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» 2023 » 2月

【参加者募集】楽らく呼吸会「薬について」(3/10)

3月10日(金)に、楽らく呼吸会を開催いたします。

今回のテーマは「薬について」です。

呼吸器疾患のお薬について、薬剤師さんをお招きしてお話を聞きます。他の疾患のお薬との飲み合わせや吸入の仕方など、気になることがある方はぜひお越しください。

お話を聞いた後は、みんなで呼吸筋ストレッチ体操をして、心も体もすっきりして終わりたいと思います。

【開催日時】2023年3月10日(金)13:30~15:00

【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【申し込み方法】申し込み不要。グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。

2022年度楽らく呼吸会ポスター

【感染症対策】

会場では、新型コロナウイルスへの対応として、以下のことを行います。

・参加者に体調チェック表に記入を依頼(発熱、風邪症状、体調不良がある方は参加をお控えください)
・マスク着用・咳エチケットの呼びかけ
・喚起の実施(1時間に5~10分程度)
・参加者同時の間隔を十分にいたします。
・手指消毒液の設置
・机・ドアノブなどの消毒

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント案内 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2023/02/24(金) 01:46

西淀川公害=資料の紹介(5)裁判提訴の決意を正式に表明する――弁護団結成の趣意を述べ、加入を正式に呼びかける文書――

※機関誌りべらで連載をしている所蔵資料紹介コーナーの転載記事です。

– – – – –
西淀川公害患者と家族の会(以下患者会と略)が大阪弁護士会所属の若手弁護士に裁判提訴の相談を持ちかけたのは1973年10月のことでした。

じつは、1970年前後のころから大阪の弁護士たちは、深刻の度を増す大阪地域の公害(たとえば大阪空港騒音問題・関電多奈川第二発電所問題・大阪中津コーポ高速道路問題など)を取り上げ、検討や対応を重ねていました。しかし、その弁護士たちが西淀川公害の提訴を正式に決意するまでには、それから4年という長い検討期間を費やさねばなりませんでした。

まずは、それを取り上げる社会的な意義の確認、そして、そのためには何をもって勝訴とするか、誰を相手とするか、論点をどう設定するか、また勝訴までの道程をどう支えていくか、等々、問題を把握するための真剣な検討が始まったのです。

写真の文書は「弁護団資料」と一括される資料のうち、初期に事務局長として弁護団事務局を支えた島川勝弁護士が保管していた複数ファイルの中に含まれています。
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西淀川公害訴訟弁護団資料No.3879

文書は、最初に大気汚染による全国の認定患者数が6万余を数える中で、大阪が2万余り、その中で西淀川区が5474人と、格段に多いことを述べ、しかも今なお悲惨な被害を受けていることを指摘します。

そして、こうした状況をもたらした大気汚染の原因は西淀川区を取り巻く大企業の事業所や道路の展開、それを放置してきた国の行政にあるとの結論に達したこと、空気をよごす権限は誰にもないにもかかわらず、国や大企業はその責任をとろうとせず、汚染は継続していることを指摘し、きれいな空気を取り戻すことと被害者の完全救済をめざすこと、法廷の勝利には世論の力が大きいこと、その連携を実現するために多くの弁護士たちの協力を求めると書かれています。

ここには、年月をかけた検討の結果がみごとに集約されていたと言っていいでしょう。

この考え方に到達するまでに弁護士たちは分担して調査と研究を重ね、たとえば、差し止めについての考え方をさらに一段高めようとした論文を残しています。

また、西淀川は古い工業地帯で、一見巨大企業がないようでしたが、その隣接区とも合わせてみるべきだとの見識に到達してきました。この文書には、そうした見識の確立とともに、被害者の声に耳を傾け、大事なことを成し遂げようとする弁護士たちの意欲と識見がありありと示されています。

この延長線上には、近代の大都市形成のあり方に対する批判もまた見えていたのではないでしょうか。

公害地域再生の方向性も感じられる貴重な文書というべきでしょう。

エコミューズ館長 小田康徳

 

りべらVol.161(2023年2月発行)より抜粋

【他団体】2/26に第二回クラフト防災パーク開催!

