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» 2013 » 9月

あおぞら野菜市は9月18日(水)です

今月のあおぞら野菜市は、9月18日(水)です。
カフェスロー大阪のランチメニューは「鶏ジャージャーの3色野菜丼」です!
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野菜は茄子、人参、ピーマンの予定です。

ランチは予約優先ですので、ぜひ、ご予約を。
P1310774
――――――――――――――――――――-
あおぞら野菜市
日 時=2013年9月18日(水)11:00~13:30
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1F)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセスhttp://aozora.or.jp/accesscontact
★出店
■カフェスロー大阪(CAFE SLOW OSAKA)
ランチ、有機野菜、各種ドリンクなど
大阪・十三にあるオーガニックカフェ併設のレンタルスペースです。
「知るきっかけの場づくり」をモットーにスローな情報発信基地として活動しています。カフェ部門のコンセプトは、「オーガニック」「スローフード」「フェアトレード」。
http://www.cafeslow-osaka.com/
■みやこ菜園
綾部で収穫したとれたてのお野菜をご用意します。
■あおぞら財団
【被災地支援商品】
魚の缶詰(岩手県釜石)250円/個
※売上の一部はあおぞら財団による被災地への支援金にあてさせていただきます。
詳しくはコチラhttp://aozora.or.jp/aboutkifu/tokuteikifu
★特別サービス
お野菜をお買い上げいただくと、希望者には「足もみ」サービスがあります。
この機会にぜひ、おためしください。
※商品は変更になることがございます。
前回のようす http://aozora.or.jp/archives/16528
■お問い合わせ・予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2013/09/17(火) 02:29

かわいい看板ができました(あおぞら財団ボランティアの日)

毎月第一金曜日はあおぞら財団ボランティアの日。

9月6日は、宮本由貴さんが参加してくれました。宮本さん、いつもありがとうございます。

学校の先生をされていたこともある宮本さん。

これからイベント等で使う「廃油キャンドルづくり」の看板をお願いしたところ…

DSC_5418

素敵な看板をつくってくださいました。

長く使っていきたいと思います。
どうもありがとうございました。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 事務局 | ボランティア — aozorafoundation 公開日 2013/09/12(木) 04:49

サギ勢ぞろい(9/7矢倉干潟定例探鳥会)

6~8月の夏の間は休みだった、矢倉海岸定例探鳥会。
9月7日(土)、再び始まりました。

この日は雨も上がり、暑さも落ち着き、とても歩きやすい気候です。

エノキ

大野川緑陰道路ではエノキの実がおちていました。
とても小さな実で、果実も少なく食べるのはスズメくらいとか。
これから実りの秋を迎えますが、草の実、木の実、それぞれにどんな鳥が集まるのが、バードウォッチングのポイントだそうです。

今回の見どころは、福の船だまりにサギ大集合。
もちろん、野鳥のサギです。悪い輩のことではありません。
船だまり
福の船溜りにある、廃船(?)の上に集まっています。この写真の中にどんなサギの仲間がいるか、わかりますか。

クロサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギ、ササゴイ,アオサギ、がいます。

ゴイサギ
ゴイサギ

ダイサギ
コピー ~ DSC_5438
ダイサギは「ダイサギ」という「種」より更に細かい「チュウダイサギ」「ダイサギ」の亜種に分けられるそうです。
チュウダイサギは夏鳥(夏に日本で繁殖して冬は南方へ渡る)で、ダイサギは冬鳥(北方で繁殖し冬に日本で越冬する)。野外で正確に見分けるのは難しいそうで、見れた時期で判断するとのことです。
その名の通り、体長90cmの日本最大級のサギ(アオサギよりは若干小さいそうです)。
じっと水面をにらみ、餌をねらっています。ダイサギは待ちの漁。

コサギ
コサギ
なんだかくたっとしています。
コサギは歩きまわり餌をおいかけ漁をします。
しゃがみこみじっとしているなんて、珍しいです。

写真はうまく取れなかったのですが、今日はクロサギも見られました。クロサギはここでは珍しいサギ。
クロサギは、足の色が黄緑色なのが特徴。日本野鳥の会大阪支部の杉本さんが矢倉海岸定例探鳥会を担当するようになってから、矢倉で初めてみたとか。
クロサギという名前ですが、黒色型と白色型がいて、今回みられたのは白色型の方でした。

DSC_5422

ちなみに鳥の写真は、スコープの覗き穴(レンズ)にカメラのレンズをつけて撮影します。

鉄塔


淀川鉄塔のまわりに、猛禽類のミサゴ三羽を確認。
ミサゴ
ちなみに左側鉄塔のトゲトゲは、野鳥が巣をつくらないようにするためだそうです。

カラスとミサゴがとびまわっている姿も見られました。
ミサゴとカラスは、競合することはないのですが、若いカラスはそれが分からず、ミサゴを追い出しにかかるとか。年をとったカラスになると、ミサゴと一緒に並んで留まっている姿も見られるそうです。
カラスも学習するのですね。

淀川河口にはうなぎとりの仕掛けが増えていました。
うなぎ漁
今、注目を浴びる淀川産うなぎ。一度、食べてみたいものです。
大阪市漁協「淀川天然うなぎ」HPはコチラ
天然うなぎを狙っているのは、人間だけではありません。カワウもです。

カワウ
以前、矢倉海岸定例探鳥会でも、カワウがうなぎを捕まえ食べる姿が目撃されています。
コチラ

カワウは水にもぐり漁をします。ぬれた羽を広げて乾かしていました。
矢倉でよくみられる光景です。

また、今月の探鳥会は、フィールドに感謝をこめてゴミ拾いをしました。
矢倉緑地公園で大きなゴミ袋1袋分のゴミを集めました。

本日、観察した野鳥の種類は18種類。
カルガモ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、クロサギ。

次回は10月5日(土) 9時30分~12時30分 
集合:阪神なんば線福駅
解散:矢倉緑地公園

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
※大阪支部長ブログはコチラ
(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2013/09/10(火) 07:53

おもろいわ西淀川 facebookページ始動!

