あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 環境学習

冬の渡り鳥など40種類!

2月7日(土)、第150回矢倉海岸定例探鳥会でした。

阪神なんば駅福駅に9時30分に集合し、大野川緑陰道路を通って淀川の河川敷に出、河口にある矢倉緑地公園を目指します。

■大野川緑陰道路
029ムクドリ

じっとたたずむムクドリ。

032ハクレキレイ

ハクセキレイが可愛く尾をふりウォーキングしながらお出迎え。

044スズメとカワラヒワ

ナンキンハゼをついばむスズメとカワラヒワ。混ざっています。カワラヒワが落ちた実ではなく木の枝から直接実を食べているのを見てスズメがまねしているのかもとのこと。鳥も学習するようです。

■淀川堤防

100ヒバリ?

河川敷の草地のヒバリ。春にかけて繁殖、子育ての時期を迎えます。

207オオバンとヒドリガモ

黒い体に白いくちばしが特徴のオオバン(左)と、ヒドリガモオス(右)。

263ヒドリガモ

ヒドリガモの雄雌が2匹ずつ。カップルでしょうか?

270ヒドリガモ

ヒドリガモは藻や水草等を食べます。岸で首をつっこみでえさを食べていました。

225アオサギ

水面をとぶアオサギ。お尻~足を撮影(写真がワンテンポ遅かった…)

257カンムリカイツブリ

カンムリカイツブリ。冠のような飾りが頭にのってます。

223ツグミ

河川敷の草地にツグミ。シベリアの方から越冬のため飛来します。


■船たまり

107船たまり

104キンクロハジロ

黒と白のコントラストが鮮やかなキンクロハジロ。

111カモメ

カモメ 冬鳥です

■工場緑地

229キジバト

キジバト。大野川緑陰道路等を歩いているドバトとは違います。首筋と羽の模様が特徴です。


0123ジョウビタキメス

ジョウビタキメス。ジョウビタキも越冬でわたってきています。この日はオスもメスもたくさんみました。


■矢倉緑地公園

0141ジョウビタキオス144ジョウビタキオス (1)

144ジョウビタキオス (3)144ジョウビタキオス (4)

144ジョウビタキオス (6)144ジョウビタキオス (5)

ジョウビタキオス。警戒心が比較的薄く近づいても逃げずにいてくれました。歩いたり、羽ばたいたり、くるっとまわってみたり・・・いろんなポーズをみせてくれました(思わず激写)

183ベニマヒコ

ベニマシコ。矢倉緑地では珍しい野鳥です。2000年4月から探鳥会を続けていますが過去の出現回数は4回でした(前回は2013年3月に出現)。

■神崎川河口

193神崎川

例年より神崎川の河口はカモ類の数が少ないです。高速道路の橋の下など沖合の方には固まっているのですが…釣人が入ったり、ボート遊びが入ったりすることも影響しているようです。


■おまけ:淀川対岸の景色

鳥とは関係ありませんが、淀川対岸の景色もよく見えます。

274大阪市内 (1)

舞州の清掃工場の煙突。独特の形です。写真はとりませんでしたが、USJのハリーポッターのアトラクションの屋根も見えますよ。

274大阪市内 (2)

あべのハルカス(天王寺駅)と京セラドーム大阪(大正駅)

274大阪市内 (3)

左の高いビルはオーク200(弁天町駅)

274大阪市内 (4)

43号線の向こうに、梅田のビル群。スカイビルの独特の形が目印です。

こうみると、環状線沿線の高層ビルが淀川向こうに見渡せますね。


◆出現した野鳥(40種)
オカヨシガモ/ヒドリガモ/マガモ/カルガモ/オナガガモ/ホシハジロ/キンクロハジロ/スズガモ/ホオジロガモ/カイツブリ/カンムリカイツブリ/ハジロカイツブリ/キジバト/カワウ/アオサギ/オオバン/イソシギ/ユリカモメ/カモメ/セグロカモメ/オオセグロカモメ/ミサゴ/ハシボソガラス/ハシブトガラス/シジュウカラ/ヒバリ/ヒヨドリ/ウグイス/メジロ/ムクドリ/シロハラ/ツグミ/ジョウビタキ/イソヒヨドリ/スズメ/ハクセキレイ/カワラヒワ/ベニマシコ/アオジ/ドバト

40種類以上出たのは過去に2回だけでした。(2009年5月の42種類が最多)

参加者は14人でした。

次回は
3月7日(土)
集合は9時30分~ 集合は阪神なんば線福駅
解散は12時30分 矢倉緑地公園です。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

市民活動団体への助成環境_バナー(150px-60px)

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2015年2月19日2:43 PM

ニシヨドガワ ノラシゴト 明日開催!

