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» 2013 » 11月

親子で楽しむ淀川のハゼ釣り 写真展 はじまりました

『親子で楽しむ淀川のハゼ釣り 写真展』
2013年11月21日(木)~2014年1月23日(木)(予定)まで
場所:大阪市立西淀川図書館

写真家 藤井克己さんが撮影した、淀川 花川地区(西淀川区)の干潟での、ハゼ釣り大会の情景です。

展示写真を1部紹介します。

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今年のハゼ釣り大会から。
大物チヌを釣り上げた男の子。カメラではなくチヌに注がれる目線が可愛いですね。

 

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こちらは昨年度のハゼ釣り大会の様子。
お父さんの竿に家族みんなが期待する様子が、背中を通じて伝わります。梅田の高層ビルとの対比が素敵ですね。この写真はある写真展での入賞作品だそうです。

 *藤井さんのHP 『ふーちゃんの写真室

ぜひ皆さん見に来て下さい。1枚1枚に物語性があって素敵な写真が並んでいます。

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『にしよど 環境・まちづくり情報コーナー』として、あおぞら財団による企画展です。

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■お知らせ 西淀川・親子ハゼ釣り大会に参加された方で藤井さんの写真が欲しい方はあおぞら財団にご連絡下さい。

(小平)

Filed under: 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ | イベント案内 | 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2013/11/21(木) 08:05

11/16「第15回 みんなの広場」にて、防災アンケート報告、地域劇の発表を聞いてきました。

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11月16日(土)に明石市立藤江小学校にて開催された第15回みんなの広場に参加してきました。

同地域は、昨年度から災害時の要援護者支援の取り組みについて協力いただいています。

■第15回 みんなの広場
■日時 2013年11月16日(土) 13:30~15:30
■場所 藤江小学校体育館(明石市)
■主催 望海地区在宅サービスゾーン協議会・明石市地域福祉推進市民会議
<プログラム>
①パネルディスカッション~要援護者からの声~
②アンケート報告~災害が起こった時、あなたに何ができますか?~
③地域劇~「わたしにもあなたにもあります、いざの時のかくれた力」~
④作業所作品展示・販売/「まちの保健室」同時開催
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パネルディスカッションでは、国立明石工業高等専門学校の大塚毅彦教授をパネラーに、視覚障がい者の守屋さん、肢体不自由者の福富さんご本人とお母様が登壇し、災害時にどういったことで困るのか、など具体的なお話がありました。
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まず、守屋さんからは、次のような心配事が出されました。
・視覚に障がいがあると生活情報の8割が入ってこないと言われている。
・自分が全盲であることを周りの人にどうやって知ってもらうか。
・避難所の中で方向感覚や、どこにいるかがわからない。
・トイレの使い方がわからない。
・食事や物資の配給時間が文字で書いてあってもわからない。たとえ放送があっても、たくさんの人がいるところで、いろんな音がする中だと、聞こえにくい。

そこで、守屋さんがご自身でやっておられることや、周りの人への要望は次のようなものです。
・「目が不自由です。手を貸してください」と書かれたベストや、「Help 手をかしてください」と書かれた黄色の小旗をかばんに入れており、いざというとき周りの人に自分が視覚障がい者であることを伝えられるようにしている。
・避難所での情報は個人的に伝えてほしい。
・食事や物資の配給は直接手渡してほしい。
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次に、福富さんのお母さんは、肢体不自由児者父母の会のメンバーからも心配事をあらかじめ聞いて、その内容も含めて発表しました。
・普段は自動車で移動することが多いが、災害時はガソリンや電気が使えないので、自動車や電動車いすで移動ができない。そこで、先日避難所までの道のりを娘の車椅子を押して歩いてみた。傾斜や交通量が少ないところを選ぶと、遠回りになるが、行きにくい所など、いろいろわかることがあった。
・避難所では薬や衛生用品、医師、看護師の体制が心配。
・寝たきりの人には広めのスペースが必要。床は固いのでマットやクッションが必要。歩く人のホコリ、振動、視線が気になる。
・通路の幅が十分に必要。
・簡易トイレやおむつ交換の場所があるのかどうか。
・支援物質の配達があるかどうか。
・障がい者の中には、大きな声を出す人もいるので、周りに気をつかう。
・普通食が食べられない人がいるので、簡易のキッチンがあるといい。
・予備の車椅子、空気入れが必要。
・自宅以外で暮らせない人は、どうしたらいいのか。

