループは、地域コミュニティの希薄化や産業の衰退、情報共有の不足といった現状に注目。これらの課題に対し、廃校を拠点に若者の地域参加を促す施策を提案しました。

廃校を活用して地域イベントを開催したり、コワーキングスペースとして開放したり、さらにものづくりや食文化、多文化共生を体験できる場にするという、地域資源を生かしたアイデアが紹介されました。

◆ 地域に根ざした学びが、未来へとつながる
どちらの提案も、実現に向けてはハードルが少なくないかもしれません。ですが、学生ならではの視点や柔軟な発想、フィールドワークで得たリアルな課題感が込められた提案は、聞く側にも新しい視点や気づきを与えてくれました。

今回の学びを通じて、学生の皆さんが「地域」と「都市基盤」の関係についてより深く考えるきっかけになっていたら嬉しいです。そして、この経験が今後の修士論文や研究活動にも活かされることを願っています。

(谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,地域づくり,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2025年4月7日3:39 PM
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