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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

【動画】「未来を担うSDGsのまち、西淀川区!」にて、探鳥会紹介

このたび、西淀川区が動画「未来を担うSDGsのまち、西淀川区!」を作成しました。西淀川区はSDGsの達成に向けた取り組みを紹介する動画です。

この動画の中で、矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会が紹介されていますので、是非ご覧ください。

※矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会の紹介は、1:46~2:12です。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2024年4月23日5:06 PM

【防災部】「にしよどおやこぼうさいブック改訂版」発行!

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

災害はいつでもどこでも誰にでも起こりえます。
あなたとあなたの家族を守るお手伝いがしたいという思いで、『親子での防災』に焦点を当ててこのブックレットを作りました。
おやこぼうさいブックをきっかけに家族で防災について話し合って、気軽に生活の中に防災を取り入れてみませんか?

<内容>
・もし平日に直下型地震が起きたら…
・どうする? 災害時の食べ物
・非常食もバリアフリーに!
・災害への備え どう準備する?
・おうちを安全・安心な空間に
・災害時のトイレ、どうする?
・防災さんぽのすすめ
・災害と多様性
・心も被災する… 心のケアが大事

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■お問い合わせはあおぞら財団まで
「おやこぼうさいブック改訂版」を欲しい方はあおぞら財団までご連絡ください。部数に限りがあります。(電話 06-6475-8885 担当:谷内)
データのダウンロードはこちら→ https://aozorazaidan.stores.jp/items/6620e1899d9d4f04d36df4e7(別サイトに飛びます。無料)

発行:にしよど親子防災部(事務局:あおぞら財団)
協力:NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる、大阪防災企画

デザイン:さめぽん

発行年:2024年3月

※公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成で作成しました

——
継続的に活動をおこなうために、ご支援・ご協力をお願いします。
<あおぞら財団寄付ページ>
https://aozora.or.jp/aboutkifu
<寄付サイト giveone>
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=393

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2024年4月19日3:37 PM

「矢倉緑地プラスチックごみゼロアクション」に協力(3/27)

3月27日に「矢倉緑地プラスチックごみゼロアクション」が西淀川区主催で開催され、あおぞら財団も協力しました。一般参加者は14人。

あおぞら財団と日本野鳥の会大阪支部は野鳥観察を行いました。キリリコロロとかわいい声でさえずるカワラヒワ、ホシハジロ、ツバメ、イソヒヨドリ、カワウ、ミサゴ、カンムリカイツブリなどを観察できました。

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双眼鏡やフィールドスコープで野鳥を観察

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ちょうど目の前に降りてきたイソヒヨドリ

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カンムリカイツブリ。何度も水に潜って餌をとっていました

 

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野鳥の会のリーダーに解説をしてもらいました

 

干潟での生き物探しも行われました。干潟の石をひっくり返してカニや貝、エビ、ゾウリムシ、クラゲ、ミミズハゼなどの様々な生き物を探し、大阪市自然史博物館の講師の先生に名前や生態等を解説してもらいました。
干潟の石に付着している緑色のふわふわした植物はスジアオノリで、四国や和歌山などでは高値で取引されている食材です。他に、藻類を食べるイシマキガイは汽水域に生息しており真水では貝が溶けてしまうこと、外来種のヨーロッパフジツボ、エイの餌になるヒバリガイ、髪の毛のような触手をなびかせて浮遊するカミクラゲ、はさみから4400度の気泡を出すイソテッポウエビなど、多種多様な生態を持つ豊かな生物について教えてもらいました。最近は、淀川河口付近ではエイによるシジミの収穫の激減が増えており、食卓にも影響を与えているそうです。

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干潟の生き物探し

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汽水域に生息するケフサイソガニ

 

最後は干潟のゴミ拾いです。環境局 環境管理課 水環境保全グループから海洋プラスチックについてお話を聞いた後、手分けしてごみを拾いました。たくさんのプラスチックゴミが打ち上げられていて、短時間でしたが53袋ものゴミが集まりました。ゴミのほとんどはプラスチックです。

