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11/11(水)はあおぞら市です。

今回のあおぞら市は、かるる市さん、谷口ファームさんの

オーガニック野菜の販売、楽成体さんのワンコインマッサージがあります。

赤く色づいた景色が綺麗な季節です。

お散歩がてら是非、あおぞら市へお立ち寄りください。

 

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新型コロナウィルスの影響に以下の点で対応いたします。

・お店とお店の間隔を十分に確保します。
・半屋外空間ですので、換気を十分にいたします。
・テイクアウトのみの販売にします。
・手指消毒液を設置します。

日 時=2020年11月11日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

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11/11(水)の参加予定店

■かるる市
奈良県宇陀市でお米を農薬と除草剤を使用せず天日乾燥にて収穫します。

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■足つぼマッサージ楽成体体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■あおぞら財団販売コーナー
・米粉の食パン、客家擂茶(はっかれいちゃ)
・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープ など

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今後の予定
<2020年>11/25、12/9、12/23

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサ

ート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

 

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2020/11/10(火) 20:15

祝・奈良解禁タンデムツアー!

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

祝・奈良解禁タンデムツアー!
今日(11/3)はCVJ(サイクルボランティアジャパン)のみなさんと、奈良でのタンデム走行解禁を記念して、京都→奈良→大阪をタンデム自転車8台で走ってきました。これは三都物語だ!あ、ちょっと違う(笑)?
いろいろハプニングはありましたが、チームプレイで乗り切れました!
みなさま、ありがとうございました&おつかれさま~
公道走行できる都道府県がさらに増えることを願います。

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※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2020/11/03(火) 09:45

築港中学校にて「大阪の大気汚染公害の歴史と空気測定」の授業実施(10/24)

大阪市環境局の主催事業として、港区の築港中学校にて、大阪の大気汚染についての講義と空気調べの授業を実施しました。
10/24(土)に、築港中学校独自の「海遊館部」の活動として、1年~3年生まで、12人の参加でした。
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授業に先立ち、生徒の皆さんは、天谷式NO2簡易測定カプセルを一人2~3個ずつ、自宅や学校の周辺などに設置。24時間後に回収したカプセルは約40個でした。

授業当日は、まず生徒のみなさんが自分の担当したカプセルにザルツマン試薬を入れるところからはじめました。反応を測るには、15分以上放置する必要があります。
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その時間を利用して、栗本から「大阪汚染公害の歴史と空気測定の意義」と題して小講義をしました。西淀川公害裁判の資料の中から、築港中学校付近の上空から撮影した1961年の大阪の空の写真を示し、西淀川だけでなく港区も大気汚染のひどい地域であったことなどを紹介しました。
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その後、エコアナライザーを使って各カプセルの測定を谷内を中心に進めました。生徒は交替で各自の設置したカプセルの測定結果を記録し、地図に汚染濃度がわかるように色シールを貼っていきます。
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すべての地点が環境基準値の0.04ppmを下回りましたが、築港中学校の周辺の道路は、トラックの交通量の多い道路もあり、0.02ppmを上回る地点は複数ありました。
全員がシールを貼り終えたところで、地図をみながら結果を確認。公園に設置していても、交通量の多い道路の近いところでは少し高い数値が出ていることなどの気づきがありました。

最後に、谷内から「大阪の大気汚染の現状と課題」として講義。大阪の大気汚染の変化をグラフを示して説明した他、地球温暖化と大気汚染のかかわりや、大気汚染を防止するためになにができるかをお話し、授業は終わりました。
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授業後のアンケートで生徒のみなさんからは、
「けっこう近い存在なのに気にしてなかった大気のことについて、汚れていたことや改善点など、いろんなことを知れてよかった」「今、地球が抱えている問題を、もう一度勉強し、大気汚染の理解を深めることができた」「いままでどれだけ大気が汚染されていたのか、歴史を知れた」といった感想をいただきました。

環境の変化を自分たちで測定して把握する大切さを理解してもらえればうれしいです。

築港中学校のブログはコチラ
なにわエコスタイル(発信責任者:大阪市環境局)の報告記事はコチラ

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | 資料館(エコミューズ) | 西淀川公害授業 — aozorafoundation 公開日 2020/10/29(木) 17:56