大塚先生からは、「自助」と「共助」があり、自分でできること、地域に対してしてほしいことは何ですか?という問いかけがありました。

守屋さんからは、「自分でできることは、自分でやろうとこころがけている。時間がかかっても一人で好きなところに移動できることは、「生きている」という感じがある。なので、音声で方角を知らせてくれる電子コンパスを使うなど、工夫している。また、自治会の会合などには積極的に参加して、普段から周りの人と接触するようにしている」といった発言がありました。

福富さんからは「自分たちはどうしても車での移動ばかりなので、周りとの接触があまりない。やっていることとしては、娘は小学校3年生のときから習字を習いにいっている。そのことで周りに存在をわかってもらっている。近所づきあいがあまりできていないのは、反省です」ということでした。

最後に大塚先生は「普段の生活でのつきあいが、何かあった時の助け合いにつながる。いろんな障がいのある人が情報交流していくことは大事。今日のこの場もその機会になった」と述べました。

続いて、アンケート報告~災害が起こった時、あなたに何ができますか?~がありました。
「災害が起こった時、あなたに何かできることはないですか?」をテーマにおこなわれたアンケートです(回答者:332名)。会場への質問も間にはさみながら報告がおこなわれました。「自分には手伝えることがない」と思っていた人でも、「折り紙ができますか?」「歌を歌うことが好きですか?」「車いすを押したことがありますか?」など、一つ一つ具体的な支援内容を聞くと「私にもできる」という気持ちになり、どの人も、何らかの支援をおこなえることがわかりました。

そして、お待ちかねの地域劇。「わたしにもあなたにもあります、いざの時のかくれた力」と題した、防災をテーマにした地域劇です。
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海に近い風光明媚な明石の藤江地区。高齢化が進む地域での防災訓練の様子、大洪水がおこったときの救出、電気や食料の無いなかでの避難所での知恵と工夫がおりこまれた地域劇でした。最後は歌って、踊って、元気を出そう!というフィナーレで盛り上がりました。

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舞台に出演する側も見ている側も、みんなが防災のことを強く意識できる取り組みでした。

今年度も、藤江を含む望海地区と連携して、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を進めています。

「明石市望海地区 第1回 災害時要援護者支援セミナー」を開催しました

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。
■あおぞら財団のこれまでの取り組み
あおぞら財団HP>ブログ>災害時の援護者教育プログラム

記録・鎗山

あおぞら野菜市 開催しました(11/20)

11月20日(水)あおぞらイコバにてあおぞら野菜市を開催しました。
カフェスロー大阪さん、みやこ菜園さん、楽成体さんが出店。
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本日のランチ「slow親子丼」は完売!
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外は少し寒くなってきたにもかかわらず、親子連れなどで、ワイワイにぎやかな野菜市でした。
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次回は12月18日(水)11:00~13:30です。
場所=あおぞらイコバ
お楽しみに!

鎗山(あおぞら財団スタッフ)

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2013/11/20(水) 06:55

【連載】タンデム自転車体験記「初めての海外旅行 台湾サイクリングに参加して」その2 出発までの苦労と不安 阿佐 和幸

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

【連載】タンデム自転車体験記
「初めての海外旅行 台湾サイクリングに参加して」
阿佐 和幸

その2 出発までの苦労と不安

5月になり旅行の日程とだいたいの旅費が伝えられた。8月22日から26日までの4泊5日間で、飛行機は「ジェットスター」と言う今流行りのLCCを使うとのこと。航空運賃がだいたい3万円。宿泊やその他の費用を含めるとだいたい9万円くらいとのことだった。さすが、LCCだけあって、航空運賃は想ったよりも安いのだなあと感じた。

