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» 2011 » 11月

環境住宅研究会Greenの会議がありました

11月22日19時から21時半に、あおぞら財団5階で環境住宅研究会Greenの会議がありました。参加者8人。

この日は12月9日、12日に行われる木材の勉強会について主に、話し合い、メンバーが木材についてどのような感心を抱いているのかについても意見が出ました。

■国産の木材を使い、日本の林業、環境を守りたい思いがある

■海外の木材はどのように伐採されているのか?

■木材の違いによってどのようなメリットが生まれるのか?

などなど

木材の勉強会は12月9日に国産材、12月12日にカナダ、北米の輸入材木の勉強会を開催します。

詳細は決まり次第さいどご案内します。

記:相澤

Filed under: 地域づくり | Green(環境住宅研究会) | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011/11/22(火) 08:04

中国・北京訪問記(2011秋/その2 10/26の巻)

●10月26日

<北京地下鉄>

この路線は、あまり混雑していませんでいた。
扉が閉じるのが早いので、ご注意!!
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≪汚濁河川、北小河視察≫

団体名:案内:張峻峰氏(護河使者)

こちらのNGOの方に、北京市内の北にある位置する、北小河という河川について、現地を案内いただきながら状況を説明いただきました。
北小河は、北京河川の典型的な汚濁の特徴が、顕著にみられる河川であるとのことで、今回、ご紹介して頂きました。
北小河の南側の地区は、アジア大会やオリンピックに際して作られた先進村というコミュニティとなっています。
汚水は、北小河の北にある水処理施設で処理してきたのですが、コミュニティの人口増加に伴って(約20万人)許容量を超えてしまい、今は全体の6割程度の処理能力しか持っていません。
処理しきれなかった残りは,沈殿処理だけ行い,河川に放流されます。
更に汚水を除く生活排水もまた十分に処理されず、北小河に直接流れ込んでいるそうです!!
(ちなみに、雨水は直接河川に流入する形になっています。)
また、近くには埋め立て処分場もあり、浸出液の問題もあるという、汚濁負荷が盛りだくさんの地域状況となっているそうです。

北京市内(5環状内)には工場はないので、水質汚染のほとんどは生活排水によるものだそうです。

一方、北京郊外には工場があり、工場排水の汚染を抱える地域も少なくないとのことです。
工場用水の大量な地下水取水により、地盤沈下の問題も大変深刻だそうです。

〈視察スタート!〉

こんなところを登って北小河を求めてひたすら歩きます。IMGP6227

〈北小河〉

いよいよ北小河を目前にできました!
全体的に白く色づいて見え、河床がまったく見えません。
緩やかに流れる北小河の川沿いを、下流側に歩いていきます。

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〈近くでみた川の様子〉

有機物が白く固まっていて、あちこちでゴミが石に引っ掛かっています。
手を川につけてみたのですが、とんっでもなく臭いです!!
トイレのような匂いです。
ティッシュで拭いても臭いが取れません!
初めに伺ったお話で「処理しきれない汚水は沈殿処理をしたのち、流している」とのことでしたね…。
これでは魚も棲めそうにありません。

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〈汚濁対策 曝気用の段差〉

本河川の汚濁対策のために、河川中に空気中の酸素を取り込ませることを目的に段構造になっているそうです。
白い泡がずーっと伸びています。
生活排水中の洗剤なんかも、泡立つのに貢献しているのでしょうか…。

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〈汚濁対策 噴水型曝気装置〉

こちらも河川水を散水し、酸素を供給しているとのことですが…。

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〈真新しいマンション群〉

奥にもダーっと、立ち並んでいます。
このコミュニティの生活排水がこの河川に流れ込むなんて、相当な負荷量ですね。
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〈河川中のヘドロ〉

水に嫌気化した黒色(ヘドロ)に染まっています。
じーっと見ていると、ヘドロの黒い塊が、くっついていた石などから離れて、ぷかぷかと流れていきます。
素敵なマンションからドブ川が見下ろせるなんて、なんだか矛盾しているようです…。
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〈バルーン式堤防〉

素材はゴムだそうです。
増水対策でしょうか。
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〈排水管工事〉

道中にて。
河川の汚濁対策用の下水管かと思いきや、そうではありませんでした。
河川がきれいになるにはまだまだかかりそうです。

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〈マンホール特集〉

汚水用。

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雨水用。

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電気用?

