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» 2012 » 5月

西淀川区報にあおぞら財団の紹介のりました

P1180667

広報にしよどがわ5月号に、あおぞら財団の自然環境保全の活動が紹介されました!

淀川や大野川緑陰道路等、区内の自然や水辺環境の保全のために『河川等環境保全会議』を西淀川区が開催しており、事務局長の藤江が委員として参加しています。

その構成団体として、財団が紹介されました。

同じ構成団体には、財団でもよくお世話になっている『大阪市漁業協同組合』さんも入っています。

また、カラー刷りの『西淀川の自然』紹介のページの写真や説明文の一部は、あおぞら財団や日本野鳥の会大阪支部橋本さんが提供したものが使われています。

『河川等環境保全会議』では、区民と行政が市民協働で実施するで区民の意識啓発や地域コミュニティの活性化に寄与することが目的とされています。

広くみんなに西淀川の自然環境を知ってもらう為にも、民間の活動と行政の協働、活発にしていきたいものです。

西淀川区HPにPDF版が掲載されています
*あおぞら財団掲載ページ(
*西淀川の自然 紹介ページ(

(小平)

谷貴美子 手染め展開催中!(あおぞらイコバ5/16~5/19)

谷貴美子さんの手染め展が只今開催されています。

展示即売なので、いいものがあったら購入しちゃいましょう!

案内記事はこちら

会期:2012年5月16日(水)~5月19日(土)
時間:12:00~18:30
会場:あおぞらイコバ 地図 http://aozora.or.jp/accesscontact
大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル1階
JR東西線「御幣島」駅下車 11番出口スグ
TEL:06-6475-8885

今回からVISAなどクレジットカードも使えるそうです!

これまでの展示の様子はこちら
http://aozora.or.jp/archives/7582
http://aozora.or.jp/archives/7292

服からカバンまで、お気に入りの一品が見つかるかも☆

ぜひ一度のぞいて見て下さい!!

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 | その他の事業 — aozorafoundation 公開日 2012/05/16(水) 01:16

エコツーリズム体験ツアー視察:被災地訪問記「4日目被災地沿岸部をまわる編」

3日目(5月12日)の様子はこちら

5月13日(日)

上の写真は現在ねおすにボランティアに来ている人たちです。北は北海道、南は兵庫からきていました。仮設住宅でお世話になりました。ありがとうございました。
☆ボランティアのみなさんのブログはこちら

被災地を視察する最終日、釜石出発までのわずかな時間ですが、ボランティア活動に参加しました。この日は小学校の渡り廊下に緑のカーテンを付ける作業で、いろんな団体の人が一緒になって作業しました。

作業途中でしたが、釜石をあとにし、大船渡市、陸前高田市、南三陸町、気仙沼市、石巻市の現状を見ながら沿岸部を南下しました。

津波の被害のあった場所と、津波を免れた場所で全く違う世界かのように光景が違いました。

陸前高田市は見える範囲がすべて被害にあっていて、愕然としました。

南三陸町の仮設商店街で昼食を食べました。電車の鉄橋が津波で崩壊している景色を見ながら。

下の写真は石巻市、流されたタンクが残されている

遠く離れた大阪、被災地との距離は物理的なものだけでなく、意識としても遠くなりがちかと思います。私自身、実際に行くことでわかったこと、感じられることが多くありました。多くの方に被災地へ訪れてもらいたいです。

私事ですが、被災地を観光し、被災地にお金を落とすことが、現地の人たちの生活を支えることにつながると思うと、どんどん買い物したくなりました。そういう支援のかたちもあるんだと実感しました。帰った時には所持金130円でしたが、とても有意義な使い方ができました。

現在、あおぞら財団では、観光を通じた被災地支援のかたちとして被災地エコツーリズム体験ツアーを企画しています。みなさまぜひご参加ください。

記;相澤

エコツーリズム体験ツアー視察:被災地訪問記「3日目ツアーの下見編その2」

2日目(5月11日)の様子はこちら

5月12日(土)

この日も2日目に引き続き三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤さんに釜石を案内してもらいました。

まず震災直後から沿岸部の人が避難した避難所を案内してもらいました。釜石には集落にコミュニティセンターのような役割を担う建物が所々で見られ、そうした建物が避難所の役割を担っていました。

NPO法人ねおすが拠点として借りている、今は使われていない保育所にも行きました。

ボランティアの方がここで寝泊まりしながら活動していたということです。5月にも学生団体を受け入れるということでした。

そして山道を上がり、釜石の豊かな自然に触れることもできました。案内してもらったのは沢桧川と瀧澤神社。水が澄んでいて、深い場所のそこも見通すことができました。今回のツアーでは寄ることはできませんが、ぜひ行ってほしい場所です。

そのあと訪れた「橋野高炉跡」は、日本で初めて鉄の洋式高炉ができた場所で、山の中に石で作った高炉が3機あり、現在山口県、福岡県にある高炉跡とともに、製鉄の歴史を残す遺跡として世界遺産登録を目指しています。