2/26に第二回クラフト防災パーク開催!
にしよど親子防災部(事務局:あおぞら財団)も協力します。
是非、みなさんも遊びにきてください❗️
—-
みなさんは自分の住んでいる地域の災害についてどれくらい知っていますか?
いつもの西淀公園で「つくって」「あつめて」「クイズに答えて」楽しく防災を学ぼう!
<会場>
西淀公園
(大阪市西淀川区大和田1丁目)
<日時>
2023/2/26(日) 13:00~16:00
※荒天中止
<プログラム内容>
防災にまつわるブースを回ってスタンプを集めよう!
・防災⼯作ブース
・防災⾷の試⾷会ブース
・防災訓練体験ブース
・西淀川区役所・大阪市⽔道局による啓発ブース
・防災体験ブース(大学生との連携)
<参加費>
無料
<主催>
大阪防災プロジェクト
<共催>
西淀川区役所
<協力>
西淀川消防署、グリコマニュファクチャリングジャパン(株)、にしよど親子防災部、 NPO 法人にしよどにこネット、大阪市水道局、特定非営利活動法人くるる、 関西大学社会安全学部越山ゼミ、龍谷大学政策学部清水ゼミ、あおぞら財団
※体験内容は予告なく変更になる場合があります。スタンプラリー引き換えプレゼントがなくなっても
体験はしていただけます。
※体験ブースによっては混雑する場合があり、暫く公園内などでお待ちいただく可能性がございますのでご了承ください。
写真の説明はありません。

 

Filed under: イベント案内 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2023/02/21(火) 05:51

2/22(水)はあおぞら市です

2/22の出店は

 

かるる市さん、谷口ファームさんのオーガニック野菜の販売、

パーラーキアロルーチェさんのスイーツ販売、楽成体さんのワンコインマッサージ、

富士製パン工場さんのパンの販売があります。

寒い日がまた続いておりますが、すこしだけ春の気配が感じられるようになりました。

皆さまのお越しをおまちしています^^

・・・・・・・・・・・・

新型コロナウィルスの影響に以下の点で対応いたします。

・お店とお店の間隔を十分に確保します。
・半屋外空間ですので、換気を十分にいたします。
・テイクアウトのみの販売にします。
・手指消毒液を設置します。

日 時=2023年2月22日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス http://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

 

 

■かるる市
奈良県宇陀市でお米を農薬と除草剤を使用せず天日乾燥にて収穫します。

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■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるんです

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■パーラーキアロルーチェ

グルテンフリーのお菓子を店内にて製造販売。

天然色素を使用した身体にやさしいお菓子、和菓子を取り扱っています。

https://chiaroluce.storeinfo.jp/

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■足つぼマッサージ楽成体体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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あおぞら財団販売コーナー

・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなど

今後の予定

<2023年>3/8、3/22

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。http://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2023/02/17(金) 06:46

【他団体】日本環境教育学会3月研究集会・公開シンポジウム 「環境教育と平和教育と人権教育の歴史的対話 」(3/26)

日本環境教育学会主催 3月研究集会・公開シンポジウムの案内です。
3月26日に近畿大学和歌山キャンパスで開催されます。
是非ご参加ください。

一般社団法人 日本環境教育学会 主催  3月研究集会・公開シンポジウム
環境教育と平和教育と人権教育の歴史的対話
―「一人ひとり」の時代から「みんなで」の時代へ―

開催日時  2023年3月26日(日)10:00〜16:40

会  場  近畿大学 和歌山キャンパス(生物理工学部)(和歌山県紀の川市西三谷930)
【交通アクセス】★ JR紀伊または南海本線 樽井駅からのアクセス
「紀伊駅前」から紀伊粉河線バスに乗車、「近畿大学(生物理工学部)」にて下車。もしくは「樽井駅前」から岩出樽井線(近畿大学経由)の市バス   に乗車。
★ 関西国際空港からのアクセス
JR関西空港駅から日根野駅へ行き、阪和線に乗り換え、JR紀伊で下車。バス停「紀伊駅前」より近畿大学行きバスに乗車。
★ 自家用車で来学する場合
京奈和自動車道(奈良和歌山区間/無料高速)の「紀の川IC」より約5分
* 関西国際空港から近畿大学生物理工学部まで約25km。キャンパス内の駐車場利用 可。

主  催  一般社団法人 日本環境教育学会

後  援  和歌山県教育委員会、紀の川市教育委員会、和歌山人権研究所、関西NGO協議会、SDGs市民社会ネットワーク、関西SDGsプラットフォーム

開催趣旨   気候危機、エネルギー安全保障をめぐる問題と原発再依存、ウクライナ戦争、核抑止戦略への依存、ポピュリズムの台頭、自由民主主義の衰退、市民社会スペースの縮小、COVID-19パンデミックの影響による人権侵害、ジェンダー不平等、LGBTQ+への人権抑圧、差別禁止法の制定および国連 パリ原則に基づく国内人権委員会の設置の先送り、SDGsの進捗停滞 等、今日わたしたちが直面する問題からも明らかであるように、世界は激動期にあります。これらの問題は相互に深く関係しあい、複合的な危機状況として現れ、社会的な連帯がもとめられています。
1972年に「かけがえのない地球」というテーマのもと、スウェーデン ストックホルムで開催された人間環境会議では、環境教育の必要性について言及したほか、健全な環境のもとで生活する基本的権利(環境権)の保障や、核兵器 等の大量破壊兵器の完全な破棄を謳った国連 人間環境宣言が採択されました。それから50周年を機に、環境教育、平和教育、人権教育がたどった歩みを振り返りつつ、現在の到達点と課題を共有するなかで、環境教育、平和教育、人権教育との連帯をめざしたいと考え、本シンポジウムを企画しました。
多くの皆さまにご参加いただき、課題を共有し、協働に向けた足掛かりにしたいと考えています。第一線でご活躍される実務家、研究者をお迎えして議論する貴重な機会となりますので、ぜひ奮ってご参加ください。

