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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

シンポジウム 環境教育をラディカルに問い直す

2012年7月7日に京都精華大学にて「シンポジウム 環境教育をラディカルに問い直す」が開催されました。
井上有一・今村光章編『環境教育学 ― 社会的公正と存在の豊かさを求めて』(法律文化社、2012)を手掛かりに
これまでの環境教育の枠組みを根本から問い直し、持続可能な未来社会の実現に貢献できる環境教育にはなにが必要かを環境思想と教育哲学の立場から探るという、枠組みが大きいシンポジウムに、あおぞら財団の公害教育の実践も加えていただけることになりました。
(第2章の公害教育にて取り上げられています)

内容については
細川弘明先生のブログ :kuwasiku:
奥田みのりさんの記事(オルタナ) :kuwasiku:
をご覧ください。

この本は環境教育だけではなく、開発教育や教育哲学からの視点があり、環境教育のめざすところが「環境の知識を学ぶ」為だけではないところが面白いのですが、議論が「遊び」や「無為」、「死」など、人間形成にかかわる部分まで及び、難しかったけれど面白かったです。
シンポジウムのおかげで、これからも公害教育がんばろう!と元気になりました。(林)

リベラ125号を発行しました。

 あおぞら財団会報『りべら』125号(2012年7月号)を発行しました。

 lib_125

特集 セミでわかる!?地域の環境

 2012年のりべらのページ(バックナンバーも含めてダウンロード可能です)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2012年7月11日6:19 PM

パブリックコメントを追加しました。

「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」に対するパブリックコメントをアップしました。

 あおぞら財団のパブリックコメントはこちらから。

 参考:環境省の報道発表

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 6:15 PM

倉敷公害裁判資料を整理しました

2012年7月8日、9日
倉敷公害裁判資料を整理していますが、裁判資料の目録が半分くらい完成したので、現地で関係者が集まって、確認作業を行いました。
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患者会所蔵の裁判資料はみずしま財団にあります。順調に整理が終わりましたが、問題は写真資料。
いろいろ雑多にありますが、場所やイベントが分かりません。
運動関係の資料は、いいところの写真を記録集や報道に使った後、アルバムに戻さないことが多いので、歯抜けになったアルバムを眺めながら、「あの写真はどこに行ったかなぁ」という状態になりがちです。
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翌日は、弁護団資料がある岡山あさひ法律事務所へ。公害裁判資料といっても、他の地域の資料などが混じっていたりもするので、並べ替えをしました。
裁判記録(裁判所に提出した資料)、弁護団資料、その他裁判、書証類と4つの棚に分類することができました。

裁判記録の棚
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弁護団資料の棚
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書証類の棚
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他地域の裁判関係
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患者会と法律事務所に所蔵されている裁判記録は、基本的には同じ資料なのですが、
最初、法律事務所に所蔵されている資料を見て「これは患者会の資料が少ないのではないか?と疑問に思っていたのですが、この様に整理すると、患者会と同じくらいのボリュームである事が分かってきました。それでも、付き合わせをしてみるとお互いにない資料があったりします。
秋ぐらいまでに裁判資料は整理を終わらせたいところです。(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 4:34 PM

葛城青年会議所でフードマイレージ買物ゲームを行いました

2012年7月10日18:30~20:00 
畿央大学にて、葛城青年会議所の皆さんと、畿央大学の学生ボランティア、あわせて17名と一緒にフードマイレージ買物ゲームを実施しました。
今年の夏休み期間中に、葛城青年会議所が「夢のキッチン届けみんなのもとに 輝け!未来のビストロ~地産地象への架け橋」という企画を実施するのですが、その一コマで畿央大学の学生ボランティアさんたちがフードマイレージ買物ゲームの講師をされることになっているのです。今回はその為の勉強会です。小学生バージョンでの実施です。
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学生ボランティアの皆さんの多くは健康栄養学科の学生さんが多いこともあって、なかなかバランスのいい食事を作ってくれました。
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小学生バージョンは、現代で1つの季節に固定していることもあり、フードマイレージ(輸送時に排出された二酸化炭素)にあまり差がでないのですが、今回は、さんまの塩焼きのチームが★62個(★1つ=二酸化炭素20g)とたぐいまれなる高二酸化炭素となりました。(普通は20~30個)
チリのオレンジとサンマにかぼちゃと遠い食材、重い食材を選んでしまったのが原因です。

感想には
「近所で自分の住む都道府県の産地の食品を買うことで環境を保全できる事が分かった」「自給率を上げていくことで自分の住むところの産地を買う事が出来、車で他府県の食物を輸送せずに済むのでフードマイレージを減らす事ができると思った」「値段だけで考えるとフードマイレージが大きくなってしまって驚いた」「もっとみんな車を使っていると思います」
などなど上がってきました。
買い物に、環境という視点もあるということを知っていただけたようでうれしいです。

夏のイベントが成功しますように!(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,フードマイレージ,環境学習 — aozorafoundation 公開日 3:30 PM
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