あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

記事一覧

【参加募集】矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会(9/1)

秋の探鳥会のご案内です。秋(夏の終わり)の探鳥会のご案内です。

 

まだ暑い時期ですが、シギ・チドリなどの鳥を観察できるのではないかと思います。

今回はイベント「バーディ 海辺の生物」を合同開催します。

小さなお子さんでも楽しく参加できるイベントですので

十分な暑さ対策をして、是非お気軽にご参加くださいね。

 

※探鳥会は西淀川区との共創事業として実施します。

==========================
■矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
===========================
西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。

■日時:
2024年9月1日(日)午前9時30分~12時30分
*雨天・雷注意報発令時中止(Facebook等で告知します)

■集合:阪神なんば線「福」駅東口集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

■合同開催:「バーディ 海辺の生物」

カニやイソギンチャク、カイメンなど海辺の生物に目を向けます。

バーディ参加者はお弁当を持参、13:00頃矢倉緑地を出発、14:00頃に福駅解散予定です

birdwatching_leaflet2024-1 birdwatching_leaflet2024-2

2024年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
http://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan

■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ(2017年3月まで)
https://wbsjosaka.com/bw/teirei/yagura/2022/01/06/record/

============================
■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
http://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/
============================

Filed under: イベント案内 | 環境学習 | 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2024/07/02(火) 12:00

7/10(水)はあおぞら市です

次回のあおぞら市は、

谷口ファームさんお野菜販売、鳴門えなみのうじょうさんの牡蠣、お野菜販売

のざとおやつファクトリー7373。さんの

クッキー、シフォンケーキなどの販売。

楽成体さん、Gran…さんによるマッサージの施術もあります!

危険な暑さが続きますが、

暑さ対策をしてお気をつけてお越しくださいね^^

 

※富士製パンさんは7/10はお休みとなりました

・・・・・・・・・・・

日 時=2024年7月10日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 8a出口スグ
地図・アクセス http://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

★7/10の出店予定
■鳴門えなみのうじょう

鳴門で養殖された岩牡蠣は、夏でも生で味わえる高級食材。

鳴門の海が育んだ、濃厚かつクリアな旨味の岩牡蠣です。

240626写真
 

 

 

 

 

■のざとおやつファクトリー7373。

米粉のシフォンケーキとクッキーの販売

米粉を使った心と体に優しいおやつを作っています。
無添加のおやつで喜びや笑顔を循環させていきたいです。

IMGP3198

IMGP3199

 

 

 

■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です

IMGP3389

IMGP3388
■足つぼマッサージ楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

IMG_7001

IMG_8596
■Gran…

11:00~13:30

〇精油(エッセンシャルオイル)の香りに包まれて触れ合いながらハンドケアで癒し空間を提供します。介護アロマサークルレイズというボランティア活動をしています。興味のある方一緒に活動してみませんか?
1回15分 500円

〇アロマスプレークラフトワーク

お好きな香りを選んでアロマスプレーを作ります。 1回 500円

IMG_7116IMG_7114
〇ドライヘッドスパ10分1000円 15分1500円

リラクゼーション、眼精疲労に。

IMG_7409

 

 

 

■あおぞら財団販売コーナー

・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなど

今後の予定

<2024年>7/24、(8/14はお休み)、8/28

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

 

aozoraichi2024

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。http://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2024/07/02(火) 11:35

りべら165号(2024年6月号)発行。サイトでご覧になれます。

20240621livella165_hyoushi

こちらから見れます。

●あおぞら財団の2023年度を振り返る …1

●柱① にしよど音楽祭2023……………………3

●柱① 大気汚染の実態を伝える映像を作成…5

●柱② エコミューズの活動……………7

●柱② 教育プログラムづくり…………9

●柱③ リアルでの国際交流を再開…11

●事業一覧/財務状況…………14

●ご支援のお礼/賛助会員数…15

Filed under: イベント案内 | 事務局 — aozorafoundation 公開日 2024/07/02(火) 11:26

【防災部】第2回にしよど防災かるた大会開催(8/6)【参加者募集】

大好評だった昨年に引き続き、8月6日(火)に「第2回にしよど防災かるた大会」を開催します。
”かるた”で遊びながら、防災の知識を学ぼう!

