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» 2012 » 3月

~樹木を植えるように住まいを創ろう~Green Housing展スタート!

今日から22日(木)にあおぞらビル1階あおぞらイコバにて、環境住宅研究会Greenの展示会を開催します。模型やまちあるきの地図など展示予定です。
今日はその設営をしました。
みんなで頑張って、パネルや模型の配置を考え作業しました。
さまざまな障子の紙を破る体験や、模型の展示など、内容盛りだくさんです!
また明日3月17日にこれまでの活動の報告会を開催します。ゲストに実際にご自分で環境住宅を実践している松下岳生さんを呼び、ご自宅での緑化などの実践についてお話いただき、他にもGreenの活動報告ややパネルディスカッションなども行います。ぜひお越し下さい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
~樹木を植えるように住まいを創ろう~
Green Housing展&報告会
(2012年3月16日~22日)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
現在、『西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(Green)』では、「住まいと暮らし」の視点から環境再生を目指し、住民・事業者・行政・専門家たちと共に、住工混在地域での環境住宅づくりを目指す活動を進めています。
Greenの活動についてはこちら→ http://aozora.or.jp/archives/category/chiiki/green
今回、新たに「家を建てよう」「改修しようかな」と心のどこかで思っている人に、住宅を通じて環境について考えてもらったり、「環境住宅にチャレンジしよう」と思ってもらうために、『樹木を植えるように住まいを創ろう Green Housing展』を開催することにしました。本展では西淀川の住まい・環境の特徴を知るために行ったまち歩きや、西淀川の住宅環境を考えた環境住宅の提案などをパネルや模型で展示します。
3月17日にはGreen Housing報告セミナーを開催し、環境住宅に関する講演、Greenのこれまでの活動報告、パネルディスカッションを行いますので、こちらもぜひお越し下さい。
家を建てる予定がなくとも、住宅に興味関心のある方にも楽しんでいただける内容となっておりますので、みなさまのお越しをお待ちしています。
◆Green Housing展
日時:2012年3月16日(金)~3月22日(木)
10:00~17:00(16日のみ13:00~17:00)
場所:あおぞらビル1階あおぞらイコバ
住所:大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル
アクセス→ http://aozora.or.jp/accesscontact
◆報告会
日時:2012年3月17日(土)
14:00~17:00
場所:あおぞらビル3階グリーンルーム
アクセス→ http://aozora.or.jp/accesscontact
ゲスト:松下岳生さん
ランドスケープデザイナー、Rojiroom代表
神戸芸術工科大学 非常勤講師
環境デザイン事務所 素地(soji)
プログラム(予定):14:00~ 松下さん講演
『はじめてみよう グリーンハウジング~自分んちでの実践から~』
14:30~ Green活動報告
15:30~ パネルディスカッション
案内ブログ→ http://aozora.or.jp/archives/9048
■お問い合わせ
西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(Green)事務局
電話番号:06-6475-8885
メール:webmaster@aozora.or.jp
お気軽にお問い合わせ下さい。

今日から22日(木)にあおぞらビル1階あおぞらイコバにて、環境住宅研究会Greenの展示会を開催します。模型やまちあるきの地図など展示します。

今日はその設営をしました。みんなで頑張って、パネルや模型の配置を考え作業しました。

さまざまな障子の紙を破る体験や、模型の展示など、内容盛りだくさんです!

また明日3月17日にこれまでの活動の報告会を開催します。ゲストに実際にご自分で環境住宅を実践している松下岳生さんを呼び、ご自宅での緑化などの実践についてお話いただき、他にもGreenの活動報告ややパネルディスカッションなども行います。ぜひお越し下さい。

Green Housing展&報告会案内→http://aozora.or.jp/archives/9048

◆Green Housing展

日時:2012年3月16日(金)~3月22日(木)

10:00~17:00(16日のみ13:00~17:00)

場所:あおぞらビル1階あおぞらイコバ

住所:大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル

アクセス→ http://aozora.or.jp/accesscontact

◆報告会

日時:2012年3月17日(土)