★ 一般公開シンポジウム(14:00〜16:40)は対面に限定した開催とし、オンライン中継(ライブ配信)は実施いたしません。
★ 休日のため、学内のコンビニエンスストアが閉店していますので、昼食は各自でお持ちください。
★ シンポジウム終了後、同会場内で交流会(名刺交換会)を予定しております。

プログラム
9:30〜     開場/受付開始
10:00~    【会員限定】研 究 会
会場:近畿大学和歌山キャンパス(生物理工学部)3号館1階 110教室
主催者挨拶
10:03〜10:20  各研究プロジェクトの紹介
10:20〜10:25  第18回研究・実践奨励賞 表彰
10:30〜12:30  研究会(分科会/ハイブリッド方式〔現地開催・ウェブ配信の併用〕)
■「SDGsの教育」研究会
■「気候変動教育」研究会
■「環境教育プログラムの評価」研究会
■「原発事故後の福島を考える」研究会
■「公害教育」研究会
12:30~14:00  休  憩
13:15〜     開場/受付開始
14:00~    【一般公開シンポジウム】「環境教育と平和教育と人権教育の歴史的対話
―『一人ひとり』の時代から『みんなで』の時代へ―」
会場:3号館2・3階 アリーナ
開会挨拶    水山光春氏(京都橘大学/関西支部長)
14:03~     基調講演 講師・シンポジスト紹介
14:05〜14:07  企画趣旨説明  新田和宏氏(近畿大学/実行委員長)
14:07〜14:37  基調講演Ⅰ「平和教育からの歴史的対話と今後の展望」
川崎 哲氏(ピースボート共同代表/核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員・会長)
*ICANは2017年にノーベル平和賞を受賞
14:38〜15:08  基調講演Ⅱ「人権教育からの歴史的対話と今後の展望」
三輪敦子氏(SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事/アジア・太平洋
人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長)
15:09〜15:17  「環境教育からの応答①」  水山光春氏(京都橘大学/関西支部長)
15:17〜15:25  「環境教育からの応答②」  後藤 忍氏(福島大学/研究委員長)
15:25〜15:57  パネルディスカッション
モデレーター:新田和宏氏(近畿大学/実行委員長/関西副支部長)
パネリスト:
川崎 哲氏(ピースボート共同代表/ICAN国際運営委員・会長)
三輪敦子氏(SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事/ヒューライツ
大阪所長)
水山光春氏(京都橘大学/関西支部長)
後藤 忍氏(福島大学/研究委員長)
15:57〜16:00  閉会挨拶  中村和彦(東京大学/会長)
16:00~16:40  交流会

【サイドイベント】エクスカーション
開催日時:2023年3月25日(土)13:20〜15:20   定員15名(先着順)
集合場所:根来山げんきの森(http://genkinomori.jp
インタープリター:岡田和久氏(根来山げんきの森倶楽部 事務局長)
集合場所への交通アクセス:
【自家用車】
■京奈和自動車道(奈良和歌山区間)の岩出根来ICもしくは紀の川ICで降り、広域農道等を進み、約10分
【和歌山バス那賀】★時刻表、路線図の検索はこちらから ☞ https://www.wakayamabusnaga.com/
南海本線 樽井駅またはJR和泉砂川駅からのアクセス
■「樽井駅前」から特急 近畿大学経由(岩出樽井線) 岩出駅前行きバスに乗車(12:25発)、「砂川駅前」(12:33発着)を経由し、「緑花センター前」にて下車(12:50着/所要乗車時間 約25分)。北側に敷設されている舗装された林道を徒歩1㎞。
■復路のバス利用  「緑花センター前」(16:21発)に乗車し、「砂川駅前」(16:41着)を経由し、樽井駅前(16:52着)にて下車。
当日の連絡先:公園管理棟 0736-61-7233
事 務 局 090-7090-1724

参加申込方法
参加申込フォーム(https://forms.gle/z2bivMtw37LJ747cA)から、2023年3月22日(水)までに事前参加登録をする。当日参加 可。参加費:1000円(研究分科会は会員限定。参加費 不要)

本件に関する問い合わせ先
一般社団法人 日本環境教育学会 事務局(https://www.jsfee.jp
東京都多摩市落合2-6-1 株式会社インフォテック内  ☎︎ 042-311-3355  e-mail office jsfee.jp ※を@に変換して送付ください

イベントチラシ

Filed under: イベント案内 | 他団体 | 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2023/02/17(金) 03:54
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