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ブログカテゴリー » 地域づくり

東京都で、タンデム自転車公道走行の解禁区間が追加されました。

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

東京都で、タンデム自転車公道走行の解禁区間が追加されました。

これまでもパレスサイクリングコース(毎週日曜日)は走れたそうですが、2020年11月13日より、新たに、次の3カ所が追加されました。

1 多摩湖自転車・歩行者道(約12㎞)
2 浅川ゆったりロード(約2.5㎞)
3 足立さいたま自転車道(約0.4㎞)

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/…/…/tandem_bicycle.html

タンデム自転車公道走行が東京で一部解禁! 多摩湖自転車歩行者道などを追加

自転車関係団体や東京都盲人福祉協会などが解禁に向けた要望書を提出されており、検討されていました。

東京パラリンピックの延期開催に向けて、さらに広がってほしいものです。

一部解禁ではありますが、まずは大きな一歩ですね。

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2020年11月15日9:43 AM

オール3歳児のキックバイク教室開催(11/14)

※(一社)市民自転車学校プロジェクト(CCSP)の記事の転載です。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2020年11月14日2:17 PM

審査結果発表 NAT企画展「キャンバスチャレンジ」

※「みてアート・御幣島芸術祭」の記事の転載です。

審査結果発表 NAT企画展「キャンバスチャレンジ」

2020年11月6日~10日に西淀川アートターミナルで開催された「キャンバスチャレンジ展」はおかげさまで無事終了いたしました。ありがとうございました。「小箱」をテーマキャンバスに、応募作品52点、地域・キッズ作品17点を展示いたしました。

また、本展は作品展示と同時にコンペティションを兼ねており、審査員と来場者による審査をおこないました。

ここに審査結果を発表します。

■グランプリ:副賞 NAT 企画展

ずっとこのまま/イマナミナナミ

imanami_naka

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■審査員賞:副賞 NAT 企画グループ展

◯企業 (株式会社ダンボる 代表取締役 大久保博明)賞

 覗く/ゆーな

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◯田中おと吉(プロダクトデザイナー)賞

 たからばこばこ/高橋ふたみ

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◯中島政人(西淀川区長)賞

 箱蟲(カプセル)/藤原正和

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◯山口アキオ(アーティスト)賞

 冬眠/池田 澪

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◯山田龍太(アートプロデューサー)賞

 ずっとこのまま/イマナミナナミ

imanami_naka

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■オーディエンス賞:副賞 NATオリジナルグッズ作成

夜空の街/川筋朋代

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kawasuji_soto

■審査員賞 ノミネート作品

Yellow Box / Mayumi Sun

交錯 / Phil Satow

ブルー /HITOMI SETO

妄想小箱 /Yuimomushi

墓場にて/濱本綾乃

まてまて /濱田恵子

ご応募いただいたみなさま、作品を制作いただいた地域のみなさま、子どもたち、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。この取り組みを土台に、あたらしい展開もしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

<開催概要>

NAT企画展 キャンバスチャレンジ

CANVAS CHALLENGE

テーマキャンバス「小箱」

開催期間:2020.11.6(金)-10(火)

場所:西淀川アートターミナル

  (555-0012 大阪市西淀川区御幣島2-4 1Fもと歌島橋バスターミナル)

開催時間:13:00-19:00(入場は閉館の30分前まで) 

会期中無休|入場無料

今回のキャンバス

提供:株式会社ダンボる

材質:段ボール

サイズ:高さ17cm /幅13cm /奥行3cm(外寸)

表現テーマ:特になし(自由)

◇審査員

大久保博明 株式会社ダンボる 代表取締役

田中おと吉 プロダクトデザイナー

中島政人 西淀川区長

山口アキオ アーティスト

山田龍太 アートプロデューサー

主催:みてアート実行委員会

共催:西淀川区地域振興会

企画:アトリエヤマダ

助成:大阪市助成事業/共同募金配分金助成事業

協賛:株式会社ダンボる

協力:大阪市高速電気軌道株式会社/西淀川社会福祉協議会/西淀川区役所/公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。
みてアート・御幣島芸術祭:https://miteart.blogspot.com
西淀川アートターミナル:https://nishiyodo-art.com
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,みてアート — aozorafoundation 公開日 2020年11月12日10:05 AM

祝・奈良解禁タンデムツアー!

