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被災地のエコツーリズム体験ツアー報告会を開催しました

2012年9月14日(金)17時~19時、あおぞらビル3階グリーンルームにて、
「被災地のエコツーリズム体験ツアー報告会」を開催しました。参加者は21人(スタッフ含む)でした。
ツアーに参加した人や、地域で防災について取り組んでおられる方、被災地のツアーについて興味を持たれた方が参加しました。

今回はあおぞら財団主催で6月末に実施した被災地のエコツーリズム体験ツアーの報告と、
今、関西から被災地に向けてどんなことができるのかを、遠野まごころネット関西事務所の吉田慶さんからお話をうかがい、
みんなで考える機会として開催しました。

被災地のエコツーリズム体験ツアーの報告をしました。

■「被災地のエコツーリズム体験ツアー」についての報告ブログ
・被災地のエコツーリズム体験ツアー《移動道中、1日目・釜石到着編》
https://aozora.or.jp/archives/10976
・被災地のエコツーリズム体験ツアー《1日目・釜石 被災地視察編》
https://aozora.or.jp/archives/10999
・被災地のエコツーリズム体験ツアー《2日目・ボランティア活動編》
https://aozora.or.jp/archives/10883
・被災地のエコツーリズム体験ツアー《3日目・エコツアー編》
https://aozora.or.jp/archives/10885

休憩時間に遠野まごころネット関西事務所から、被災地の方の手仕事でつくった雑貨等の即売会も行われました。


今、大阪から何かしたいと思ったときに、現地の人の生きがいをつくり、それが少ないながらお金を稼ぐことにつながる支援のかたちとして、手仕事で作った雑貨を買って使うこともあるということです。

次に遠野まごころネットの吉田慶さんから、これまでの被災地支援の経緯や、展望についてお話いただきました。

遠野まごころネットでは、現地の状況に応じた支援を行っており、
現在はがれきの片付けなどもあるが、新しい居住地でのコミュニティの形成や被災者の生活を支えるなどのソフト面の支援にも力を入れています。

これからの支援は「地域おこし」で、外から多くの人に訪れてもらい、その土地を好きになってもらいサポーターを増やすことが求められるということでした。

質疑では、がれき処理や震災復興の予算について、参加者から意見が出ました。
また最後に各テーブルで、今回の報告等を聞いて感じたことなどを分かち合いました。

アンケートでは、

・(2ヵ月が経ち)、現地での経験が自分の中で小さくなっていたように感じた。今後周りの人に伝えることをしていきたい。
・またツアーに参加して、被災地の人たちと交流したい。

などの意見をいただきました。

遠野まごころネット
http://tonomagokoro.net/

遠野まごころネット関西事務所
http://magokoro-kansai.jimdo.com/

■あおぞら財団では11月29日(木)夜~12月3日(月)朝の期間で、「第2回被災地のエコツーリズム体験ツアー」を企画しています。
募集開始は9月下旬になりますが、みなさまのご参加お待ちしています。

■お問い合わせ
あおぞら財団 担当:相澤
06-6475-8885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 東日本大震災支援 | 環境フロンティア講座 — aozorafoundation 公開日 2012/09/18(火) 19:54

眼の会主催ユニバーサル機器展でのタンデム自転車体験会

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

イベント名=見ることに不自由さを抱えている方の為のユニバーサル機器展
       &だれにでも役立つ防災グッズ展
日時=9月9日(日)11:00~13:00
場所=兵庫県福祉のまちづくり研究所1階ホール(兵庫県立総合リハビリテーションセンター内・兵庫県神戸市西区)
主 催=眼の会
  共 催:兵庫県立福祉のまちづくり研究所
  協 力:兵庫県社会福祉事業団 兵庫県立総合リハビリテーションセンター
  後 援:兵庫県 神戸市 日本福祉のまちづくり学会
参加=約40名(視覚障害者の方/介助者の方)
自転車=2台

 視覚障害者以外であっても、見ることに不自由さを抱える人は大勢います。その数は視覚障害者の5~6倍とも言われています。このような現状をふまえ、兵庫県で視覚障害者がより快適に暮らせる環境創りを目指して活動している「眼の会」の主催で、見ることに不自由さを抱えている方々を対象とした機器展を開催されました。見ることに不自由さを抱えている方々が日ごろの生活の不自由さを改善し、より快適な暮らしができるようになる事を目的としています。今回は同時開催として、個人から地域で利用できる、だれにでも役立つ防災グッズの展示もありました。今回のタンデム自転車体験会はそのプログラムの中の一つとして行われました。

 当日は天気が心配されましたが、なんとか持ちこたえてくれたかのような曇り空でした。体験時間自体は11時~13時と短いものでしたが、多くの視覚障害者の方、介助者の方、その他一般の方にタンデム自転車を体験していただくことができました。

 一番に来て下さった女性の方です。
パイロットのスタッフと颯爽と走っている様子
 パイロット役のスタッフと息がぴったりあっています。心地よい風を感じて楽しかった、との感想をいただきました!

