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【公開】西淀川公害オーラルヒストリー|行政職員・平子一彦さんインタビュー

西淀川の公害問題に深く関わってきた人々の声を記録する「西淀川公害オーラルヒストリー」。
今回は、行政職員として長年、公害補償業務に携わってこられた平子一彦さんのインタビューを公開しました。


「公害補償に携わった者として、西淀川に行きたかったんや」

平子 一彦(行政職員)

1956年(昭和31年)、布施市(現在の東大阪市)に生まれる。
高校卒業後、公害健康被害補償法が施行された翌年の1975年(昭和50年)に大阪市へ入庁。
1975年から約5年間、そして2012年(平成24年)からは約7年間、公害補償業務に携わる。
2019年に定年退職後も、西淀川区で会計年度任用職員として採用され、現在もなお、公害補償の仕事を続けている。

平子さんのオーラルヒストリー、ぜひご覧ください

行政の立場から公害と向き合ってきた平子さんが、なぜ西淀川にこだわったのか。
補償業務の実際や、当時の思いなど、貴重な記録が詰まっています。

ダウンロードはこちら(storesのサイトからダウンロードできます)
https://aozorazaidan.stores.jp/items/68351814902533bbe2c51bb2

他の方のオーラルヒストリーも公開中!

公害被害者、弁護士、医師、研究者など、様々な立場から西淀川公害を語っていただいています。
ぜひ、他の方の声もあわせてお読みください。

▶ 西淀川オーラルヒストリー一覧はこちら

https://aozora.or.jp/kougai_lecture/tool/oral_history/

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2025/06/04(水) 18:54

エコミューズ館長日記No.27

この頃は欧米系外国人・アジア系外国人が増えてきましたね。電車の中でも男女カップルもおるし、子供連れも同車することもしばしばです。地域活動もこのような方々との連携活動がこれからは増えていくのでしょう。

今日は、エコミューズの定例会議。本の形がほぼ整ったので、いよいよ製本を考えるようになりました。多くの人に手に取ってもらいたい、値段も安くしたい、との思いと、しっかりした本にしたいとの思いもあり、プロとしての出版社さんの指導が欲しいところです。定例会議が終ったら、引き続いて資料の勉強会。今回は小生が裁判と和解の結末を語る資料について、内容を紹介した。第一次訴訟の地裁判決から第二~四次訴訟の地裁判決における原告側優勢の判決がどのようにして実現できたのか。1981年3月29日判決の当日行った被告企業との交渉が大きな意味をもったのではないか…などいろいろと推測を重ねた。裁判資料の現物を開いて、関係資料を出席者の皆さんに見ていただいた。

昼食後、序文の記載について検討をした。まずまずのことは書かれているなぁと思ったのだが、1つだけ書き残している部分があると気づいた。それは原本資料というのは絶対的なものではなく主観的な性格も強いもので、思い違いや単純な書き間違えもあるという事実についてである。その主観性を克服するためには1点の資料を見るだけでは不十分で、他の資料と見比べてみる必要がある、ということである。2つ以上の資料において同一事物に関する記述が食い違っている場合、その出現がなにに基づいていたのかをよく考えてみる必要がある。それを考える中で、資料の表面には出てこない大事な真実があることに気づく。以上のことを書き忘れていた。これをなんとか書き込んでいきたい、と思った。ただし、すでに原稿が予定字数ぎりぎりまで使っている。どうしよう…。なかなかのことでは解決できないなぁ、と新たな悩みに頭を抱えてうちへ帰らねばならない。

夕方4時から5時までは、エレベーターの点検工事だとか。これを上手に外してあおぞら財団から今日はさよならしたい。

2025.5.19 小田康徳

—————————

あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。

【ご寄附のお願い】「西淀川公害がわかる資料集」のための寄附を募集しています。どうぞみなさまの寄附でこの活動を支えていただきますようお願いいたします。
■寄附の方法はこちら https://www.aozora.or.jp/ecomuse/contibution_doner

※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。

#おもろいわ西淀川
#にしよど
#魅力発信サポーター
#エコミューズ
#西淀川公害がわかる資料集

 

5/28(水)はあおぞら市です

次回のあおぞら市は

ごはんyaすみのさん、お総菜&お弁当の販売、のざとおやつファクトリー7373。さん身体にやさしいおやつ、

谷口ファームさん、かるる市さんのオーガニック野菜の販売、

富士製ぱん工場さん天然酵母のパンの販売、みどり商店さんの自然調味料などの販売、

介護アロマサークルレイズさん、足つぼマッサージ楽成体のマッサージの施術があります。

他、韓国のお菓子や福町名産のどら焼きなども販売予定

心と体にやさしい、こだわりの食と癒しがそろう「あおぞら市」!
おいしいごはん、おやつ、オーガニック野菜、パン、マッサージまで盛りだくさんです!