10/28(水)はあおぞら市です。

食欲の秋ですね。

次回のあおぞら市は、
クーラパンネさんの体にやさしいパン&お弁当の販売や
谷口ファームさん、自然ファームカフェ むすびのオーガニック野菜、
楽成体さんのワンコインマッサージもあります♪

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新型コロナウィルスの影響に以下の点で対応いたします。

・お店とお店の間隔を十分に確保します。
・半屋外空間ですので、換気を十分にいたします。
・テイクアウトのみの販売にします。
・手指消毒液を設置します。

日 時=2020年10月28日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

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10/28の参加予定店

■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。
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■自然ファームカフェ むすび
新鮮お野菜

■足つぼマッサージ楽成体体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■cura pane(クーラ・パンネ)
オーガニック・無農薬・無添加の素材にこだわり、体に優しいものを作っています。
手作り市への出店、パン教室の講師などの活動の場を通じ、食育や環境への取り組みをしています。https://m.facebook.com/curapane

※ランチ、パン等はテイクアウトの販売のみです。

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■あおぞら財団販売コーナー
・米粉の食パン、客家擂茶(はっかれいちゃ)
・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープ など

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今後の予定
<2020年>10/28、11/11、11/25

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサ

ート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2020/10/27(火) 14:36

語り部講話、フィールドワーク再開(10/20司法修習生研修)

10月20日、司法修習生研修を実施しました。参加者は10人でした。

地域再生マップとまちづくりの要求について説明する森脇さん、上田さん、藤江事務局長

地域再生マップとまちづくりの要求について説明する森脇さん、上田さん、藤江事務局長

毎年実施している研修ですが、新型コロナウィルス感染症対策として、原則、マスク着用の上、講義会場では密を避けて座れるようにして、実施しました。
フィールドワークでは、阪神出来島駅に集合した後、国道43号線の沿道対策の説明をはじめ、公害に関わるポイントを中心に、西淀川区内を歩きました。

国道43号線にて環境対策を栗本・谷内から説明

国道43号線にて環境対策を栗本・谷内から説明


千北診療所前で、公害病についてと現在の呼吸ケア・リハビリの取り組みなどを紹介

千北診療所前で、公害病についてと現在の呼吸ケア・リハビリの取り組みなどを紹介


地盤の低い西淀川で取り組む防災活動を紹介

地盤の低い西淀川で取り組む防災活動を紹介


大野川緑陰道路を歩く頃には暑さを感じるほどの好天でした

大野川緑陰道路を歩く頃には暑さを感じるほどの好天でした

あおぞらビルに到着後、まず資料館を見学しました。午前中に、村松弁護士から西淀川公害訴訟に関する講義を受けた直後だけあって、みなさん、熱心に裁判資料をご覧になっていました。

実際の裁判資料に見入る参加者のみなさん

実際の裁判資料に見入る参加者のみなさん

その後、公害患者の語り部として、池永末子さんのお話を聞いていただきました。

密を避けてスペースを確保して着席

密を避けてスペースを確保して着席


池永さんのお話にたくさんの質問が出されました

池永さんのお話にたくさんの質問が出されました


池永さんのお子さんが公害患者で、学校で運動部の活動を休みがちだったため、周囲から誤解を受けたといった話に対し、参加者からは「子どもさんだけでなく世間一般でも、公害病への理解を得ることは難しかったのでしょうか」「他に知り合いでも公害病の方はおられましたか?」といった質問が出ました。
池永さんからは、「娘はぜん息と知られないよう、隠すことが多かったよう」「もう80年代に入っていた頃で、公害病というと特別な病気みたいで、隠す人も多かったと思う」「私は患者会に入って、同じ苦しみを持つ者同士で『こういうときは、こうしたらいいいよ』と話ができてとてもありがたかった」といった応答がありました。
西淀川公害患者と家族の会事務局長の上田敏幸さんから補足説明として、池永さんの娘さんが公害病に認定された頃、西淀川区の人口約9万人のうち、20人に一人の割合で公害患者だったこと、そういう状況を明らかにしたのは弁護士による調査。裁判を起こす前にアンケートが実施してくれたが、当時の弁護士はそれほどの関わりをしてくれていた、といったエピソードが紹介されました。