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〈コミュニティから流れ込む家庭排水〉

大変大きいパイプです!!
後ろのマンション群の生活排水に十分な処理が施されないまま、ここに流れ込んできます。
これはとんでもない汚濁源です。
なんとかしていかなくては…。
ここで、北小河の視察は終了です。

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〈昼食〉

焼き餃子です。
みみがぱりぱりしておいしかったです!
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≪環境友好公益協会≫

回答者:李力先生
李力さんとは、すでに幾度かの交流を重ねており、今後の活動展開や、日中交流セミナーの具体的な打ち合わせ、IPEとの連携などについて話し合いました。

①杭州会議の具体的な内容
②日中交流セミナーの打ち合わせ
③緑色選択について

〈ヒアリングの様子〉
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〈仮眠室〉
訪問されたお客様をお泊めすることもできるそうです。
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〈李力先生〉
普段こちらで作業をされます。
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〈夕食で〉
オリンピック記念のデザートです。
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↓イベントのお知らせ
「日中の公害・環境問題を考える学生セミナー -中国環境NGOから環境問題を聴く-」

http://aozora.or.jp/archives/6990

中国・北京訪問記(2011秋/その1 10/25の巻)へ戻る

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2011/11/22(火) 01:33

タンデム自転車改造計画!チェーンカバーの巻

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

みなさま、あおぞら財団ではタンデム自転車を貸し出しています。1日500円です。
二人乗りの自転車です。最近、なんだか、ほんとに、人気です。後ろの席なら、視覚障害をもっている人も自転車をこぐことができます。二度、三度と来てくださる人もいます。「タンデムの波」来てます。
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さて、そんなタンデム自転車。やはり、利用すればするほど、メンテナンスが必要です。

実はもともとチェーンカバーが少し軟弱で、こぐと、カバーがチェーンにあたって、「キーキー」音がしていました。

「困ったもんだ・・・」ということで、「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」のメンバー、西川正樹さんが、チェーンカバー改造計画を立案、実行!このたび、軟弱ものだったカバーが、頑丈になって戻ってきました。カッコいい。(ココからの写真は西川さん撮影)
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おお、こりゃ、上から乗っても大丈夫だ。でも、わざと乗ったりはしないで下さいね。

何もかも手作業での改造、さぞ、大変だったと思います。ありがとうございます。また、みなさんで乗車して、増強具合を見てください。

鎗山善理子(あおぞら財団)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

谷貴美子 手染め展 明日(11/22)までです

あおぞらビル1F「あおぞらイコバ」で11月19日から22日まで「谷貴美子 手染め展」を開催しています。
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谷さんと、97歳のお母様がニコニコしながらお客様を出迎えてくださいます。なんて、ステキ、なんて、おしゃれなお2人なんでしょう!!!お母様がとてもお元気です。

「あおぞらイコバ」の小窓の配置をほめてくださいました。ありがとうございます。

ぜひ、この機会に足をお運びください。

鎗山善理子(あおぞら財団)

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011/11/21(月) 07:49

2011年11月18日第9回ぜんそく患者こんだん会(姫島診療所)

第9回ぜんそく患者こんだん会を開催いたしました。(姫島診療所)[同志社大学大学院 村上]

11月18日(金)14:30~16:00 14名が参加しました。(うち患者さん7名)

昨日に引き続き、西淀病院の先生2人(三島先生、田中先生)を招き、「呼吸リハビリテーション」を教えていただきました。

今日は、大阪市会議員の北山良三氏が来てくださいました。北山氏は、現在の大阪の状勢についてお話してくださいました。

具体的には、

・浮遊粒子状物質のPM2.5の環境基準が新しく設定され、それを受け大阪市内に測定器を15か所設置しようとしていること

・現在15歳までは、ぜんそくの医療費助成が受けられるが、大人になってからも助成が受けられるように制度を整えるための取り組みをされていること、等です。

それから北山氏も交えてみなさんで「呼吸リハビリテーション」を行いました。

「呼吸リハビリテーション」の内容は昨日のブログを読んでください。(http://aozora.or.jp/archives/7249

以前体験されたことのある患者さんからは、「意識してはやっていないが、テレビを観てるときなど思い出したときにやっている。」という声や、初めて体験された方からも「身体がぽかぽかして気持ちいい。」「ちょっとするだけで違うね。」といった声を頂くことができました。

「呼吸リハビリテーション」の目指すところは、「日常生活の動作にすること」だそうです。この活動が、より多くの患者さんに広まるといいですね。私自身は、この2日間体験させてもらい、肩のまわりがとてもすっきりしました。ちょっと「呼吸リハ」の時間を作ると、リラックスして、仕事に、勉強に取り組むことができるように思いました。ちょっとした時間に、継続して行っていきたいです。

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(村上紗央里)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011/11/18(金) 05:36
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