 今回の体験会でタンデムに乗っていただいた方の中には、20年ぶりに自転車に乗られた方もいらっしゃいました。久々に自転車にのった喜びを嬉しそうにお話し下さる方も大勢おられ、スタッフとしてもうれしくなる場面が多々ありました。

 介助者の方にも一緒にタンデム自転車を体験していただきました。
介助者の方も一緒にチャレンジ!

 途中、あいにくの通り雨に見舞われてしまいましたが、それにも関わらず、多くの方が体験会に来てくださいました。体験会に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。

 また、室内では21の企業により見ることに不自由さを抱えていらっしゃる方々を対象とした機器の展示会がおこなわれ、同時開催として誰にでも役立つ防災グッズの展示が行われていました。
ユニバーサル機器の展示会の様子

 たくさんの魅力的な機器、防災グッズが展示されました。
防災グッズ展示会の様子

文責:橋口円香(大阪大学3年・2012年夏期インターン生)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2012/09/18(火) 15:37

年次報告書作成中!

あおぞら財団の1年間の活動をまとめた「年次報告書vol.15」を只今作成中です!

今年はインターン生である松本久里奈、わたくしが担当させてもらっています。

作業は、「年次報告書」一冊を作るだけなのですが、この一冊を作るのは本当に大変で、表紙のデザインや記事など、見栄えのいいものになるようにして、どうしたら読者のみなさまに読みやすいものなるか、興味を持ってもらえるのか、何度も修正を重ねて、今やっと最終チェックをしているところです。はじめはこの細かい作業は辛かったのですが、出来上がっていくにつれて楽しくなってきて、私自身、出来上がるのがとても楽しみです。

表紙

この年次報告書では、東日本大震災の支援や、誰でも利用ができる「あおぞらイコバ」での活動や、地域づくりから国際交流まで幅広いあおぞら財団の活動を詳しく知ることができます。見どころ満載な年次報告書に仕上がっていますのでお楽しみに!

10月号のりべらと同送いたしますので、もうしばらくお待ちください!!

大阪経済大学3回生 インターン 松本久里奈

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 事務局 | 事務局より — aozorafoundation 公開日 2012/09/13(木) 17:25

9/5~9/6歌島中学校職場体験

95日、6日は歌島中学校2年生の職場体験実習の生徒4名を受け入れました。
生徒の職場体験の様子を紹介します.
(あおぞら財団インターン生 大阪経済大学 李梨奈)

以下、生徒が執筆した記事と感想です。
—————————————————————————————
初日は、職員の方々にあいさつをして、あおぞら財団についてのビデオをみて、フードマイレージ買い物ゲームの説明をうけました。主な仕事はフードマイレージ買い物ゲームのカード作成でした。カードを切り離して番号順にならべたり、ラミネートにかけりしました。皆、もくもくと楽しんでやっていました。一部学生にはデータの打ち込みもやってもらいました。

P1210752

初日の感想

職場についてから、まずビデオを見た。そのビデオの内容はこのあおぞら財団がなぜできたのかでした。これを見ていい勉強になったと思います。 Y.R

フードマイレージ買い物ゲームをして楽しかったです。 T.K

カードをきりはなしたり、ラミネートする作業が楽しかったです。すこし失敗してしまいましたが、いい経験になりました。 S.L

データをパソコンに打ち込むのが楽しかったです。フードマイレージ買い物ゲームはとてもわかりやすくて勉強になりました。そのカードをつくるのも楽しかったです。 A.K

2日目は、大野川緑陰道路に出向いてせみのぬけがら調べをしました。

まず、インターン生と小平さんで大野川緑陰道路についての説明や、セミのみわけかたについて説明しました。最初はみんなぬけがらを怖がっていて心配したけれど、触れるようになってよかったです。

P1210753

午前中は、西栄寺前から歌島中学校あたりのエリアを1時間かけてしらべました。
このエリアは毎年ぬけがらが少ない場所で、今年もあまり見つかりませんでした。
クマゼミのオスが29匹、メスが26匹で、アブラゼミは見つかりませんでした。
虫とりあみをもっていかず、高いところにあるぬけがらが取れませんでした。

P1210757

午後は、西淀公園から大島橋までのエリアを一時間かけてしらべました。今回は虫とりあみを持ってぬけがら調べをしました。午前中探したエリアに比べて、たくさんのセミを見つけることができました。クマゼミのオスが68匹、メスが63匹、アブラゼミは発見できませんでした。

