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日越環境問題サロン2025「ベトナム環境NGO活動を聴く」を開催します 1/23(木)

2025年1月23日(木)に、経済活動と公害・環境問題の解決の両立をテーマに、日越両国における公害経験やそれに関連する情報発信・人的交流を行なうことを目的に、日越環境問題サロン2025「ベトナム環境NGO活動を聴く」を開催します。

これまでも交流のあったベトナム・ハノイを中心に活動する環境NGO「Live&Learn」からDo Van Nguyet氏、NGUYEN THI PHUONG NHUNG氏を招き、ベトナムでの取り組みをご紹介いただきます。

参考:HPアジアの環境活動でつながろう!~ベトナムの環境活動
https://aozora.or.jp/kokusai/vietnam

ベトナムの環境問題や環境NGOの活動を知る良い機会ですので、ぜひご参加ください。

■日時:2025年1月23日(木)18:00-20:00(受付17:30~)

■場所:あおぞらビル3F
大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル3F
JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 8a出口スグ
アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact

■主催:あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)

■参加費:無料

■使用言語:ベトナム語、日本語(逐次通訳、日本語資料有)

■講演プログラム(敬称略)
○18:00-18:10 あいさつ・ご紹介

○18:10-19:00 ベトナムでの環境活動のご紹介

○19:00-19:50 意見交換・質疑応答

○19:50-20:00 閉会挨拶

■参加申込:webmaster@aozora.or.jp

氏名、電話番号、所属を上記メールアドレスまでお知らせください。
いただいた個人情報は本事業の目的以外には使用しません。

 

Filed under: イベント案内 | 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2025/01/16(木) 11:00

知多北部公害防止対策連絡協議会の研修受入れ(12/26)

12/26(木)、知多北部公害防止対策連絡協議会のメンバー8人の方々が、西淀川大気汚染公害フィールドワークに訪れました。

西淀川公害やあおぞら財団活動紹介のあと、タンデム自転車4台でフィールドワークへと出発。大野川緑陰道路を通って、淀川河川敷までサイクリングをしました。寒い中でも体があたたまってきます。淀の大放水路、災害の碑、淀川河川敷などで停まって、解説をおこないました。

あおぞらビルに戻ってからは、西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)の見学、西淀川公害患者と家族の会の山下明さん、上田敏幸さんから大気汚染公害による被害や生活の様子を話していただきました。

・職場では公害病が理解されていたのか?
・大気汚染のせいで、目が痛くなったりしなかったか?
・患者会に入会したきっかけは?

といった質問がありました。

最後にアンケートの中からいくつかコメントを抜粋いたします。
・タンデム自転車という他ではできな経験ができ、現地を体験できたのがよかった
・環境課にいても実際の体験談をきく機会は多くないため、良い体験ができた
・裁判の資料の量から、長い争いがあったことがよく分かった
・当時、声をあげ、活動していただいたことが、今の生活につながっているのだろうと実感し、感謝の気持ちをもてた
・公害は人の人生を変えてしまうほど、恐ろしいものだと感じました。公害を担当する行政職員として、貴重な体験ができて良かったです。
・排気ガス抑制のために自転車で、かつ障がいのある方も乗れるタンデム自転車でフィールドワークをするというのがとても良い取り組みだと思いました。時間が許せば、西淀川公害に関する企業の工場や跡地を見学してみたかったです。

日頃、環境対策に取り組まれているみなさんにお役に立てていれば幸いです。

記・鎗山

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
「手渡したいのは青い空」の願いのもとに、持続可能な未来をめざして、新たな一年、取り組んでいきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2025年 正月

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | イベント案内 | 事務局 | 事務局 | 事務局より — aozorafoundation 公開日 2025/01/06(月) 13:35

エコミューズ館長日記No.12

いよいよ今日から第5章!
裁判闘争の始まり。裁判だから記録は簡単だとはいえない。

まず裁判を闘う意義とその課題が明確になっていく過程が示されなければならない。西淀川公害裁判は1978年4月に提訴され、1991年3月29日第1次訴訟について1次判決が下され、この間だけで丸々13年の年月が流れた。さらに1995年3月全面解決に向けた勝利的和解勧告の受諾をしたため、17年の年月が経過している。長い年月である。
この間、原告側当事者の中には亡くなる方があったが、その基本精神はずっと現在まで引き継がれることとなっている。

この裁判の始まりとそれを維持するために費やされた関係者の意志を記録することが、これからの課題である。残された紙数を有効に使い、上記の課題を実現するために更に力を入れていかねばならないだろう。

なお、裁判闘争になってからの章立ては4章仕立てから3章仕立てに集約することとした。詳しいことは追々述べていくが、読者の皆様の理解を便にするためのものである。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

2024年の館長日記はこれにて終了です。皆さま、お読みいただきありがとうございました。
来年は、また新たな心でこの続きに取り組み、早めに完成に持っていきたい。
応援のほど、よろしくお願いします。

 

 

2024.12.23 小田康徳

 

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あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。

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エコミューズ館長日記No.11

何から喋ろうか…。

今日は一気に第3章「公害源との闘い」の翻刻作業を完了させることが出来た。
具体的には、「1.中島水道・大野川、緑地化の実現をめざす」「2.公害被害者救済法制定の下、企業による公害に立ち向かう」「3.西淀川公害患者と家族の会の結成」「4.1975年前後の運動」である。
勘定したページ数を見ると約60ページとなっている。
第1章(工業化する西淀川区)が53ページ、第2章(公害に苦しむ学校と公害教育の展開)が30ページであったので、全部で約140ページだと計算できる。
本文が250ページを目標とすると、あと110ページ…。ああぁぁ…。
ここまで全7章仕立てで組み立てていたのだが、このままではページ数がオーバーだ。内容的には、大事な視点の発見があり、知られざる史実の解明も成し遂げてきた。
だがこれから先は、裁判・西淀川公害裁判であり、本書の白眉となるものである。今まで以上に充実させることが望まれている。
もちろん、必要なページ数は確保しなければならない。頭が痛い…。

それはさておき、今回一気に60ページの翻刻を成し遂げた結果を眺めてみると、西淀川公害裁判を担ったものとして「西淀川公害患者と家族の会」、略称「患者会」があるのだが、その活動が始まる以前の様々な活動主体の姿があったことを示すことが出来たと思う。1960年代末期からの中学校・小学校の先生方の公害教育への尽力、緑地化推進委員会の緑道建設にかけた運動など大事な活動ぶりを示すことが出来たのではなかろうか。西淀川公害反対運動というのは、そのような人たちの複合した運動であったことをつくづくと感じる。

今日は、最終的な翻刻分の追い込みにあたって、私やミナコさんの超人な(ちょっとオーバーか…)努力と工夫があった。大きな表を小さな紙面に表現するための努力がいろいろされたが、結局難しいことが判明して、Excelに表を保留することにとどまった。本人にとっても残念に思うところであろう。だがこれで内容は十分伝わるものができたと思う。
さらに機能にたけた人の手腕に期さねばならないことは、これから先も何度も出て来ることになると思う。いい勉強になった。

2024.12.18 小田康徳

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