ニシヨドガワ ノラシゴト

第2回 親子で始める菜の花栽培~草取り、追肥編~

鳴門金時ですよ~

明日はとっても寒いので、農作業のあとに、焼き芋と「紙飛行機、誰が一番遠くまで飛ばせるか大会」をします!

みんな来てくださいね~。

あと、持ち物と雨天の場合の連絡です。

持ち物は、お弁当、飲み物、軍手です。

基本的には前回と同じです。

ただ、とっても寒いので防寒対策はお忘れなく。

雨天の場合は、2/7(土)10時からに順延です。

日 時:2015年1月31日(土)10-15時
場 所:(株)ニチノーサービス敷地内の造成畑
(西淀川区佃5-2-30、千北橋を北に渡ってすぐ)
参加費:1人100円(保険代)
定 員:20家族・グループ
〆 切:1月26日(月)
申 込:参加者全員の氏名、住所、連絡先を下記まで
TEL 06-6475-8885
MAIL aozorazaidan+nora@gmail.com
主 催:エコでつながる西淀川推進協議会
企 画:佃五丁目菜の花の会
事務局:あおぞら財団

Filed under: イベント案内,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2015年1月30日2:50 PM

「西淀川公害と私たちの環境」の授業を実施しました(12/18)

あおぞら財団では西淀川公害の授業のお手伝いをしています。

2014年12月18日には、西淀川高校の3年生を対象に、「西淀川公害と私たちの環境」と題し、授業をしました。3時間の授業です。

1時間目は西淀川公害についてのお話です。1
まずは、公害病の苦しみとして、ぜんそく発作に苦しむ患者さんの映像や、若くして亡くなった南竹照代さんのお話を紹介しました。その辛さを想像したのでしょうか‐より真剣な表情で聞き入る生徒もいました。
続いて、西淀川大気汚染公害を説明。裁判が20年続いた話や、「手渡したいのは青い空」という願いを実現するために公害裁判の和解金であおぞら財団を設立したことなどを伝えました。
その上で、現在の公害問題としてアスベストによる公害問題や、中国の大気汚染公害等を提示。協力して公害や環境問題の解決にあたることの大切さの事例として、西淀川高校からはじめた取り組みが地域にひろがった、「菜の花プロジェクト」による市民の人たちの環境まちづくりの取り組みや、同じく西淀川高校のエコ部と中国NGOの交流などを交えながら、を紹介しました。

2時間目は、公害患者さんの語り部です。
2 (2)
西淀川公害患者と家族の会より、語り部として平田和子さんにお話頂きました。同会の上田敏幸事務局長もあわせて説明などをしてくださいました。
平田さんは1948年生まれ。淀川区の塚本に住む気管支ぜん息の公害患者さんです。
子供の頃から発作が出ていたのですが、病気があっても、男の子にも負けない活発で元気な子どもだったそうです。
一時は落ち着きましたが、27歳頃から再びひどくなり薬がないと生活できない程になったそうです。
麻酔薬にぜんそく患者が発作を引き起こす物質を含んでいるため、一般の人では問題なくできる手術が命がけになってしまうといったぜんそく患者のご苦労も、ご紹介頂きました。
グループごとに平田さんへの質問を考え、2時間目が終了しました。
DSC_4147

とても辛い体験談を、持ち前の明るいキャラクターで語る平田さん。
終了後の休み時間も生徒が平田さんの周りをとりかこみ、話がはずんでいました。
2 (4)

2 (3)
エコ部の部員と握手で記念撮影。

=====
3時間目は、「環境問題と私たち」と題したワークショップです。進行はあおぞら財団、栗本です。
まずは、各グループごと平田さんへの質問を紙に書き、ホワイトボードに張り出しました。

DSC_4159

P1070641

2 (1)

いくつか紹介します。
ぜんそくは遺伝するのか?という質問には、
・公害病は遺伝するわけではなく環境による原因ということを財団から伝えました。
今と昔の環境の違いについては、
・「今はずいぶんきれいになった。」と平田さん。

