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» 2016 » 1月

【延期】ニシヨドガワ ノラシゴト2016

<<雨天&参加者不足のため延期します>>

明日1/30のノラシゴトは、雨天&参加者不足のため「延期」します。
楽しみにして頂いていた方、ゴメンナサイ!

でも、日程を調整して、改めてご連絡しますので、乞うご期待!

 

 

 

ニシヨドガワ ノラシゴト2016 親子で始める菜の花栽培

昨年から始まった大都市「大阪」の中に、みんなで畑をつくるプロジェクト「ニシヨドガワ ノラシゴト」。今年もやります。

<お知らせが遅くなりましたが、絶賛募集中です!!>
日 時:2016年1月30日(土)10-14時(小雨決行)
場 所:(株)ニチノーサービス敷地内の造成畑
(西淀川区佃5-2-30、千北橋を北に渡ってすぐ)
内 容:菜の花畑の草取りと追肥、冬野菜の栽培、その他にも!
冬の寒い時期!体を動かす好例の紙飛行機大会!!
準備物:お弁当、軍手、長靴
参加費:1人100円(保険代)
定 員:20家族・グループ
〆 切:1月28日(木)
申 込:参加者全員の氏名、住所、連絡先を下記まで
TEL 06-6475-8885
MAIL aozorazaidan+nora@gmail.com
主 催:エコでつながる西淀川推進協議会
企 画:佃五丁目菜の花の会
事務局:あおぞら財団

Filed under: イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2016/01/29(金) 06:29

楽らく呼吸会で禁煙について勉強しました(1/21千北診療所、1/22姫島診療所)

楽らく呼吸会で禁煙について勉強しました(1/21千北診療所、1/22姫島診療所)

2016年1月21日(木)は千北診療所にて、22日(金)は姫島診療所にて、呼吸ケア・リハビリテーション教室「楽らく呼吸会」を開催しました。テーマは「禁煙について」でした。

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千北診療所

P1150573
姫島診療所

<参加者>
■千北診療所14人(内、患者さん10名(家族の方を含む)、講師2名、スタッフ2名)
■姫島診療所10人(内、患者さん7名(家族の方を含む)、講師2名、スタッフ1名)

<講師>
講師は、ATBのみなさんです。
■千北診療所
石並 歩(西淀病院臨床検査技師)
野山美花(のざと診療所看護師)

■姫島診療所
水野敬太(西淀病院ソ-シャルワーカー)
野山美花(のざと診療所看護師)

ATB・・・ご存じですか?

西淀病院の禁煙対策委員会の名称で、Aは「あかん」、Bは「たばこ」、Tは「ぼくめつ」です。

ATBさんの目的は、2あり、1つは、入院患者さんに「タバコの害」や「禁煙方法」についての知識を高め、禁煙ステージを進めるアプローチをおこなうこと、もうひとつは、職員が「タバコの害」や「禁煙方法」についての知識を高め、禁煙に取り組む環境を創り出す、ことです。

職員向けの学習会や小学校での防煙教室などをおこなっています。タバコの害について、子どものころから学ぶことは大切ですね。

さて、今回の「楽らく呼吸会」では、参加者に事前と事後アンケートをおこないました。
事前アンケートは、喫煙しているかどうか(以前喫煙していたかも含む)、周囲に喫煙者はいるか、周りの喫煙者に禁煙のアプローチをしているか、といった内容です。

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)の原因の90%は、喫煙によるものです。
そして、COPDは死亡原因の上位になっています。日本でも、世界でも同じ傾向にあります。
しかし、治療を受けている人は、まだまだ少なく、氷山の一角なんですね。
こういったことを図やグラフを使いながら、丁寧に教えていただきました。

そして、タバコの具体的な害について、3大有害物質として、「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」のことを教えてもらいました。
タバコを吸っている人と、吸っていない人では、肺の状態が、まったく違います。
ヘビースモーカーの人の肺が真っ黒なので、みな、写真を見て、驚きました。

また、受動喫煙、つまり、タバコを吸っている人の周りの人が受ける影響は、とても大きいことが数字で示されています。

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では、どうやって、タバコへの依存を断ち切ればいいのでしょうか?

