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» 2015 » 3月

ニシヨドガワ ノラシゴト 第3回お花見 参加者募集中!

ニシヨドガワ ノラシゴト
第3回 親子で始める菜の花栽培~お花見、堆肥作り編~

今回ノラシゴトは来年に向けて有機堆肥の仕込み作業だけ。
たまにはお休みしてもいいかな。
この時期、満開の菜の花を見ながら写真を撮ったり、
お花見弁当を持ち寄って、一品交換して、みんなで食べよう。

日 時:2015年4月11日(土)10-13時(雨天花見のみ)
場 所:(株)ニチノーサービス敷地内の造成畑
   (西淀川区佃5-2-30、千北橋を北に渡ってすぐ)
準備物:お弁当、軍手、長靴など
参加費:1人100円(保険代)
定 員:20家族・グループ
〆 切:4月6日(月)
申 込:参加者全員の氏名、住所、連絡先を下記まで
    TEL 06-6475-8885
    MAIL aozorazaidan+nora@gmail.com
主 催:エコでつながる西淀川推進協議会
企 画:佃五丁目菜の花の会
事務局:あおぞら財団

IMG_2727

Filed under: イベント案内 | 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2015/03/12(木) 05:38

被災地の今を知る 関西×東北 応援ツアー2014報告1

今日は3月11日。

2011年の東日本大震災から、4年が経ちました。

今年は阪神淡路大震災から20年ということもあり、改めて震災からの復興について注目されています。
東日本大震災以降、釜石で「三陸ひとつなぎ自然学校」を立ち上げて活動されている伊藤聡さんは、「3年でできたことは、瓦礫を片付けることと、復興の計画を立てること。4年目に入ってようやく、実際にまちづくりをはじめたところ」と語られました(20141128日)。
その言葉に、改めて「復興」の道のりの長さを感じるとともに、被災地から遠く離れていてはわからない課題が現地には山積していることを痛感したところです。

虎舞集合写真

あおぞら財団では、震災直後からボランティアに入ったつながりを継続し、
現地を訪れる「被災地エコツーリズム体験ツアー」を実施しています。
(2015年は11月27日~29日の2泊3日で開催予定)。

以下、20141128日~1130日に開催したツアーについてご報告します。
(過去の報告記事へのリンクはこちらから
2012年6月28日~7月2日,11月29日~12月3日 https://aozora.or.jp/archives/14798
2013年11月29日~12月1日 https://aozora.or.jp/archives/17966

*******

ツアー初日、仙台駅に集合した参加者は27人。ここからバスで釜石市へ向かいます。

車中では、参加者の自己紹介の後、大阪経済大学柏原ゼミのみなさんが、事前に調査されてきたレポートを報告してくれました。

テーマは「津波避難行動について考える」「釜石の漁業の復興について」「震災復興とスポーツ」の3つ。「津波避難行動について考える」というテーマを選らんだグループには徳島出身者が多く、南海トラフ地震に危機感を持って調査されたそうです。

大経大の2回生のみなさんは20歳になったばかりの方が多く、阪神淡路大震災を経験した社会人の参加者から、その被災体験が語られる場面もありました。

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バスが釜石に着くと、現地コーディネーターである三陸ひとつなぎ自然学校代表の伊藤聡さんが出迎えてくれました。

一見、なんでもない街並も、伊藤さんから「この駐車場も元は住宅でした」と解説を聞いてはじめて被害の大きさを実感します。

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最初にお話を伺ったのは、鵜住居まちづくり協議会で働く前川智克さんです。
協議会は、復興のために鵜住居の人たちが自分たちで集まった任意団体で、201112月以降、ほとんど毎週土曜日夕方には集まって復興に向けた議論を積み重ねてこられました。

全世帯に案内状を出して住民説明会を主催、意見を集約して市に提言書を提出したり、区画整理のスケジュールを伝えたり。住民と市や工事業者との調整もまちづくり協議会が担っているということです。

私たちが訪れたときは、土盛りを行う工事がはじまったところでした

私たちが訪れたときは、土盛りを行う工事がはじまったところでした

地区全域に2~3メートル土を盛り高くします

地区全域に2~3メートル土を盛り高くします

2019年のラグビーワールドカップの誘致に向けた提言もされていたということですが、今年3月2日に釜石市も開催地として選ばれました!