西淀川のおもしろいところを紹介するおもろいわ西淀川

西淀川区にあるおもろい場所を見つけるべく、
あおぞら財団のインターン生が取材に出かけ、記事にしてくれました。

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発見したさまざまなおもろい場所は、facebook内のおもろいわ西淀川のページにアップしております。

おもろいわ西淀川FB

これから随時、記事をアップしていきますので、facebookアカウントお持ちの方はおもろいわ西淀川のページのページに是非、いいね!をお願いします。

みなさんも、西淀川区のおもろい場所発見されたらどしどし投稿してくださいね。
(水田)

京都精華大学 環境教育実習「公害地域の今を伝える-大阪・西淀川大気汚染の地を訪ねて-」(9/4)

1 実習初日
9月4日、5日、京都精華大学の学生6人が、あおぞら財団で環境教育実習を行いました。京都精華大学の井上有一先生とあおぞら財団は、これまでも新潟、富山、西淀川で、公害地域の今を伝えるスタディツアーを行ってきました。昨年からは、京都精華大学のカリキュラムの一環として、西淀川で環境教育実習を行っており、今年はその2回目です。
9月4日は、午前中に西淀川公害訴訟の担当裁判官であった井垣敏生先生の話を伺い、午後は、被告企業であった住友金属工業株式会社の流れを汲む新日鉄住金株式会社を訪れました。
2 井垣元裁判官の話
井垣先生は、第2次~4次西淀川公害訴訟を担当した裁判長で、現在は、弁護士の仕事だけでなく、立命館大学法務研究科で後進の指導にも当たっています。担当裁判官の話を聞けるとあって、学生だけでなく、訴訟の原告の方々、弁護団に加わっていた村松昭夫弁護士やあおぞら財団のスタッフなど、多くの方が井垣さんの話に聞き入っていました。

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西淀川公害訴訟は、西淀川地域に住む公害被害者らが、国、阪神高速道路公団、企業10社に対し損害賠償と汚染物質の排出の差止めを求めた裁判です。20年に及ぶ裁判の末、被告企業とは第2次~4次西淀川公害訴訟の1審判決前に和解が成立、国、阪神高速道路公団とは同判決後に和解が成立し、終結しました。井垣先生は、第2次~4次西淀川公害訴訟の1審判決で原告の損害賠償請求を一部認容し、道路公害で国の責任を初めて認めました。
西淀川大気汚染訴訟は、井垣先生にとっても思い入れの深い裁判だったようです。裁判を担当するかどうか聞かれたときに、4年間は転勤がないようにしてほしいことや、補充の裁判官をつけてほしい旨を申し入れたこと、裁判の記録は256冊にも及び、並べると15メートルもの長さになったこと、判決をほぼ書き終わった頃に原告らと被告企業との間で和解が成立したため、判決期日を3か月先に延ばして判決を書き直したことなど、裁判の際の苦労や思い出話の数々を披露しました。判決の本文が1494ページにも及んだ理由について、井垣先生は、控訴されたときに、判断が覆されないよう、国民の支持を得られるような判決とするためであったと述べていました。自分の判決でこの裁判を解決させるのだという井垣先生の強い決意を、私は感じました。

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質疑応答の時間では、学生から裁判に関する多くの質問がありました。また、村松弁護士が和解を進めていた当時の裏話を披露したり、原告団に加わっていた公害被害者が井垣先生の話にコメントしたりするなど、多くの方から発言がありました。その中でも、公害被害者の一人が、井垣先生に対し「あの時は、ありがとうございました。」と述べた場面が心に残りました。
3 新日鉄住金の訪問
午後は、西淀川大気汚染訴訟の被告企業だった住友金属工業(現新日鉄住金)の製鋼所を訪れました。新日鉄住金では、総務部総務室長の服部善彦さんから、製鋼所の概要の説明受けた後、製鋼所の中を見学しました。同製鋼所は、日本最大級の16,000tプレスを有し、その大きさに圧倒されました。また、こちらで製作される鉄道用車輪・車軸は、国内シェア100%を誇ります。普段乗っている電車の車輪ができていく様子に、思わず見入ってしまいました。

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工場見学が終わった後は、質疑応答が行われました。学生の皆さんからは、大気汚染対策、水質汚濁対策等の環境対策について質問がありました。それぞれの質問には、服部さんをはじめ総務部の皆様から、硫黄酸化物については、燃料を変えることで発生を抑えていること、窒素酸化物については脱硝装置、ばいじんについては集塵機で対応していることの説明や、水質汚濁対策等について水質汚濁防止法、瀬戸内法に基づき対策を講じていること等の説明がありました。質疑応答の中で、西淀川公害に話題が及んだ際、「水でも大気でも、同じことを繰り返してはならない。」と力強く述べられていたのが印象に残りました。

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井垣先生、新日鉄住金の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

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京都精華大学
http://www.kyoto-seika.ac.jp/
新日鐵住金株式会社
http://www.nssmc.com/

2013年度インターン生 司法修習生 西谷祐亮

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