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第37回東淀川区民まつりに参加しました

2011年9月18日(日)に東淀川区民まつりがありました。

あおぞら財団も会員として活動へ参加している「ECOまちネットワーク・よどがわ(事務局:大阪経済大学)」が出展するので、私はそこで廃油回収のお手伝いをさせて頂きました。当日は天気にも恵まれ、廃油回収は35人もの方に協力して頂き、85ℓも回収することができました。

今年の12月22日に行われるキャンドルナイトの実行委員によるキャンドル作り(先着20名)や、大阪経済大学柏原ゼミの生徒が考えたクイズ(先着200名)はお子様からご年配の方にまで楽しんで頂くことができました。またクイズ回答者はわたがしがもらえることもあり、解答してくれた子供たちがおいしそうにわたがしを食べる姿が可愛かったです。キャンドルもわたがしも用意した分はすべてなくなり、大盛況でした。

 

また、大阪経済大学の図書館から古本100冊の配布もありました。こちらも大盛況で80冊の本がもらわれていきました。

また、東淀川視覚協会のブースでタンデム自転車の展示をしました。タンデム自転車とは、2人乗りの自転車でペダルが連動しており前に乗る人と後ろに乗る人で息を合わせて乗る自転車です。このタンデム自転車は後ろに乗る人は操縦などを前の人に任せることができる自転車なので、視覚障害者のかたでも乗ることができる自転車ということで現在注目されている自転車です。しかし、残念ながら現在大阪では2輪のタンデム自転車で公道を走ることは禁止されています。

このパネルは、私達あおぞら財団インターン生で作ったパネルです。私はタンデム自転車のパネルを作ったこともあり、14時からのパレードに参加させていただくこともできました。

この写真がパレードの風景です。

 パレードではインタビューを受け、タンデム自転車をたくさんの方に知ってもらうことができたのではないかと思います。

 15時からはECOまち・さわやか発電所見学会にも私を含めて9人が参加し、大阪経済大学の柏原先生から話を聞きました。ECOまち・さわやか発電所はECOまちネットワーク・よどがわが市民からの出資や寄附によって太陽光発電設備を設置する「市民共同発電所」を同区豊新2丁目の介護老人福祉施設「さわやか苑」に完成させたものです。この発電所で作った電気は12.6円でさわやか苑に買ってもらい、それを出資金の返還に充てています。
 

現在日本では東日本大震災での原発事故もあり、以前にも増して自然エネルギーが注目されています。その中でも注目されているのが、風力発電や太陽光発電です。しかしこれらは高コストや環境に左右されてしまうなど、さまざまな問題があります。しかし、脱原発思考が高まっている現在、太陽光発電などを増やしてこの問題点を解決していくことが重要になっていると思います。そのためにもまずは発電した電気を売ることができるということをもっと多くの方に知ってもらい、もっとメジャーにしていくことが大事だと思いました。

 

この日は9月とは思えない暑さでへとへとになり日焼けもしました。しかし、私は廃油回収とタンデム自転車でパレード参加とECOまち・さわやか発電所見学会参加と非常に充実した1日を過ごすことができ良い体験ができたと思っています。

あおぞら財団インターン生 水島仁美

 

ECOまちネットワーク・よどがわ
http://www.osaka-ue.ac.jp/gp2006/eco/index.html

歌島中学校 職場体験実習受け入れ

9月7日、8日の2日間、歌島中学校2年生の生徒4名が職場体験であおぞら財団に来ました。活動の様子と感想を紹介します。
1日目
あおぞら財団では、機関誌「Libella」と「資料館便り」を年に4回発行し、郵送で賛助会員さんなどにお送りしています。午前は、10月に発送するための封筒の準備を行いました。
封筒に「ゆうメール」スタンプを押印する仕事と、宛名シールを貼る仕事にそれぞれ分かれて作業しました。私語もなく、みんな黙々と作業してました。1日かけて作業する予定でしたが、みんなの頑張りのおかげで、午前中ですべての作業が終わりました。
午後からは、大野川緑陰道路でセミのぬけがら調べを行いました。

職場体験1

ぬけがらの見分け方を教えている様子です。みんな身を乗り出して真剣に聞いています。
「絶対にアブラゼミを見つけるぞ」と意気込んでいましたが、結局この日は見つかりませんでした。

2日目
この日の午前も、セミのぬけがら調べを行いました。昨日、アブラゼミを見つけることができなかったので、今日こそは絶対に見つけようとみんな張り切っていました。 職場体験2

午後からはセミの仕分け作業を行いました。結果は以下のとおりです。

●大野川緑陰道路:大島橋~エルモ西淀川

クマゼミ

アブラゼミ

オス

220

0

メス

234

0

合計

454

0

●大野川緑陰道路:エルモ西淀川~43号線

クマゼミ

アブラゼミ

オス

65

0

メス

92

0

合計

157

0

2日間で合計611個のぬけがらを集めましたが、アブラゼミを見つけることができませんでした。アブラゼミを見つけることができず、みんな残念がっていました。

職場体験の感想

ぼくは、昨日の午前中は手紙や住所のシールを張りました。ちょっとしんどかったけど、がんばりました。午後は早退してしまいました。
そして今日は、セミのぬけがらを取る仕事をしました。楽しかったです。またやってみたいと思います。そして、またあおぞら財団にきたいと思います。

YK

初めて仕事をするので、書く仕事や機械の仕事だと思っていたけど1日目の午前中はシールを封筒に貼ったり、ハンコを押したりしました。仕事らしいことをしていると思っていたら午後はセミのぬけがらを集めるという仕事でした。これは遊びみたいと思っていたら、結果的には今の自然はどうなのかがわかったので、こういうのも役に立つ仕事かなと思いました。
このセミのぬけがら集めは1日目の午後と2日目の午前にやりました。でも自然が豊かなところに多いアブラゼミは1匹も見つからず、都会に多いクマゼミが多く取れました。でも思ったより楽しかったのでよかったです。この体験で、まじめな仕事と楽しい仕事がそれぞれあるのだなと理解しました。