海の近くにあった鵜住居小学校・釜石東中学校跡地を整備しスタジアムを建設する予定ということで、ラグビー以外にも夏や秋にはトライアスロンを企画するなど、「スポーツのまち」として盛り上げていきたいということです。

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前川さんは協議会のお話の後、被災体験についても詳細に話してくださいました。
全国で
“釜石の奇跡”と注目された子どもたちの避難行動は、実際には大人たちが誘導に動いたこと。消防団の一人として前川さんも駆けつけ「早く逃げろ!」と消防車のスピーカーでアナウンスしてまわったこと。救助活動をしていて津波に流され、たまたま押し波で山に上がることができて命拾いをしたこと。
自分も怪我をしていたが、消防団員として、3日間、なにも食べずに救助活動を続けたこと。それでも救えなかった人が翌日、凍死しているのを見たこと。
救助のない避難所に200人ほど集まり、暖も取れず手当てもできず、過ごしたこと。
大槌町から迫る火が、2~3週間消火できず燃え続けていたこと・・・。

前川さんは「この地区は住宅街から海が見えず、津波に対する意識が弱かった。家の中や車の中で亡くなった方が多かった」と振り返られました。
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名の方が犠牲になった鵜住居防災センターは、取り壊されていました。被害を伝えるために残したいという意見もあったそうですが、建物をみるとフラッシュバックを起こす人もいて、「あってほしくない」という住民の意見が強かったそうです。
跡地には、被害を伝えるためになんらかの施設を建てようと検討委員会が発足したそうですが、何をどう伝えるか、祈りをささげる場所とするのか、まちの中心街に位置するだけに、そのあり方については長い議論が必要だろうということでした。

(栗本)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 東日本大震災支援 — aozorafoundation 公開日 2015/03/11(水) 01:34

矢倉海岸定例探鳥会 3月

3月7日矢倉海岸定例探鳥会を開催しました。
この日は、小雨が降る天気でしたが、幸い探鳥会実施中は雨がやんていました。
そんな天気の中でしたが14名が参加。最年少は区内の小学2年生の女の子。おばあちゃんと参加です。

シジュウカラオス@緑道
まずはシジュウカラのオスが大野川緑陰道路でお出迎え。
お腹の黒い線が太いとオスで、細いとメス。

ヒバリ
淀川の堤防に出ると、河川敷にヒバリが。
春を告げる鳥として昔から親しまれていますね。
ヒバリはこれから産卵、子育ての時期を迎えます。

トビ@工場緑地近く
トビ@矢倉野球場上空
トビが舞っていました。尾の先端の形が凹型なのが特徴。日本の猛禽類でこの形はトビだけだとか。
トビは、死んだ動物の肉やカエル等の他、残飯も食べます。
弁当をトビにとられないよう注意を促す立看板を、行楽地で見たことある人はいませんか?(私は淡路島を通る高速道路のサービスエリアで見ました)

西島川風景
西島川河口。ここは潮の満ち引きで砂地が出ることもあり、えさをもとめ野鳥がたくさん集まってきます。
先日、大阪を舞台にした「味園ユニバース」という映画を見に行ったのですが、その中でこの場所(風景)が使われていました。(5分位の映像だったと思う)
野鳥の会の人にその話をしたら「鳥は映っていたか?」聞かれましたが、分りませんでした。
(いつも何か鳥がいるのでうつっているとは思うのですが画面の中では確認できず)
映画の中の風景では、西島川にいくつもの橋がかかっているのが印象的だったのですが、人の目線では手前の橋しか見えませんね。かなり高いところから撮影したのではと思います。