タバコはやめられます。

依存には、心理的依存と身体的依存があります。

食後に一服吸いたいなあ、手持ち無沙汰だなあといって習慣から来るものは、自分の生活パターンや習慣を見直すことで、改善することができます。

身体的依存は、薬によって、改善できます。
きちんと治療を受けてください。タバコにかかる費用を考えれば、治療費にかけて、タバコをやめる方が、ずっとお得です。

どうぞお近くの「禁煙外来」をおこなっている医療機関で相談してみてください。

タバコがやめられないのは、意思が弱いからではありません。

ATBのこと、禁煙外来のこと、をぜひ、頭において、ご自身、あるいは周りの人に禁煙をアプローチしてみてください。

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<開催後のアンケート結果>
千北診療所:
10人中5人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、10人中2人が呼吸リハビリなどの運動を【毎日している】、4人が【2・3日に一度ぐらい】していると答えています。

姫島診療所:
7人中6人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、7人中1人が呼吸リハビリなどの運動を【毎日している】、3人が【2・3日に一度ぐらい】していると答えています。

少しでも興味があればぜひ、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…2月12日(金) 14:00~15:30(薬について)
・千北診療所……3月17日(木) 14:00~15:30(薬について)
・姫島診療所……3月18日(金) 14:30~16:00(薬について)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進事業(NPO法人等との協働事業)」の一環として実施していま

す。

鎗山

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2016/01/29(金) 11:25

西淀川公害から学ぶってなにを? モニター募集 2016/3/27-28

西淀川公害から学ぶってなにを? モニター募集
ちらし

日時:2016年3月27日(日)9:30~28日(月)17:00
場所:あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ
大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル5階
JR東西線御幣島駅11番出口すぐ
参加費 無料
(交流会27日夜 大人1500円 学生1000円)
持ち物 お弁当持参、歩きやすい服装

大阪西淀川は大気汚染の被害が激しく、かつてはぜん息などの呼吸器の健康被害が問題になった地域です。公害患者たちは、健康被害の対策を求めるだけではなく、公害の発生源となった工場および自動車の対策を進めるために、公害反対運動を続けてきました。裁判は21年にもわたる困難なものでした。裁判は原告である公害患者が勝利し、工場と国(国土交通省)とは地域再生が合意され、まちづくりに取り組んでいます。
福島原発事故の後、「公害の経験から学ぶ」ことが声高に唱えられるようになりました。公害の経験とはどのようなことなのでしょうか。福島大学の学生と共に、公害から学ぶことは何かを考えてみませんか?

スケジュール(変更になることもあります)
27日 西淀川公害の概要説明、公害患者のお話、フィールドワーク
28日 原因企業訪問、ワークショップ

主催 あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館
地球環境基金助成授業

申し込み webmaster@aozora.or.jp
氏名、住所、所属、e-mail、電話、交流会参加有無 をお知らせください。

Filed under: イベント案内 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2016/01/28(木) 01:51

「四日市公害」解説員、語り部養成講座を行いました

1月15日(金)に四日市公害と環境未来館の解説員、語り部養成講座を行いました。

午前は、徒歩とバスを使ってのフィールドワーク(現地研修)、午後からは、あおぞら財団で、西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)の見学をしたあと、語り部の方のお話を聞き、受講したプログラムを振り返り、ワークショップを行いました。

 

右側後ろが43号線です。

右側後ろが43号線です。

空気を監視する装置はどこ?皆で探します。

空気を監視する装置はどこ?皆で探します。

43号線は交通量が多く、職員の林さんの話を聞く参加者の方達の後ろでは大型トラックが行き交い、騒音と排気ガスの中でのスタートになりました。

ここでは国土交通省が行う対策、出来島小学校の測定局、汚染軽減の為の白い光媒体塗装、沿道緑化、流入車規制についての話を聞きました。

その後バスに乗り、大阪市西淀川区と隣接する兵庫県尼崎の工場群やあおぞら苑、西淀川の0メートル地帯がわかる場所などを廻りました。

 

工場群を熱心に見られていました。

西淀川と尼崎の工場群を廻り比較しました。

遠くに煙が見えます。

遠くに煙が見えます。

環境レーンの大きな看板

環境レーンの大きな看板

バスの中では、43号線の交通量緩和の為に作られた湾岸線や、工場のすぐ側に住宅や学校

が建つ、住工混在の街の風景を熱心に見られていました。

 

 

 

6階の資料庫の見学

6階の資料庫の見学

エコミューズの見学。パネルなど展示物の説明を受けています。

エコミューズの見学。パネルなど展示物の説明を受けています。

午後からはあおぞら財団の5階エコミューズと6階資料庫で、保存資料の説明と展示パネルを見学したあとに3階へ移動し、西淀川大気汚染公害について西淀川公害患者と家族の会の永野千代子さんと前田春彦さんを迎え、お話を伺いました。

語り部の永野千代子さん

語り部の永野千代子さん

語り部の前田晴彦さん

語り部の前田春彦さん

公害による病気の辛く苦しい事やそれに伴う痛みを、咳込みながら震える声で話される姿にその場に居る全員、一言も聞き逃さないように耳を傾けていました。

その後、林さんから大阪西淀川公害概要講義がありました。

全国の公害地域マップ 公害指定地域がある都道府県はどこ?

全国の公害地域マップ
公害指定地域がある都道府県はどこ?