平田さんの明るい性格に触発されたのか、楽しく生きるコツは?、元気の秘訣は?といった質問や、好きな芸能人や動物は何か?といった質問も。すっかり人気者ですね。

つづいて、「西淀川再生プラン」を説明。この地図は1991年3月、西淀川公害患者と家族の会が、裁判闘争の成果を公害のないまちづくりとして発展させようと作成、発表したものです。 「手渡したいのは青い空」というスローガンで裁判を闘ってきた患者さんたちの未来への願いがこめられた1枚です。

map

P1070622

①環境、②福祉、③まちの歴史の観点で何が書かれているのかをよみとります。どんな願いが込められていると思うか、興味を持ったのはどこかグループで、話し合いました。
グループごとの発表では、様々な気づきが寄せられました。
P1070640

今回授業にあたり、「西淀川公害」を伝えることはもちろんですが、これから社会に出る高校生に、社会の課題とどう向き合うかを考えてほしいという願いをこめて企画しました。
後日、担当の先生から生徒たちの感想を全部おこしたものを送ってくださいました。
西淀川公害に対する驚きや発見、平田さんを思いやるものや、環境を良くするための意見などもあり、高校生のみずみずしい感性でしっかり受け止めてくれていたことを伺わせるものでした。学んだことから他者や地域を思うその態度に、これから社会に出る西淀川高校の生徒たちをとても頼もしく感じました。

(小平)

Filed under: あおぞらプラン,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2015年1月21日6:32 PM

ニシヨドガワ ノラシゴト 第2回 参加者募集中

ニシヨドガワ ノラシゴト
第2回 親子で始める菜の花栽培~草取り、追肥編~

10月に蒔いた種、大きくなったかな。4月に黄色い花を沢山さかせるためには、この時期の手入れは欠かせません。だけど、寒い…。体が温まる焼き芋しながらノラシゴトしませんか。

※準備物は詳細が決まり次第,お知らせします.

日 時:2015年1月31日(土)10-15時(雨天悩み中)
場 所:(株)ニチノーサービス敷地内の造成畑
   (西淀川区佃5-2-30、千北橋を北に渡ってすぐ)
参加費:1人100円(保険代)
定 員:20家族・グループ
〆 切:1月26日(月)
申 込:参加者全員の氏名、住所、連絡先を下記まで
    TEL 06-6475-8885
    MAIL aozorazaidan+nora@gmail.com
主 催:エコでつながる西淀川推進協議会
企 画:佃五丁目菜の花の会
事務局:あおぞら財団

Filed under: イベント案内,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2015年1月6日5:08 PM

寒い中、様々な野鳥が活動中~矢倉海岸定例探鳥会(12/5)

2014年12月5日、定例探鳥会を開催しました。
寒波到来の寒い日になりましたが、12人の参加者が集まりました。福に住む親子ずれも1組参加。子どもの参加はうれしいですね。

報告が1カ月おくれになってしまいました。12月初旬、1カ月前の大野川緑陰道路はまだ落ち葉がたくさん落ちていました。

DSC_3671

土手の上の道路でイソヒヨドリのオスが姿をあらわしました。

DSC_3702

福のふなだまりでは、カモに囲まれてアオサギが。

DSC_3686

矢倉でイソシギがえさをついばんでいました。この日は福の船だまり周辺にもいました。

DSC_3729 - コピー

とびたつホシハジロたち。

DSC_3683

工場緑地のトウネズミモチはまだずずなりでした。冬の間にどのくらい野鳥に食べられてしまうのか、見どころです。

DSC_3704

◆出現した野鳥(31種)
オカヨシガモ/ヒドリガモ/カルガモ/ホシハジロ/キンクロハジロ/スズガモ/カンムリカイツブリ/カワウ/アオサギ/オオバン/イソシギ/ウミネコ/セグロカモメ/ハシボソガラス/ハシブトガラス/シジュウカラ/ヒヨドリ/メジロ/ムクドリ/イソヒヨドリ/シロハラ/アカハラ/ジョウビタキ/イソヒヨドリ/スズメ/ハクセキレイ/カワラヒワ/アオジ/ドバト

次回、1月は定例探鳥会はお休みです。
ガン・カモ調査を2015年1月11日(日)に予定しています。
定例探鳥会は、2月7日(土)からスタートします。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

大阪福支部長ブログにも探鳥会の様子が紹介されています

なお、この日の探鳥会は、新しい望遠鏡を使いました。カバーをとればのぞくところがまわせるので背の小さい子どもでも見やすいです。貸出もしますので希望する方はご相談ください。

DSC_3681 - コピー

ドコモ市民活動団体への助成を受けて購入したものを活用しています

市民活動団体への助成環境_バナー(150px-60px)

記:あおぞら財団・小平

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2015年1月5日11:13 AM
« 次のページ前のページ »