西島川にいたオオバン。
オオバン@西島川
オオバンの着水。
オオバン着水@西島川出口 (2)
オオバン着水@西島川出口 (3)
オオバン着水@西島川出口 (4)

淀川河口。
スズガモ ヒドリガモ@淀川河口
茶色の頭の鳥の群れが、ヒドリガモのオスメス。
手前のグレーと白と黒いカラーで1羽じっとしているのがスズガモです。
ヒドリガモはよくなきます。この日も口をあけてないていました。

カンムリカイツブリ@淀川河口
カンムリカイツブリ潜水@淀川河口
淀川河口のカンムリカイツブリ。
写真のように潜水して魚をとって食べます。
いるなと思うとすっと消えてまた少し違う場所からにゅっと出てきます。

神崎川河口。
ボート@神崎川
この日、神崎川の河口にはボートのレジャーで楽しんでいる人がいました。
ただ残念なことに、数千羽といるスズガモやホシハジロなどの群れが、ボートが通るたびに驚いて一斉にとびたちます。

飛んでいるホシハジロの群れ@神崎川河口
ホシハジロの群れ
ホシハジロもスズガモも越冬のため、冬の間だけ北の国から渡ってきて、滞在している鳥たちです。
ボートがくるたびに飛び立ち、旋回し、着水していました。
これから温かくなると、北国へ長距離を飛んで帰っていくことを思うと、ここでゆっくり休息できないのは心配です。

タヒバリとジョウビタキオス@神崎川護岸
神崎川の河口から矢倉緑地公園にもどるとき、タヒバリ(右上)がいました。ジョウビタキオスとのツーショット。
タヒバリは珍しい野鳥です。

矢倉公園でツグミ。
ツグミ@矢倉緑地公園

出現した野鳥(33種類)
オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ、ドバト

次回は
4月4日(土)
集合は9時30分~ 集合は阪神なんば線福駅
解散は12時30分 矢倉緑地公園です。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

市民活動団体への助成環境_バナー(150px-60px)

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2015/03/09(月) 05:39

あおぞら野菜市、開催しました(2/25)

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この日(2/25)は、たくさんのお野菜がほぼ完売しました~。
おこしいただいたみなさま、ありがとうとざいます。

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カフェスロー大阪のランチは、ちょっとピリッとするグリーンカレー。
フェアトレードのオーガニック・珈琲も好評でした。

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■出店
カフェスロー大阪(オーガニックランチ)
谷口ファーム(兵庫の野菜)
福井農園(能勢の野菜)
楽成体(健康マッサージ)

次回の予定は次のとおりです。

あおぞら野菜市
日時:3月25日(水)11:00~13:30
場所:あおぞらイコバ(あおぞらビル1F)
https://aozora.or.jp/accesscontact

※あおぞら野菜市は毎月第4水曜日に開催しています。

おたのしみに!

鎗山(あおぞら財団スタッフ)

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2015/03/03(火) 04:34

中国の環境NGO、あおぞら財団訪問(2/11)

中国湖南省の環境NGO「曙光環保」のメンバー2人が、2月11日(水)あおぞら財団を訪問しました。

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「曙光環保」は、鉱山による土壌汚染や水質汚染の改善のために、環境調査をおこなったり、住民の健康被害調査をおこなっているグループです。

前日の2月10日(火)には、「日弁連公害対策・環境保全委員会東アジアPT」の勉強会の場で、中国の土壌汚染の現状と「曙光環保」の活動について、報告をおこないました。
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あおぞら財団では、西淀川大気汚染公害の歴史や被害について説明し、住民が中心になって、いかにして医師や弁護士、科学者、支援者、マスコミ等が協力して、解決のために活動してきたかを紹介し、ディスカッションしました。

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「曙光環保」は、2013年に設立されたNGOで、もともとは大学の環境サークルでいっしょだったメンバーが卒業し、就職した後、環境問題に取り組もうと、メンバーたちが仕事を辞めて、設立したそうです。今後も互いに協力していけたらと思います。

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鎗山(あおぞら財団スタッフ)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2015/03/03(火) 03:55
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