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『りべら』2025年6月号No.168 特集:あおぞら財団年次報告2024年度 

あおぞら財団の機関紙『りべら』168号を発行しました。

A4版、16ページ、季刊1日発行、1部400円送料込、2,000部発行

ご購読希望者はwebmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)まで

※あおぞら財団賛助会員の方には、毎号郵送でお送りしています。

『りべら』2025年6月号No.168 特集:あおぞら財団年次報告2024年度

こちらから見れます。

<特集>あおぞら財団年次報告2024年度

●対談 —あおぞら財団 約30年の歩みをふりかえる-…1
柱① にしよどがアートになる日 …3
柱① 多災害が弱いまちだからこそ、多様な力で未来へつなぐ防災まちづくり …5
柱② 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)の活動…7
柱② 西淀川の昔と今を伝えるフィールドワーク紹介動画&パンレットを作成…9
柱③ アジアの環境活動でつながろう…11
研究員からひとこと…13
事業一覧/財務状況…14
ご支援のお礼…15

Filed under: イベント案内 | 事務局 — aozorafoundation 公開日 2025/07/14(月) 14:32

【防災部】第3回にしよど防災かるた大会&人形劇 開催(8/6)【参加者募集】

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

にしよど親子防災部では、夏休みの特別企画として、第3回 にしよど防災かるた大会を開催します。
西淀川区在住の小学生が対象です。今年の夏はかるたにチャレンジしてみませんか?

使用するのは、西淀川区の地域の特徴を盛り込んだオリジナルの「にしよどぼうさいかるた」。
お子さんも、かるたを通じて自然と防災の知識が身に付きます。

そして、今回はプロ劇団の人形劇『カンカン塔のみはりばん」もやってきます。人形と一緒に、「聴く力」を養いましょう!

📅 日時:2025年8月6日(水)13:00〜15:00(受付開始:12:30)
📍 会場:西淀川区役所 5階 会議室
対象:西淀川区在住の小学生とその保護者(定員60名)
   ※保護者の同伴が必要です。学童保育等の団体参加は、付き添い職員の責任のもとご来場ください。
💰 参加費:無料
🎒 持ち物:水筒(必要に応じて)

🐳内容

人形劇『カンカン塔のみはりばん』(TOA(株)):村の安全を見守る「カンカン塔」で見張り番を務めるうさぎの親子が、火事・大雨・オオカミの襲来などをさまざまな音の合図で村人に伝えます。音の意味を考えて行動することの大切さを学べるお話です。

・「にしよどおやこぼうさいかるた」を用いたかるた

📄にしよどおやこぼうさいかるた

にしよど親子防災部が作成したオリジナルかるた。こちらからダウンロードできます。

※子ども・子育て支援団体の方には、かるたを贈呈しています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

🎁 参加賞をご用意!
参加された皆さん全員にプレゼントがあります。さらに、優秀な方には賞状と賞品があります!


お申し込み方法

個人での参加申込み
下記のGoogleフォームからお申し込みください:
👉 https://forms.gle/C3cJiqF6P8UavYGY6

団体(学童など)の参加申込み
まずはお電話(06-6475-8885)でご連絡のうえ、FAX(06-6478-5885)で参加者名簿をお送りください。

主催・協力

主催:にしよど親子防災部(事務局:あおぞら財団)
共催:西淀川区役所
協力:NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる、大阪防災企画

📞 お問い合わせ:あおぞら財団(担当:谷内) 06-6475-8885


過去の大会の様子はこちら

第1回かるた大会
第2回かるた大会

みなさまのご参加をお待ちしています!

防災かるた、白熱します!

PDFのダウンロードはコチラから

※大阪市ボランティア活動振興基金を受けて実施します。

Filed under: イベント案内 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2025/07/10(木) 14:20

7/9(水)はあおぞら市です

次回のあおぞら市は

みどり商店さんの自然調味料などの販売、
ごはんyaすみのさんのお総菜&お弁当の販売

谷口ファームさんのオーガニック野菜や、富士製ぱん工場さんの焼きたての天然酵母パンも並びます。
さらに、Gran…さんと楽成体さんによるマッサージ体験もありますよ。

あっという間に梅雨が過ぎ、本格的な暑さになりましたが、
あおぞら市でちょっとひと息、のんびりしませんか?