14:00~17:00

場所:あおぞらビル3階グリーンルーム

アクセス→ http://aozora.or.jp/accesscontact

ゲスト:松下岳生さん
ランドスケープデザイナー、Rojiroom代表
神戸芸術工科大学 非常勤講師
環境デザイン事務所 素地(soji)

プログラム(予定):14:00~ 松下さん講演

『はじめてみよう グリーンハウジング~自分んちでの実践から~』

14:30~ Green活動報告

15:30~ パネルディスカッション

■お問い合わせ

西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(Green)事務局

電話番号:06-6475-8885

メール:webmaster@aozora.or.jp

お気軽にお問い合わせ下さい。

Filed under: 地域づくり | Green(環境住宅研究会) | あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2012/03/16(金) 05:47

もりもとまきのアーキビストの目 No.25

小さな街の、大きな被害
-西淀川と阪神・淡路大震災-

紹介資料:『小さな街の大きな被害 「西淀川の震災展」の記録』(「西淀川の震災展」を成功させる実行委員会、1997年) 

ecomuse

1995(平成7)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、西淀川にも大きな被害をもたらしました。

しかし西淀川の被害の存在は、神戸市や阪神間の壊滅的な被害に隠れ、マスコミにも取り上げられることはなく、忘れられた被災地、救援のエアポケットとなり、1月25日にようやく大阪市に災害復旧本部が設置されるなど、行政の対応も立ち遅れました。

そこで、地域住民やあおぞら財団、労働組合などが協力して、区内での被災状況や震災体験、救援の活動などを記録し、これからのまちづくりを考えるために、2年後の’97年1月17~19日の3日間、「西淀川の震災展」を開きました。冊子『小さな街の大きな被害 「西淀川の震災展」の記録』(「西淀川の震災展」を成功させる実行委員会、1997年)は、その内容をまとめたものです。数々の写真や震災体験の証言が掲載されており、西淀川の被害の大きさに驚かされます。

阪神・淡路大震災から17年が経ち、そして東日本大震災から1年。あの日を思い返す時、同時に、「自分にはまだ知らないことがある」と自覚することの大切さを教えられる一冊です。

『小さな街の大きな被害 「西淀川の震災展」の記録』は、エコミューズで閲覧可能です。また、1冊300円(税込)で販売しています。

さらに、震災展のようすの写真やコラムが、西淀川公害患者と家族の会創立40周年記念写真集『公害と闘い環境再生の夢を』30頁に掲載されています。ネット上でも閲覧できます(コチラ)。併せてご覧ください。

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

楽らく呼吸会 千北診療所

2012年3月15日(金)14:00-16:00 千北診療所

「ぜん息こんだん会」あらため、「楽らく呼吸会」となりました。
呼吸器疾患の患者さんの勉強や、新たしい救済制度の創出を求めて活動する会です。

千北診療所の会合には患者さん9名、呼吸リハビリを指導してくれる理学療法士2名、実習生1名、事務局1名の合計12名で行いました。
今回お目玉は「呼吸リハビリ
西淀病院PTの廣野先生と田中先生に指導してもらいました。
P1160943
口すぼめ呼吸や腹式呼吸について再び学びました。
P1160950
口すぼめ呼吸や腹式呼吸が呼吸器疾患の為に良い事は患者さんも知っているのですが
「日常生活でなかなかできひんのや~」と言うのが悩みです。
P1160958
息で紙が動くか、口すぼめ呼吸が出来ているかをチェックしました。
これが、息苦しい時にできるといいんですけどね。その為の訓練です。
それからは、トレーニングや柔軟体操をやりました。
P1160967
一人ひとりの呼吸の状態も確認してもらいました。
P1160971
理学療法士の先生方から「お一人お一人の呼吸が苦しい事は体を触ってよくわかった。本当は毎日リハビリを手助けしたいけれど、なかなか出来ないので、自宅で出来る範囲で進めてほしい。」と、リハビリの継続によって改善した事例を紹介して、日々のリハビリの継続の重要性をお話し下さいました。
最後に「呼吸は楽になりましたか?」との問いかけに「楽になった!!」と患者さんたちの嬉しい声。
日誌をつけて、リハビリを継続できるように体制を整えていきたいです。(林)
P1160973