 

・・・・・・・・・・・

日 時=2025年5月28日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 8a出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

・・・・・・・・・・・・

■ごはんyaすみの

手作りお総菜を数種詰めた家庭的な味のお弁当の販売をします。

 

 

 

■のざとおやつファクトリー7373。

米粉のシフォンケーキとクッキーの販売

米粉を使った心と体に優しいおやつを作っています。
無添加のおやつで喜びや笑顔を循環させていきたいです。

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■かるる市
奈良県宇陀市でお米を農薬と除草剤を使用せず天日乾燥にて収穫します。

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■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な
南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるんです

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■みどり商店

ミネラルたっぷりの火に掛けていない天日塩マザーソルトをはじめとした自然調味料、

きららの石、機能的食品、お菓子、生活用品、月のしずく化粧品など”體からだ”と”心”を元気にする、商品を販売しています。

自然調味料に替えたら、元気になった、キレイになったと喜びの声を頂いています。
皆さまに知って頂けたら、幸いです。


■介護アロマサークルレイズ

11:00~13:30

〇精油(エッセンシャルオイル)の香りに包まれて触れ合いながらハンドケアで癒し空間を提供します。介護アロマサークルレイズというボランティア活動をしています。興味のある方一緒に活動してみませんか?
1回15分 500円

 

〇アロマスプレークラフトワーク

お好きな香りを選んでアロマスプレーを作ります。 1回 500円

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〇ドライヘッドスパ10分1000円 15分1500円

リラクゼーション、眼精疲労に。

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■足つぼマッサージ楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

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■あおぞら財団販売コーナー

・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなど

 

今後の予定

<2025年>6/11、6/25

 

 

 

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。

※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2025/05/27(火) 14:59

太陽の光で発電してくれました!(2024年分)

今年も一年、太陽の光で発電してくれました!

~西淀川あおぞら発電プロジェクト~

あおぞら財団では、「環境再生のまち」を目指して、大阪市西淀川区の未利用空間を活用して太陽光発電設備を設置する「西淀川あおぞら発電プロジェクト」を実施し、再生可能エネルギーによるエネルギーの地産地消をすすめています。

その一環として、2019年1月に、社会福祉法人あゆみ福祉会の協力の下、看護小規模多機能型居宅介護施設「ソラエ」の屋上をお借りし、設備容量5.5kWの太陽光発電を設置しました。

設置から6年が経過し、2024年も1月から12月まで太陽の光を浴びたソーラーパネルは毎日休まず発電してくれたので、発電量は、6,898kWh(2023年は7,072kWh、2022年は7,114kWh、2021年は6,825kWh、2020年は6,951kWh、2019年は6,705kWh)となりました。
これらの電気は全て同施設にて使用しました。

2024年度の発電量を電力会社が発電した場合は2,994kg-CO2の二酸化炭素が排出※1されます。

これは214本の杉の木(50年杉で高さが20~30m)が1年間に吸収・固定する二酸化炭素の量に相当※2します。

本設備設置にあたり、寄付や建設協力金をいただいた皆様、ご協力、誠にありがとうございました。引き続き、同施設を通じて、太陽の恵みを地産地消のエネルギーとして活かし、また、本施設を再生可能エネルギーの学びの場としていきます。
2025年5月

※1 関西電力2022年度のCO2 排出係数(調整後)0.434㎏‐CO2/kWhを参照
※2 出典・林野庁 杉一本で平均14㎏/年のCO2を吸収・固定するとして試算

協力団体
ECOまちネットワークよどがわ
自然エネルギー市民の会

※本取り組みは「平成30年度大阪府地域環境活動を広げる府民共同発電事業」による助成金を活用しています。

過去のブログはコチラ

https://aozora.or.jp/archives/40793
https://aozora.or.jp/archives/37728
https://aozora.or.jp/archives/31948
https://aozora.or.jp/archives/34509
https://aozora.or.jp/archives/36609
https://aozora.or.jp/archives/39043

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | にしよどnote | 地域づくり | 環境再生・まちづくり — aozorafoundation 公開日 2025/05/23(金) 11:31

西淀川公害オーラルヒストリーに森本英香さんのインタビューを追加

環境行政の第一線で長年活躍され、環境事務次官を務めた森本英香さんの貴重なインタビュー記録を「西淀川公害オーラルヒストリー」として公開しました。

1981年の環境庁入庁から、公害健康被害補償法の改正、PM2.5や地球環境問題への対応、そして西淀川公害訴訟をどう捉えていたのか。
公害被害者との向き合い方、行政と市民との関係の変化など、率直な言葉で語られています。
ぜひご一読ください。

西淀川公害オーラルヒストリー
https://aozora.or.jp/kougai_lecture/tool/oral_history/
ダウンロードはこちら(storesのサイトからダウンロードできます)
https://aozorazaidan.stores.jp/items/681b15fa62289b1965515938

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2025/05/19(月) 16:09
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