おしゃべりしに来るだけでも大歓迎です◎

・・・・・・・・・・・

日 時=2025年7月9日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 8a出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

■みどり商店

ミネラルたっぷりの火に掛けていない天日塩マザーソルトをはじめとした自然調味料、

きららの石、機能的食品、お菓子、生活用品、月のしずく化粧品など”體からだ”と”心”を元気にする、商品を販売しています。

自然調味料に替えたら、元気になった、キレイになったと喜びの声を頂いています。
皆さまに知って頂けたら、幸いです。

 

 

 

■ごはんyaすみの

手作りお総菜を数種詰めた家庭的な味のお弁当の販売をします。

 

 

 

■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な
南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるんです

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■Gran…

11:00~13:30

〇精油(エッセンシャルオイル)の香りに包まれて触れ合いながらハンドケアで癒し空間を提供します。介護アロマサークルレイズというボランティア活動をしています。興味のある方一緒に活動してみませんか?
1回15分 500円

 

〇アロマスプレークラフトワーク

お好きな香りを選んでアロマスプレーを作ります。 1回 500円

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〇ドライヘッドスパ10分1000円 15分1500円

リラクゼーション、眼精疲労に。

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■足つぼマッサージ楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■あおぞら財団販売コーナー

・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなど

 

今後の予定

<2025年>7/23、(8/13はお休み)、8/27

 

 

 

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。

※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2025/07/08(火) 14:57

関大社会安全学部 越山ゼミ フィールドワーク(6/24)

6月24日(火)に、関西大学社会安全学部越山ゼミのみなさんが西淀川区でフィールドワークを行いました。

テーマは「防災」。越山ゼミのみなさんは、卒業研究や「にしよど防災エキスポ」への出展などを通じて、西淀川との関わりを深めてくれています。

西淀川のまちを歩き、防災について“見て・聞いて・考える”フィールドワーク。
越山ゼミの学生たちが、地域の現場でリアルな防災の課題に触れました。

●フィールドワーク

出来島駅に集合し、まち歩きがスタート。
国道43号沿いの交通環境や、地域福祉施設「あおぞら苑」の津波避難ビル指定、防潮鉄扉、大阪マスジド(イスラム教徒の礼拝所)など、西淀川の特性を肌で感じながら巡りました。

公害道路と呼ばれた国道43号で様々な環境対策を確認

西淀川区内の学校は災害時避難所に指定されています。 また、津波避難ビルは100か所以上指定されています

公害の石碑があるあおぞら苑(かつての大気汚染公害裁判を記念したもの)

神崎川の水位と市街地の標高差を比較。 西淀川区内の橋には防潮鉄扉があります

区民の声を反映して作られた大野川緑陰道路 地下には、豪雨時に水を流す「淀の大放水路」が通っています

緑豊かな大野川緑陰道路を通って、区役所5階会議室に到着。

●講義、区役所の防災安全課による備蓄倉庫の見学

 あおぞら財団による講義「西淀川区に迫る災害リスク」を行い、西淀川区役所 防災安全課からは、令和6年能登半島地震での避難所開設支援(輪島市派遣)の経験をもとに被災地や避難所などの状況についてお話していただきました。その後、地下にある備蓄倉庫に見学に行きました。

能登半島地震の被災地の状況についてお話

西淀川区の地下の備蓄倉庫の見学。大阪市内に全部で8か所

非常用トイレの備蓄

●グループワーク

次に、災害体験のエピソードをもとにしたグループワークを行いました。支援が必要な人々(高齢者・障害者・子連れなど)が災害時に経験した状況をもとにしたエピソードを読み、自分ならどう行動するか、社会にどんな備えが必要かを考えました。

災害時には高齢者や障がい者の死亡率が高く、東日本大震災では、亡くなった人の6割以上が60歳以上の高齢者でした。このワークでは災害時要援護者の立場になって防災を考えることを目的としています。

最後は、研修を通しての気づきや西淀川に対する提案をまとめたグループワークを行い、発表で締めくくりました。

学生たちからこんな意見が挙がりました。

気づき:

  • 西淀川は緑が多いが、全体的にもっと街の活気がほしい

  • 標識や避難ビル指定など、住民への防災意識を高める工夫がされている

  • 多文化共生のまちで、イスラム教徒など多様な人々が暮らしている

提案:

  • 災害について正しい知識を得ることが、まずは大切

  • 街の活気を高めることが、人のつながりや災害時の助け合いにもつながる

  • 若者や地域住民が挑戦できる“スタートアップ”の場づくりを

  • 地域の防災力を高める”行政と企業の連携”

  • 多言語対応の標識を増やすなど、多文化共生に配慮した防災施策を

  • 防災の担い手をもっと育てていくべき

最後に越山先生から「課題ごとに対策を考えるだけでなく、学んできた多様な視点を組み合わせることで、より豊かな地域づくりにつながる」というお話がありました。

今回の西淀川でのフィールドワークは、越山ゼミのみなさんの今後のゼミ活動のヒントの一つになっていくのではないかと思います。

是非、今回で得たことを活かして、防災の研究を深めていただけたらと思います。

今後も西淀川をフィールドに、若い世代の視点から新しい防災のアイデアが生まれることを楽しみにしています。

(谷内)