質問が飛び交います。

質問が飛び交います。

皆さんメモを取りながら熱心に聞かれていました。

皆さんメモを取りながら熱心に聞かれていました。

 

最後のワークショップの目的は、解説員として来館者に対応するとき、どのような心がけが必要かを考えるものです。

まずはじめに、午前中のフィールドワークや語り部の方の話、資料館見学など今日のプログラムを振り返りました。その中でお一人おひとりが「もっとも興味を持ったこと、または印象に残ったこと」「理解しにくかったこと、あまり印象に残らなかったこと」を各自書き出し、共有しました。

たとえば、「印象に残ったこと」としては「大気汚染により公害患者になったいきさつがよくわかり、伝えていきたい」「病気のつらさ」「バス見学(時間があれば下車したかった)」「資料を残す必要性(大変)」といったことが挙げられました。

「理解しにくかったこと、あまり印象に残らなかったこと」という質問の部分は、むしろ「もっと知りたいと思ったこと」を書かれた方が多かったです。たとえば「未確認患者がまだ増えている中、集合住宅が増えている→今後の対応」「大気汚染対策」「地盤沈下」「工場と住居の近接」といったことです。

参加者それぞれ注目したところが違います。来館される方の興味も人それぞれでしょうから、伝え方を工夫する必要があることを確認しました。

 

 

最後に4~5人のグループにわかれ、解説する際に心がけたいこと、大事にしたいことは何か、を話し合い発表しました。

4~5人にわかれて話し合います。

4~5人にわかれて話し合います。

グループワーク発表です。たくさんの意見がでました。

グループワーク発表です。たくさんの意見がでました。



【四日市研修グループワーク発表】

■解説員として心がけたいこと、工夫したいこと

・全て語ろうとしないほうがいい。情報量が多いと受け止めるのが大変。

・場を察して近づいていく。展示を見ている人にむやみに働きかけると引かれるかも。

・現場に行くことがわかりやすい。展示コーナーでどうやって語るか。

・現場を我々は体験していない。そこを理解しないといけない。

・見に来る人には公害の関係者がいるかもしれないことを想定しておく。

・資料を大切に。

・現場を知っておくことで、語りに説得力が増す。

・よく勉強しないといけない。

・見に来る人の興味に合わせて説明する。双方向で。

・来館者に合わせた解説。自分の得意な来館者は子供達なので難しい言葉を使わない工夫をしている。公害を想像できるように、臭いお魚のことを想像するとか。大人で詳しく知りたい人達には、知識の豊富な解説員さんに対応をお願いしたい。役割分担。チームワーク

・いろいろな人がいるので、映像を見てもらってからのほうがわかりやすいのでは?

 

 

私は今回初めて研修の補佐をしましたが、語り部の方のお話を直接生で聞く事ができました。スタッフとして参加していましたが、あまりにも辛い内容なので途中で「もうやめましょう」と止めてしまいそうになってしまいました。今まで、授業や資料で知っていたはずの事でしたが、経験されてきた方の生の言葉に圧倒され衝撃を受けました。本来なら思い出したくない出来事も全て受け止め、前を向き「生きている限りはこの活動を続ける」と語ってくださった言葉に、これから自分には何ができるのか、自分で守れる生活環境をもっと意識したいと思いました。(佐々木)

 

 

 

 

1/27(水)はあおぞら野菜市です!

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日 時=2016年1月27日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス http://aozora.or.jp/accesscontact
オーガニックランチ、新鮮な有機野菜・可愛い雑貨の販売etc・・・

1/27の参加店
■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

■自然ファームカフェむすび
ポン菓子、しいたけなど。

■楽成体
足ツボマッサージ

■cura pane(クーラ・パンネ)
からだに優しい天然酵母のパン
白神こだま酵母、天然酵母を使用した小麦パンと米粉パンを作っています。
オーガニック・無農薬・無添加の素材にこだわり、体に優しいものを作っています。
手作り市への出店、パン教室の講師などの活動の場を通じ、食育や環境への取り組みをしています。https://m.facebook.com/curapane

【ランチ】(クーラ・パンネ)
オーガニック・ランチ(600円、予約優先)

1/27のランチ(無農薬野菜とチキンのサンド、ひよこ豆のスープ)

※プラス200円でコーヒー付

パンをお買い求めのかたもプラス200円にてコーヒーでイコバ内でお召し上がり頂けます。

■あおぞら財団
【被災地支援商品】魚の缶詰(岩手県釜石)250円/個
その他、ハートブローチ、お箸などあります。
※売上の一部はあおぞら財団による被災地への支援金にあてさせていただきます。
詳しくはコチラ http://aozora.or.jp/aboutkifu/tokuteikifu

スーパーなどで見かけない野菜が出ることもあるのでぜひ足を運んでみてください(^^)

※商品は変更になることがございます。

今後の予定
<2016年>1/27、2/10、2/24、3/9、3/23
※8/12、9/23、12/23はお休み

※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。

☆☆出店者募集中☆☆
野菜市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。http://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp
http://www.aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2016/01/21(木) 09:21
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