障害者割引を使わずに、大阪から東京を新幹線で往復するのとほとんど変わらないくらいと言うことに、安さを実感した。

初めての海外旅行と言うことで、やらなければならないこともそれなりにある。まずは、なんと言ってもパスポートを取得しなければならない。今やパスポートを取得することは一般的にはそんなに難しいことではない。また、台湾への観光旅行であれば、今はビザもいらないし、特別な予防接種を受ける必要も無い。
沖縄に行くのとほぼ同じ感覚で、行くことができるのである。
しかし、私の場合はそういう訳にはいかなかった。

友人などにパスポート取得について聞いたところ、
「職員に代筆を頼むのは難しい。名前のサインは自分で書かないといけない。」や、
「いやいや、代筆もサインも職員がやってくれる。」などなど、視覚障害者への対応がしっかりと規定されていないようであった。
しかし、今の時代ほとんどの公的書類については、職員が代筆してくれるので、パスポートもたぶん大丈夫だろうという安易な考えがよぎった。

そして、市役所で必要な書類を揃えて、いざ谷町4丁目にある大阪府パスポートセンターへ出向いた。事情を伝え、職員の代筆が可能かどうか、問い合わせた結果、答えは無情なものであった。
・ 職員いわく、「パスポート取得に必要な内容を、職員が本人に替わって、記入することは、外務省の通達により禁止されている。パスポートは極めて重要な本人確認書類なので、偽造があってはならない。そういうことから職員が、記入することは何があっても絶対に行うことはできない。」
・私いわく、「過去には視覚障害者に対して、代筆したことがあると数人の視覚障害者にも確認を取ったので、それらの例も調べて何とか代筆してほしい。」
・職員いわく、「もし過去にそういうことがあったとすれば、その職員は重い処分を受けないといけない。とにかく絶対に記入できない。家族か旅行に行く付き添い者に書いてもらいなさい。」
・私いわく、「家族は高齢で、アルファベットや小さな文字を書くのが難しい。旅行に行く人はいつ会えるか分らない。もし、なにも関係ない隣の人や私の友人が書いても良いのか?」
・職員いわく、「本来は好ましくないが、隣の人を付き添いとして正しく書類に記入されていれば、その人が旅行への付き添いと言うことを認めざるを得ないので発行できるだろう。」
と言うようなやりとりを40分くらい行った。そして、もうこうなると私の言い分を通すには、障害者差別についての不服申し立てをするか、裁判でもやらないとどうにもならないだろうと思い、誰かに書いてもらうこととして、重い足取りで帰宅した。 家族が書くのもやはり不安があると言うことだったので、近々Oさんに会う機会があるので申し訳ないが書いてもらうこととした。そして、5月の中頃に無事にOさんと会うことができ、書いていただいた。再びパスポートセンターに出向いたが、「書類に不備がある。申し訳ないが、もう一度同じ人に書き直してもらう必要がある。書き方を示した例を付箋に貼っておくので、それを見ながら書いてもらってください。」と言うことで受理されなかった。
仕方が無いので、大変申し訳ないなあと想いながらOさんにそのことについて連絡したところ、私の家の近くまで来ていただけることとなった。後日Oさんと再び会い、書類を書いていただいた。

3回目のパスポートセンター訪問でやっと書類が受理された。
職員いわく、「最初から付き添いの方と来ていただければ、こちらもいろいろと説明できましたし、そちらにも手間を取らすことも無かったのですけどね。」などと言われた。ここまで代筆について厳格に断られるとは想像もできなかった。

そして、約1ヶ月かかり、4回目の訪問でやっと10年有効のパスポートを手にすることができた。
ようやく軽い足取りで帰宅した。Oさん、旅行に行く前からいろいろとお手数をおかけして申し訳ありませんでした。

それにしても、せめて余分な2回分のセンターへの往復の交通費くらい返してもらいたい気分であった。

そして、いよいよ8月となった。外は連日の猛暑である。台湾もたぶん猛暑だろうと想うので、果たしてそんなに暑い中、サイクリングなんてやって体がどうかならないか心配になってきた。しかも外国である。日本と違い自由に水は飲めないらしい。

