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ブログカテゴリー » 地域づくり

【タンデム】1/7 なにわ自転車道と凧上げ・タコ焼サイクリング

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

あけましておめでとうございます。私たち、大阪でタンデム自転車を楽しむ会では、新年の走り初めを本日(1/7)してまいりました。10人、5台のタンデム自転車でした。
題して、
なにわ自転車道と凧上げ・タコ焼サイクリング!
約28キロ走りました。
途中、吹田市消防局の出初め式に出くわすというサプライズも!
虹が見えました。
凧上げ名人のみなさまと一緒に凧上げしながら、美味しいタコ焼を食す、という、タコタコづくし。
強風にも負けず、ペダルを回しました。
みなさま、お疲れ様でした!
健康に気をつけてよい1年を過ごしましょう。

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※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。

タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2024年1月18日10:06 AM

防災動画 Let’sにしよど防災さんぽ!「~最強台風とどうする家康~ 防災まちあるき編」

防災の豆知識をわかりやすく伝えるにしよど防災動画。

今回は「Let’sにしよど防災さんぽ!~最強台風とどうする家康~ 防災まちあるき編」です。

この動画は、2023年4月8日(土)に開催した第3回にしよど防災さんぽ(主催:にしよど親子防災部)の様子をまとめたものです。防災士の多田裕亮さんと一緒に、防災の視点から佃地域をめぐりました。

防災さんぽは、避難場所や避難経路を確認したり、過去の災害の痕跡、西淀川を災害から守っている施設を回ります。防災という視点から街を見ることで、新たなことを発見したり、防災意識を高めることに繋がります。

今回の動画では、西淀川区佃の徳川家康との繋がりや阪神淡路大震災での被害、佃の防災船着場(佃ふれあい公園)、避難場所の種類について解説しています。

是非、ご覧になって防災意識を高めてください。

また、チャンネル登録と「いいね」をお願いします!

出演:多田裕亮(防災士・水防団) にしよど親子防災部・西淀川区のみなさん

映像協力:岸本景子 堤健介

写真提供:西大阪治水事務所 あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)

制作・著作:西淀川区役所 あおぞら財団

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,動画,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2023年12月25日3:56 PM

大阪公立大学「都市基盤計画特論」第2回(12/19)

大阪公立大学大学院の講義「都市基盤計画特論」(吉田長裕先生)の一環で、受講生5名が西淀川をフィールドに学びます。授業では4回にわたって西淀川に来る予定ですが、12月19日にその第2回が開催されました。

 

まずは前回に続いて、フィールドである西淀川のことを知るために、タンデム自転車に乗って大野川緑陰道路を走りました。途中、大野川緑陰道路沿いにあるインフラについて諸所で解説が行われました。
朝はやはり寒かったですが、自転車を漕いでいると次第に体が温まってきました。

(参考:タンデム自転車を使った西淀川フィールドワーク|あおぞら財団の研修・教育のページ

タンデム自転車の乗り方と大野川緑陰道路の歴史についてレクチャー

タンデム自転車の乗り方と大野川緑陰道路の歴史についてレクチャー

大野川緑陰道路の下には洪水を防ぐための排水トンネルがあります(写真右が縦穴)

大野川緑陰道路の下には洪水を防ぐための排水トンネルがあります(写真右が縦穴)

ごみ焼却施設と、その熱を利用した温水プール

ごみ焼却施設と、その熱を利用した温水プール

 

この自転車でのフィールドワークには、中国の環境NGOで活動されている4名も一緒に参加しました。この方々は、「日中環境問題サロン2023(12月17日開催、あおぞら財団主催)」での講演を含め、日本の環境や防災に関する視察・研修をするために日本に来ています。

水防碑の前で水害の歴史について解説した後、淀川河口部へ行って工業地帯や西淀川のまちなみを概観しました。

水防碑の前で合流し、交流しました

留学生の大学院生が通訳をしてくれました

水防碑の裏面には西淀川の水害に関する説明があります

水防碑の裏面には西淀川の水害に関する説明があります

この淀川堤防も都市開発の一部ですね

付け替えられた淀川やこの堤防も治水対策の一環です

 

