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イタイイタイ病を伝える「清流会館」から 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)に来館(7/5)

7月5日、富山のイタイイタイ病対策協議会メンバー4名が、あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)に来られました。目的は、清流会館で保管しているイタイイタイ病に関する資料の保存や整理の方法について、エコミューズの事例を見る、ということです。こちら、エコミューズには、実際にどのような資料があり、それぞれに応じてどのような整理をしているのか、課題も含めて、説明しました。

清流会館は、イタイイタイ病公害被害者がイタイイタイ病の救済、再発防止の拠点として1976年に建設し、資料館の役割を果たしてきました。2012年には富山県立のイタイイタイ病資料館がつくられており、同資料館へ移管された資料と清流会館で保管している資料に分かれているそうです。裁判関係、企業への立入調査、患者救済、土壌復元に関する資料などが清流会館で保管されており、電子化も含めて整理していくことを考えておられます。

懇談では、エコミューズ小田館長が公害資料の整理の在り方について意見を述べたほか、公害資料館ネットワークなどを通じて他の資料館などと連携を深められることをすすめました。西淀川でも、膨大な資料をどのように整理していくか、お互いに他の先行事例のノウハウを学びながら、連携していければと思います。

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7/26(水)はあおぞら市です

次回のあおぞら市は

谷口ファームさん、かるる市さんのオーガニック野菜の販売、

楽成体さん、介護アロマサークルレイズさんのマッサージ、

富士製ぱん工場のパンの販売があります。

 

富士製ぱん工場さんのパンは毎回新作パンがあるんです!

前回の新作パンは「枝豆塩こんぶ」でした。

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天かすが入っていて和風テイストだそうです。次回の新作も楽しみです^^

 

暑さ対策をして、是非あおぞら市へお越しくださいね~

 

・・・・・・・・・・・

日 時=2023年7月26日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

◎7/26の出店予定

 

■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な
南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるんです

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■かるる市
奈良県宇陀市でお米を農薬と除草剤を使用せず天日乾燥にて収穫します。

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■足つぼマッサージ楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■介護アロマサークルレイズ(ハンドトリートメント)

11:00~13:30

〇精油(エッセンシャルオイル)の香りに包まれて触れ合いながらハンドケアで癒し空間を提供します。介護アロマサークルレイズというボランティア活動をしています。興味のある方一緒に活動してみませんか?
1回15分 500円

 

〇アロマスプレークラフトワーク

お好きな香りを選んでアロマスプレーを作ります。 1回 500円

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今後の予定

<2023年>8/9、8/23

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2023/07/24(月) 10:06

図書館展示「考えよう、防災  3つの備えを知ろう!」7/21~

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西淀川図書館のあおぞら財団コーナーで、「考えよう、防災  3つの備えを知ろう!」の展示を行なっています。

災害の防止対策、発生時の避難行動、非常持ち出しバックや家族の防災会議などを紹介しています。

水防碑に刻まれた碑文「災害は忘れたころにやってくる」の通り、穏やかな日々を送っていたとしても、防災を頭の隅に入れましょう。

一緒に置いてある「西淀川区防災マップ(発行:西淀川区役所)」には有用な防災情報がたくさん載っているので、是非読んでください!

協力:大阪防災企画

展示期間:2023年7月21日(金)~10月中旬まで(予定)
展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=149

Filed under: イベント案内 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2023/07/21(金) 17:00

防災動画 Let’sにしよど防災さんぽ!「旧中津川・一夜官女祭編」「淀川陸閘(りっこう)編」

防災の豆知識をわかりやすく伝えるにしよど防災動画。

今回は「Let’sにしよど防災さんぽ! 旧中津川・一夜官女祭編」「Let’sにしよど防災さんぽ!淀川陸閘(りっこう)編」

の2本です。

この動画は、2022年10月16日(日)に開催した第2回にしよど防災さんぽの様子をまとめたものです。(当日の防災さんぽの様子はこちらのブログをご覧ください)

防災さんぽは、避難場所や避難経路を確認したり、過去の災害の痕跡、西淀川を災害から守っている施設を回ります。防災という視点から街を見ることで、新たなことを発見したり、防災意識を高めることに繋がります。
動画では、防災散歩で解説のあった「災害との戦いの歴史に消えた幻の川」や悲しい歴史を伝える一夜官女祭、そして西淀川を水害から守っている淀川陸閘を伝えます。淀川陸閘は全国で唯一の回転式陸閘です。

良ければチャンネル登録と「いいね」をお願いします。

 