最後にセミの数をかぞえてオス、メスにわけてもらいました。職員の方々にあいさつをして、職場体験をおえました。

コピー ~ P1210765

2日目の感想

緑道は、場所によってぬけがらが落ちていたり、葉っぱの裏にくっついていたりするのはちがうんだなー。 Y.R

きらいだったせみが手袋でさわれました。せみを探すのが楽しかったです。 T.K

せみのぬけがらで、その場所の環境がわかるなんて知りませんでした。今度機会があれば、さがしてみたくなりました。S.L

前半より後半のほうがたくさん取れた。アブラゼミは一匹もいなくて残念・・・。来年にはアブラゼミも緑陰道路で羽化してほしいです。 A.K

8/31(金)、明石市藤江地区避難訓練を開催しました。

■災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!藤江地区避難訓練
■日時 2012年 8月31日(金) 9:30~12:30
■場所 藤江小コミュニティ・センター(兵庫県明石市)
■主催 あおぞら財団
■共催 明石高専
■協力団体 明石市望海地区在宅サービスゾーン協議会
■後援 兵庫県

8月31日に明石市藤江小コミュニティ・センター(以下:藤江コミセン)にて、「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!藤江地区避難訓練」を開催しました。
参加者は住民約70名、地区の医療機関や消防署、市、関連団体スタッフ約30名、合計100名を超える大規模なものでした。

3挨拶

■藤江コミセンに避難

8月某日、午前9:30に大規模地震が発生したという想定で、9:30に各地区から藤江コミセンを目指して避難してもらいました。

訓練用に決めた地区リーダーが中心となって、想定した避難経路を(地区によっては要援護者の方を伴って)実際に歩き、道中気になる箇所など書き留めていきます。

歩きなれている道であっても、車いすの方や高齢者の方と一緒に移動すると、ふだんは気づかない傾斜や段差がバリアとなることがあります。
また、国道沿いは交通量が多く歩道が狭いこと、歩く速度も人によってばらばらであることから、みんなで安全に通行するためには注意が必要でした。

0避難の様子

地区によって差がありましたが、避難開始から10分~30分のうちに到着しました。

1受付

会場入り口で医療スタッフによる救護・健康チェックを行い、水分補給用にお茶が配られました。

2救護・健康チェック

■応急処置訓練

応急処置訓練では、消防隊員より止血時と骨折時に使える三角巾の使い方を教えてもらいました。

止血の結び方として、本結びを教えてもらいました。本結びは、ほどく時にギュッと引っ張るとマジックのようにぱっと取れます!みなさん、できると大喜びされていました。

7三角巾伝授3

■要援護者搬送訓練

要援護者搬送訓練では、消防隊員より布製担架とおんぶひもの使い方を説明してもらい、その後、参加者が交替で体験しました。
なかなか慣れていないと、どこに手を通すかが分からなかったり、みんなの足並みが揃わずもたついたりしてしまいます。普段から使い方を知っておくことが大切ですね。

4タンカ体験3

5おんぶひも

■福祉避難室

福祉避難室は、災害時に特に支援が必要な方々が安心して過ごせるように、一般の方とは別に設けた部屋です。今回の福祉避難室には、高齢者用オムツと赤ちゃん用の遊具のみを用意していましたので、参加者には他にどんなものが必要かを考えてもらいました。赤ちゃん用の哺乳瓶や高齢者の吸いのみ、ウェットティッシュ、暑さ・寒さを防ぐ用具など様々なアイデアが出ました。

6福祉避難室

■避難所体験コーナー

避難所体験コーナーでは、リアルな簡易トイレと寝床が作られていました。みなさん現物を前にして、避難生活の不便さをそれぞれに感じてもらえたのではないでしょうか。

8簡易トイレ

8簡易寝床

■非常食のアルファ米の試食

ひとしきり廻ってお腹も空くころ、非常食のアルファ米の試食に入りました。水かお湯を入れるだけで作れるレトルトご飯で、私も頂きましたが味が想像していたよりも美味しかったです!

9アルファ米2

9アルファ米試食

最後に、アンケートを記入してもらいました。
参加者からは、「災害時の津波・地震ともに共助・共生の意識を勉強する機会を得た」「訓練だから落ち着いて行動ができた。いざとなったらパニックにならないか心配」といった感想がありました。

参加者が予定していたよりも多く、当日の対応で不行き届きな点もあったかと思いますが、無事にけが人もなく終了してほっとしています。

この日、体験したこと・感じたことをそれぞれの地域に持ち帰り、今後の防災活動に活かし、活動を長く続けていってほしいと願っています。

本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2012/09/13(木) 14:55
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