あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

» 2023 » 9月

楽らく呼吸会「栄養について」を開催(9/8)

9月8日(金)に楽らく呼吸会を開催しました。
西淀病院の管理栄養士の村田敬也さんを講師に「栄養について」をみんなで学びました。参加者は全部で9人でした(スタッフ2人、講師1人含む)

DSC_7718

まずは、慢性閉そく性肺疾患(COPD)についてのおさらい。肺の役目や、COPDが体や心にもたらす影響について学びました。日本のCOPD患者さんは、栄養障害が起きて、やせ型が多いそうです。
栄養については、「ふつう体型をめざしましょう」ということで、参加者それぞれ、自分自身の体格を知るために、自分の「BMI」を計算しました。BMIとは、簡単な計算で痩せや肥満を知ることができる指標です。

あなたのBMI=あなたの体重(kg)÷あなたの身長(m)÷あなたの身長(m)

※身長で2回割ります。

18.5未満 痩せ
18.5~25未満 ふつう
25以上 肥満
ふつうの体型をめざすための、食事療法として、ポイントをいくつか教わりました。

①1日3食、食べる
②栄養バランスも大切
③水分補給も忘れずに
④健やかな食生活を

DSC_7719
自家製スポーツ飲料を作っています。

水分補給に関して、自家製スポーツ飲料の作り方を習いました。
実際に、講師の先生が作ってくださり、試飲しました。
市販のものは糖分が多いですが、自家製なら糖分を控えめにしながら水分吸収効率を考慮した飲料を作ることができます。

すっきりした飲み心地でした!

そのほか、ストレスの悪影響や、免疫力の高め方などを学び、最後は、呼吸リハビリ体操をして、終わりました。

やはり、自分の体型や健康状態、食事についてこのように見直す機会をもつことは大切ですね。

記・鎗山(あおぞら財団スタッフ)
――――

あおぞら財団では、ぜん息やCOPDを抱えながら苦しむ患者さん同士が日頃の病気の悩みを交流したり、勉強会で学びながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、楽らく呼吸会を開催しています。

次回は11/10に開催します。
日時=11/10(金)13:30~15:00
内容=呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定
会場=グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)
講師=西淀病院 理学療法士または作業療法士

日程  テーマ  場所  講師
 第74回 5/12(金)13:30~15:00(実施済) みんなで歩こう 矢倉公園  矢倉公園  ー
 第75回 7/14(金)13:30~15:00(実施済み) 自己管理、呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)オンライン  びわこリハビリテーション専門職大学 教授 千住秀明先生
 第76回  9/8(金)13:30~15:00(実施済み)  栄養について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 管理栄養士
 第77回  11/10(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第78回  2024年1/19(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ―
 第79回 2024年3/8(金)13:30~15:00  薬について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) ファルマプラン 薬剤師

※新型コロナウイルスの感染状況や都合により変更になることがあります。

【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【申し込み方法】申し込み不要。グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。

2023年度楽らく呼吸会ポスター

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2023/09/13(水) 02:51

龍谷大学政策学部清水ゼミ 2年生研修の受入れ(9/4)

2023年9月4日、龍谷大学政策学部清水ゼミの2年生が研修に訪れました。同学部のゼミ活動は2年生後期から始まります。これからゼミ活動の一環で関わっていく西淀川のまちを巡った後、公害の歴史や地域再生の取り組みを学びました。

まずは今回訪れるスポットを地図上で確認した後、タンデム自転車に乗って出発しました。大野川緑陰道路は自動車が来ないので、タンデム自転車に慣れるにはぴったりです。

タンデム自転車

タンデム自転車の乗り方を教わります

水防碑

大野川緑陰道路の水防碑

淀川河口と工業地帯

緑陰道路の終着点から淀川河口と工業地帯を望む

散策を進めたのち、姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェを訪れランチをいただきました。料理も美味しく居心地も良く、のんびり和やかな時間が流れていました。

振り返りの風景

タンデム自転車で見て回った場所の歴史を振り返ります

献立の説明

ランチの献立を説明いただきました

あおぞらビルに戻った後は、西淀川公害の歴史やあおぞら財団の活動についての講義を受けました。最後に、タンデム自転車に乗ったペア同士でお互いの感想を聞き合う、という形式で振り返りを行いました。自分の感想を述べるだけでなく、対話を通して相手の意見や考えを聞き出す(または相手に伝わるように話す)ということの練習になりました。

今回の研修は参加してくださった2年生たちにとって、今後の学びにつながる体験になったのではないでしょうか。ゼミの先輩たち(現3年生)は、公害患者さんへのインタビューや地域イベントでの聞き取り調査など、対話を通した地域活動を行ってきました。今年度はどのような活動が行われていくのか楽しみです。

感想を聞き出す

ペアの感想を聞き出すワーク

集合写真

これからもよろしくお願いします!

 (あおぞら財団アルバイト・小松)


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

大阪同企連啓発研究会チームA研修の受入れ(8/31)

2023年8月31日、大阪同企連啓発研究会チームAのメンバー8名が研修にお越しくださりました。チームの皆さんは以前に水俣と四日市を訪問されており、今回は地元大阪での公害の実態を学びに来られました。

最初にこれから巡るエリアの概要を解説した後、2人1組でタンデム自転車に乗って西淀川のまちを散策しました。

大野川緑陰道路の解説

あおぞらビルの横を通る大野川緑陰道路の歴史を解説

タンデム自転車

タンデム自転車に乗って出発!

