あおぞら財団では、インターン実習生を受け入れています。
8月9月の夏季休暇の大学生に向け、インターン実習生の活動メニューを更新しました。
コチラをご覧下さい。
大学生以外でも、夏季休業中以外の日程でも、実習を受け入れています。
NPO活動や環境問題に関心のある皆さん、ぜひご応募下さい。
多くの方のご応募をお待ちしています。
(小平)
あおぞら財団では、インターン実習生を受け入れています。
8月9月の夏季休暇の大学生に向け、インターン実習生の活動メニューを更新しました。
コチラをご覧下さい。
大学生以外でも、夏季休業中以外の日程でも、実習を受け入れています。
NPO活動や環境問題に関心のある皆さん、ぜひご応募下さい。
多くの方のご応募をお待ちしています。
(小平)
2013年6月14日(金)、のざと診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は西淀病院の理学療法士の廣野さんと榎田さんを講師に迎え、排痰法について勉強しました。参加者は13人(内 患者さん6名、理学療法士2名、実習生2名、スタッフ3名)でした。
痰は何色か知っていますか?
黄色や白、透明、黄緑、赤、茶色、緑と言う意見がありました。
実は今出てきた色の痰はすべて正解です。
痰は菌やホコリをとらえてカラダの外に出す役割があります。
もし、肺や気管、気管支に異常があればより多く痰が出ることになります。
しかし、病気にかかると痰をうまく出せないことがあります。
そこでうまく出せるようにするため、排痰法について勉強しました。
■まず、リラックスしましょう!
①うがいをして、口の中をリフレッシュさせましょう
②水を飲みましょう。痰が柔らかくなり、出しやすくなります
③肩の上げ下ろし、首を左右に曲げる、胸を張るなど、軽く体操します。
*これまでおこなってきた呼吸リハビリの体操でもよいとのことです。
■深呼吸をしましょう!
④鼻から息を吸います
⑤口をすぼめて息を吐きます(吸うときの倍の時間をかけてください)
⑥そのあと20~30秒くらい普通に呼吸しましょう
*これを3~4回繰り返します
■いよいよ痰を出します!
⑦水を飲みます
⑧大きく深呼吸をしたあと、強く咳をして「痰」を出します
--------------------------------------
また、なかなか座ってすることが難しい方や、痰が出にくい方はベッド等に寝て行うとよいとのことでした!
■胸に手をあてて大きく息をします。このときに「ブー」という振動が感じるところに痰がたまっています。その音がする方を上にして横になりましょう!
■家族の方が肩などをマッサージしましょう。体操と同様に痰が出やすくなります
■鼻から息を吸い、口をすぼめて息を吐きます(吸うときの倍の時間をかけてください)
そのあと20~30秒くらい普通に呼吸しましょう
*これを3~4回繰り返します
■深呼吸をしているときに合わせてマッサージをしてあげると患者さんがより呼吸しやすくなります。
■少しベッドを起こし、深呼吸をして、咳をしましょう。
開催後のアンケートでは、6人中6人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、6人中1人が呼吸リハビリを【毎日している】、1人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に、「冬は良く苦しくなるときはメンソレを胸にぬる。首にもぬっている」や「痰の出し方が習いたかったので参加できてよかった」という声もありました。
今回はまた新たに2人の方に参加いただきました。
次も千北・姫島診療所にて排痰法などの勉強をする予定となっています。
まだ、来たことがない方、一緒に排痰法をやってみませんか?
少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!
