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» 2010 » 10月

もりもとまきのアーキビストの目 No.10

大阪公害患者の会連合会の結成 ―みんなで手を携えて―
(資料館だより27号、2009/11)
紹介資料:大阪公害患者の会連合会写真資料(1978年)

エコミューズでは、さまざまな公害患者団体の資料を所蔵しています。今回は、大阪公害患者の会連合会(以下、連合会)の写真資料を紹介します。

2,000名が集い熱気に満ちる(’78.4.20) 2,000名が集い熱気に満ちる(’78.4.20) 
NO2基準緩和反対を訴える(78.11.10) NO2基準緩和反対を訴える(78.11.10) 

連合会は、1977(昭和52)年4月に結成されました。西淀川公害患者と家族の会(’72.10)を皮切りに、府内各地で患者会が発足し、それぞれがさまざまな運動を進めるなかで、患者会同士の交流や連携によって、共通の課題に取り組んでいく必要性が高まっていたのです。結成大会には、17の地域患者会から約1,000名が参加したといいます。翌’78年4月の第2回総会は(写真上)、西淀川公害裁判提訴と同じ日に開かれ、中之島公会堂に大勢の人々が集いました。

同年7月に環境庁は、大気汚染の原因のひとつである二酸化窒素(NO)の環境基準を緩和しました。産業発展を重視する政府や財界の、強い意向が働いたのです。連合会は、この動きを厳しく批判しました。写真下は、大阪市公害対策審議会大気部会NOX小委員会への抗議行動のようすです。

現在もなお、公害対策や環境行政に対して積極的な提言を続ける連合会の、結成当時の熱気を伝える貴重な資料です。

☆資料館だより27号はこちら

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

淀川親子ハゼ釣り大会2010


2010年10月16日(土曜日)
淀川親子ハゼ釣り大会2010を開催しました。
天気も良く、絶好の釣り日和となりました。

参加者は子ども51人大人18人 合計69人の参加者が集まりました。
スタッフ(大学生)10人あおぞら財団から2人です。
そして緑陰道路サロンから講師として
西口勲先生、天野憲一郎先生、撫坂博史先生に来て頂きました。

淀川の歴史と釣りのマナー、ハゼの釣り方の説明をうけた後
ハゼ釣りを開始しました。

ハゼ釣りの結果は、なんと60匹もつれました。1番釣ったグループは
かみの学童さんの13匹。
長さの1番はガールスカウトの18センチでした。

となりで釣りをしていた人が、つり上げたキビレチヌを学童保育所のみなさんにくださいました。淀川にはいろんな魚がいるんですね。

ハゼ釣りのあとは参加者全員で淀川のゴミを拾い集めました。
ハゼは綺麗な水に住む魚なので、淀川の水はきれいということなのですが、川には
まだたくさんのゴミが落ちていて、まだまだきれいにすることができるんだと思いました。

集めたごみです。あっという間にごみ袋11個分のごみが集まりました。

ごみ拾いの後はお待ちかねの昼食です。
釣ったハゼを天ぷらにして参加者にふるまいました。
たくさん釣れたので多くの人がその味を確かめられたのではないでしょうか。

今回のハゼ釣り大会も参加者みんが楽しそうで、
このイベントに参加できて本当によっかたと思っています。

近畿大学 中森洋介 中井智裕 記

◆今回参加した大学生の感想

同志社大学 長谷川 まや
今日は良いお天気の下、ハゼ釣り大会を開催することが出来ました。苦労した末、はぜを1匹釣ることができました。ハゼ釣りをした後、参加者で淀川のゴミ拾いをしました。予想以上にゴミが多くて、環境汚染が気になりました。釣ってすぐに揚げてもらったはぜの天ぷらは、とてもおいしかったです。

桃山学院大学 西村 友希
川に着いて最初は釣れるかどうか不安でしたが、子供たちがどんどん釣っていたので、はじめから結果を楽しみにしていました。自分でも最後に1匹釣れたので、満足です。
子どもたちもおいしそうに食べてくれて良い思い出を作れました。

京都府立大学 池田玲菜
以前、インターンシップのときに下見に来て実際に釣ったのですが、そのときは時期ではなかったのであまり釣れませんでした。
しかし、今日は多くの方が集って下さり、合計60匹ものハゼを釣る事ができました。天気の心配もなく、10月中旬なのに暑いくらいでした。
参加してくださったみなさんが楽しそうにしていたので、お手伝いしてよかったなと思いました。

近畿大学 岡松成美
淀川親子ハゼ釣り大会は9月初旬の下見にも参加していたので、今日の本番をとても楽しみにしていました。
ハゼがみんなで食べれるほど釣れるか少し心配でしたが、予想以上にたくさんの子どもが参加してくれたので、多くのハゼを釣ることができました。
自分たちが釣ったハゼをその場で食べることができて貴重な体験になりました。

近畿大学 中森洋介
ハゼが釣れるか不安でしたが、いろんなところから釣れた—という楽しそうな声が聞こえてきて良かったです。スタッフとして参加しているのを忘れるぐらい自分もハゼ釣りを楽しませていただきました。
そのあと参加者で淀川のゴミ拾いをして、なぜこんなものがここに捨てられているのかと思うようなモノが沢山あり驚かされました。

