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佃中学生が職業体験に来ました(2023/11/9-10)

11月9日、10日の2日間にかけて、佃中学校2年生の3人が、あおぞら財団に職業体験に来ました。

中学校の職業体験は、コロナ禍の間は実施されていなかったので、4年ぶりの職業体験です。

1日目の午前中はりべらの発送作業を一緒にしてもらいました。3人で手際よく分担して手伝ってくれました。患者会の方がお二人ボランティアに来てくれていましたので、みんなでお話もしながら作業ができて、交流ができました。

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りべらの発送作業の手伝いの様子

その後、西淀川公害についてのビデオを観てもらい、タンデム自転車の試乗をしました。

秋晴れ日和の中、大野川緑陰道路を通って、矢倉緑地まで行きました。最初はタンデム自転車に慣れずにふらついていましたが、途中からは楽しく乗れていたようです。

矢倉緑地に初めて来た生徒さんもいて、景色の美しさに感動していました。(下記の写真のキャプションは中学生たちに考えてもらいました)

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秋の緑陰道路

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きれいな淀川

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空がきれい

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きれいな矢倉緑地

2日目は廃油回収の作業とブログ作成、午後からは楽らく呼吸会に参加しました。廃油回収は地域の方が持ってきてくれた食用廃油を一斗缶にまとめてもらいました。

楽らく呼吸会では患者さんの一緒に、作業療法士さんのお話をお聞きした後、呼吸リハビリ体操、体力測定を行いました。患者さんも中学生が一緒に参加したことで、いつもと少し違った雰囲気を楽しんでおられました。

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廃油をまとめる作業

 

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楽らく呼吸会で呼吸筋ストレッチ体操

 

最後に職場体験をした中学生の、活動レポートと感想を紹介します。

1日目はちらし入れをしました。忙しかったけど疲れました。多くて大変でした。終わったら博多通りもんをもらいました。美味しかったです。
次はタンデム自転車に乗りました。不安だったけど慣れました。海の近くまでいきました。海がきれいで、楽しかったです。夕日がきれいだったので素晴らしい冒険でした。
2日目は廃油作業にしました。難しかったけど疲れました。忙しい時もあったけど、やりとげました。(S)

 

タンデム自転車は、少し練習すれば問題なく走行できるので、とても気持ち良かったです。
坂も息を合わせば簡単に登れたのでとても楽でした。
廃油作業は大変だったけどこれで人々のためになっているので、とても頑張れました。(A)

 

2年生で職業体験学習に行きました。場所は、あおぞら財団です。最初は、面倒くさいと思っていたけど、実際に来たら、楽しくて面白いと思いました。1日目は、中国人の王さんに中国語を教えてもらいました。約350枚のパンフレット入れ作業をしました。30年前のビデオを見ました。休憩時間に、博多通りもんと温かいお茶を頂きました。とても美味しかったです。お昼休憩が1時間あり、お弁当を食べました。午後から、タンデム自転車に乗りました。1日目の感想は、疲れたけど楽しかったです。そして、虫が多かったです。タンデム自転車はみんなで乗ったら楽しかったです。2日目は、廃油作業をしました。あと、とても疲れました。(F)

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 事務局 | 職場体験実習(中学生) — aozorafoundation 公開日 2023/11/10(金) 15:21

11/8(水)はあおぞら市です

次回のあおぞら市は

初出店!「のざとおやつファクトリー7373。」さんの

体に優しいおやつの販売があります^^

他にも

谷口ファームさんのオーガニック野菜の販売、

富士製ぱん工場のパンの販売、

楽成体さん、Gran…さんのマッサージがありますよ。

皆様のお越しをお待ちしております♪

 

※出店内容は変更になることがございます。ご了承ください。

 

・・・・・・・・・・・

日 時=2023年11月8日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 8a出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

 

■のざとおやつファクトリー7373。

米粉のシフォンケーキとクッキーの販売

米粉を使った心と体に優しいおやつを作っています。
無添加のおやつで喜びや笑顔を循環させていきたいです。

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な
南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるんです

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■足つぼマッサージ楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■Gran…

11:00~13:30

〇精油(エッセンシャルオイル)の香りに包まれて触れ合いながらハンドケアで癒し空間を提供します。介護アロマサークルレイズというボランティア活動をしています。興味のある方一緒に活動してみませんか?
1回15分 500円

 

〇アロマスプレークラフトワーク

お好きな香りを選んでアロマスプレーを作ります。 1回 500円

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〇ドライヘッドスパ10分1000円 15分1500円

リラクゼーション、眼精疲労に。

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今後の予定

<2023年>11/22、12/13、12/27

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

 

 

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2023/11/07(火) 17:49

りべら163号(2023年10月号)発行。サイトでご覧になれます。

あおぞら財団の機関紙『りべら』163号を発行しました。

A4版、16ページ、季刊1日発行、1部400円送料込、2,000部発行

ご購読希望者はwebmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)まで

※あおぞら財団賛助会員の方には、毎号郵送でお送りしています。

『りべら』2023年10月号No.163 特集:地域の交通をグリーンに!

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こちらから見れます。

特集:地域の交通をグリーンに!