あおぞらビルに戻ったあと、今後の提案に向けたワークショップが行われました。まずは西淀川区の概要についての講義が行われました。

人口、産業、土地利用などの視点から西淀川を見てみます

人口、産業、土地利用などの視点から西淀川を見てみます

 

その後、これまで得てきた西淀川区の情報をもとに、都市基盤に関する提案を行うためのアイデア出しが行われました。
まずは各自で付箋にアイデアを書いて、全体に発表しました。出てきたアイデアに近いものを書いた人は、同時に発表してもらいました。いくつかのアイデアが出ましたが、特に「人と人が交流できる場や空間」「安全・防災」といったテーマにみなさんの関心が高くなっていました。

意見をすり合わせ、現状の課題や対策案をまとめていきます

意見をすり合わせ、現状の課題や対策案をまとめていきます

 

次回の講義では、市民参加に関するワークショップと、西淀川区役所へのヒアリング調査が予定されています。
様々な視点から地域の課題を捉え、よりよいまちを作るための提案を行う、みなさんの挑戦はまだまだ続きます。

 

 (あおぞら財団アルバイト・小松)


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2023年12月21日4:43 PM

にしよど防災ロゲイニングを開催(12/2)

※あおぞら財団が事務局をしている「にしよど親子防災部」の活動です。

12/2、「にしよど防災ロゲイニング」を開催しました。
参加者は全部で31人。お天気にも恵まれ、みんなで楽しくゲーム感覚でお散歩しました。

ロゲイニングの説明を受ける様子

最初に防災ロゲイニングのルールの説明

防災ロゲイニング、にしよど親子防災部では初めての試みです。
ロゲイニングというのは、渡された地図をもとに制限時間内にチェックポイントをできるだけ回って獲得したポイントの合計点を競うスポーツです。
今回は、避難所や災害の史跡、防災船着き場など、防災に関する施設がチェックポイントになっています。
また、ボーナスポイントとして、海抜表示や津波避難ビルの看板でもポイントがもらえます。
チェックポイントにまわった証拠として、スマホなどで写真を撮影します。

最初にグループごとに戦略を練った後、西淀川区内を巡りました。
ポイントが高い多くの施設を狙うグループ、細かく近場でたくさんのポイントを狙うチームなど様々です。
90分間のロゲイニングのあと、様々な個所を回って、集合場所に戻ってきました。
点数が高いチームは、西淀川の防災についてふだんからよく知っているグループ、歩くのが早い大学生のチーム等でした。

大野川緑陰道路を走る子どもたち

チェックポイントを探して大野川緑陰道路を行きます

大野川緑陰道路の花壇の近くを歩く子どもたち

近くに淀の大放水路の姫島縦抗があります

ボーナスポイントの海抜表示の写真を撮影

 

最後に感想を共有したところ、以下のような感想が出ました。

  • 防災の視点で街をみたことがなかったので新鮮だった。
  • 学校は入り口がどこかわかりにくいところがある。災害時に避難所になっているので、入り口をわかりやすくしてもらえると助かる。
  • 子ども連れでは、思っていた以上に長い距離を歩けない。災害時にはもっと歩くのが難しくなりそう。

 

南海トラフ巨大地震が発生した場合、西淀川に津波が到着するのは116分後。
今回のロゲイニングの90分より少し長いのですが、災害時には余震や建築物等の倒壊等によっていつもどおり歩けないかもしれません。
この防災ロゲイニングは、楽しく防災を学び、しっかり歩く練習も兼ねて、いざという時にしっかり避難をして、みんなで命を守ることを目的にしています。
できれば2回目、3回目と継続して実施したいと考えています。

参加してくれたみなさま、ありがとうございました。

主催  にしよど親子防災部(事務局 あおぞら財団)
協力 NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる、大阪防災企画、西淀川区子育てを応援する担い手育成・地域連携事業、西淀川区地域支援課安全まちづくりグループ

—–
この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2023年12月15日10:37 AM

関西大学社会学部大門ゼミ 研修受入れ(11/27)