TY

最初は、ここは何をしているところだろうと思っていました。けど、担当の小平さんの説明を聞いていくうちに昔は、車が出すガスや工場の煙とかで、たくさんの人がぜん息になってしまって大変だったことがわかりました。しかもそれが、高度経済成長期の頃というので、教科書に載っているほどいいことばかりではないんだなと思いました。他にも、今の大野川緑陰道路も、もとは泥川だったという話や、工場や自動車などが出すガスのせいで病気になった人や、その家族がいろいろな活動をして大きな会社や、国を相手に裁判で勝ったという話しなどを聞きました。
セミのぬけがら集めは疲れました。ぼくも地球にやさしい活動をがんばってみようと思います。

TT

職場体験で、あおぞら財団に行くことが決まり最初に思ったことは、どんな仕事をするのだろうということです。そして、職場体験1日目の午前中は、封筒にハンコを押したりシールを貼ったりする仕事でした。本当に仕事をしている感じがしました。合計500枚ぐらいの封筒にハンコを押しました。午後はセミのぬけがらを調べをしに、大野川緑陰道路に行きました。予想以上にぬけがらは少なく、合計150個ぐらいしか集めることができなかったので明日の午前中は、もっと集めようと思っていました。そして、次の日の午前中にまた行きました。よく取れました。かぞえてみると、400個ぐらいありました。環境について取り組むのは、すごく大事なことだというのをこの職場体験で学習することができました。

AS

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,職場体験実習(中学生) — aozorafoundation 公開日 2011年9月14日11:53 AM

環境白書の整理と展示

環境白書の整理と展示

私たちは9月7、8日に、財団に保管されていた大阪府と大阪市から発行されている環境白書を整理し、それを利用しやすい様に、展示パネルと目録を作成しました。

P1130168

上の写真が展示パネルです。見やすくわかりやすく良い感じです。

P1130174

上の写真が目録です。環境白書がどこにあるのか一目瞭然ですね。

P1130166

これが、環境白書を収納している棚です。開けてみましょう。

P1130167
中はこのようになっています。手にとって見たくなりますね。

環境白書とは、環境省が毎年5月か6月に発行する白書のひとつです。
①前年度の環境に関する報告
②現在直面している環境問題の現状
③本年度の実行する対策と事業
以上の3点を中心に図やグラフを多用しとても見やすく書かれています。
ちなみに大阪市の環境白書は昭和45年から始まっています。

みなさんも、環境白書を読んで身近な環境について考えてみましょう。以上

近畿大学 3回生 西田貴裕

インターン生の感想
環境白書は文字だけでなくグラフ・表・図を多く用いているのでとても読みやすかったです。古い環境のデータはあまり見る機会がないのでとても良い勉強をさせてもらいました。インターネットでも見ることが出来るので、家で見て、大阪の環境や公害問題についてより深く考えて、環境に良い行動を実践していこうと思いました。

近畿大学 3回生 鐘江元気

Filed under: インターン生 — aozorafoundation 公開日 2011年9月8日3:34 PM

エコミューズのHP更新

僕は、9月7日にエコミューズのHPの更新をしました。
無題

上の写真は、エコミューズの研修受入のページであり、最近の受入例がなかったため、同サイトのブログから1つ1つ入力して更新しました。また、そのブログに行くようにリンクも挿入しました。

また、他にも出張授業のページも先ほどと同じように更新したり、活動報告書のリンクを直したり、エコミューズに僕達のブログを投稿したりなど、色々な作業をしました。

 この作業は、細かいことが多かったので、ページを編集する作業に慣れていても、3時間以上かかりましたので、かなり疲れました。けど、この作業を通して色々な人が研修に来たり、様々なところへ出張授業をしていることを知ることができました。また、韓国人など様々な方が財団に訪問していることに驚きました。

あおぞら財団インターン生 近畿大学3回生 榎田 健二

西淀川公害患者と家族の会資料袋詰め

9月2日に西淀川公害患者と家族の会の資料袋詰めをしました。8月30日に行った、坂和章平弁護士の資料袋詰めと同じ方法で作業しました。

 IMG_6397

前回袋詰めの作業した坂和弁護士の資料と違って、写真の資料があることに気が付きました。

整理番号が書かれた付箋がファイルの表紙に付いてなかったので、中身を確認しながらの作業でした。中の資料が整理番号順になっていなかったので、少し大変でした。封筒に入らない資料は、布に包んで保存しました。

 

インターン生の感想

 前回、整理した資料は弁護士方から頂いた資料のため、裁判に関する資料が多かったのですが、今日、整理した資料は患者と家族の会から頂いた資料のため、患者さん達の集会のビラや広報誌から患者会の日報等があり当時のありのままの状況がよく想像できました。

近畿大学 3回生 西田 貴裕 

各ファイルの中の資料が整理番号順になっていなかったので、少し大変でした。当時の患者さんの名簿や写真、西淀川公害の新聞記事などがあって、とても興味深かったです。時間があれば、じっくり見てみたかったなあと思いました。

京都学園大学 3回生 林田友理恵

今回、西淀川公害の患者さんの書いた作文や新聞記事などの資料を袋詰めして、この公害についてさらに知りたくなりました。また、資料の数は非常に多かったですが時間はあっという間に過ぎました。そして、この貴重な資料の作業の少しでも力になれたと思うととてもうれしいです。

近畿大学 3回生 鐘江元気

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011年9月7日1:28 PM
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