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

祝・奈良解禁タンデムツアー!
今日(11/3)はCVJ(サイクルボランティアジャパン)のみなさんと、奈良でのタンデム走行解禁を記念して、京都→奈良→大阪をタンデム自転車8台で走ってきました。これは三都物語だ!あ、ちょっと違う(笑)?
いろいろハプニングはありましたが、チームプレイで乗り切れました!
みなさま、ありがとうございました&おつかれさま~
公道走行できる都道府県がさらに増えることを願います。

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※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
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〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2020年11月3日9:45 AM

語り部講話、フィールドワーク再開(10/20司法修習生研修)

10月20日、司法修習生研修を実施しました。参加者は10人でした。

地域再生マップとまちづくりの要求について説明する森脇さん、上田さん、藤江事務局長

地域再生マップとまちづくりの要求について説明する森脇さん、上田さん、藤江事務局長

毎年実施している研修ですが、新型コロナウィルス感染症対策として、原則、マスク着用の上、講義会場では密を避けて座れるようにして、実施しました。
フィールドワークでは、阪神出来島駅に集合した後、国道43号線の沿道対策の説明をはじめ、公害に関わるポイントを中心に、西淀川区内を歩きました。

国道43号線にて環境対策を栗本・谷内から説明

国道43号線にて環境対策を栗本・谷内から説明


千北診療所前で、公害病についてと現在の呼吸ケア・リハビリの取り組みなどを紹介

千北診療所前で、公害病についてと現在の呼吸ケア・リハビリの取り組みなどを紹介


地盤の低い西淀川で取り組む防災活動を紹介

地盤の低い西淀川で取り組む防災活動を紹介


大野川緑陰道路を歩く頃には暑さを感じるほどの好天でした

大野川緑陰道路を歩く頃には暑さを感じるほどの好天でした

あおぞらビルに到着後、まず資料館を見学しました。午前中に、村松弁護士から西淀川公害訴訟に関する講義を受けた直後だけあって、みなさん、熱心に裁判資料をご覧になっていました。

実際の裁判資料に見入る参加者のみなさん

実際の裁判資料に見入る参加者のみなさん

その後、公害患者の語り部として、池永末子さんのお話を聞いていただきました。

密を避けてスペースを確保して着席

密を避けてスペースを確保して着席


池永さんのお話にたくさんの質問が出されました

池永さんのお話にたくさんの質問が出されました


池永さんのお子さんが公害患者で、学校で運動部の活動を休みがちだったため、周囲から誤解を受けたといった話に対し、参加者からは「子どもさんだけでなく世間一般でも、公害病への理解を得ることは難しかったのでしょうか」「他に知り合いでも公害病の方はおられましたか?」といった質問が出ました。
池永さんからは、「娘はぜん息と知られないよう、隠すことが多かったよう」「もう80年代に入っていた頃で、公害病というと特別な病気みたいで、隠す人も多かったと思う」「私は患者会に入って、同じ苦しみを持つ者同士で『こういうときは、こうしたらいいいよ』と話ができてとてもありがたかった」といった応答がありました。
西淀川公害患者と家族の会事務局長の上田敏幸さんから補足説明として、池永さんの娘さんが公害病に認定された頃、西淀川区の人口約9万人のうち、20人に一人の割合で公害患者だったこと、そういう状況を明らかにしたのは弁護士による調査。裁判を起こす前にアンケートが実施してくれたが、当時の弁護士はそれほどの関わりをしてくれていた、といったエピソードが紹介されました。

