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ブログカテゴリー » 環境学習

セミが教えてくれること展開催中

日時:8月20日(月)~8月31日(金)土日休み

AM10:00~PM5:00

場所:あおぞらビル1階 あおぞらイコバ

〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
最寄駅JR東西線 御幣島駅 ⑪番出口すぐ 地図のURLはこちら

入場無料

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昨日8月20日よりあおぞら財団一階地域交流スペースあおぞらイコバにて、「セミが教えてくれること展」を始めました。

セミの見分け方とセミの一生についてのことや、セミの抜け殻からわかること、今まで小学生と大野川緑陰道路でせみの抜け殻調べをした結果を展示しています。

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子どもたちの目線で、楽しんで学べるように、去年集めたセミの抜け殻3000個を展示したり、折り紙で作ったセミを飾ったり、様々な工夫をしてみました。

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セミの気持ちが体感できる(?)セミなりきりセットもありますので、ぜひ楽しんでください。

2011年の展示の様子

8月25日にセミのぬけがらしらべを行います。

インターン生 大阪経済大学3年 李梨奈

Filed under: あおぞらイコバ,イベント案内,インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ,未分類 — aozorafoundation 公開日 2012年8月21日1:01 PM

セミのぬけがらしらべ 事前勉強会とセミの羽化観察

8月4日(金)午後5時から

8月25日の「セミのぬけがらしらべ」に向けた、事前勉強会とセミの羽化観察会が行われました。

場所はあおぞら財団ビル3階 グリーンルームと西淀公園で行いました。

インターン大学生5名、セミ調べ参加者2名(うち子ども1名)

西淀川高校生1名、大阪商業高校ボランティア部2名と先生1名、スタッフ2名、講師含め計15名が参加しました。

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講師として 公益財団法人 大阪自然環境保全協会(http://www.nature.or.jp/

高畠耕一郎さんと山本智子さんをお招きして、指導していただきました。

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最初に山本智子さんから紙芝居でセミの一生、生態について学びました。

紙芝居なんて何年振りだろう、新鮮だなあと思いながら、とてもわくわくしてみることが出来ました。

わくわくしてみている中で、鳴くのはオスだけということや、セミの種類によって生まれる月、寿命が違うこと等たくさんのことを知ることが出来ました。

子どもさんも真剣に見入っていて嬉しくなりました。

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次に高畠耕一郎さんからスライドを用いてセミの種類、抜け殻の見分け方、過去に行われた抜け殻調べの様子、セミの羽化の様子を見ました。

イラストや写真を使用し詳しく教えてくださいました。

かなりたくさんの資料を用い、羽化の様子も細かく写真を見せて説明してくれました。

羽化したてのクマゼミの羽は透明で、きれいな緑色の体液が見えてとっても綺麗でした。

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実際にセミの抜け殻を見分けてみました。

始めのうちは見分ることが難しかったのですが、たくさん見分けているうちに

皆オスとメスを見分けることが出来るようになっていました。

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そして、小平さんから大野川緑陰道路についての説明と、西淀川でのセミ調べについての報告がありました。

皆さんは大野川緑陰道路がどうして作られたのか知っていますか?

大野川緑陰道路は大野川を埋めて道路にされてしまう予定だったところを住民が反対し、1ヶ月2万人の署名を集め、現在の緑陰道路になりました。

そのようなみんなで作った道を私たちは守っていかなければいけないのです。

勉強会が終わり、18時30分頃から羽化の観察をするために、

大野川緑陰道路~西淀公園までセミのぬけがら集めをしながら歩きました。

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西淀川のセミはほかの地域のセミよりも羽化が始まる時間が遅いようで、

羽化を見られるかどうか心配していました。

蚊に刺されながら必死に探しましたが、残念ながら羽化を見ることはできませんでした。

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当日はたくさんセミのぬけがらを見つけられるよう頑張りたいと思います!

インターン生 桃山学院大学3回生  森 千晃

過去の事前勉強会とセミの羽化観察会2011年 2010年

リベラ125号(2010年7月号)に特集セミでわかる!?地域の環境が掲載されています。

佃の盆踊りにエコクイズラリーを出展しました!

8月10日(金)に佃2丁目新佃公園で行われた慰霊盆踊りに参加してきました。

あおぞら財団は、昨年は廃油キャンドルを出展しましたが、
今年はエコクイズラリーを出展しました!