〇日時:2024年8月6日( 火  )14時~15時半 受付 13時半
〇場所:西淀川区役所5階会議室
〇対象:西淀川区在住の小学生と保護者【定員50人】(保護者同伴。学童保育等は付き添い職員の責任のもとご来場ください。)
〇内容:「にしよどぼうさいかるた」を用いてかるた大会を行います。かるたはこちらからダウンロードできますhttp://aozora.or.jp/archives/36301)。西淀川区内の子ども・子育て支援の団体にはかるたを贈呈しますので、お問い合わせください。
〇参加費:無料
〇持ち物:マスク、水筒(どちらも必要に応じて)
〇賞品:全員に参加賞を差し上げます。優秀者には賞状・賞品を贈呈。

〇お申し込み方法:こちらのグーグルフォームからお申込みください。https://forms.gle/C3cJiqF6P8UavYGY6

〇団体でのお申込み:学童保育等の団体での参加の場合は、お電話(06-6475-8885)でお申し込みの後、FAX(06-6478-5885)で参加者名簿をお送りください。

主催: にしよど親子防災部(事務局 あおぞら財団)
共催:西淀川区役所
協力 :NPO法人にしよどにこネットNPO法人西淀川子どもセンター、 にしよどおやこ劇場NPO法人くるる、大阪防災企画
お問合せ: あおぞら財団 担当 谷内(06-6475-8885)

A4_karutataikai2024

〇にしよどぼうさいかるたの動画
大阪市西淀川区広報 【にしよどおやこぼうさいかるた】防災かるた大会

にこパパネットTV にこパパのおっさん達が『本気で!』リモートかるた取り

Filed under: イベント案内 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2024/07/02(火) 11:25

大阪医科薬科大学 公衆衛生学実習(6/11-12)

2024年6月11日(火)、6月12日(水)の2日間にわたり、大阪医科薬科大学の講義「公衆衛生学実習」の実習があおぞら財団にて行われました。参加されたのは、同大医学部の4年生13名と引率の先生1名です。

【1日目】

1日目は、タンデム自転車でのフィールドワークの他、公害患者さん、被告企業の元訴訟担当者のお話です。

タンデム自転車でのフィールドワークでは、地下水のくみ上げのため地盤沈下して海抜0メートル地帯となっていたり、工場と住宅地が隣接していたり、環境ロードプライシングや国道43号の道路沿道の環境対策について現場で確認しました。

大野川緑陰道路からタンデム自転車で出発

あおぞら苑の前にある公害の石碑の説明の様子

あおぞら苑前の石碑「公害と闘い環境再生の夢を」

午後からは西淀川公害について概要をお話した後、公害患者の岡崎さんのお話を聞いてもらいました。就職・結婚のため空気のよい高知県から西淀川に移って来られ、重度の気管支ぜん息を発症します。ご自身だけでなく1歳の息子も気管支ぜん息を発症し、未来を悲観し、親子心中を考えるほどでした。岡崎さんは重積発作により救急搬送され、仮死状態に陥ったこともあります。今も症状に苦しんでいますが、西淀川公害を伝える語り部として活動しています。

IMG_3061s

西淀川公害患者と家族の会の岡崎さんと上田さんのお話

続いて、西淀川公害訴訟の被告企業である神戸製鋼の元訴訟担当者の山岸さんからお話を聞いてもらいました。山岸さんからは神戸製鋼の法務担当として西淀川公害に関わりました。本件訴訟をふりかえって、時代の屈折点であり、トラブル処理の基本となる法律が時代の変化に対応していなかったということ、西淀川公害の和解は難しい事態の解決に和解という一定のスタイルを作り出したこと、単なる賠償金獲得ではなく青空を取り戻し時代に手渡すというスローガンを作ったことが和解に導いたということを語ってくれました。

【2日目】

2日目は、1日を通して7つのプログラムが行われました。

まず初めに、西淀川公害訴訟の弁護団の一員であった村松昭夫氏より、 弁護士の立場から見た西淀川公害訴訟についての講義が行われました。
西淀川公害訴訟の成果と意義や、公害被害者たちの思いや訴えについて、弁護士として共に闘って来られた実体験をお話ししていただきました。西淀川公害訴訟の和解解決は健康被害の補償だけでなく、地域再生(あおぞら財団の設立)という新しい解決の方向性が示された点についても詳しく解説していただきました。

弁護士としての経験をお話ししていただきました

弁護士としての経験をお話ししていただきました

講義の後は、「フォトランゲージ・西淀川大気汚染公害」と「ロールプレイ・あなたのまちで公害が起きたら」の2つのワークショップに挑戦しました。
フォトランゲージを通して公害発生当時の状況を学んだあと、様々な立場になりきってロールプレイを行い、公害発生時の解決策を探りました。