■次回予定 ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・千北診療所……7月18日(木) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・姫島診療所……7月19日(金) 14:30~16:00(排痰法など予定)
・のざと診療所…8月9日(金) 14:00~15:30(栄養について予定)
本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」
眞鍋
6月13日(木)、14日(金)と大阪市立歌島中学校の生徒4名の職場体験実習を受け入れました。
『泉南アスベスト公害―ドキュメンタリー映画公害とマンガ原画展』を開催期間中だったこともあり、中学生にはアスベスト問題について調べてまとめてもらい、ブログ記事を書いてもらいました。
情報発信も、あおぞら財団の重要な業務のひとつです。
1日目は西淀川区佃在住の大阪・泉南アスベスト国家賠償訴訟弁護団の遠地靖志弁護士も来ていました。中学生の質問にも答えてもらいました。
以下、中学生がまとめたアスベスト公害の紹介です (小平)
=============================================================
アスベスト公害について
アスベストとは「石綿」とも呼ばれ、かつて建物によく使用されていた鉱物です。
アスベストは「奇跡の鉱物」と言われたほど有用性の高い性質を持っています。
また、加工しやすい、細かい、軽いなどの性質もあります。
アスベスト公害とは石綿が肺に吸収され、
「中皮腫」や「肺ガン」、「石綿肺」、「胸膜プラーク」といった疾患を引き起こすものです。
石綿の潜伏期間は長く15年~40年で症状が明らかになります。
さらに、石綿は肺を硬くし、呼吸をしずらくします。
どんな公害か
建築に使用されたため、建築関係の人々に被害。
震災によって建物が崩れ、石綿が飛び被害。
工場から飛ぶ石綿によって近隣の住民に被害が出た。
まだ、どれだけのアスベストが残っているか、国も分かっていない状態です。
これからも、石綿によって病気になる人達が出てくるかも知れません。
私達は、まだまだアスベストと向き合わなければならないのです。
歌島中学2年 H N
==============================================================
大阪泉南アスベスト公害国賠訴訟について
アスベストで自分や大切な家族が被害にあっている泉南に住む人々が国にアスベストで苦しんだ人々の医療費等の為に裁判を行なっています。
2010年5月19日に大阪地裁は石綿被害で初めて国の責任を認め被害者に計4億3500万円の賠償金を命じました。
けれども国は控訴し次の年の2011年8月25日高裁は産業の発展のために国民が死ぬのはしょうがないと言う内容の不当判決をだしたのです
裁判の期間中も支援団体は被害者とともに街頭デモや諸団体への要請も行ない2013年3月28日に行われた追加提訴分の第二陣判決は一部勝訴したのです。
ですがアスベストが全てなくなったわけではありません。
だから泉南アスベスト公害とはまだまだ向き合っていかなければならないのです。
歌島中学校2年 TY
============================================================
ドキュメンタリー映画界の巨匠・原一男監督の最新作品。
この作品では、泉南アスベストによって病気を患ってしまった方や、その家族などの人々が国に対して裁判を起こし始めた、2006年5月28日のことからの出来事、
そしてアスベスト患者へのインタビューを一つの映像に記したものです。
アスベストによって、
父、母、夫…家族を亡くした人々が特別な想いを持って国に挑む話。
————————————————————————————————————————-
ここでは、私が印象に残った話を紹介します。
アスベストにより夫を亡くした妻のお話です。
「私は夫に弁当を届けるために石綿工場に行きました。中に入ると真っ白な空間…
1m先の夫の顔も見えません。」
妻『ちょっとパパ?こんな所で働いて大丈夫?ねえ?ほんとに大丈夫?』
心配する妻に夫は…
夫『大丈夫やて。心配せんでええからな。』
「そして、その夫は… ついこないだ亡くなりました…」
————————————————————————————————————————-
あなたは、この作品を見て何を思うでしょう…
歌島中学校 2年 SR
============================================================
石の綿-漫画で読むアスベスト問題
神戸大学大学生が被害者にインタビューして脚本を書き
京都精華大学学院マンガ研究科の学生が作画を担当し
共同制作して作られた作品です。
この本はアスベスト公害にもとずいて書かれた本です。
そもそもアスベストとは何なのか?と思う人が多いと思います。
アスベストとは、かつては石綿と呼ばれて、身近に存在した
アスベストなのです。
こう言ったアスベストの説明やクボタ・ショックと言う、2005年6月、
尼崎市の大手機械メーカークボタ旧神崎工場とその近隣で、
過去10年間にアスベスト関連の疾病により、多くの従業員と近隣
住民が死亡したと言う事件が起こった話や、震災によって崩れた
建物から、以前に使用された石綿が発生することも紹介しています。
こう言ったアスベスト公害で、命を落とす人は少なくありません。
この本には、こう言うアスベスト公害についての事が詳しく書かれて
いるので、是非読んでみてください!!