あおぞら財団の小平さん、相澤さんと共に大阪経済大学ボランティア実習論の実習生3人、
キャンドルナイト学生実行委員会2人、インターン生の私で準備・運営を行いました。

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会場に普段、廃油回収拠点で使用しているのぼりを3ヶ所立て、そこでクイズに挑戦。
3ヶ所とも正解をして、3つのシールが集まれば、廃油から作られたハンドソープがもらえるというゲームでした。
ちなみに40個限定でした。

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19時から始め、最初の頃は参加者はまばらだったのですが、途中からは子どもたちの大群が!
あっという間にクイズラリーの台紙はなくなりました!

のぼりを見つけるために元気いっぱい走ったり、
正解が何なのかみんなで一生懸命考えてくれました。
その姿は、とても微笑ましかったですし、同時に頑張って準備をしてよかったと、
こちら側の励みにもなりました。

想定していたよりも、小さなお子さんもたくさん参加してくれました。

佃盆踊り写真①佃盆踊り写真②佃盆踊り写真③

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

ちなみに、クイズの内容を紹介すると…、

1,400年前に将軍(とてもえらい人)の德川家康がこの地を通っているときに途中で川がありました。
わたれずに困っているとある人が助けてくれました。それは誰でしょう。
① かめ ②桃太郎 ③ルフィ ④佃の人

2,去年、西淀川では約4000ℓの油がリサイクルするためにあつまりました。
今年は6月までに2630ℓあつまっています。今のペースでいくと1年で何ℓあつまりますか。
①3260ℓ ②4260ℓ ③5260ℓ ④6260ℓ

3,この中で家から出る油をリサイクルして作れないものはどれでしょうか。
①ハンドソープ ②ペットボトル ③キャンドル ④車の燃料

みなさん、わかりましたか?

正解は、

1、④ 2、③ 3、②  でした!

クイズラリーの出展は初めてということで、色んな反省点も出てきました。
もし、また次の機会に出展することがあれば、是非今回の反省を活かしていきたいと思います。

環境への取り組みは、1人では行えません。
たくさんの人の協力があってこそ、成り立ちます。
だからこそ、ただ活動をしていくのではなく、
こうやって地域の人とのつながりが日々大切なのだと感じました。
こういった地域のイベントに参加をしていくことで、
環境への取り組みがもっともっと地域のみなさんに根付いていけばいいなと思います。

インターン生 桃山学院大学3回生 田窪千奈未

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2012年8月13日2:53 PM

セミのぬけがら調べ 緑道、姫島神社、矢倉緑地 

初芝立命館高校1年 あおぞら財団インターン生 天野太智

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8月6日にセミのぬけがら調べを行いました。

場所は大野川緑陰道路のあおぞらビル前~阪神高速3号神戸線高架下(3人で1時間)までと姫島神社(2人で1時間)の2ヶ所です。

結果、大野川緑陰道路のあおぞらビル前~阪神高速3号神戸線高架下では

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クマゼミ、177個(オス79個、メス98個) アブラゼミ、1匹(オス1個、メス0個)

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姫島神社 クマゼミ、96匹(オス40個、メス56個)となりました。

今まであおぞら財団で行われている調査ではクマゼミとアブラゼミ以外は見つかっていません。

やはり今回も、クマゼミ、アブラゼミ以外のセミは見つかりませんでした。

クマゼミのぬけがらは乾燥した場所に多いといわれています。僕らは採取した周辺がもしかしたら乾燥しているのではと思っています。

 

 

初芝立命館高校3年 あおぞら財団インターン生 安田幸平

8月7日には矢倉緑地で3人で50分間セミのぬけがら調べを行いました。

2009年(8月26日2人で1時間)調べてアブラゼミ1個、

2010年(8月17日3人で1時間)調べて0個と、今までの調査ではあまりぬけがらは見つかっていませんでした。

しかし今回はクマゼミ56個(オス22個、メス34個)アブラゼミ(オス1個、メス1個)と前回よりは圧倒的に増えました。矢倉緑地は2000年に完成したので、やっとセミたちになじんできていると思います。しかし、入り口のほうの何本かの木に大量についていたので矢倉緑地内でもまだ分布が狭いことが分かりました。いずれにせよ、年々、抜け殻の数が増えていく可能性は高いです。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2012年8月10日4:46 PM