写真から読み取れる状況を考察します

写真から読み取れる状況を考察します

どの立場の人も納得する解決策をつくることの難しさを体験しました

どの立場の人も納得する解決策をつくることの難しさを体験しました

次は、西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)を見学しました。
裁判で証拠として使われた資料や、公害病と闘ってこられた患者さんの手記、当時の小学生が書いた公害に関する文集など、様々な資料から当時の状況に思いを馳せました。

裁判で使われた資料などを見学しました

裁判で使われた資料などを見学しました

お昼休憩の後、西淀川で多くのぜん息患者を診てきた医師の大島民旗氏より、医師から見た西淀川公害についての講義が行われました。
医学的視点からのぜん息の解説や、若くして亡くなられた公害患者さんを何人も診てきた体験などをお話ししていただき、医師を目指して学んでいる学生さんたちに熱いメッセージを送っていただきました。

お仕事の合間を縫ってオンラインで講義をしてくださりました

お仕事の合間を縫ってオンラインで講義をしてくださりました

講義の後、ワークショップ「気候変動と公害」を行いました。
初めに公害運動と環境基準についての解説が行われ、現在の環境基準は公害運動によって市民が獲得してきたものであることを学びました。未来の持続可能な環境を考えるため、気候変動対策に必要なことをグループで議論し、特に必要だと思う対策ベスト3を決めて発表しました。

交通に関連する対策が多くあげられました

交通に関連する対策が多くあげられました

 

最後に、2日間の学びを振り返るワークショップが行われました。
2日間を通して学んだこと、印象に残ったこと、これから取り組みたいことなどを付箋に書き出し、グループで意見を共有しました。近い意見をグルーピングし、2日間の学びのまとめを発表してもらいました。

書き出して共有すると、学びが頭の中で整理されます

書き出して共有すると、学びが頭の中で整理されます

この日のたくさんのプログラムの中で特に印象的だったのは、医師の大島民旗氏から医師を目指す学生さんたちに向けたメッセージの中にあった「医師は医学の知識だけでなく、社会にも目を向ける必要がある」という言葉でした。西淀川大気汚染公害の経験から学んだように、環境汚染や気候変動などに注目することも、公衆衛生に通ずるものがあると感じました。
この2日間のフィールドワークでは、実際にまちを見て回り、公害被害の当事者から実体験を聞き、これらの学びをチームで共有することができました。このフィールドワークをきっかけに、訪れる、尋ねる、話し合うなど、自身の経験を通じた学びを深めていっていただければと嬉しいです。

 

(谷内、あおぞら財団アルバイト・小松)

 


関連教材・動画(外部のサイトに移動します)
〇【テキスト】学生が聞く西淀川大気汚染公害:岡崎久女さん
https://aozorazaidan.stores.jp/items/64d9ad13a30c0900352f14df
〇【動画】【学生が聞く 西淀川大気汚染公害】岡崎久女さんインタビュー「青空は当たり前ではないことを伝えたい」
https://www.youtube.com/watch?v=EvMEVKtfdw0
〇【テキスト】「企業の側からみた西淀川公害」山岸 公夫さん(元神戸製鋼)
https://aozorazaidan.stores.jp/items/64d9db389b4c19002be14da5
〇【動画】元神戸製鋼山岸 公夫さんインタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=bqy7RBZjGYQ

〇【テキスト】「弁護士として大気汚染公害に関わって(道路和解を中心に)」村松昭夫さん(弁護士)
https://aozorazaidan.stores.jp/items/64d9dcaf3cc5520032ab670b
〇【テキスト】「医師として大気汚染公害に関わって」金谷 邦夫さん(医師)
https://aozorazaidan.stores.jp/items/64d9dd163cc552002fab6a64
〇【教材】フォトランゲージ「西淀川公害」
http://aozora.or.jp/kougai_lecture/tool/photolanguage/
〇【教材】ロールプレイ「あなたのまちで公害が起きたら」
http://aozora.or.jp/kougai_lecture/tool/kougai_roleplay/
※【教材】「気候変動と公害」(「気候変動×防災×公害ハンドブック」より)http://aozora.or.jp/kougai_lecture/tool/climatechagehandbook/


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?
あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。
研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに移動します)

« 次のページ前のページ »