●西淀川の空気がきれいに! 交通との関係は? …1

●コロナ禍後の英国の交通政策はどう変わったか? -歩行者・自転車計画について- 吉田 長裕…3

●地域の公共交通はどこに向かうのか -公共性の議論の必要性- 猪井 博登…5

●大きく変わる自転車を取り巻く環境  …6

●西淀川におけるハローサイクルの現状や課題、将来の方向性 川辺 友之…7

●廃食用油が燃料に! -廃食用油回収で創る循環型社会- 浜田化学株式会社…8

連載

●西淀川記憶あつめ隊 にしよど無料塾主宰 伊藤 孝先生…9

●ぶらりとゆるりと西淀川めぐり 日韓家庭料理居酒屋 ツインズ、ファラッフェル タイム…10

●ただならぬ防災「大阪のおばちゃん、災害に強い説」 多田 裕亮…10

●あおぞら財団教育・研修事業紹介「映像で伝える『西淀川大気汚染』」…11

●エコミューズ所蔵資料紹介「はじめて西淀川区民の健康被害を本格報道」小田康徳…12

Filed under: イベント案内 | 事務局 — aozorafoundation 公開日 2023/11/07(火) 17:27

西淀川公害=資料の紹介(6)はじめて西淀川区民の健康被害を本格報道

※機関誌りべらで連載をしている所蔵資料紹介コーナーの転載記事です(りべら163号より転載)。

– – – – –

ここに紹介する新聞記事は、『大阪新聞』1967年(昭和42)9月6日付。公害による西淀川区民の健康被害を報道したもっとも早い時期の記事と考えられる。この年4月に西淀中学校に赴任してきた荒木芳太郎校長は、学校の鉄板をボロボロに腐食させている大気汚染に驚き、各種の調査を行なった。そのなかに新聞などのスクラップ集があったが、この記事は、その中に綴じられていたものである。

319_148_〔大阪新聞切抜〕「よそごとでない大阪の空~~」_page-0001

西淀中学校資料NO.148
昭和42年9月6日付 大阪新聞

記事は「よそごとでない 大阪の空」と見出しが打たれている。それは、この年9月に四日市ゼンソクで知られる四日市公害の被害者が裁判に訴えたことを知った記者が西淀川区の状況を改めて取材した成果であった。

「うちの学校では生徒に深呼吸をさせられない。深呼吸すれば、ゴミとばい煙を吸わせるからだ」というのが秋元実保健主事の話を聞いた上での記事の書き出しであった。この話に続いては、幼児期にゼンソクで苦しみ、やせ細っていくばかりであった体験を持つ中学1年生の不安、胸部の精密検査を必要とする生徒が増える一方の状況、市内平均よりもうんと狭い平均胸囲、60パーセントがばい煙によるとみられる慢性結膜炎の広がり、昨年から自衛手段として虚弱児クラスを編成したことなど、そのすさまじさが次々と記されていく。

さらに汚染は、香簔地区における電気炉操業に伴う煙害、酉島地区の真っ黒いススの降下などが記され、大和田小学校付近における亜硫酸ガスの濃度0.83PPMを超える汚染の記録、それに車の排気ガスなどがあり、通行中に昏倒した市民が出たとか、吐き気で真っ青になった児童の例などが紹介されている。

スクラップされた新聞の中からは、このような記事が出始めるとともに、西淀川区内の学校関係者からは、先に挙げた荒木校長とか、秋元実保健主事など、自覚的な人物が出始めてくる。公害を仕方がないとあきらめるのでなく、立ち向かおうとする人物と世論が形成され始めたのである。西淀川公害も、ようやく市民が活動する時期に入っていく。

エコミューズ館長 小田康徳

 

西淀川区健康いきいき展にて肺年齢測定(10/28)

10/28(土)、西淀川区健康いきいき展にて、西淀川薬剤師会と共同で肺年齢測定を行いました。区役所によると、今回の参加者は全部で510人! 去年よりも参加者が増え、盛況でした。

コロナ禍の間は健康いきいき展自体が実施できなかったり、肺年齢測定の実施を取りやめていたため、3年ぶりの肺年齢測定です。

あおぞら財団で検査した方は全部で45人。そのうち男性は7人で、女性は38人でした。測定エラーが出た方もいましたが、実年齢よりも肺年齢が低いA判定の方は9人(20%)、やや低いB判定の方は17人(37.8%)、C判定は17人(37.8%)、D判定は0人、E判定は(4.4%)でした。

今回はハイチェッカーによる簡易な検査ではありますが、C判定以下の方で呼吸が気になる場合には病院での再検査や受診をお勧めしました。

肺年齢が実年齢よりも低い(若い)方にお話をうかがうと、日ごろから運動をしていたり、ウォーキングや体操を習慣にしているとのことでした。やはり体を鍛えることは呼吸にもよい影響を与えます。

今回の検査をきっかけにして、呼吸の状態をはじめとした健康に気を付けていただけたらと思います。

大気汚染で苦しんでいた西淀川だからこそ、COPDをはじめとした呼吸器疾患の予防や早期発見、啓発に、今後もしっかり取り組んでいく予定です。

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(谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2023/10/30(月) 17:41
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