山を下りて昼食です。この日は三陸ひとつなぎ自然学校の地域の文化を次の世代に伝える「あづまっぺ釜石」のプロジェクトで作られた「あづまっぺ弁当」を仮設商店街「鵜(う~の)はまなす商店街」でいただきました。とてもおいしくいただきました。釜石ではごはんの前にお餅などのお菓子を食べる風習があるということで、手作りのおしるこもいただきました。

ここで、あおぞら財団にも以前いらっしゃったことのあるBDF車で日本、世界を周り、現在釜石を拠点に震災支援を行っているBiodiesel ADVENTUREの山田さんと永嶋さんに会いしました。

下の写真は兵庫から被災地にきていた緊急災害対策チームBERTの片山さん、廣岡さんと一緒に「One World」というプロジェクトの被災地へ思いをとどけるバトンを持っての1枚。

山田さんが蒔いた菜の花の種がすくすくと育ち、きれいに咲き、現在被災地の方の心を、訪れた人の心を癒しています。

昼食のあと、鵜住居地区の中心部、鵜住居駅と防災センターを案内してもらいました。駅があり、多くの人が住んでいたなんて、想像できないくらい見渡しがよく、津波のおそろしさを感じました。

防災センターは震災のとき、避難場所として多くの人が避難してきました。津波が押し寄せてくるときにも多くの方がここに避難してきましたが、津波は2階天井部分まで達し、ここで多くの方が命を落としたそうです。

そして大槌町をまわりました。町役場の時計は津波がきた時間で止まっていました。

今回のツアーでも1日目に大槌町を少しまわります。

夜、大阪から持ってきた廃油を渡すために山田さんが活動拠点にしている釜石の民家におじゃましました。昼間一緒に写真を撮った片山さん、廣岡さんも交え、いろいろお話をしました。

泊まっている仮設住宅に戻り、車を降りて空を見上げると、すごい数の星がそこにありました。こんなに星があるものかと、大阪に戻ったら見られないと思い目に焼き付けました。

写真にはうまく写せませんでしたが。

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3日目につづく

被災地エコツーリズム体験ツアー参加者募集中です!詳しくはこちら

4日目につづく

記:相澤

エコツーリズム体験ツアー視察:被災地訪問記「2日目ツアーの下見編」

5月10日(1日目)の様子はこちら

ごはんの写真からですいません。朝ごはん、とてもおいしかったもので…

朝少し宝来館の周りを散歩しました。

宝来館は根浜地区にあり、震災前はトライアスロンの大会が開かれたりする海岸です。現在は津波の被害で、がれき等が残っている状態です。ここをきれいにして、また人に来てもらうためにトライアスロンのスイムのみですが8月に大会を開くことになりました。そのためにこの地域をきれいにしたいということで、今回のツアーでは清掃ボランティアを行います。

この日は三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤さん 柏﨑さんに同行してもらい、被災地エコツーリズム体験ツアーのプログラムを考えました。

まず宝来館で私たちの希望を伝え、どんなことができるかについて提案をいただくなど、ツアーのイメージを共有しました。

途中、宝来館女将の岩﨑さんが登場。避難先でのお話や、復興に向けた思いを聞くことができました。

実際にまわってみようということで、車に乗り釜石を案内してもらいました。

津波の被害が甚大だったが、小学生と中学生が全員避難し無事だった「奇跡の学校」と称される鵜住居小学校を見ました。校庭にはがれきが積まれ、校舎の3階部分には車が突き刺さるなど。信じがたい光景がありました。

ここでお昼の時間になったので釜石駅前にあるシープラザ釜石でごはんを食べました。海鮮がおいしく、いくらの嫌いな私が初めて「いくらがうまい」と思うほど。ツアーの最終日のここへはお昼に寄ります。

昼食のあと、平田地区にある仮設住宅へ行きました。ここで案内してもらっている伊藤さんのお父さんが登場。伊藤さんのお父さんは津波に車ごと飲み込まれときのことを刻々と話してくれました。

DSCN0622

新聞などで話題になっているコミュニティスペース「みんなの家」も紹介してもらいました。この仮設住宅は玄関が隣の棟と向かい合わせになっていて、ウッドデッキでつながっているコミュニティケア型仮設住宅として知られています。

そのあと、釜石大観音へ。釜石市中心部を守ったとされるギネス級の防波堤を上から眺めることができます。

この日は釜石を拠点に支援活動を展開している北海道のNPO法人ねおすの事務所が入っている仮設住宅へ泊まらせてもらうことに。ちょうどボランティアできていた5人の方も含め、大槌町にある復興食堂でごはんを食べました。

この復興食堂のある場所も津波によって壊滅的な被害を受け、周辺にはほとんど建物がありませんでした。

帰ってボランティアの人たちと一緒にお話をし、次の日に備えて就寝しました。

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3日目につづく

記:相澤

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