2023年11月17日、関西大学社会学部大門ゼミの3年生等が15名が西淀川を訪れました。

まずはじめに、タンデム自転車に乗って西淀川のまちでフィールドワークを行いました。現在のまちを見て周り地域そのものを体験することは、地域の歴史や文化を学ぶ上で非常に重要です。語り部さんのお話を聞く際にも、当時と現在の対比が想像しやすくなりますね。

あおぞらビルのすぐ前から大野川緑陰道路に入り、タンデム自転車の乗り方を少し練習してからの出発しました。

はじめにタンデム自転車の乗り方について説明を受けます

初めにタンデム自転車の乗り方について説明を受けます

しっかりとメモをとる学生さんたち

しっかりとメモをとる学生さんたち

大野川緑陰道路の紅葉はちょうど見頃です

大野川緑陰道路の紅葉はちょうど見頃です

大野川緑陰道路を西に進み、終点までいくと目の前が淀川の堤防です。工業地帯、西淀川の住宅地、大阪市中心部のビル群、河口の埋立地などを四方に見渡すことができます。

そこから西島の工業地帯を超えて、国道43号沿いにある大気常時観測局「大和田西交差点局」に向かいました。ここで、かつての国道43号、大気汚染公害裁判、和解後の対策事業についての説明を行いました。

工業地域、住宅地、市街地、埋立地を見渡すことができます

堤防から工業地帯を望む

大気常時観測局の前で、現在の対策を解説

大気常時観測局の前で、現在の対策を解説

あおぞらビルに戻ったあと、まずは西淀川の公害とあおぞら財団の設立について講義が行われました。その後、西淀川公害患者と家族の会の矢根さんと上田さんにお話を聞かせていただきました。

概要の講義

西淀川公害の概要について講義

矢根さんと上田さん

矢根さんと上田さん

矢根さんは生野区の出身で、30代の頃に気管支ぜん息を発症されました。当時は大阪市全域で空が曇っており、多くの人々が大気汚染の被害を受けました。その中でも西淀川区は、認定患者さんが最も多い地域です。
発症当時は(世間一般で)大気汚染公害という認識がなく、「風邪の延長かな?」という程度に感じていたそうです。しかし次第に症状が悪化し、発作で倒れての緊急搬送を3度も経験し、その後は後遺症で手足の痺れが残りまともに働くことができない状況に陥ってしまいました。
通院を繰り返す中で患者さんどうしのつながりが生まれ、「手渡したいのは青い空」の思いに共感し裁判を闘ってこられ、今では語り部をしてくださっています。

上田さんからは汚染者負担の原則や共同不法行為、また大気汚染物質の環境基準についてのお話などをしていただきました。

質疑応答も盛り上がりを見せました

質疑応答も盛り上がりました

お話の後、あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館「エコミューズ」を見学しました。実際に裁判で使われた資料、公害患者さんの手記、当時の小学生の文集などを閲覧しました。

裁判で使われた資料や公害患者さんの手記などを閲覧しました

裁判で使われた資料や公害患者さんの手記などを閲覧しました

最後に振り返りをおこなって、研修は終了となりました。

学生さんたちからは、「公害は健康被害だけでなく人生そのものに被害を与えるという深刻さが、語り部さんのお話からよくわかった」「上田さんたちが被告企業側と信頼関係を築いたことで和解に至ったというお話を聞いて、相手に寄り添うこと、多角的に見る視点の大切さを知った」といった感想が出ました。

小グループで感想を共有し合いました

小グループで感想を共有し合いました

タンデム自転車に乗って現在の地域を体感し、語り部さんのお話や資料館では歴史を知り、2通りの視点で多くのことを学ぶことができました。とても充実した研修となりました。

タンデム自転車を使ったフィールドワークは、必然的にパートナーとの信頼関係が生まれます。アイスブレークにも最適ですので、研修にお越しの際はぜひご利用ください。

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タンデム自転車を使った西淀川フィールドワーク(「あおぞら財団の研修・教育」のページ)

 (あおぞら財団アルバイト・小松)


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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2023年12月1日9:45 AM
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