歌島中学2年 TY
みなさん、こんにちわ。
さて、あおぞら財団で医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会 を開催します。
ココから下
≪転載歓迎!≫
————————————————————————————————————————-
医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
●現在、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます。2011年、日本での
COPDによる死亡数は約17000人で、この数は増加傾向にあります。早期発見、早期診断、
さらに、この病気の認知度を上げることが課題となっています。そして、COPD患者の治療に
有効とされているのが呼吸リハビリテーションです。保険適用もされています。
●今回は西淀病院の福島啓先生が講座をおこなったのち、
同じく、西淀病院の理学療法士の田中大樹先生、廣野克俊先生が実技をおこないます。
どうぞふるってご参加ください。
————————————————————————————————————————–
<日 時> 7月21日(日) 13:00~16:30 受付12:30~
<会 場> のざと診療所3F 大阪市西淀川区野里3-5-34
地図 http://www.yodokyo.or.jp/nozato/html/map.htm
<対 象> 医師、看護師、薬剤師、保健師、理学療法士、作業療法士、介護職員の方など
<定 員> 30名 (定員になり次第締め切ります)
<参加費> 無料
<主 催> (公財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
<内 容>
【講座と実技】
13:00~13:05 はじめに
13:05~14:05 [講座]COPDの病態と呼吸リハビリテーションの効果(福島啓氏)
14:05~14:20 休憩
14:20~16:30 [実技]在宅でもできる視診・触診(田中大樹氏・廣野克俊氏)
<講師紹介>
●福島啓氏
西淀病院医師、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医
●田中大樹氏・廣野克俊氏
西淀病院理学療法士
————————————————————————————————————————–
○実技の様子 (2013/2/17(日)開催)○
————————————————————————————————————————–
————————————————————————————————————————–
<お申込み・お問合せ先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:藤江・鎗山・眞鍋
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail:webmaster@aozora.or.jp
————————————————————————————————————————–
医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
参加申し込み (下記情報をご記入の上、送信をお願いします)
●ご氏名:
●ご所属
病院・施設名:
所属科:
職種:
●TEL:
●FAX:
●E-mail:
————————————————————————————————————————–
個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません
これまでの活動はコチラ(あおぞら財団ブログ)
https://aozora.or.jp/archives/category/kankyohoken
過去の講習会のブログはコチラ
●2011年5月15日講習会
●2011年12月8日講習会
●2013年 1月22日(火)講習会
●2013年 2月17日(日)講習会
本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテー
ションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」
以上
6月18日、廃油で走るイイカラ号のケンちゃんが、西淀川にたちよりました。
今回は、自然療法サロン ’ano’ano のLiLi さんも一緒です。
あおぞら財団からは溜めていた未使用・賞味期限切れの廃油を提供。使用済みの天ぷら油でも走るのですが、濾す手間がない分、未使用の油の方がありがたいとのことです。
全部で3/4個分位ですね。
リッター12km走るそうです。
イイカラ号はパワーアップしてました。
家庭菜園、風力発電…車の屋根の上には、太陽光パネルものってるとか。
※初めて西淀川にきた時の様子はコチラ
財団メンバーと記念撮影
LiLiさんとケンちゃんは 7月14日 奈良の近鉄駅前で開かれる
虹の音祭りvol.4 @奈良『mellow cafe』 に出るそうです。
イイカラ号は風のようにやってきて、風ように去って行きました。
(小平)