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集められたたくさんのゴミ

 

海洋プラスチックの主な原因は陸上からの流出です。こういった海岸の清掃活動の他、普段からプラスチック製品をできるだけ使わない、街中のゴミを拾うといったことが大事です。今、マイクロプラスチックは北極圏にまで及んでいて生態系にも影響を与えつつあります。

矢倉緑地公園の豊かな自然に触れ、プラスチック問題の深刻さを改めて感じました。

大阪市環境局環境管理部環境管理課水環境保全グループ 「矢倉緑地プラスチックごみゼロアクション」で水環境啓発事業を実施しました(令和6年3月27日)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2024年4月11日3:44 PM

【防災部】Let’s にしよど防災さんぽVol.4報告(4/6)

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

4/6(土)に、4回目のLet’s にしよど防災さんぽを開催しました。
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たださん作成のにしよど防災さんぽマップ

お天気にも恵まれ、桜もちょうど満開のお散歩日和。
防災士の多田さんの案内のもと、大和田、出来島地域を防災の視点からお散歩しました。
参加者は様々な年齢層の方11人。参加者は少なめでしたが、その分、密にお話を聞くことができました。
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桜吹雪の中、せっせと歩きました

大和田は地盤沈下により、海抜がマイナスとなっています。
そのため、ジェーン台風や第二室戸台風といった大型台風の際には数週間浸水しました。
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避難所になっている大和田小学校

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西日本最大が級の大阪マスジド。外国にルーツを持つ人々に対する防災対策が課題になっています。

 

大和田と出来島の間にはかつて大和田川がありました。
その名残である橋の親柱が大和田住吉神社に残っていたり、かつて神崎川と大和田川が合流する地点に大和田船溜まりや白天宮があります。かつて川が流れていた箇所は住宅地になっています。
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大和田住吉神社に残されている大和田川にかかっていた橋の親柱

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大和田船だまりと白天宮。かつて神崎川と大和田川の合流地点でした

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防潮鉄扉の電動化工事が行われています

最後に、西淀川を災害から守っている施設である出来島水門まで行きました。
神崎川から西島川が分岐してゆくところで、出来島水門は西島川への堰き止め用の水門になっています。また、生活通路として出来島と西島をつないでいます。
右側にあるのが神崎川の堤防。左奥が西島川の堤防。西島水門のおかげで、西島川の堤防は低くなっています。

右側にあるのが神崎川の堤防。左奥が西島川の堤防。西島水門のおかげで、西島川の堤防は低くなっています。

大和田、出来島の過去の歴史を知り、今の防災対策の経緯についてよく知ることができました。
街をよく知ることが防災に繋がっていくのではないかなと思っています。
(谷内)

淀協の新人研修に講師として招かれました(4/3)

4/3に淀川勤労者厚生協会の新入職員研修に講師として招かれました。
今年の参加者は32人。例年、「西淀川の公害の歴史と住み続けられるまちづくり」をテーマにしてお話してほしいとのことで、呼ばれています。
前半にはフォトランゲージやロールプレイのグループワークで公害について参加型で学んでもらった後、講義、公害患者さんのお話を聞いてもらいました。
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「フォトランゲージ西淀川公害」写真から様々なことを読み取ります

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「ロールプレイあなたの街で公害が起きたら」合意形成の難しさを学びます

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公害患者の岡崎久女さんにご自身のこと、環境に対する思いを語ってもらいました

 

参加者の皆さんからは「西淀川の公害の街であったというのを具体的に知ることができた」、「今は当たり前だと思っている環境は当たり前ではなく、誰かが声をあげ行動してくれたおかげだと学んだ」、「公害の被害にあわれた方の声に耳を傾け、架け橋をつくれる存在になりたい」といった感想をもらいました。
今回の研修が医療従事者のみなさんの心に残り、よりよい地域医療に活かされていくことを願います。
(谷内)
Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2024年4月8日2:10 PM
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