☆サイクリング中に喉が渇いたらどうしたら良いのだろうか?
☆食事の時はなにも飲まずに食事をしないといけないのだろうか?
☆風呂から出て喉が渇いたらどうしたらよいのだろうか?
などなど、海外経験者にとってはなんと言うことも無いことかも知れないが、私にとってはすごく心配になってきた。
しかも、8月になっても詳しい旅行の日程や宿泊するホテルなども分らない状況だった。
また、職場の友人いわく、「旅行の主催者が冒険家のような方と言うことは、一般人にとっては相当に無理な日程かも知れないぞ。それなりに覚悟して行かないとしんどいかも。」などと、半分冗談だろうが脅かされた。

そうこうしているうちに、8月の15日となり、Oさんに会う機会を得た。そこで詳しい日程を聞いて、これまた不安になった。

・台湾も猛暑で39℃になったこともある。
・サイクリングは3日間で、23日は約45km。
・24日と25日は約60km。24日は坂も多いので、当初全日程男性のパイロットとしていたが、その日は女性のパイロットに変更する。

数字を聞いて、これまた驚いた。今まで1日にタンデムで走った距離は最高でも15kmくらいである。しかし、今度は連日猛暑の中を経験したこともない私にとっては、とてつもない長い距離を走らないといけないようである。
本当に体が持つのか今度は真剣に不安が募るようになってきた。しかし、このチャンスを逃せばいったいいつ海外に行けるか分らない。もし、しんどくなれば、そのときは何とかなると信じよう。

とにかく、どういうことになるのか解らないが、あんなに苦労してパスポートを取ったのだし、行くことに意義があると信じて行ってみよう。と、いう決意を新たに近くの旅行会社で旅行保険を申し込み、出発を待つこととした。

ところが、出発の前日、台湾には台風が接近している。これからいったいどういうことが待ち構えているのか、期待と不安とが入り乱れる中、8月22日のものすごく暑い出発の朝を迎えることとなった。

・・・次号に続く

その1 旅行に行くことを決心するまで

寄稿者:阿佐和幸(大阪でタンデム自転車を楽しむ会会員/視覚障がい者)
「ウィズ東淀川のブログ」より転載(掲載日:2013年11月19日)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2013/11/19(火) 08:56

すみれ小学校でタンデム自転車の体験会を開催しました(11/16)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

日時=2013年11月16日(土)13:00~14:00
場所=すみれ小学校体育館(大阪市城東区)
主催=菫地域活動協議会
協力=大阪でタンデム自転車を楽しむ会
乗車人数=約100人
自転車=タンデム自転車3台、ハンドサイクル1台、車いす取り付けタイプ1台

大阪市城東区のすみれ地区アクションプラン行事として「ふれあいタンデム自転車試乗会」がありましたので、大阪でタンデム自転車を楽しむ会から自転車の貸し出しとパイロット(前に乗る人)ボランティアの協力をおこないました。

タンデム自転車は子どもたちに大人気でした。
一度乗った子供も次のに乗るため順番待ちをして、ハンドサイクルや、車いす取り付けタイプに挑戦していました。
自転車に乗ったことがないひともいました。ゆっくりのスピードでしたが安全に楽しめたと思います。
次は体育館ではなく校庭でおもいっきり走らせてあげたいと地域の方もおっしゃっていました。

(写真)子ども達がタンデム自転車にのるために長い列を作って待ちます

(写真)子ども達がタンデム自転車にのるために長い列を作って待ちます

(写真)車椅子取付タイプの自転車に挑戦 おとなががんばって漕いでいます

(写真)車椅子取付タイプの自転車に挑戦 おとなががんばって漕いでいます

(写真)タンデム自転車に挑戦する介助者 バランスが難しい

(写真)タンデム自転車に挑戦する介助者 バランスが難しい

(写真)最後にスタッフの集合写真

(写真)最後にスタッフの集合写真

記・下田佑樹

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2013/11/19(火) 06:30
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