JICA関西国際教育セミナーに参加しました(8/9)

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初芝立命館高校 あおぞら財団 インターン生 天野太智 安田幸平

8月9日にJICA国際教育セミナーに参加しました。

午前中はフードマイレージ授業に手伝いとして

午後から、ケータイの一生(天野)、平和と飢餓について考えるワークショップ(安田)に参加しました。

・フードマイレージ買い物ゲームと中国環境問題 あおぞら財団 公害地域再生センター

正直に言うとフードマイレージを最低限のことしか知らず、この場で学べたことはとても多かったです。

今回、初めて買物ゲームを見学させてもらいました。参加者人数は37人で、8チームにわかれて、ゲームを行っていました。どのチームもゲームを楽しんでました。IMG_0807

最も驚かされたことは、買物ゲームの夕食を完成させるため、予算オーバーしているのに「値切り」という独特なアイデアを使って予算をあわせてくるグループがいたことです。IMG_0823

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ゲームについての解説が終了してから、自分たちの役目である紙芝居のプレゼンテーションをさせてもらいました。

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[紙芝居のプレゼンテーション内容まとめ]

※低学年を対象として作られました。

・読むのに10分程度で、余った時間を、話の整理、個人の感想を述べてもらう、

グループに分かれてディベートすることに使える。

・紙芝居であるので、産地の位置関係が絵で確認することができて、理解しやすい。

・難しい単語(産地、CO2)などがでてきても、会話の中で説明してくれるからわかりやすい

・会話するのが人と人ではなく、人と玉ねぎということ。

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あたたかい目で見守り、そしてご静聴いただきありがとうございました。

今度からはスピーチの強化に取り組んでいきたいと思います。(安田)

・ケータイの一生    開発教育協会大阪事務所

僕はケータイの一生という授業を受けました。

内容は、携帯はいつ、どこで生まれたのか?ケータイの使われている部品の原料国で起こっている問題などでした。

携帯は1946年にアメリカで誕生し、日本には1979年に登場しました。やがて、3kgもあるショルダーホンが登場し、だんだん携帯は軽くなり今では一番軽い携帯は80gだそうです。

そして、現在日本の携帯加入者数は1億3000万人だそうです。これは日本の人口よりも多い数値です。また、年間不要な携帯の個数は2700万台でその携帯の回収率は26%です。

携帯は約700個の部品からできるそうです。その部品はいろんな国から届いています。その国の1つにコンゴ共和国があり、その国では部品の原料を売ったお金で武器を買い戦争に使うという事が起きていました。この事実を知って僕は衝撃を受けました。自分が使っている携帯の裏でこんなことが起きているとは思いませんでした。(天野)

・平和と飢餓について考えるワークショップ   一般財団法人 日本国際飢餓対策機構

平和と飢餓について考えるワークショップに参加しましたが、いままでの学校で受けてきた平和と飢餓ついて考える授業とは異なった初めての体験でした。

3つの民族(やま族、もと族、かわ族)に分けてロールプレイング方式で行われ(自分はもと族という中流階級でした)、「自分たちの民族が最も儲かるにはどのようにすればよいか」というテーマをもってグループごとに話し合いが行われましたが、それぞれのグループがしっかりと差別化されていることに驚きました。一番身分が下という設定のかわ族では、はだしで地べたに座り、教室の後方で電気を消され薄暗い状況の中話し合いをしていました。また、学校に通えていないので字が読めないという設定で意思疎通が難しくなっており、設定の細かさに驚きました。他に挙げるならば、参加しているのが先生の割合が多く、ロールプレイングでの役の意気込み、一つ一つの意見の深さに、自分は圧倒されるばかりでした。

結果として、いままでにないぐらい飢餓について考えることができましたが、発言することができなかった反省点もあります。またこのような機会があれば参加して積極的に発言して、得られるものはどんどん吸収していきたいと考えています。(安田)

以前は国際教育セミナー、JICAなど聞いたことがありませんでした。

しかし、いざ参加してみると、現在の状況、他人の考え方、これからはどのように取り組んでいけばよいのかなど、とても有意義な時間を過ごすことができました。

このような活動が行われているのをなんで知ろうとしなかっただろうと悔しい気持ちもあります。やはり、自分から知ろうとする心構えがこれから自分には必要ではないかと考えています。参加させていただきありがとうございました。

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