その後は、藤江事務局長による、あおぞら財団の地域づくりの活動と大気汚染の現状に関する講義です。

西淀川の現状をデータを示して説明

西淀川の現状をデータを示して説明


参加者からは「大気汚染物質の排出源はすべてディーゼル車なのか?」「道路連絡会の役割についてもう少し詳しく知りたい」といった質問が出ました。
藤江からは、「季節や場所によって、中国などから流れてきているものもあるが、日本の排出源は主にディーゼル車。いずれにせよ、もともとは人工物。対策については研究が続けられている」「道路連絡会で毎年、議論を重ねてきている。20年以上経って、2019年度にようやく西淀川区内の測定局全てでPM2.5の環境基準値を下回ったというのが現状」という説明がありました。

最後に、西淀川公害患者の会会長で西淀川公害裁判弁護団長の森脇君雄さんと、上田さんから、西淀川公害裁判に取り組んだ当事者の立場からお話がありました。

冒頭、コロナ禍の中オンラインで行われた環境大臣交渉の様子を紹介される森脇さん

冒頭、コロナ禍の中オンラインで行われた環境大臣交渉の様子を紹介される森脇さん


質疑応答では、参加者から「そもそも裁判をしようとした思い、そして20年を経て和解にいたった思いを聞かせてほしい」「和解をすると決まったとき、反対をする原告はいなかったのですか」といった質問がありました。
森脇さんは、「西淀川の患者は団結していたので、反対派一切なかった。一番重症の患者が、一番先頭に立つので、その姿をみたら一緒にやらざるを得ないというのがうちのいいところ。それと、よく動くのは女の人。被害の訴えをしたり、ビラを配ったりしながら、患者は経験的に学んでいく。今の役員会でも新しい人が入っても一年経てばすごく成長している。裁判当時に活躍した3人の女性がいたけど、彼女たちは患者会の役員だけでなく、地域振興会や町会の役員もしていた。裁判の署名活動では、西淀川区住民の8割は署名をしてくれたと思う。一時はすごかった。それを大阪中に広げたのは、上田さん」と応答がありました。
それを受けて上田さんからも「女性は物おじしない。署名を広げるために様々な集会に行ったが、被害を訴えるときに聴衆が1000人、2000人いても、女性はさっと話し始めたものだ。粘り強さも含めて、桁が違うとでもいうような」「大気汚染公害の認定患者は現在、約3万1000人。そのうち大阪市には1万人いる。今も患者は忙しい。アスベストや福島の裁判の傍聴にも行っている。大阪地裁の近くで患者をみかけたら、ぜひ声をかけてほしい」といったお話がありました。
活発な質問に応答いただき時間が足りませんでした

活発な質問に応答いただき時間が足りませんでした

幸いお天気にも恵まれ、充実した研修となりました。
参加者の感想をいくつかご紹介いたします。

・西淀川公害については全く知識がなかったため、詳しいお話を聞くことができ、また実際の訴訟資料も見ることができ、とても勉強になった。法律家は、社会の中で苦しんでいる人、弱い立場の人に目を向け、一緒に戦うことができる仕事であることを忘れないようにしたい。
・患者の方々、原告団だった方々が、想像以上にパワフルでした。全体として一致団結して、和解にあたって反対がなかったというのが、とても印象に残りました。法律家として、何より現地を知ること、依頼者をよく知ることを大切にしたいと思いました。
・お話がとてもわかりやすく、面白かった。とても苦労をされたと思うが、それを感じさせず、笑いに変えてお話されるところが、大阪人の心意気だなぁと思い、尊敬した。患者会内の班活動がどのようなものか、もう少し知りたかった。
・苦しむ原告も命をかけて闘うのだから、法律家として、他人事とは思わず自分事として行動したい。今後、未認定の患者さんのためにできることも考えたいと思う。

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