——

あおぞら財団では、公害だけでなく、防災、まちづくり等様々なテーマに合わせた学びの場を提供しています。

ご希望に合わせた“オーダーメイド型”のフィールドワークや研修もご提案できます。ぜひお気軽にご相談ください。

西淀川フィールドワーク・団体研修

 

大阪医科薬科大学 公衆衛生学実習 2日目 (06/16)

2025年6月16日(木)、大阪医科薬科大学医学部の4年生15人と引率の先生1人が、あおぞら財団にて「公衆衛生学実習」2日目を引き続き行いました。

※1日目の様子はこちらをご覧ください。

■元神戸製鋼訴訟担当 山岸公夫氏による講演「西淀川大気汚染公害訴訟を企業サイドからみる」

講師:山岸公夫さん(元神戸製鋼訴訟担当/あおぞら財団理事)

2日目は、企業側の立場から公害訴訟を経験した山岸さんによる講演からスタートしました。

被告企業10社が初めはバラバラに対応していたところから、情報を共有し合同で対応していくに至った経緯や、長期化する裁判における企業側の心情、そして最終的に和解へと至った流れについて、当事者の視点でお話しいただきました。

また、証人尋問後に原告の公害患者と接触し、実家の家族を思い出して親近感を抱いたエピソードなどもお話しいただきました。

質疑応答では、「企業は法を守っていたのに、なぜ被害が出たのか?」「国の政策はどのように機能すべきか?」といった議論が交わされました。

山岸さんが挨拶

■フォトランゲージ 「西淀川大気汚染公害」

次に、大気汚染がひどかった当時の西淀川の写真を使ったワーク「フォトランゲージ」を実施しました。

写真から読み取れる情報をもとに、グループで意見交換を行い、写真にタイトルを付けて発表。視覚的な資料を通じて、当時の暮らしや社会の状況に想像を広げることができました。

写真の内容を読み込み想像します

■ロールプレイ「あなたのまちで公害が起きたら」

さらに理解を深めるために、当事者になりきるロールプレイ「あなたの街で公害が起きたら」を実施しました。「公害が起きた町」を想定し、市役所職員、公害患者の親、医者、企業関係者など、それぞれの立場を演じてもらいました。

「合意形成が難しい」、「弱い立場から声が出しにくい」などの意見が寄せられました。当時の公害患者は、まさにこのような窮境に面していました。今の社会にも通じる課題です。

自分の役割を演じながら公害問題の解決策を考えました

■西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)見学

あおぞら財団が所在する建物「あおぞらビル」の5階に、西淀川公害と環境資料館が設置され、西淀川公害訴訟や環境・公害に関する資料を数多く収納しています。今回は資料館館長の小田康徳先生と学生スタッフ大島さんによる案内がありました。

学生たちは興味深く資料を手に取り、熱心に話を聞いていました。

資料を紹介している小田先生、興味津々の学生たち

■ワークショップ「気候変動(地球温暖化)と公害」

現在最も重要な環境課題の一つである「気候変動」をテーマに、地域としてどのような対応を優先すべきかを考えるワークショップを行いました。

架空の町の担当者として、グループごとに対策の優先順位を考えました。
「成果が数値で表しやすい」「確実にCO₂削減につながる」「個人が始めやすい」など、選定の理由も多様で、議論が深まりました。

気候変動対策の優先順位を考えました

■最終発表 2日間の学びの振り返り

この2日間の実習で、どのような学びが出来たか、今後どう生かしていきたいかについて、グループで議論し、最後は「KP(紙芝居プレゼンテーション)法」で発表していただきます。

「多様な立場の意見を受け入れることの大切さ」、「足並みをそろえることの難しさ」、「傾聴の大切さ」、「バランスの大事さ」、「公害患者のしんどさを、後世に伝えたい」などのキーワードが出されました。

グループ全員の最終発表

2日間を通して、公害をめぐる歴史や制度、そして人々の思いをさまざまな角度から学んでいただきました。

この2日間で学んだことをふまえて、公衆衛生学の観点からの提案を含んだ報告書が作成される予定とのことです。

これから医療の道を歩む皆さんにとって、環境や社会の問題と向き合うまなざしを養う一助になれば幸いです。

(記・あおぞら財団バイト 王子常)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | 資料館(エコミューズ) | 視察受入 — aozorafoundation 公開日 2025/07/02(水) 16:15
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