■Let’sにしよど防災さんぽ! 旧中津川・一夜官女祭編

災害との戦いの歴史に消えた幻の川のナゾにせまる! 出演:多田博士 にしよど親子防災部・西淀川区のみなさん 映像協力:岸本景子 制作・著作;西淀川区役所 あおぞら財団

Let’sにしよど防災さんぽ! 旧中津川・一夜官女祭編

 

■ Let’sにしよど防災さんぽ! 淀川陸閘(りっこう)編

西淀川を水害から守る淀川陸閘! 出演:多田博士 にしよど親子防災部・西淀川区のみなさん 映像協力:岸本景子 写真提供:溝口欽一(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズ所蔵) 制作・著作;西淀川区役所 あおぞら財団

Let’sにしよど防災さんぽ! 淀川陸閘(りっこう)編

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2023/07/21(金) 16:29

関西大学社会安全学部越山ゼミ 西淀川フィールドワーク(07/06)

2023年7月6日(木)に、関西大学社会安全学部越山ゼミの3年生のみなさんが西淀川を訪れました。今回の主な内容は、タンデム自転車で移動しながら西淀川の町を感じることと、水防団の防災士多田さんと西淀川区役所防災担当の小林さんの講義です。

午後1時に、ゼミ生9人があおぞらビル3階会議室に集合し、簡単なスケジュール説明を聞いてから、タンデム自転車5台で西淀川をまわり始めました。ルートはいつもの通り、あおぞらビルから大野川緑陰道路経由淀川堤防まで走り、そして西島工業地域に入り、多文化コミュニティを体験できる大和田のマスジドでいったん休憩してから、大野川緑陰道路に戻り、あおぞらビルに帰還しました。猛暑であったとしても、ゼミ生男子9人の元気さが溢れています。

大野川緑陰道路にある水防碑の前で説明を聞きます

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淀川の堤防で周辺の建物を確認

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出来島水門を見学

あおぞら財団に戻った後、防災士の多田さんからのお話しです。大阪府の地下には数多くの活断層があるので、地震が多発、津波被害地域であります。また、閉鎖的な大阪湾の一番奥部分の西淀川区は、余計に高潮の被害に受けやすくなります。さらに工業で地下水のくみ上げにより深刻な地盤沈下が発生し、西淀の災害史は、水害との戦いと多田さんが話しました。

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防災士の多田さんの講義

次に、西淀川区の防災担当の小林さんから西淀川区の防災の取組みについてお話をいただきました。小林さんから西淀川区がどんな仕事を担っているのかというお話を投げかけ、防災意識啓発や避難訓練、避難所の指定、備蓄品の管理、行政無線、防災無線、防災システムの構築、耐震診断の助成など、学生からは多様多種な仕事内容が出てきました。これらの業務を区役所職員4人でになっているという回答に驚きの声が上がりました。

また、大阪市の内水氾濫を防ぐ下水道についてもお話がありました。大阪市では家庭などからの排水と雨水をいっしょに一本の管で集める「合流式」の下水道が整備されており、以前は強い雨の時に雨水と汚水が混じったまま放流されてしまい、水質の汚濁が問題になっていました。現在は、太閤下水や雨水滞水池の整備等の合流改善対策が行われ、水質が改善されてきました。

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西淀川区防災担当の小林さんのお話

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西尾淀川の防災のとりくみ(グラレコby多田さん)

お話の後は防災かるたをしました。「にしよどぼうさいかるた」は西淀川区民の協力のもと作成された西淀川オリジナルのかるたです。かるた取りを楽しんでもらった後、防災かるたで小学校等の防災授業等や防災かるた大会で普及しているというお話をしました。

その後、災害エピソードを元に防災を考えるアクティビティ「気候変動と災害の影響は・・・・」を行いました。このアクティビティは現在地球環境基金の助成を受けて検討中の教材です。過去の台風で被害を受けた方のエピソードを元に、印象に残ったこと、自分が同じ境遇になったら、災害によって社会的に弱い立場の人々がどのような被害を受けるのか、自分ができること、社会ができることを考えました。災害弱者の避難の支援の困難さに思いを寄せ、社会的な支援の仕組みが必要であること、過去の災害経験を伝える等の啓発が重要といった意見が出ました。

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アクティビティ「災害のエピソードから防災を考える」の感想

最後に、今日の研修の振り返りと今後ゼミで取り組みたいことをまとめました。多様な視点から防災を考え、様々な防災対策が必要であるということを感じ取ってもらえたフィールドワークになりました。

最後に研修を振り返りました

(王・谷内)

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あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | 資料館(エコミューズ) | 視察受入 — aozorafoundation 公開日 2023/07/21(金) 11:26
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