ものすごく暑い日でしたので、飲み物や塩分タブレットを補給しつつ、休憩を多めに取りながらまちを巡りました。

大野川緑陰道路コミュニティ広場

大野川緑陰道路コミュニティ広場

国道43号と大気汚染対策について

国道43号と大気汚染対策について解説

記念撮影

あおぞら苑にある石碑の前で記念撮影

あおぞらビルに戻った後、スライドショーで西淀川公害の歴史の解説が行われました。

その後は、西淀川公害患者と家族の会から上田さんと岡崎さんに登壇いただき、ぜんそくの症状だけに留まらない公害被害による生き辛さや、大気汚染の状況や公害訴訟について、当時の実体験を語っていただきました。

特に「公害患者さんたちが健康被害の回復だけでなく地域の再生を目指した」という点や、「加害企業側に聞く耳を持った方がいてくれたことが、和解につながっていく上で重要だった」という点などについて、多くの質問やコメントが飛び交っていました。

西淀川公害の解説

西淀川公害の解説

上田さんと岡崎さん

上田さんと岡崎さんからのお話

最後はエコミューズを見学した後、ふりかえりを行って終了となりました。時間が足りないほどに盛り上がる、熱い研修でした。

エコミューズ

エコミューズで資料を閲覧

 (あおぞら財団アルバイト・小松)


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

9/13(水)はあおぞら市です

9/13のあおぞら市は

富士製ぱん工場のパンの販売、

谷口ファームさんのオーガニック野菜の販売、

楽成体さんの出張マッサージ

Gran…さんのヘッドスパなどがあります。

皆様のお越しをお待ちしております^^

 

・・・・・・・・・・・

日 時=2023年9月13日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス http://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

◎9/13の出店予定

■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な
南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるんです

IMG_5515

IMG_7408

 

 

 

■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

IMG_6861

IMG_7406

 

 

 

■足つぼマッサージ楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

IMG_7001

IMG_8596

 

 

 

■Gran…

ドライヘッドスパ10分1000円 15分1500円

リラクゼーション、眼精疲労に。

IMG_7409

 

 

 

今後の予定

<2023年>9/27、10/11、10/25

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース

500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。http://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2023/09/12(火) 05:38

ご寄附への感謝・ご報告とお願い

日ごろより、あおぞら財団の活動にご支援とご協力を賜りありがとうございます。昨年(2022年)度は、あおぞら財団活動全般へのご寄附、および資料館や国際翻訳基金への寄附等、誠にありがとうございました。

 

2022年度寄附金のご報告
2022年度は40,795,012円の事業活動収入のうち、寄附金収入は1,073,967円でした。寄附金収入の主な内訳は、当財団の活動全般に対する一般寄附が1,046,967円、使途を指定いただいた寄附としては、資料館事業に12,300円、国際翻訳事業に13,000円でした。いずれも当財団の活動に有効に活用させていただきます。ありがとうございました。
しかしながら、2022年度の収支差額はかなり改善したものの、基金を取り崩しながら運営をしている状況です。引き続きご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

寄附 研修写真

大学のゼミの研修受入のようす

寄附金の活用
あおぞら財団の活動の中には、自主財源で行っているものがたくさんあり、みなさまからの寄附は主にはそうした自主財源による活動にあてています。2022年度は、みてアート(御幣島芸術祭)の開催、西淀川公害を学ぶフィールドワークの研修受入、西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)の運営、西淀川公害がわかる資料集の作成業務、機関紙「りべら」発行・送付などの広報業務に寄附金を使いながら、実施することができました。

2023年 公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
理事長 村松 昭夫/名誉理事長・顧問 森脇 君雄

連絡先: 公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
http://www.aozora.or.jp/    webmaster@aozora.or.jp

 

 

当財団への寄附金及び会費には、

 所得税・相続税・法人税において優遇措置があります
 詳しくはコチラ⇒http://aozora.or.jp/aboutkifu

 

 

 

■寄附サイトを使って、クレジットカード決済可

画面cliple20220726155050

 

 

 オンライン寄附サイトGive One(ギブワン) なら
 クレジットカード決済・ペイジーをお選びいただけます。
 https://giveone.net/「あおぞら財団」で検索してください。

 

Give One(ギブワン)以外でも、もちろんOK. 
あおぞら財団への直接の振込、持参 大歓迎です。

寄附の種類は、次のいずれかお選びください。

□一般寄附 (財団の活動全般への寄附)
□公害の資料を残すためにーハモン基金
□公害の経験を世界へーあおぞら国際翻訳基金

 

 

■寄附の方法

「寄附申込書」(下記)に必要事項を記入の上、あおぞら財団までメール、FAX、郵送いずれかで申し込みをお願いします。

●振込みによる寄附
<郵便振替口座>口座記号番号 00960-9-124893 加入者名 あおぞら財団
<ゆうちょ銀行>金融コード:9 9 0 0/店番:0 9 9/預 金 種目:当座/店名:0九九店/番号:0124893
名義:あおぞら財団

<銀行>三菱UFJ銀行 歌島橋支店(006) 普通預金 3728858
(公財)公害地域再生センター ザイ)コウガイチイキサイセイセンター
●直接お越しいただいても結構です。
●寄付者のお名前は機関誌やホームページ等で公表させていただきます。ご都合の悪い方は事前にその旨、お知らせください。

寄附申込書
http://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2012/05/kifumoushikomi220801.pdf
 

■あおぞら財団への寄附、会費には税制上の優遇措置があります

詳しくはこちらをご覧ください
http://aozora.or.jp/aboutkifu/seiseiyugusoti
 

引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

2023年 公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)

理事長 村松 昭夫/名誉理事長 森脇 君雄

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 事務局 | 事務局より | 全体 — aozorafoundation 公開日 2023/09/06(水) 03:23
« 次のページ前のページ »