近畿大学 中井智裕
天気もよくたくさんの人が参加していたのですごく活気があるイベントになりました。子ども達はとも楽しそうで僕も見回ってる間に釣らせてもらい、1匹釣れたのでいい思い出になりました。
ただ川にはまだまだゴミが沢山おちていて、キレイになったとはいえまだゴミを捨てる人がいるんだなと思いました。

大阪経済大学 高原阿友美
今日は天気がよくてはぜ釣り大会には絶好の機会でした。去年が1匹しか釣れなかったそうですが今年は60匹と大漁でした。これからもはぜをはじめとする魚が淀川に棲めるよう淀川をキレイにしていきたいです。

桃山学院大学 田中育絵
久しぶりに、あおぞら財団の皆さんやインターン生との活動ができて楽しかったです。ハゼ釣りの下見に参加していないので、ハゼが釣れるか不安でしたが、私でもハゼが釣れて嬉しかったです。インターンシップ中でもたくさんのイベントに参加して感じたことは、地域の方達と一緒に活動することで、新しい出会いができ、環境保全に繋がる活動も出来て充実した時間を過ごせました。ありがとうございました。

大阪経済大学 小形 亮
スタッフとして参加させていただいたのですが、実際にハゼ釣りもさせていただき、大変充実した1日を過ごさせていただきました。ハゼの天ぷらも美味しかったです。ただ自分でハゼを釣ることができなかったのが残念です。





Filed under: 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010/10/16(土) 04:08

バイオディーゼル燃料で世界1周した山田周生氏が西淀川に!


10月13日、バイオディーゼルアドベンチャーの山田周生氏があおぞら財団に来ました。

バイオディーゼルアドベンチャーは、「バイオディーゼルをつくりながら地球を走るプロジェクト」

廃油をバイオディーゼルにする精製機を車に積んで、訪問先で廃油を集めて燃料にしながら走ります。
すでに世界1周を終えて、今は日本をまわっているということです。

バイオディーゼルアドベンチャー HPはこちら

精製機と山田氏。

これが、廃油を精製したバイオディーゼル燃料で世界1周した車です!

あおぞら財団からも廃油を提供しました。廃油を入れる森脇名誉理事長。

西淀川菜の花プロジェクトマスコットキャラクター「菜の子ちゃん」のステッカーも車に貼っていただきました!

みんなで集合写真。この日は、韓国のテレビ局がドキュメンタリー番組として取り上げるということで同行しており、我々も取材を受けました。

この後、山田氏一行は、テレビの取材も兼ねて、
喫茶サザンカへ廃油をもらいに行きました。
詳しくは、喫茶サザンカのブログを見てください。

(小平)




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/10/14(木) 12:04

塗料を塗りました!


今年の夏からコツコツ進めてきました「あおぞらビル1階の改修工事」ですが、
ようやく塗料を塗る段階になりました。

10月9日(土)に塗料塗りを行いました。
この日は塗りには最悪のコンディションの雨。
しかも大雨。

そんな中、14名の方にお集まりいただきました。

まずは壁を塗るのにジャマな棚や備品類、自転車など
を移動させました。
そして、塗料がしっかり付着するように壁をきれいにしました。

次は、塗料が散らからないように養生(テープやシートで保護)しました。
この作業が想像以上に緻密で根気のいる作業でした。

いよいよ、塗料塗りの開始です。
今回は「オスモ」という植物系の塗料を使用しました。
天井から塗り始めましたが、無理な体勢のため四苦八苦しました。

各自、壁を塗り出しました。


多くの方に塗っていただきまいたが、塗料と時間が足らずに途中までの作業となりました。

写真はありませんが、後片付けも大変でした。

作業をしていただいたみなさま、お疲れさまでした。




Filed under: あおぞらイコバ — aozorafoundation 公開日 2010/10/13(水) 05:38

西淀川バリアフリーマップ


西淀川交通まちづくりプロジェクトの1回目の講師の栂さんから、「車いす利用者は、お昼ご飯を食べに行くにも、夜、飲みに行くにもお店がない。また、あったとしても、どこにあるのか分からない」というお話を聞きました。
また、西淀川区内には、さまざまな地図が作られているのですが、バリアフリーについて情報をまとめているものがありませんでした。
そこで、あおぞら財団で、少しずつバリアフリーの情報を集めて、マップにまとめて行く取り組みを始めました。まだまだ情報は不十分なものですが、様々な人が持っている情報をこのマップに蓄積していけたら、と考えています。

このマップはGoogle Mapを活用しており、誰でも編集が可能です。
※ただし、Googleアカウントが必要です。
できれば、お店に行った際に、車いすでも使えるかどうかを少し気にかけて見て、気づいた情報をこの地図の中に書き込んでください。ご協力、よろしくお願いします。

西淀川バリアフリーマップ






Filed under: 地域づくり | 西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/10/07(木) 01:49
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