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2012/03/15(木) 05:50

大経大 鎮魂・東日本大震災~キャンドルナイト~

3月11日、大阪経済大学の『鎮魂・東日本大震災~キャンドルナイト~』に参加しました。

地域の住民や学生など、100人が参加、震災発生の午後2時46分の黙とうの後、第一部、遠州尋美・経済学部教授が「東日本大震災と防災・減災のまちづくり」と題して基調講演をしました。
コピー ~ P1160841
仙台出身の遠州先生は、震災直後、被災地に入り地域の団体と一緒に調査・提案活動を行っています。
「災害への備えで一番大切なのは命を守り、再出発を保証すること」とまとめていました。

第二部は『学生ボランティア活動報告』です。
ボランティア論担当の原田多美子経済学部客員教授の後、実際に被災地にボランティアへ行った学生たちが活動報告をしました。
学生の発表から、震災被災地でのボランティアを通じた学生たちの成長がわかり、とても心強く感じました。
コピー ~ P1160847

第三部は災害時の食事体験。
非常時の食事づくりの工夫などについての学生発表の後、おにぎり、カンパン、保存用飲料水等が配られ試食です。
コピー ~ P1160854
初めてアルファ米を食べましたが、美味しかったです。
ただ、今回の震災で、「おかず」の不足が報道されていましたが、毎日毎日、同じ食事が続くのはやはり辛いのだと思います。

第四部、いよいよキャンドルナイトです。
あおぞら財団に保管してある廃油キャンドルを、お貸ししました。
150個の廃油キャンドルで『3.11 大経大』と書いたそうです。
コピー ~ P1160856
この企画は、大経大の学生がボランティアで運営にかかわっています。
あおぞら財団でボランティア論の実習を受けた学生もいました。
司会や運営をスムーズにこなしており、とてもうれしく思いました。

震災から1年。
被災者支援や今後の震災対策、原発問題等、問題は山積みですが、こうして集まり真剣に考える場を持つことの大切さを、参加して感じました。

(小平)

もりもとまきのアーキビストの目 No.24

「全国公害患者の会連合会」の結成
-全国の仲間と一丸になって-

紹介資料:全国公害患者の会連合会代議員証(西淀川公害患者と家族の会資料、No.4375)

 1981(昭和56)年5月17日、「全国公害患者の会連合会」(以下「連合会」)の結成大会が、大阪市立西九条小学校で開かれました。西淀川公害患者と家族の会からは代議員として12名が参加しました。今回紹介する資料は、その際の「代議員証」です(西淀川公害患者と家族の会資料、No.4375、約18cm×13cm)。

西淀川公害患者と家族の会No.4375

連合会の前身は、1973(昭和48)年11月23日に発足した「全国公害患者の会連絡会」(以下「連絡会」)です。連絡会は、同年10月に成立し、翌年9月に実施されることになった「公害健康被害補償法」の政令の作成に対して、患者たちの要求を交渉・請願するために結成され、「公害健康被害補償法にもとづく政令制定にあたっての請願」を提出するなど(1973/12/10)、補償法の内容の改善に取り組みました。その後、財界による「まき返し」(公害指定地域の解除・窒素酸化物の環境基準緩和の要求)が活発化すると、それに反対する運動に奮闘しました。連絡会は、各地の公害患者相互の理解を深めながら、団結し、全国的な公害反対運動を展開したのです。

しかし、財界によるまき返しはますます強まり、連絡会は、反対運動をより一層推し進めるため、会を「全国公害患者の会連合会」に発展させました。連合会は、独自の財政と規約を持ち、全国の患者会代表による執行体制を整え、専従の事務局長を置くなど、組織の強化が図られました。連合会はその後より一層、公害反対・被害者救済の全国的運動の中心的役割を担っていきます。

結成大会のようすの写真、また、連合会結成の経緯についてのコラムが、西淀川公害患者と家族の会創立40周年記念写真集『公害と闘い環境再生の夢を』14頁に掲載されています。ネット上でも閲覧できます(コチラ)。併せてご覧ください。

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

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