その後は、藤江事務局長による、あおぞら財団の地域づくりの活動と大気汚染の現状に関する講義です。

西淀川の現状をデータを示して説明

西淀川の現状をデータを示して説明


参加者からは「大気汚染物質の排出源はすべてディーゼル車なのか?」「道路連絡会の役割についてもう少し詳しく知りたい」といった質問が出ました。
藤江からは、「季節や場所によって、中国などから流れてきているものもあるが、日本の排出源は主にディーゼル車。いずれにせよ、もともとは人工物。対策については研究が続けられている」「道路連絡会で毎年、議論を重ねてきている。20年以上経って、2019年度にようやく西淀川区内の測定局全てでPM2.5の環境基準値を下回ったというのが現状」という説明がありました。

最後に、西淀川公害患者の会会長で西淀川公害裁判弁護団長の森脇君雄さんと、上田さんから、西淀川公害裁判に取り組んだ当事者の立場からお話がありました。

冒頭、コロナ禍の中オンラインで行われた環境大臣交渉の様子を紹介される森脇さん

冒頭、コロナ禍の中オンラインで行われた環境大臣交渉の様子を紹介される森脇さん


質疑応答では、参加者から「そもそも裁判をしようとした思い、そして20年を経て和解にいたった思いを聞かせてほしい」「和解をすると決まったとき、反対をする原告はいなかったのですか」といった質問がありました。
森脇さんは、「西淀川の患者は団結していたので、反対派一切なかった。一番重症の患者が、一番先頭に立つので、その姿をみたら一緒にやらざるを得ないというのがうちのいいところ。それと、よく動くのは女の人。被害の訴えをしたり、ビラを配ったりしながら、患者は経験的に学んでいく。今の役員会でも新しい人が入っても一年経てばすごく成長している。裁判当時に活躍した3人の女性がいたけど、彼女たちは患者会の役員だけでなく、地域振興会や町会の役員もしていた。裁判の署名活動では、西淀川区住民の8割は署名をしてくれたと思う。一時はすごかった。それを大阪中に広げたのは、上田さん」と応答がありました。
それを受けて上田さんからも「女性は物おじしない。署名を広げるために様々な集会に行ったが、被害を訴えるときに聴衆が1000人、2000人いても、女性はさっと話し始めたものだ。粘り強さも含めて、桁が違うとでもいうような」「大気汚染公害の認定患者は現在、約3万1000人。そのうち大阪市には1万人いる。今も患者は忙しい。アスベストや福島の裁判の傍聴にも行っている。大阪地裁の近くで患者をみかけたら、ぜひ声をかけてほしい」といったお話がありました。
活発な質問に応答いただき時間が足りませんでした

活発な質問に応答いただき時間が足りませんでした

幸いお天気にも恵まれ、充実した研修となりました。
参加者の感想をいくつかご紹介いたします。

・西淀川公害については全く知識がなかったため、詳しいお話を聞くことができ、また実際の訴訟資料も見ることができ、とても勉強になった。法律家は、社会の中で苦しんでいる人、弱い立場の人に目を向け、一緒に戦うことができる仕事であることを忘れないようにしたい。
・患者の方々、原告団だった方々が、想像以上にパワフルでした。全体として一致団結して、和解にあたって反対がなかったというのが、とても印象に残りました。法律家として、何より現地を知ること、依頼者をよく知ることを大切にしたいと思いました。
・お話がとてもわかりやすく、面白かった。とても苦労をされたと思うが、それを感じさせず、笑いに変えてお話されるところが、大阪人の心意気だなぁと思い、尊敬した。患者会内の班活動がどのようなものか、もう少し知りたかった。
・苦しむ原告も命をかけて闘うのだから、法律家として、他人事とは思わず自分事として行動したい。今後、未認定の患者さんのためにできることも考えたいと思う。

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